驚きもあったし嬉しさもありました
──合宿を体験してよかったなと思ったことを教えてください。
リオン : 合宿を体験してよかったことは、WACKのメンバーの方と一緒に練習したことです。特にチッチ(セントチヒロ・チッチ)さんが印象に残っていて、私のためになるアドバイスをたくさん言ってくれたのがすごく嬉しかったです。
──ちなみに、チッチさんとペアになって発表した、Mステのコントが最下位だったことについては、どう思っているんですか?
リオン : それはそれでいい思い出になっています。
──逆に、辛かったことは?
リオン : デスソースが辛かったです。辛いし苦手な味だったので、ご飯にデスソースが入っていたときが辛かったです。
──合宿中に、渡辺(淳之介)さんからのアドバイスで印象が強かった言葉はありますか?
リオン : 渡辺さんとの面談のときに、「もっとできるんじゃないの? 緊張してるのがすごい伝わってくるから、もっと緊張しないでやってほしい」と言ってくださいました。その言葉から“緊張って自分が思っているよりも伝わるものなんだな”というのがわかったので、もっと楽しんでいる姿を見せないといけないという考えに変わりました。
──合宿最終日、候補生で決めたチーム分けは、制限時間を決められたのになかなか決まらなくてヒヤヒヤしましたが、そのときどんな気持ちでしたか?
リオン : 最終日まで残って、この合宿は自分がどこまで自分を出せるのかを評価されると思っていたので、誰と組んでもあまり変わらないんじゃないのかなと思っていました。でも実際、誰と組んだらいいんだろうって悩んでいたし、自分がなにをするのが正解なのかがわからなくてなにも言い出せなかったです。
──最後日のパフォーマンス審査で発表した“FiNAL SHiTS”は手応えを感じましたか?
リオン : いままでのパフォーマンス審査のなかで、いちばんいいものができたと思うし、アユナC(チッチチチーチーチーの合宿時の名前)とタンタン(合宿時の名前)と私の3人グループだったんですけど、3人とも最後は気持ちが前向きだったし、ダンスも揃っていたと思います。
──その3人のグループになって、どんな“FiNAL SHiTS”にしようと思ったんですか?
リオン : 合宿6日目にアユニさんと候補生で“FiNAL SHiTS”を発表したんですけど、あまり上手に出来なかったからリベンジだと思ってやりました。あと私はダンスが苦手なので、ふたりと合わせるためにどの部分の振りが苦手なのかを伝えて、何回も教えてもらいました。
──合格発表のとき、渡辺さんから名前を呼ばれたときはどんな気持ちでしたか?
リオン : 合格したときは驚きもあったし嬉しさもありました。
──ちなみに、リオンさんは受かると思っていましたか?
リオン : WACKのオーディションに応募したときは、自分が受かることは考えてなかったです。でも、メール審査は通るだろうなっていう自信はありました。けど実際、合宿に来て3日目ぐらいから落ちるかもって思っていたので、受かる自信はあまりなかったです。
──受かった理由はなんだと思いますか?
リオン : 自分からは聞いてないんですけど、「目がよかった」と言ってくださっていたらしいです。候補生のなかでできないことがいちばん多かったけど、できないなりに諦めずにやっていたのがよかったんじゃないかなと思います。
──ASPに合格してご両親に報告したと思うんですけど、なんておっしゃっていましたか?
リオン : お父さんもお母さんも「すごいじゃん! 頑張ったね」って言ってくれました。
──忙しくなると思うんですけど、そこへの後悔はないですか?
リオン : ないです。ずっとWACKに入るのが夢だったのでそれが辛いとか全く思わないし、逆にここまで熱心にできるものができて嬉しいです。