OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.367 春はSF
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
春はSF
年明けから気もそぞろ……ではないけれど目の前に積まれた課題ばかりに気を取られていたら、あれよあれよともう3月。暦のうえでは春ですね。天気のいい日中なんかはぽかぽか陽気にやられて、少しだけ浮かれた気持ちになったりもしています。でも朝晩はまだ寒い日も多く、そのギャップに自律神経や身体に影響がないかどこかそわそわしたり。
そんなぽかぽか陽気と少しの不安が入り混じった妙な心持ちのときには、SF映画を観たくなります。『未来世紀ブラジル』『ゼイリブ』『ブレードランナー』といった往年の名作から、『少年と犬』『不思議惑星キン・ザ・ザ』『スローターハウス5』などちょっとB級寄りのカルト映画なんかも好きですが、いちばん好きなSF映画は、『遊星からの物体X』や『ゼイリブ』で知られるジョン・カーペンターと、『エイリアン』『バタリアン』を手がけたダン・オバノンが学生時代に共同制作した『ダーク・スター』。
危険な惑星を破壊するという任務を担う宇宙船「ダーク・スター号」の乗務員たちを描いた作品で、基本はほのぼのSFコメディ。船のエラーによって搭載されている爆弾が自我を持ち始めて暴走したり、その結果船体がバラバラに飛び散ってしまたっり……。挙げ句の果てには、その破片をサーフボード代わりにして宇宙空間へと消えていく、なんとも言えないエンディングだったりと、ストーリー自体はとりとめがありません。
けれど登場人物はみんな個性的でキャラが立っていたり、紙風船のようなかわいいエイリアンが登場したり、身体を失い脳だけで生きている元船長がいたりと、そのコメディ具合というか塩梅がすごく好き。キューブリックの『2001年宇宙の旅』のオマージュとも受け取れるような社会風刺もさりげなく差し込まれています。自分の棺桶には『ダーク・スター』のDVDを入れてほしいな、と思うくらい好きな映画です。
そのような、近未来設定の現実とリンクしながらもどこか様子のおかしいSF映画が好きで、音楽もそういった雰囲気の曲に惹かれます。今回のプレイリストには年代問わず、SFっぽさを感じる楽曲を選んでみました。
と、ここまでSF映画好きっぽいことを書いておきながらすみません、実はスター・ウォーズ・シリーズをひとつも観ていなくて。絶対好きだと思うんですが……。また出直します。


















































































































































































































































































































































































































































