ムーンライダーズ、カーネーションの系譜に連なるバンド、大なり><小なりの新EP、独占ハイレゾ配信
ムーンライダーズをはじめ、同バンドの鈴木博文が主宰する〈メトロトロン・レコード〉、そこに所属するカーネーションやGRANDFARTHERSと、1970年代後半から80年代にかけて日本のポップ・ミュージックを牽引してきた重要バンドの周辺でそれぞれ活動していたヨナフィ(ホモサピ)、宙GGPキハラ(ジャック達)、山口彩子、えみコバーンの4人が2008年に結成した大なり><小なり。
2016年4月、彼らが敬愛するバンド、GRANDFARTHERSとの共演がかなったことにより、両バンド・メンバー全員での合奏用として書き下ろされた「PLUG AWAY」が今回はじめて音源化された。さらに1stアルバム『フレット』からセレクトされた4曲のリミックス・ヴァージョンを含む計5曲を収録してミニ・アルバムとなった。共同プロデュースに安部OHJI、ミックス/リミックスを鳥羽修(ex.カーネーション)が担当、新境地となるサウンドスケープが誕生。本作をOTOTOY独占、さらにハイレゾ音源で配信です!
OTOTOY独占ハイレゾ配信!
大なり><小なり / PLUG AWAY+
【Track List】
01. PLUG AWAY
02. かんたんです
03. ハトなんですが
04. 変身
05. フレット
【配信形態 / 価格】
24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
単曲 270円(税込) / アルバム 1,080円(税込)
INTERVIEW : 大なり><小なり
遅れてきたニューカマー“大なり><小なり”。今回配信される新曲「PLUG AWAY」はメンバーのえみコバーン制作によるもの。ムーンライダーズから始まり、カーネーションやGRANDFARTHERS…。メンバー4人はそうした流れを汲む大きな輪のなかの一員として、バンドが結成される2008年まで、個々の活動を続けてきた。そのためか全員がバンドで作詞、作曲、またはアレンジを担当している。それはこのバンドの大きな魅力のひとつに違いない。
しかしあくまでも、このバンドの軸となるのはギター・ヴォーカルを務めるヨナフィだそう。40代後半を迎えてから同バンドを結成した彼は、これまでユニット「ホモサピ」として、アニメーション「PiNMeN」のサウンドを担当するなど、普通のバンドマンとは少し異なる経歴を持つ人物。そんな彼が楽曲にもたらす奇天烈なスパイスは、大なり><小なり楽曲に大きな影響を与えているという。ここでは彼らの結成から現在に至るまでの歩みについて話を訊いた。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文字起こし : 丸山健人
構成 : 鶯巣大介
写真 : 大橋祐希
ムーンライダーズがいて、カーネーションがいて、そんな系譜の様々な中に俺たちもいるみたいな
──バンドが結成されたのは2008年だったそうですね。その辺りの経緯から教えてもらえますか。
ヨナフィ : 当時、僕はユニットを組んではいたんですけど、あまり表立った音楽活動をしていなくて。それで2008年にジャック達の一色(進)さんが参加しているシネマのライヴをいまのメンバーと観に行ったんですね。その帰りに寄った居酒屋で、3人に「曲を作ってるんだったらバンドをやれば?」ってそそのかされたんです。それでその日に結成することになりました。
宙GGPキハラ(以下、キハラ) : もともと4人は友達だったんですよ。月に1回、ステーキを食べて、そのあとカラオケに行っていて(笑)。そういうことがきっかけとしてあったんですよね。それに俺としてもヨナフィと一緒にやるバンドがどんなものになるのかまったく判らないっていう楽しみもあって。
──キハラさんはジャック達として、また過去には面影ラッキーホールだったり、いろいろ活躍していたと思うんですが、ヨナフィさんはどういう活動をしてたんでしょう。
キハラ : 我々にリーダーと呼ばれているヨナフィは、池田爆発郎さんって人が首謀者のホモサピっていうユニットにいたんですね。
ヨナフィ : (池田爆発郎は)映像クリエイターですね。
キハラ : 2人でバンド形式で活動することもあれば、アニメーションに音を付けたりとか。その人はヴォーカルであり、ユニットのコンセプチュアルなものを全部作っていて。リーダーはその相棒というか音楽担当だったんです。俺はバンドとしてのホモサピと共演することもあったんですけど、ホモサピがやっていたものとして認識してたのは「PiNMeN」っていうアニメだったり…。
──これですか?
>>https://youtu.be/sGPfGI8sdww
ヨナフィ : そうですね。これは僕が音を作ってますね。
キハラ : だからリーダーは俺のなかで、アニメにおもしろい音楽を付けてる人っていう認識でした。池田爆発郎さんもヘンな歌詞を歌っていたんですけど、でもサウンドも奇天烈で。とにかくヘンテコな曲が多かったんですよ。だからこの人の才能をもう少しみんなに知ってほしいなって思っていて。俺も山口彩子(Dr&Vo)ちゃんも、えみコバーン(Ba&Vo)も「この人が裏方じゃもったいない」って気持ちが強かったのかもしれないですね。
ヨナフィ : それまで人の後ろでギターを弾くことはあったんですけど、40代半ばで急に前に立って歌い始めることになりました。
──なるほど。みなさんが友達として遊んでたっていうのも、お互いが近いシーンで活動していたっていう面が大きいんじゃないですか。
キハラ : ムーンライダーズがいて、カーネーションがいて、そんな系譜の様々な中に俺たちもいるみたいな。おこがましいのは百も承知でそういう感じはありますね。我々は一色さんの運営する〈GO→ST〉っていうレーベルに所属していますが、その一色さんがそもそもシネマで、それをプロデュースしているのが(鈴木)慶一さん。だから大雑把な流れで言うと、ムーンライダーズがいて、そのメンバーである(鈴木)博文さんの〈メトロトロン・レコード〉があって、そこに所属していたカーネーションやGRANDFARTHERSがいて。で何しろ我々もその周辺にそれぞれ生息していた、と。
──そういえばキハラさんのバンド・メンバーでもある、ジャック達の夏秋文尚さんはいま、はちみつぱいとしてドラムを叩いてますよね。
ヨナフィ : うちの山口彩子の師匠が夏秋さんなんですよ。
──そんな繋がりが!
キハラ : そうなんですよ。大きな輪のなかにいるっていう感じで、メンバーの4人とは繋がってはいたかな。俺が自分の企画でホモサピを誘ったのも、先に池田爆発郎さんとコミットしてたからで。っていうのも、えみコバーンの1stソロ・アルバムのジャケットのデザインをしてくれてたからなんですよ。その音源は夏秋さんの自宅スタジオでも録音していて、その時のドラムが山口彩子ちゃん。みんな何かしらで関わってたんですよね。
ヨナフィ : 入り組んでるけどね(笑)。
元シュガーベイブの村松邦男さんが「いまのバンドどうするつもりなの?」って真剣にいろんなことを話してくれて
──では大なり><小なりの音楽についても訊いていきたいです。基本的に曲を作るのはヨナフィさん?
ヨナフィ : そうですね。でもえみちゃんもシンガー・ソングライターなので割合は7:3くらいですね。あとは彩ちゃんが歌詞を書けるので、それに俺か、えみちゃんが曲を付けたり。いろんなパターンがあります。やっぱり組み合わせることでおもしろいものができるんですよ。
キハラ : そう。えみちゃんなり、彩ちゃんが「歌詞ができたから曲を付けてくれないか」ってリーダーに頼んで、すごいものが戻ってきたことがあったよね。爆発郎さんとユニットをやっていたときのリクエストに合わせて曲を作るっていう経験が大きいんじゃないかな。
ヨナフィ : 僕の曲が奇天烈だって話が出ましたけど、本当にすごいヘンな曲を書くのはえみちゃんだと思います。『フレット』(2015年リリースの1stアルバム)に入ってる「今日でおさらば」とかさ。拍子はおかしいし、ヘンに魅力がある曲ですよ。
──先程から奇天烈とかヘンテコっていうキーワードが出てきてますが、そういうストレンジなポップスっていうのは、結成時からバンドで共有していたイメージですか?
ヨナフィ : いや、どうなるか全然わかんなかったですね。まずえみちゃんがベースを最初はそんなに自由には弾けないから、どうやって進めたらいいのかってところはあったよね。
キハラ : 初心者だったんです。えみコバーンはギターを弾いて歌う人だったんですけど、メンバーにベースがいなかったから弾いてくれることになったんですよ。でもやっぱりヘンテコな曲っていうか、XTCっぽいものっていうキーワードはあったんじゃないかな。ニューウェーヴとか。蓋を開けてみると、サウンドはそれだけじゃないんだけど、ひとつのテーマとしてはそういうふうになってるかな。
ヨナフィ : まぁ俺がXTC大好きっていうのが関係してるかもね。実は彩ちゃんはあんまりXTCを受け付けないんですよ。結成してからいろいろ音楽の話をするじゃないですか。でも話せば話すほどみんなと合わないなぁと思って(笑)。
──一緒に仲良くカラオケ行ってたのに(笑)。とはいえ今回の新曲「PLUG AWAY」はアンサンブルが見事だなと感じたんですね。ここまで仕上げるまでにバンドとして苦労したんじゃないかなと思ったんですが。
キハラ : 2012年に『ミーティン』を出してからツアーに出たんですね。そのあと周りから「演奏は上手くなったけど、逆にかっちりしてライヴ感がない」とか「ただ再現しているだけ」みたいなことを言われたんですよ。だからそのあとライヴをたくさんして、さらに曲を書くことに邁進したというか。
ヨナフィ : そのころにライブでR・O・M・Aと共演して、メンバーの安部OHJIさん、元シュガーベイブの村松邦男さんと知り合いになったんです。2人にはすごく良くしてもらって、本当に意味ある助言をいっぱいいただきました。
──安部OHJIさんは『フレット』でもプロデューサーとして関わっていますね。
キハラ : R・O・M・Aに企画イベントに出てもらったとき、俺はすでにジャック達で共演してたんですけど、そのときリーダーは村松さんたちと当然まだ面識はなくて。それでライヴ前に2人と「どうも」って挨拶をするくらいだったんです。でも本番が終わったら、村松さんがリーダーに向かって「君はいままでどこにいたの?」って言うわけ(笑)。「ギターは上手いし、曲もおもしろいしさ」って。リーダーはシュガーベイブのコピー・バンドをやってたくらい村松さんのことが好きでね。
ヨナフィ : 本当にすっごい大好きなんですよ。それが村松さんのほうから寄ってきて、そんなこと言っていただけるなんて…。
キハラ : それは心底嬉しかったよね。そのあとでも、村松さんが「いまのバンドどうするつもりなの?」って真剣にいろんなことを話してくれて。だからその助言をどうフィードバックして、バンドをおもしろくするのか。ってところから『ミーティン』を出したあとの2年くらいはずっとライヴばかりやってたのかな。
──なるほど。そういう期間を経て、2015年には1stアルバム『フレット』をリリースします。
ヨナフィ : まず、サイケなThe Dukes Of StratosphearっていうXTCの変名バンドを宙(キハラ)に聴かせたんだよね。
キハラ : そのとき「次の作品のキーワードはこんな感じ(サイケ)にしたいと思ってる」って言われて、4人で集まってサイケについて話しあったり(笑)。結局、メンバー誰ひとりとしてサイケを理解していなかった訳ですが… そんなこんなでアルバムの録音をどうしようかっていうときに、安部OHJIさんから「録音するならいつでも手伝うよ」って言われていたことを思い出して。
ヨナフィ : OHJIさんはプロデューサーとして、トータル・バランスを見て「こういう要素がほしいね」っていろいろリクエストしてくれたんです。それに沿うように進めてたら、14曲になっちゃった(笑)。
キハラ : それで曲を詰め込んで、結果的に集大成みたいな感じになったよね。でも歳も歳だし、いつまたなんどき世の中に何が起こるかわからないし、入れちゃえ、入れちゃえって。
憧れの先輩GRANDFARTHERSと2マンができるということになりまして「一緒に演奏できる曲を作る!」って宣言したんです
──と言いながらそこから1年という短いスパンで、今回5曲入りの『PLUG AWAY+』を出すことになりましたね(笑)。
ヨナフィ : これは出そうとは思ってなかったんだけど、僕ら4人の憧れの先輩GRANDFARTHERSと2マン・ライヴができるということになりまして(2016年4月)。そしたらえみちゃんが「一緒に演奏できる曲を作る!」って宣言したんですよ。そしたら宙(キハラ)も「これは配信します」ってライヴで話をして。
キハラ : ライヴで共演すると大体アンコールとかで合奏するじゃないですか。それでお互いの曲をやって終わりでもいいかなって思ったんですけど、それは予定調和だし。
ヨナフィ : GRANDFARTHERSのファンもコアな人が多いんで「大なり><小なりと一緒にやるならあの曲でしょ」って向こうから言ってくるんですよね(笑)。それも癪なので「じゃあ一発かましたれ!」ってね。
──「PLUG AWAY」の作詞/作曲はえみコバーンさんなんですね。
ヨナフィ : そうですね。でもこの人(キハラ)がバンドで初めてアレンジを担当してるんですよ。
キハラ : 曲が最初できたときにAメロ、Bメロ、サビみたいな形だったんですけど、2組で合奏するんだから、どっかの部分を向こうが歌ったり、弾いたりし合いたいなあ、と。だからそれを配分するために俺がパズルみたいに構成を組み変えたんですよ。そのときに演奏面でもっとおもしろいパーツをってことで、変拍子の部分とかイントロの「6.6.4」のループフレーズとか色々足してみたんです。合奏するとなるとギターは4人もいるし、あれもこれもやりたいなって考えた結果、無駄なところが増えました(笑)。って無駄なのかよ(笑)! 共演したライヴではループフレーズのハモリは西村(哲也)さんに、変拍子パートのギターソロは青山(陽一)さんに無理やり弾いてもらってたんだけど、今回のレコーディングではその全部をリーダーが弾いていて。これがもうすごくカッコよくて、ギタリストとしてのリーダーの素晴らしい部分がばっちり出てる。
ヨナフィ : 僕らはそんなバンドじゃないのに、これはどこかプログレっぽいんですよね(笑)。変拍子のところとか。こんなにコーラスがいっぱい入ってる曲もないでしょう。
──今回はこの曲のほかに、前作から4曲のリミックス・ヴァージョンが入ってますよね。これはなぜ収録したんですか?
キハラ : 『フレット』のツアーが終わったときに、次のバンドの課題はなんだろうなと考えて。いまの若い人たちと俺らが決定的に違うのは、音像に関して無頓着すぎるってことだって感じたんです。例えばSuchmosとかを聴くと、音空間がかなり重要になっていて、そこが全然違う。そういうことを考えていたときに、そう俺、個人的にLOST IN TIMEがすごく好きなんですが、特にここ数作くらいの彼らの音がすごくいいなって思い起こして。要は全部の音が過不足なく聴こえるんです。それをやってるのは誰だろうってあらためて思ったら、鳥羽(修)さんなんですよね。
──あぁ。それで今回の『PLUG AWAY+』も鳥羽さんがミックス/リミックスを担当してるんですか。
キハラ : そもそも、GRANDFARTHERSの再結成アルバムは当然大好きだったけど、やっぱり鳥羽さんが音像を作っていたし。それで全部繋がったというか、もう悩む必要はない絶対鳥羽さんに頼むべきだって思ったんですよ。それでまずは『フレット』の中からメンバー総意で選んだ数曲をミックスし直してもらおう、前のヴァージョンと絶対違うものになる筈だと。結果それがもう想像以上にすごく良かったので「PLUG AWAY」も問答無用でお願いしました。いまは鳥羽さんの調整する音色とか、音の配置が自分のなかで1番流行っているんです(笑)。
──そういう視点があって旧曲のリミックスを新曲に入れたんですね。では最後に大なり><小なりは今後どういう動きをしていこうと考えているのか教えてください。
ヨナフィ : いままでみんな仕事があるのにいっぱいライヴをして、曲も作ってきたので、ちょっと生き急いできたかなって気もするんです。これからはじっくり腰を据えて作品を作っていきたいですね。『フレット』を出してから、仕事が忙しくなっちゃって、俺は全然曲を作れてないんですよ。だから1番元気のあるえみコバーンに作ってもらおうかな(笑)。まあバンドなんで主導権を握る人は誰になってもいいかなと思ってます。
キハラ : 曲がクリエイトされてから前に進む感じですね。でも誰から出てきた曲でも、やっぱり1回リーダーのフィルターを通して、そこから出てきたアレンジを落とし込んでいくっていうような作業になるのかなと思いますね。
ヨナフィ : でも「PLUG AWAY」は宙がアレンジしたんだから、これからもアレンジを続けていけばいいんじゃないかな。どう?
キハラ : 俺は何しろまずは事務担当だからね。でもそれはまあさておきやっぱり大なり><小なりは、この4人じゃないと出てこないヘンテコな音があって、そこからまたリーダーのフィルターを通すと、曲が全然違ってくるっていうおもしろさがあると思っているんですよ。
──大なり><小なりにとってヨナフィさんはエフェクターみたいな存在なんですね。
キハラ : そう! エフェクターです。それもかなり歪む(ゆがむ)、やつ。
LIVE INFORMATION
買い物上手と猫下僕
2016年8月20日(土)@中野オルタネイティブカフェ
出演 : ヨナフィ(大なり><小なり) / Bargains
OPEN 19:00 / START 19:30
前売 2,000円+1D / 当日 2,500円+1D
夕陽ヶ丘ノブ弾き語り企画「クレヨンギタースケッチブック」
2016年9月4日(日)@大塚MEETS ※昼の部
出演 : えみコバーン(大なり><小なり) / ノブ(夕陽ヶ丘) / mitz(fa-faホホホ友禅) / タケウチゲン(極楽商店街) / ミカ・メランコリック(ハイイロジェントルダイナソー) OPEN 11:00 / START 11:30
前売 1500円 / 当日 1800円
LIVE SMILE!
2016年9月18日(日)@渋谷喫茶SMiLE
出演 : ヨナフィ(大なり><小なり) / 柴山一幸 / ニシイケタカシ(双六亭)
OPEN 19:00 / START 19:30
前売、当日ともに 2000円+1D
マニアック京都21周年企画『レムリアの年月』
2016年11月26日(土)@渋谷 Last Waltz
出演 : 大なり><小なり、マニアック京都、カゲル、ぽち
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 2500円+1D / 当日 3000円+1D
PROFILE
大なり><小なり
「ホモサピ」よりヨナフィがヴォーカル&ギター、ホモサピのサポート・ドラマーであった山口彩子がドラム&ヴォーカル、「ジャック達」より宙GGPキハラがギター&コーラス、本来ソロSSWであるえみコバーンは楽器をアコギからベースに持ち替えベース&ヴォーカルとなり、定期的なカラオケ・ミーティングから2008年発展的にバンド結成。精力的にライヴ活動をしながら、2012年初音源となるミニ・アルバム『ミーティン』を、2015年には待望の1stフル・アルバム『フレット』発表。