OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.2
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
フレッシュ・アンド・ジューシー
僕はどこかキュートでキラキラしたインディー・ロックが大好きで、そういったものばっかり聴いています。ということで今回は、ガレージ・ロック、サーフ・ロックを中心に、ポップでキャッチーなインディー・ロックものを詰め込んでみました。
今回のプレイリストには、Sunflower Bean、Girlpool、Video Age、The Candescentsと、アメリカのバンドも入っていますが、注目してほしいのは、イギリスのバンド。透明感のあるドリーミーなサウンドに乗る甘く軽やかな歌声が魅力のリヴァプールのニューカマー、スピン。3人のファッショナブルな風貌を身に纏いながらパンキッシュでキャッチーなサウンド、ドリーム・ワイフ。爽やかで甘酸っぱい、どこかウィーザーを彷彿とさせる胸キュンなメロディーと、サビで展開される多声コーラスがグッと来るザ・マジック・ギャングなど。
さらに今回プレイリストには入っていませんが、影響を受けたものはクエンティン・タランティーノと90年代のUSオルタナ・シーンという、サブカル・ファンだったら共感しまくりのサーフ・ガレージ・バンド、オリエレス。そしてどこか懐かしいロックンロールど真ん中なサウンド感があるFURなども個人的に注目バンド。
その感じで言うと日本のバンドでは、今回プレイリストにも入っているNo Busesをはじめ、Cairophenomenons、Tomato Ketchup Boys、ジオラマラジオなどもいいですよね~。個人的に熱視線です。
パンキッシュなサウンドを鳴らすバンドも、ちょっぴり甘いギター・ポップを鳴らすバンドも、メロディーがいい楽曲が多い感じがしていて。この感じが、冬から春に移り変わる時期、透き通るように晴れた日に聴くとめちゃめちゃ心地いいんですよね~。そういう日に外を歩くシーンがあれば、ぜひこのプレイリストを。
