あんなに大きなオーケストラで聴いて、身震いがしましたね
──そんな再評価の波は、音楽でも展開されていきましたね。今回再復刻されたCDに収録されている「交響詩ウルトラセブン」は、ひし美さんは2009年と2013年に生演奏で聴かれていますね。

ひし美:はい。2009年の初台・オペラシティでの演奏会「冬木透CONDUCTSウルトラセブン」は、冬木透先生(「ウルトラセブン」の作曲家、音楽監督)のお誕生日、3月13日の開催でしたね。
──冬木先生みずから、今回のCDと同じ東京交響楽団を指揮されました。そのときは、この「交響詩ウルトラセブン」という曲をご存じでしたか?
ひし美:こんな、「ウルトラセブン」の楽曲が1つにまとまった曲があるとは、それまで知りませんでした。
──演奏を聴いて、どんな印象を持たれましたか?
ひし美:オーケストラって、こんなにすごいのか!と身が引き締る想いがしました。昔、私たちが耳にしていた「ウルトラセブン」の音楽をあんなに大きなオーケストラで聴いて、身震いがしましたね。とってもゴージャスな音でした。
──作曲者の冬木先生と初めてお会いしたのは、いつ頃でしたか?
ひし美:もちろん、以前から大勢のなかでお目にかかっていたのかとは思いますが、しっかりとご紹介頂いて食事をしたのは、2000年に「アンヌのテーマ」というCDを出したときです。レコード会社の人が、先生のご自宅近くのおしゃれな居酒屋ふうのお店に席を設けてくださって。先生とは、そのお食事の時から仲良しになりました。
──冬木先生は2024年の末に旅立たれてしまいましたね。何か想い出はありますか?
ひし美:先生はとてもやさしくて、気さくな方でした。古くからやっていたもう一つのお店「台北飯店」にも、パナマ帽をかぶってよく来てくださいましたよ。よく飲んでね。好きな食べ物だとか世間話をしたり。先生はチャンジャ(キムチの一種)がお好きで、入院されたときのお見舞いに、チャンジャとウニを持っていった覚えがあります。
──病院では食べてはいけないもの、ですよね?
ひし美:そんな気もして、病院食の合間に少し食べていいか看護師さんに確認してねって(笑)。






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