1ミリも恥ずかしいと思わないです
──“拝啓 ロックスター様2022”のMV撮影はどうでしたか?
チーチー : 衣装合わせのときに監督がMVの流れを詳しく説明してくださいました。「撮影し終わったあとに、みんなでハイタッチできるような撮影がしたい」、「恥ずかしいと思っても、そういうのは全部なしにして、これが当たり前と思ってやってほしい」と言っていただいたんです。その話のあと、撮影が楽しみになって、自分で「どうしたらおもしろくなるかな」、「こんなことしたらどういう反応があるのかな」ってことを考えながら撮影することがすごく楽しかったです。
──ド派手なMVですよね。
チーチー : そうですね。アナルちゃんとかペニスくんとかおもしろくて最高で、ASPにしかできないMVなのかなと思いました。
──本質的に下ネタは好きなの?
チーチー : 好きとか嫌いとかではないんですけど。いまの自分は1ミリも恥ずかしいと思わないです。ASPみたいなロックな曲をかっこいいなと思っていたけど、前の自分は人に言えなかった部分があって、そこは自分的に変われたと思います。
──ヌードっぽいジャケ写も発表しましたが、それも大丈夫でしたか?
チーチー : 最初は恥ずかしかったです。けど、恥ずかしがっている状態で撮影されて、それが世に放たれるほうがダサくて恥ずかしいなっていう考えになりました。世間からの評価に左右されない人は、「周りからどう思われても恥ずかしくない」っていう感情があるから、かっこよく見えるのかなと思いました。
──新曲“Hyper Cracker”の率直な感想を教えてください。
チーチー : デモ音源が届いたときは、ASPにはない曲だと思いました。ラップを自分なりに練習してレコーディングに挑んで、作り上げたものが世に出たときはワクワクしました。新曲を誰かに聴いてもらうことがすごく嬉しかったです。
──レコーディングはどうでしたか?
チーチー : レコーディングの日にちょうどご縁結びがあって、みんなよりも早く録ったんです。だから、みんなの声を聞かずに録るのが怖かったです。
──“Hyper Cracker”を手掛けたYohji Igarashiさん、Pecoriさんに会ってみてどうでしたか?
チーチー : オーラがすごかったです。レコーディングのときに、「その歌い方良いよ」って褒めてもらえたのは素直に嬉しかったです。