2026/08/10 18:30

先週のオトトイ(2026年8月10日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ーblue web.の1stアルバムから。シューゲイズの感傷と焦燥、夏と青の秘密が分かる傑作です(高田)

ーmaya ongaku3年ぶりのアルバムから一曲(菅家)

ーさらさ、EPICよりメジャー・デビュー!(石川)

ー16年ぶりのアルバムよりそのミニマル・ミュージック性に重きを置いた一曲(津田)

ー梅井美咲と北村蕗によるクリエイティブ・ユニット(西田)

ー曽我部恵一、関美彦に作詞提供した楽曲を自身の演奏でリリース。リバーブがかった、気だるいサッド・フォーク。(高木)

その他の追加曲は、 東京真中 “ポッペンキュート”NaNoMoRaL “知らない誰かへ”THE BERSERKERS “一点”雪国 “おやすみ”life crown “おくれた光”Inner Science “Friday Track 02”荘子it “そして人生も夢も続く”nonoc “float time” “” “” “”

編集後記

夏帆読了
ずっとどうぶつの森スタイルで独立したスタンドに掛けてあった数本の竿物をどうにかしようとハードオフへ。HERCULESの三本掛けの美品が3000円で売っていたので買って、部屋がとてもすっきりした。先々週の後期から1週間と少しかけて村上春樹の「夏帆」を読んだ。「ドライブ・マイ・カー」のような、人間関係、それに伴う感情やわだかまりがキーになった話で軸としてはとても好みだったし面白かったんですが、あまりハマらず。どうしてか考えてみたところ「そうしないわけにはいかなった」のうえに当人の衝動性を見出したかったのかもしれない。主人公像としては現代の若者な感じで、ヨーロッパの小島に行く必要が出てきた時に仕事を無理やり休んで飛び出していくようなバイタリティがある感じではなかった。例に漏れず自分もそんな感じの若者なので、パッションを渇望しているのかもしれない。飛行機に飛び乗りたい!(菅家)

映画ちいかわ、2回め
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』、2回めです。公開3週めにしてIMAXスクリーン復活しすぎ。「予想外に音楽映画・音映画だったので次は音響が良いスクリーンで」の大チャンスなので行ってきました。ちなみにIMAX映像については、作品の最終形として画角が複数あることに、クリエイターはどう折り合いをつけてるんだろう? と気になってしかたない派で、観ていていつも複雑な気持ちになるのですが、音の良いスクリーンでのこの映画は、確実に良かったです。公開3週めは入場者特典第2弾も開始。これが「ボンボンドロップシール」で、「なんかすごく流行ってるらしい」以外の知識はないのですが、プロダクトとしてのクオリティの高さは見ればわかります。すげえな。映像面では、特に背景の描き込みとデフォルメと余白を堪能しました。上映が終わると、隣の席の男子が「ホラーじゃん…」と呟き、帰りのエスカレーターで女子が「見て見ぬふりをした」と、まったく小難しくなく平易で的確な日本語を使っていたのが良かったです。しかし、人魚に陸上植物を司る力があるって、そんな発想どこからくるんですか? そういう神話があるんだろうか?? 音楽はやはりEDの “机さする” に尽きますね。歌終わりまではパーカッシヴに進んでいき、アウトロでベースとドラムが突然効いたかと思いきや、最後 “ビーチボーイズ” 終わりなのが最高。歌詞の解釈は諸説ありますが、私は、2番は1番と同じ日の夜ではなく、年月が経ったあとの夜、派です。1番は部屋にふたりでいる。2番はひとり。ああ胸が……(高田)

移動距離
昨日は、立川ステージガーデンでカリスマの3DCGライブ。ずっとカリスマを追いかけているんだけど、本当に何を見せられているんだの連続で楽しかった。新曲があまりにも浪漫溢れる、というかオマージュがすぎる楽曲で爆笑してしまった。そしてその後大宮ソニックシティーまで、梶浦由記さんのライブへ。秋放送の「レイアース」の曲や、今月末公開の「まどマギ」の主題歌がどこより早く生演奏で聴けて、超嬉しかった。「まどマギ」の映画楽しみがすぎるので、今日から履修体勢に入ります。(西田)

〈WE PLAY MUSIC〉
先週足を運んだlife crownの自主企画〈WE PLAY MUSIC〉がとてもよかった。主催のlife crownに加え、Fallsheeps、皆川溺集合体が出演。それぞれ近いところで音を鳴らしているようで、強烈な個性を放つ皆川溺がいい塩梅に崩しにかかっていて奥行きが生まれていた。life crownはなにより曲がよくて、真正面からズドンと音をぶつけてくる感じが爽快。新曲「おくれた光」は導入から新しい挑戦を感じさせる楽曲で、歌詞含め胸に迫る名曲です。(石川)

「魂の読書」なるか?
数ヶ月前に友人と昼から酒を飲んでいて、大学生までの時とは違って最近は「魂の読書」をしていると言っていた。人生で何か出来事が起こって、どう対処すればいいか考えるために哲学書を読んでいるという話で、哲学を知るために読んでいたあの頃とは違う、実践込みで読んでいるんだということだと受け取った。ある地点からこれを知るために学ぶ、から出来事に沿って学ぶ、に変わっていく感覚はわかる。昔は何かを知るために何かを知る、というのが迷宮に入っていくようでなんでやる必要があるのかわからなかった。今はまあ、魂の読書、やる必要がありそうだということで、色々と借りてザッピングしたり、人と話す時何について学んでいるかという話を聞いたりして、魂の数冊を選ぼうとしているわけだが、こういうことをしているうちに次の出来事がやってきて、大抵それどころじゃなくなってしまう。普通に酒を辞めたり寝過ぎるのを辞めたりしないと、欠けたままの自分といるハメになる。参照するために休憩する、が、本当に休憩しただけだったということが多い。かったるいわ。今読まないといけないと思っているのは「カーニバル化する社会」と「左派ポピュリズムのために」、持ってないけど「ストリートの思想」も薦められた中では一番気になっている。こうなってくると音楽聴く感じでもなくなってしまう。(津田)

先週の特集記事

先週のオトトイ(2026年8月3日)

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伝説のレコード『ウルトラマン大百科!』誕生秘話──藤田純二が語る、歴史を動かしたマニアの熱意

Finallyが開く、新たな「door」

〈BIG UP!〉ロスレス配信開始

DJ KRUSH & ILL-BOSSTINO、Ado、TrySail、曽我部恵一など注目の新譜を紹介【8月第1週】

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.389 親愛なる隣人

他者からの評価を手放したとき、音楽はようやく自由になった──さらさ、“Live Bluesy”を掲げたメジャー・デビュー作

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