OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.14
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
新鮮なアジア産音楽はいってます
いま、アジア各国から多くのアーティスト / バンドが来日を果たし、多くのフェスにも多くのアジア発アーティストが出演するなど、日本でも“アジア音楽”に多くの視線が向けられつつありますよね。
日本のバンドのアジア・ツアーやコラボレーションなどによって、自然とさまざまな国のバンドを知ることも少なくない。僕個人も、シャムキャッツがアジア・ツアーで共演したことで、落日飛車(from 台湾)を聴くようになったし。
そんな感じでなんとなく興味を持っていたアジア音楽について、掘り下げていくと、「やっぱりアジア・インディー・シーン、おもしろい!」と。
人気プロデューサー“Primary”や、国民の妹と称されることもある“IU”といった面々とフィーチャリングするなど、まさに韓国ではメインストリームでの活躍を広げるHYUKOH。そしてSTUTSとのコレボレーションが話題を呼んだタイのシンガー・ソングライター、Phum Viphuritなどは、日本でもかなりプロップスを得ていますよね。
このほかにも、しなやかでフレッシュなギター・サウンドが心地いい、インドネシアの5人組、Reality Club。Japanese BreakfastやALVVAYS、Fazerdazeなどとも共鳴するような、中毒性のあるドリーミー・サウンドを鳴らすシンガポール発のインディー・ポップ・トリオ、Sobs。1990年代のオルタナ感と絶妙なポップさがクセになるコリアン・インディー・シーンの代表バンド、Say Sue Meなど、まさに世界水準のサウンドを鳴らすバンドがとても多い。
ごく一部しかピックアップできなかったですが、まだまだおもしろいバンドはたーくさんいるので、ぜひこれをきっかけにアジアへの音楽旅行をしてみてはどうでしょうか! ちなみにここでピックアップしたなかでも今後来日を控えているアーティストが結構いるので、気になった方はぜひライヴにも。
■今回ピップアップしたアーティストはこちらの国から
【from 台湾】 雀斑freckles, Elephant Gym, 落日飛車
【from インドネシア】 Reality Club
【from フィリピン】 Mellow Fellow, No Rome
【from 韓国】 HYUKOH, Say Sue Me
【from シンガポール】 Sobs
【from タイ】 Phum Viphurit