先週のオトトイ(2025年10月27日)
OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ーダニエル・シーザー最新作より、アルバムの最後を締める、ボン・イヴェールをゲストに招いた1曲。アルバム、この寒くなってきた時期にいい感じです。(高木)
ー黒沢薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)による、椎名林檎と宮本浩次のカバー(津田)
ー11月リリースの2ndアルバム『DEAR MYSTERIES』より先行リリース(菅家)
ー先行曲もなく突如リリースされたセルフタイトル・ミニアルバム。マスロック、ポストロック、ドリームポップ、ミッドウェスト・エモ、スタジアム・ロック等々の多要素が絡みあう多様な全7曲から、悩んでこの曲を。(高田)
ー"シンセの歌姫"山口美央子のニューAL(津田)
ーライブ会場限定で販売していたEPが配信解禁(藤田)
ーアヴァンギャルドなエレクトロニカに映し出された、現代を生きる音楽家としての姿勢。かっこいいです。(石川)
その他の追加曲は、 Yazmin Lacey “Love Is Like The Ghetto”、 なとり “にわかには信じがたいものです”、 友成空 “咆哮 - HOKO”、 田中ヤコブ “いつか終わる恋のために (feat. 榊原香保里)”、 ponderosa may bloom “hana no ame”、 米津玄師 “KICK BACK (Tomggg Remix)”、 moreru “完全他殺マニュアル”、 SaToA “三月の歌”、 テクノポップ・有機・シンセサイザーちゃん “エレクトリック・ミラージュ・感情”、 folk enough “and yet she blooms...”、 The fin. “Spiral”。
編集後記
レコーディング
週末は知人のバンドの録音を手伝った。ソフトを触るのが上手いわけではないので、マイクを立てて線を繋げ、音に対して口出しをするという絶妙な立場だった。現場(というには少しゆるすぎるが)の感覚に近くありたいので、こういった機会があるのはとてもありがたいなと思う。若いバンドがしっかり評価される土壌ができてきた感覚があるので、音源作り、頑張って欲しい。(菅家)
Oasisを東京ドームでみてない
タイトルオチ。本日は以上です。(高田)
OASISの前座
先週火曜日は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとASHのスプリットツアーへ。向かっている途中に届いたアジカンのOASISのゲストアクトの報。いやあ震えた。その流れで見たライブが、「君の街まで」から「ブラックアウト」、「サイレン」、それに「24時」に「ノーネーム」と自分の青春フラッシュバックみたいなセットリスト。これはASHと出会って20年だからだと思うのけど、とにかく激ヤバでした。この日のライブを観たおかげで、彼らが東京ドームで「リライト」の大合唱を巻き起こしたと聞いて、本当に涙が出るくらい感動した。アジカン最高だぜ。(西田)
別の体力
土曜日は友人と下北沢BONUS TRACKのレコード・フェアへ。今年はレコードを買う意欲が大幅に失われており、ほとんど購入していない(中古CDばっかり買ってる)&レコ屋でひたすらレコードを見るみたいなことをしていないのもあって、いざたくさんのレコードを前にしたときに、何が聴きたい気分か全く分からなくなるという。これは聴きたいし、値段もそこまでだぞ…と頭に記憶していたレコードを最後に買おうと思ったら、買われていた。こういうときほどめちゃくちゃ後悔が。仕事上デジタルのジャケット画像は毎日死ぬほど見ているわけですが、レコードを掘るのはやっぱりまた別の体力と習慣づけがいるなと思わされた次第。帰ってから、ありがたいことに無料配信していたtoeの25周年記念ライブ@両国国技館を見る。初期曲から最新曲、ゲストも招いてオールタイム・ベストなセットリスト。山嵜さんのMCにグッときて、Wアンコールが"path"だったの最高でした。(高木)
シグネチャーって人生なんですか?
土曜深夜はかなり久しぶりにオープンソースへ。PhoneheadさんとDJ KURIさんの二人会。基本的に長時間テクノを聴くことはあまりないのですが、KURIさんの場合はそこにトライバルぽい質感のビートや、サイケロックのうわ音みたいな効果的な音入れ替わり立ち替わり現れて、景色が変わっていく。ので聴いていて全く飽きない。ベースの要素が強いっていうのもあるかもしれませんが、どんどん奥深くまで連れていかれる感覚に陥りました。フロアを宇宙船みたいにしちゃうDJが好き。PhoneheadさんはB2Bとか以外でガッツリ見るのが数年ぶり?とかで、結構イメージが一新されました。KURIさんの広がりまくった宇宙をヨ・ラ・テンゴのフィードバックノイズに回収してからダウンテンポにガラージに、デトロイトなテクノに、アフロジャズのリミックスに、最終空間埋め尽くすような四つ打ちとアシッドサウンド!その突き抜け方と縦横無尽なかんじに人の歴史を覗き見してしまったかのような気持ちに。翌日のDYGLツアーファイナルは、3rd以外の曲を満遍なくやってたのかな。ガレージロックから端を発して、オルタナティヴ、ハイパー、ポストパンクと純粋に追ってきたものを手に完全オリジナルな形を手に入れているのだなと感じさせられるライブ。節々に感じるメンバー全員の温かさと真っ直ぐな魂を感じて、勝手に感動する瞬間もあった。とにかくメロディがずば抜けていいバンドですね!とも感じました。永遠にこのバンドやってほしい。人の核をじっくり見た二日間になった。(津田)
華金の喪失感 公開から約1か月半経つ、大人気映画『チェンソーマン』を、ようやく見に行くことができました。なかなかタイミングが合わず、念願の鑑賞です。
当日は、最高の時間にするため、会場のど真ん中の席を即座に予約し、それまでにこれまでのストーリーを復習。さらには、話題の劇中歌である"IRIS OUT"と"JANE DOE"を毎日聴いて気持ちを高めていました。
映画鑑賞後の感想は、一言で表すなら計り知れない喪失感です。切なさ、感動、そして迫力に、心がいっぱいいっぱいになりました。
鑑賞後、MVや考察動画を漁っていたら、あっという間に私もレゼロスの仲間入りです。公開が終わる前に、次は4DXでこの圧倒的な世界観を体感しに行きたいと思っています。これ以上はネタバレになってしまうので、詳しいことはぜひ皆さんも本編を見て、この衝撃を味わってほしいです。(福泉)
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから








































































































































































































































































































































