ENVii GABRIELLAが『TRIGENESICA』で鳴らす、自由と鼓舞のクラブサウンド!──5周年で再確認した「エンガブらしさ」

「オネェがお届けする総合エンターテイメントユニット」をキャッチコピーに活動する、ENVii GABRIELLA。Takassy、HIDEKiSM、Kamusの3人が、ソロ活動を経て改めて「エンガブとして音楽をやる意味」を見つめ直し、完成させた3rdミニアルバム『TRIGENESICA』には、3人が原点として愛してきたアンダーグラウンドなクラブサウンドと、今の3人だからこそ届けられるメッセージが詰め込まれている。リード曲「Empowerment」をはじめ、自由に生きること、誰かを鼓舞すること、そして日々の暮らしのなかで感じる違和感まで、3人はどこまでも自分たちらしい言葉で語ってくれた。
クールでダークでカッコいいエンガブ!
INTERVIEW : ENVii GABRIELLA

インタヴュー・文:坂井彩花
写真:二瓶彩
“運命”って言葉を使うと、むず痒い
──10月でメジャーデビュー5周年を迎えますが、現在のENVii GABRIELLAはいかがですか。
Takassy:いい感じ。
HIDEKiSM:なんかPUFFYみたい(笑)。ちゃんと5年だったよね。
Takassy:そうそう。あっという間に過ぎ去るわけでもないし、すごく時間がかかった感覚もないし、本当に程よい5年間だったなって思います。私たちもキングレコードも一緒に悩み抜きながら、年に1回のペースで作品を出させてもらって。共闘作業で濃密な時間を過ごした期間でした。

──具体的には、どのようなことを悩み抜いてきたのでしょうか。
Takassy:簡単にいうと、「どうやったら売れるか」ってところ。「どういう楽曲を出せばいいか」「どういう作品にすればいいか」と頭を突き合わせて話し合い、アルバムごとに手を変え品を変えやってきました。1曲1曲に思い入れがありますし、なかでもリード曲は、「キングレコードのスタッフさんと、こんなやりとりをしたな」と色濃く覚えています。
HIDEKiSM:この5年間で仲間が増えて、私たちだけでは成しえないようなことが、できるようになっていったよね。テレビやラジオ、こういった取材の機会もそうですけど、本当に活動の幅を広げていただきました。会場の規模もどんどん大きくなっていて。Zeppツアーや私たち史上最大規模となるKanadevia Hallでのワンマンライブを実現できたのは、本当に仲間がいたからだと実感しています。
Takassy:いいチームとスタッフさんに恵まれた、いい5年間でした。
──2月に開催されたワンマンライブ『TRIGENESICA』を世界観の入り口とする、3rdミニアルバム『TRIGENESICA』は、どういった経緯で生まれたのでしょうか。
Takassy:去年の夏、ソロライブなど個人での活動時期を経て、久しぶりに3人で会ったら、ひとりで過ごす時間のなかで、それぞれがエンガブを結成した頃の気持ちやエンガブとして活動する意味を別ベクトルで考えていたことが発覚したんです。
HIDEKiSM:「同じこと思ってた」みたいなことがよくあるよね、私たち。
──運命のような3人ですね。
HIDEKiSM:それは、ちょっと重苦しい感じがする(笑)
Kamus:“運命”って言葉を使うと、むず痒い。
Takassy:寄合いだからね、うちら。

──ソロ活動期間が明けたあとは、どうなっていったんですか。
Takassy:次はシングルを切ることが決まって、「どういうコンセプトにするか」という話になったとき、「突っこんだものをちゃんとやりたい」と思ったんです。言葉を選ばずにいうと、聴いている人に媚びることなく、自分たちがカッコイイと思っているやつを「これです」ってやりたい想いがすごく強かった。個人活動期間に「なんのために曲を作ってるのかな」みたいなところまで掘り下げたとき、流行っているものを作るのではなく、自分がカッコイイと思う音楽をやって、それを「良い」と言ってもらって広まっていくのが、一番エンガブらしいなと思ったので。「初心に戻りたい」って想いもあったのかな。私たちってクラブ育ちだから、エンガブをやり出した頃の低音がゴンゴン鳴ってるアングラなムードの楽曲がやっぱり好きなので。
HIDEKiSM:そうそう。
Takassy:それで、ふたりに「テックとかハウスとか、四つ打ちがゴリッとしてるアンダーグラウンドなクラブサウンドがやりたい」と伝えたら、もともと2人とも好きなジャンルだったのもあって「やってみよう」って。私たちのライブってパッションとか熱量みたいなタイプですし、そっちに振り切りたかったんです。やっぱりエンガブらしさって、攻めの姿勢に表れると思うから。今回はいつもと違い、同系統の楽曲でひとつのコンセプトにする方針だったので、「私たちが「得意だよね」って堂々とできるような楽曲を詰めたい。もう一度やりたい」という気持ちが強く出たアルバムになりました。


























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