夏の終わりに見えた、SKE48の次の物語──「ため息未来」と5人の決意

SKE48が37枚目のシングル「ため息未来」をリリースした。夏の終わりを切り取った新曲には、楽しさだけではない、どこか切ない表情も描かれている。今回OTOTOYでは、メンバーの伊藤実希、佐藤佳穂、浅井裕華、河村優愛、森本くるみの5人にインタビューを実施。笑いに包まれたトークのなかから浮かび上がってきたのは、変わり続けるSKE48の現在地だった。
SKE48、37thシングル!!
INTERVIEW : SKE48(伊藤実希、佐藤佳穂、浅井裕華、河村優愛、森本くるみ)

夏は、いつか終わる。だからこそ、その瞬間は特別になる。SKE48の37枚目のシングル「ため息未来」は、そんな“夏の終わり”を描いた一曲だ。少しの寂しさと、まだ終わってほしくないという気持ち。そんな楽曲を携え、SKE48は今年の夏を駆け抜けた。笑いの絶えない5人の会話の先にあったのは、SKE48のこれからに対する真剣な言葉。20周年、そしてその先へ。いま、このグループで生きる5人が見つめる未来とは。
取材&文 : ニシダケン
写真 : 宇佐美亮
「かわいいのなかに切なさが入ってる楽曲」は最強
──「SKE48 SUMMER Tour 2026」が開催されましたが、実際にやってみていかがですか?
佐藤佳穂(以下、佐藤):今年のツアーは、めちゃめちゃ熱かったですね。去年はチームで回ったところを、今年はチーム全員を、『ぶどばな組』、『べりー組』、『ももめろ組』の3組に分けて行いました。フルサイズでやる曲が多いので、ファンの方も2番が聴けて喜んでくださっていたら嬉しいです。
浅井裕華(以下、浅井):私は福岡公演が印象に残っています。もう町がほんとに暑くて、そのなかでファンの方と集まってライブをさせてもらったので、より灼熱の夏を感じられましたね。
伊藤実希(以下、伊藤):私はぶどばな組で、このSUMMER Tourの初日を飾らせていただいたんです。私たちからこのツアーがはじまるということで、いろんなプレッシャーもあり、どんな反応がくるのかなっていう状態でステージに立ちました。でも本当にたくさんの方が来てくださったんだなって実感して嬉しかったです。
──こういったツアーと劇場公演とは、やる側として、感覚にどんな違いがありますか?
佐藤:ふだん聴くことがあまり多くない曲とかも、ツアーではできるのがいいですね。SKE48には、すてきな楽曲がいっぱいありますし。私は10年目なので、久しぶりに“放課後レース”という曲を踊れたのが楽しかったです。後輩たちははじめてやる楽曲がたくさんあるので、それもまた大変だなとは思うんですけど、いい経験になっていたら嬉しいです。



──ツアーのなかで、印象に残っている曲はありますか?
森本くるみ(以下、森本):私は、“誰かの耳”ですね。ツアーは、オリジナルと同じように、手袋をつけてパフォーマンスしたんです。ライブならではなのかなと思って嬉しかったです。
佐藤:リハで上手く手袋がつけられなくて、叫びながらやったよね(笑)。
森本:そうなんですよ!ファンの方に見えないように照明が暗くなってて。そのなかでつけなきゃいけないのが大変でした。
浅井:私はHKT48さんの“メロンジュース”を歌えたのが嬉しかったです。HKT48さんが大好きで、昔から観ていて、この曲に憧れがあったんです。しかもファンの方のコールもすごく大きくて楽しかったです。
──2026年9月9日には、37枚目のシングル「ため息未来」がリリースされます。今作も前作「サンダルだぜ」に引きつづき、夏曲ですね。
森本:今回もコールができて、振り付けもキャッチーなので、ファンの方に浸透しやすいのかなと思います。これからいろんなメンバーと歌っていくと思うので、すごく楽しみです。
伊藤:“サンダルだぜ”は夏が待ち遠しくなるような楽曲で、“ため息未来”は夏の終わりの曲なんです。私はアイドル曲のなかで、「かわいいのなかに切なさが入ってる楽曲」って自分のなかで最強だと思っているんですけど、この曲もそういう要素が入っているので、「これだよ!これこれ!」って思っています。
河村優愛(以下、河村):“ため息未来”の歌詞を見たときに、情景を浮かべやすいなと思ったんです。最初の「少し灼き過ぎた 小麦色の肌」や、2番の「カフェのパラソルは すぼめて縛って」みたいな歌詞は本当に素敵だなと思います。


















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