OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.99
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
思い出のスカコア、スカパンク
ここ数回の編集後記でも書いているんですが、東京に出てきて以来長らく住み続けた西荻窪を今月末で離れることになりまして、ただいま引っ越し準備をせっせと行っている次第です。弟と暮らしてたんですが自分の部屋には収納がなく、その代わりに割と広いロフトが付いていてCDやレコード、本や漫画はそこに置いておりました。こうしていざ引っ越すとなるとそれらを下ろすにも一苦労でして…。ようやく一通り下ろし終えたんですがいざ並べるとまあ大量なことに気付いてビクビクしている現在です。
そんな大量に積み上がったCDとレコード、もちろん新しく購入したものは手前に、昔に買ったものは奥の方に置いているわけで、奥にいけばいくほど、鼻の奥がツンとする懐かしいの眠っているのでその記憶が一気に蘇ったので今回は10代前半から中盤の掛けて死ぬほど聴きまくったスカコア、スカパンク特集を。個人的に自分で音楽にのめりこむようになったのはこの辺が全部のきっかけだったりもします。
一絡げにスカコア、スカパンクといっても微妙にそのスタイルには差異があって。スカのパートとメロディアスなパートがあって管楽器がいてというKEMURIやPOTSHOT、LESS THAN JAKEあたりの王道スタイル。OPERATION IVY (のちのRANCID)を根っこにしたUS西海岸のパンクに寄ったスタイル、2TONEやUK SKINSだったりを根っこにしたスタイル、あとはSCAFULL KINGのようなミクスチャー寄りのスタイル…まあこの4つですかね。今回のプレイリストを作るに当たって配信サイトやサブスクを色々みてみたんですが、結構配信ない作品もあったりして隠れた名作はこのまま埋もれてしまいそうだなぁ…。個人的にはめちゃめちゃ影響のデカいFruityも気軽に聴けないのは勿体ないですねぇ…。今度は気が向いたらメロコア特集もやろうかな。