2018年、アメリカの音楽シーンで起きた劇的な変化──大和田俊之、渡辺志保に訊く(後半)
ヒップホップのラテン化、ラップによる問題定義、川崎出身の若者たちの躍進
──前半はお二方に、2018年に評価された作品の傾向や特徴など、興味深いお話をしていただきました。ここからは、おふたりが選んだベスト・ディスク3作品についてお伺いしながら、2018年はとりわけアメリカ音楽史的に見てどのような位置付けの年と言えるのか、お聞きしていきたいと思います。まずは渡辺さんの3作品からいきましょうか。
渡辺 : 私が今年聴いたリマーカブルな1枚として、まずカーディ・B『Invasion Of Privacy』をあげたいと思います。もう言うことはない! カーディ・Bだから! って感じですね(笑)。
──とにかく圧倒的だったと。
渡辺 : 彼女は、はじめて単独の女性ラップ・アーティストとして、1年のうちに3曲がビルボードのナンバー1シングルを獲得したという結果を残した。地元の訛りを隠さないでしゃべるし、どスッピンでインスタライヴもする。大スターなんだけど、そういったところに親近感があるんです。そういうところで私としてはすごく元気付けられました。1年に何枚か女性として元気付けられるアルバム作品があるんですが、今年は間違いなくカーディ・B『Invasion Of Privacy』がそうでしたね。移民のバックグラウンドを持った女性が、全米をあれだけ席巻するのは本当にすごいこと。そういうことも含めてこの作品が私の中のナンバー1です。
──ちなみにカーディ・Bは、アメリカの音楽のどういう系譜にいるアーティストだと見ていますか?
渡辺 : これまでにビルボードの1位を獲得した単独の女性ラップ・アーティストは、ローリン・ヒルだけだったんです。その歴史を塗り替えたのがカーディ・Bなので、ローリン・ヒルの次にすげーヤツって印象ですかね。あとカーディ・Bとよく比較されるところでニッキー・ミナージュがいるんですけど、ふたりが大きく違うのは、ニッキー・ミナージュは自分の素を隠し、キャラクターを演じてラップをするのですが、カーディ・Bは自分の素をさらけだしてラップをしているところ。どういう女性がかっこよくて、より多くの人気を集めるのかという部分も、この10年ですごく変わったと思いますね。
──大和田さん的にカーディ・Bはいかがですか?
大和田 : やっぱりカリブ系なので英語が訛っている。あの訛りでラテン・トラップのようなものに自然に乗せられる感じは、ヒップホップのラテン化が進むなかの重要なキー・パーソンだと思っています。
──渡辺さん、続いては?
渡辺 : J.コールの『KOD』です。今年ヒップホップ界をざわつかせたのが「年長者が若者に苦言を呈す」みたいなことだったんですね。ヒップホップは、新しいやつがいちばん偉いというカルチャー。だからおっさんは若者に対して常に疎ましく思っているし、逆に若者はおっさんに対して邪魔くさいと思っている。今年はエミネムが『Kamikaze』という“1枚まるまる若者をディスるアルバム”を作って。私は大人気ないと思っちゃったんですけど……(笑)。
大和田 : そうか、『Kamikaze』はそういうふうにまとめればいいのか(笑)!
渡辺 : エミネムはそれがすごく大人気なかったんですよ! でも個人的にそれをすごくスマートにやったと思うのが. J.コールの『KOD』。彼はこのアルバムで、現在のヒップホップ・シーンや、マッチング・アプリ中毒の男性、拝金主義など、いろんなことに対して問題定義をしたんです。J.コールはアメリカではケンドリック・ラマーに並ぶくらい人気があるんですが、日本では地味な感じなので、ぜひ聴いて欲しいですね。
──J・コールはアメリカの音楽での位置付けとなると……?
渡辺 : 2005年から2007年くらいにかけてインターネットの台頭とともに、アメリカのヒップホップ・シーンはすごくドラマティックに変わっていったんです。『Worldstarhiphop』というヒップホップのMVを集めた動画メディアができたことをきっかけに、動画作品が大きく影響するようになってきた。それと合わせて2007年にはヒップホップのシーンで、無料のミックステープでのプロモーションが主流になっていくんですね。そこでドレイクやJ.コール、ビッグ・ショーン、マック・ミラーなどが、ミックステープの良作をバンバン出していった。このミックステープのシーンを本当に上手く利用してキャリアを積み上げたのがJ.コールのイメージです。あと、彼はとてもアルバムを大事にするラッパーでもある。
大和田 : しかも、そのアルバムにフィーチャリングが比較的少ないというのも特徴的ですよね。あんまり他にいないタイプのラッパーという感じがします。
渡辺 : そうですね。アルバム1枚、1枚にしっかりとしたコンセプトがあって、なおかつ共感できる。非常にバランスのとれた満点のラッパーですね。
──では、渡辺さん、3枚目をお願いします。
渡辺 : 3枚目はアメリカを離れて、日本国内に目を向けたいと思います。BAD HOPの『BAD HOP HOUSE』です〜! イェーイ!
BAD HOP『BAD HOP HOUSE』
【収録曲】
1. Kawasaki Drift - BAD HOP
2. 2018 - Vingo,Benjazzy
3. Forget About It - Benjazzy,Vingo
4. Mobb Life Tour - Tiji Jojo,G-K.I.D,Vingo
5. Don't Touch My Cash - Vingo,G-K.I.D,BARK
6. Rich Friday - Tiji Jojo,YZERR,BARK
7. Diamond - YZERR,Vingo
8. House Party - Tiji Jojo,Yellow Pato,T-Pablow
※ 日本武道館にて来場者全員に配布されたアルバム『BADHOP ALLDAY vol.2』配信中!
https://ototoy.jp/_/default/p/193945
──たしかに彼らにとって作品のみならず武道館公演を実現させるなどとても重要な1年でした。
渡辺 : 今年、川崎出身の23歳の若者たちが、自分たちの力だけで武道館に立った。しかもチケット発売開始2時間半くらいで7,000枚を売り切ったんですね。その出来ごとはフェノメナルすぎて言うことがないですよ! 先輩ラッパーが切り開いてきた道を、いい意味で一瞬にしてかっさらっていった。2018年は本当にカーディ・BとBAD HOPに元気をもらった1年でした!
──ちなみにアメリカのヒップホップとBAD HOPとの関わりなどはいかがでしょうか?
渡辺 : 彼らはすごく海外の楽曲をディグっているんですよね。それこそ海外のヒップホップ・ニュース・サイトなどで、常に新しい音楽をチェックしているんです。ヒップホップの作品はフロウがトレンドを左右するし、それによってアーティストの優劣が決まるんですね。日本語ラップに最新のフロウを乗せるのはなかなか難しいことなんですけど、BAD HOPはそれをすごいナチュラルにやっている。
大和田 : 彼らはすごくしっかりと洋楽を聴いていますよね。
渡辺 : そうですね。新しい音楽を知ることに対してすごく素直だと言う印象を受けます。それは日本の若いラッパー全般に言えることかもしれないですね。
──それは注目すべきポイントですね。たとえば、若い日本のバンドに目を落とすと、いま日本で起こっていることや、1世代前に対してのカウンターやリスペクトがフックになっていることが多い。海外のいまの動きをしっかり見据えたり、そことどうコミットして独自性を持つかを考えて吸収するようなグローバルな思考のバンドは限られています。
渡辺 : ヒップホップは、ひとつのカルチャーとして捉えている人が多いので、みんな横並びに考えている感じがしますね。若いラッパーの子とSpotifyのプレイリストを交換してみると、韓国、中国、インドネシア、タイなど、いろんな国のいい曲が入っている。みんな柔軟にいろいろ聴いている感じはありますね。
──時代的に、海外で起こっていることに対して、無邪気に楽しんでいる感じもあると思います。だからヒップホップに関しては、海外で起こっていることをタイムラグなく日本語で落とし込むことができているんだろうな、という感じがします。
渡辺 : それは本当にその通りだと思います。
メンフィス再評価、流行としてのアジア、そしてミーゴス
──続いて大和田さんの3枚をご紹介していただければと思います。
大和田 : レイ・シュリマー『SR3MM』は、もちろんアルバムも大好きなんですが、今年のメンフィス再評価の流れで選びました。アトランタの若者ふたり組ですね。「Powerglide feat. Juicy J」という、スリー・6・マフィアの「Side 2 Side」のカヴァーが大ヒットして。とにかく去年あたりからメンフィス再評価の機運が高まっています。Gイージー「No Limit」やエイサップ・ファーグ「Plain Jane」が1993年にリリースされたジューシー・Jの「Slob on My Knob」にインスパイアされたことにも驚きましたが、今年に入ってGハーボがラジオで「Who Run It」に合わせてフリースタイルをしたのに刺激されて、多くのラッパーがこのスリー・6・マフィアの曲でラップしたんですよ。ヤング・ドルフ、マネーバッグ・ヨー、ブロックボーイJBなど、勢いのあるラッパーもメンフィスからどんどん出てきているし、トラヴィス・スコットの「Sicko Mode」を始め、今年引っ張りだこだったプロデューサー、テイ・キースも同市出身です。日本でも流行った「いいねダンス」も元をたどればメンフィス発のシュートダンスですし。
レイ・シュリマー『SR3MM』
【収録曲】
《Disc 1》
1. Up In My Cocina
2. CLOSE (feat. Travis Scott)
3. Bedtime Stories (feat. The Weeknd)
4. Perplexing Pegasus
5. Buckets (feat. Future)
6. “42”
7. Powerglide (feat. Juicy J)
8. Rock N Roll Hall Of Fame
9. T’d Up
《Disk 2》
1. Touchscreen Navigation
2. Heartbreak In Encino Hills
3. Heat Of The Moment
4. Offshore (feat. Young Thug)
5. Guatemala
6. Lost Angels
7. Hurt To Look
8. Red Wine
9. What’s In Your Heart?
《Disk 3》
1. Brxnks Truck
2. Players Club
3. Anti-Social Smokers Club (feat. Zoë Kravitz)
4. Chanel (feat. Pharrell)
5. Cap (feat. Trouble)
6. Changed Up
7. Keep God First
8. Juggling Biddies (feat. Riff 3x)
9. Growed Up
ちょっと調べてみたんですが、いちばん初めにTR-808をメンフィスのシーンで使ったひとりが、カルキュレイテッド・エックスという1980年代メンフィスのニューウェイヴ・バンドのメンバー、アラン・ヘイズという人だったんですよね。その人がヨー・ガッティなどをプロデュースしていて。もちろん歴史的に遡ると、メンフィスには〈サン・レコード〉や〈スタックス・レコード〉、〈ハイ・レコード〉などがあって、白人プロデューサーと黒人ミュージシャンとのコラボレーションのもとで制作された黒人音楽の豊かな歴史がある。今回のメンフィス再評価には、もう一度メンフィスという街が盛り上がる期待もあります。
──2枚目はいかがですか?
大和田 : 2枚目はミツキ『Be The Cowboy』です。今年はBTSや〈88rising〉にも象徴されるのですが、アジア系のパフォーマーが話題になった年なんですね。ミツキはアメリカ人と日本人の両親のもとで生まれたマルチレイシャルですけど、リナ・サワヤマやジョージ、スーパーオーガニズムのオロノなど、日本人 / 日系がすごく活躍している。日本だけではなく、K-POPがアメリカを制覇した年でもあるし、映画『クレイジー・リッチ!』が流行った年でもある。そういう意味では嫌な言い方ですけど、ポリティカル・コレクトネス的な意味で、流行りのマイノリティとしてアジアがある。アメリカのエンターテインメント・シーンに、これだけアジアというキーワードが出てくる年はないですよ。
──しかもそれらはセールス的にも評価されている。
大和田 : たださっき言った日本人の方々も、みんな日本で育っていないんですよね。だからみんな向こう(欧米)で教育を受けないとダメですね(笑)。要するにマイノリティかつLGBTQのようなことを公言する流れがあったと感じています。
──東アジアがひとつのキーワードになったと。
大和田 : そうですね。今年僕はK-POPしか聴いていないですからね(笑)。
──大和田さんは、ベスト・ソングにIUの「BBI BBI」を挙げていらっしゃいますね。
大和田 : ちょっと無理やりですけど、結局K-POPは、ブラック・ミュージックのローカライゼーションとして本当におもしろいんです。韓国では、アメリカでいうドレイクみたいな、超メジャーなアーティストたちが、ブラック・ミュージックのローカライゼーションをやろうとしていて。しかも1980年代の日本のアイドル・シーンのように3ヶ月に1枚シングルを出すグループもいたり。そういう先進的な部分とちょっと懐かしい部分が混在していておもしろいなと。そういう意味でハマっています。
──過去の見せ方、聴かせ方と、新たな感覚でトライする部分との両方を持っている。
大和田 : でもまあ正直にいうと、基本的に僕はミーゴスばっかり聴いているんですよ!
──(笑)。
大和田 : ミーゴスは最高です! ミーゴスを中心に世界を見ていますよ(笑)。
渡辺 : ミーゴスはアトランタの超ど田舎出身の3人組ですね。これまで3人組のヒップホップ・アーティストってあんまりいなかった。彼ら3人がすごいのは、全員が血縁関係というところ。だから絆がガチなんです。なのでいまのところ目立った仲間割れもしていない。さらに彼らをまとめる事務所の社長でコーチ・Kといういう人がいるんですが、この人が本当にすごい。ぐうの音も出ないくらいやばい人なので、そのパワーで3人を「いい子、いい子」してまとめ上げているんです(笑)。
大和田 : あの人たち、3連符のフロウやダブのダンスみたいに、なにかを流行らせるのが抜群にうまいですよね。3人の、網の目のようにアドリブを重ねてリズムを組み立てていく感じは本当にすごい。
渡辺 : 本当に発明だと思います。
2019年はこのアーティストに注目せよ!
──さて、音楽史的に過去これまでにもいくつかエポックメイキングな年というのはあったと思うんですが、2018年はそういう意味で、アメリカの歴史の中で大きな変革期を迎えた年だったと言えるでしょうか?
渡辺 : 今年は、2017年のトランプ政権発足以降、社会情勢も含めてドラマティックにいろんなことが変わった年だったと思っています。2016年から大統領選挙運動がはじまって、最初はみんな民主党が勝つと信じていたんですが、フタを開けてみたらかなり拮抗していた。2018年に入るといままで“臭い物に蓋をする”ようにフタをしていた部分が全て外に出てきてしまった。シャーロッツビルでKKK(クー・クラックス・クラン)がデモをして、女性が亡くなるという事件もありましたし、性的、人種的マイノリティの人たちを取り巻く環境が刻一刻と変わっていると感じます。2018年はその変化や意識が、そのまま音楽シーンにひとつ現れたのかなと思っています。それは、カーディ・Bの爆発的ヒットや、アジア勢の台頭など、ダイバーシティというものが、ポップ・ミュージックのフィールドにもはじめて数字として現れたことにも象徴的なのかな、と。
──先のアメリカ中間選挙では、共和党が思っていた以上にのびず、だからといって民主党も決定的な次世代候補が出てきていない。その混沌とした空気が来年以降も音楽シーンに出てくると感じていますか?
渡辺 : どうですかね……。でも、さすがアメリカだなと思ったことは、やっぱりテイラー・スウィフトをはじめ、若いアーティストが政治的関心を世に表明することがポップ・カルチャーの中で普通になっているんですよね。今年の中間選挙はラッパーなども非常に盛んに政治的関心を発信していて。
──ツイッターを見ているとそのあたり結構おもしろいですよね。
渡辺 : 前にアメリカに行ったときに、トランプが大統領になることは嫌だと思いつつも、なぜ当選したのか、現地の人と話したんですね。アメリカでは選挙の際、投票するための登録が必要なんです。それで「投票しなくても大丈夫っしょ」と思っていた若い人の票が入らなかった。今回こういう結果になってしまったので、そこに対する意識は変わっているみたいですね。
──大和田さんは、長いスパンでアメリカを見たときに2018年をどのような年だったと感じていますか?
大和田 : 昨年あたりからアメリカの音楽業界が二桁の成長率を記録しているんですが、これってほぼ20年ぶりなんですよ。20年前というとインターネットが普及して数年経ったくらいなので、要するにアメリカの音楽業界は、インターネットという新しいメディアに20年かけて適応したと言えると思うんです。メディア史的には、これは1920年代にラジオが普及して40年代にさまざまな利益団体の抗争が勃発することと平行して考えられるのではないかと。いずれにしても、ストリーミング・サービスと音楽的相性がいいヒップホップが、今後もさらに大きくなっていくのかなと思います。
──逆に言えば、ストリーミングやサブスクリプション・サービスの利点を効果的についていくことが、セールス面、注目度を含めて突破のカギになりますね。
大和田 : やっぱりストリーミング・サービスというのは大きいですよ。これはよく言っているんですけど、ストリーミング・サービスは作品に対する対価ではなくて、音楽というデータベースへのアクセス権にお金を支払っている。なのでほとんど税金ですよ、“音楽税”。「音楽税を1ヶ月1,000円支払うと世界中の音楽が聴けますよ」という経済モデルになっていますよね。
渡辺 : アメリカの音楽業界の動きを見ていると、伸びているのはストリーミング部門とライヴ部門なんですね。ストリーミングで音楽を聴くアクセス権にお金を払いつつ、もう一方ではリアルの場に行くためにお金を払って、業界が盛り上がっているのは非常におもしろいなと思います。
──最後に、2019年に要注目のアーティストをあげていただけますか?
渡辺 : そうですね…… 引き続きカーディ・Bの産後の復帰に注目をしたいですね(笑)。彼女がいくらミリオンを稼いでくれるのか、非常に楽しみです。あとは私はローカルなアメリカのラッパーが好きなので、ヤング・ヌーディというラッパーに注目したいです。それと、先ほどBAD HOPにも触れましたけど、今年は国内のヒップホップ・シーンもリマーカブルな年になったので、よりグローバルな形で発展してほしいと思います!
大和田 : 僕はいまK-POPばかり聴いているので、もうすこしちゃんとアメリカの音楽に戻りたいなと思います(笑)。志保さんに聞こうと思っていたのですが、アトランタでいまおもしろいプロデューサーっていますか。
渡辺 : アトランタの若手だと、ヤング・センセイというアトランタ在住の日本人ビートメイカーも要注目ですよ!
大和田 : へぇ〜、チェックしてみます。
──大和田さんが来年以降注目したいアーティストはいますか?
大和田 : なんだろうな……(笑)。だんだんビルボードに上がる流行の曲に付いていくのに精一杯で……。今年で言うとシェック・ウェスとか個人的にきつかったですよ(笑)。
渡辺 : え!! なんで!?
大和田 : だんだん「なるほど、こういう風に乗るんだな」ってわかってきたんですけどね。
渡辺 : 大和田さん、やっぱり一緒にクラブ行こう(笑)!
一同 : あはははは!
大和田 : クラブは怖いですよ(笑)。
渡辺 : 私がエスコートするので大丈夫です!
大和田 : でも30分くらいで置き去りにされるんですよね、たぶん(笑)。ヒップホップって、「昔のヒップホップがよかった」というファンをどんどん振り落としていく音楽じゃないですか。今年、シェック・ウェスやテカシ・シックスナインは踏み絵になりましたね〜。
──結局アーティストの名前は出ませんでしたけども(笑)。
大和田 : とにかく頑張ってシーンに付いていこうと思っています(笑)。
──貴重なお話をありがとうございました! 渡辺志保さんと大和田俊之さんでした!
渡辺&大和田 : ありがとうございました!