2020/07/13 19:30

先週のオトトイ(2020年7月13日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週金曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週は7曲を追加しました。

VIDEOTAPEMUSICのトロピカルな原曲を、さらにエキゾチックにサイケデリックに電化したD.A.N.のリミックス VIDEOTAPEMUSIC “Cocktail Moon (D.A.N. REMIX)”
最近ではFNCYとしても活躍するG.RINAがひさびさにソロとしてリリースしたフローティンなバリアリックなダブを見にまとった極上の1曲 G.RINA “退色”
「アドリブの効かない僕」を思い出すため爆音。3分を駆け抜けるロック・バンドの息吹 ベランパレード “メモリーズ”
ex-空気公団の窪田渡が作詞・作曲・編曲・演奏・ミックス、さらにヴォーカルまでひとりで行ったソロ第1作から 窪田渡 “薔薇と炭酸”
ピクシーズやデス・キャブなどとの共演を経て放つ、人懐っこく破壊力抜群のギター・ポップ The Beths “I'm Not Getting Excited”
ゆるふわNENEのEPより、怒りを込めたスピットと妖怪のように登場するNIPPSの怪しげなラップにヤられる!NENE “地獄絵図”
MANONとdodoの異色コラボ曲を藤原ヒロシがリミックス。世界の終わりでHustle!MANON, dodo “WORLD'S END feat.dodo- (LUV STEP REMIX)”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

星のカービィ スーパーデラックス
我が家にNintendo Switchが届きました。毎週やっているヨドバシカメラ抽選に何度も何度も申し込んだこの2ヶ月近く。ようやく届いた本体を起動させて、始めたのはスーパーファミコンのゲーム集でした。悩みに悩んで選んだのは大名作「星のカービィ スーパーデラックス」。小4の頃、何度もデータが消し飛びながら繰り返し遊んだこのソフト。デデデ大王、メタナイト卿、コックカワサキ、ワドルドゥ、プラズマウィスプ……キャラクターの名前を見るたびに胸に去来する特大のノスタルジー。同時に思い出もフラッシュバックします。夏休みの間中毎日遊んだタカシくん、夏場は手汗がすごかったタカシくん、留守電にラーメンをすする音だけを残していたタカシくん、お姉さんがメロコア大好きだった(NOFXとかRANCIDとかその辺)タカシくん。気付けばカービィをプレイしながら思い起こすのはタカシくんのことばかりでした。そんなタカシくんはSNSを見る限り、ゲーム実況を一生懸命やっているみたいです。彼にはいつか「星のカービィ」の動画をあげてめちゃくちゃバズって欲しいなと思っています。(西田)

ものまねよりも本人がすごいことに
家でついつい見てしまうYouTube。コロナの影響で多くのひとが新たにチャンネルを開設している昨今ですが、ずっと個人的にやって欲しいなと思ってたミラクルひかるがいつの間にかチャンネルを開設してました。基本的にものまねはめちゃくちゃ上手いひとよりも、デフォルメし過ぎて悪意が勝っちゃってるようなひとが好きなんですが、この人は上手くて悪いので大好きなんですよね~。この週末に上がっている動画を一通り見てしまったんですが、広瀬香美のモノマネが最高過ぎたのでぜひ見て欲しいです。ただ、その流れでご本人のYouTubeを見たんですが、本人の方がパンチがありすぎたのでこちらもぜひ。今度OTOTOYでも、ものまね芸人の人に本人として振る舞ってもらいながら新譜のインタビューをするっていう企画を思いついたんですが、色々な人に怒られそうなのでやめときます(笑)。(高木)

フューチャー
相変わらず「被り」問題が切ない配信ライヴ。アーカイヴの有無が事前に分かると嬉しいのですが、そうするとアーカイヴ有りのものがリアルタイム視聴ではなく後回しになってしまうという、矛盾。悩ましい。先週は高井息吹 with 君島大空とシバノソウの配信ライヴがとても良かったです。そして黒子首を見逃した。痛恨。
プレイリストに推薦したMoscow Apartment、2nd EPの『Better Daughter』がめっちゃ良いです。カナダ・トロントのインディー・フォーク・ロック・デュオ。17才と18才ということであってるの?(まじか)。歌詞をちゃんと聴かないといけないやつですね。残念ながらOTOTOYにはないです。ぜひまずはサブスクで、そしてお気に召したらbandcampでいかがでしょうか。(高田)

身体性
つい先日、新宿の老舗レゲエ・クラブ、オープンにて巨大なサウンドシステムで音を浴びた。おそらく3ヶ月ぶりといったところだろう。レゲエはまさにそうした現場に即して進化したダンス・ミュージックで、その成り立ちはいまのクラブ・ミュージック同様、サウンドシステムのある現場とDJ / アーティスト、そしてオーディエンスの反応の要素がその進化を進めたジャンルだ。巨大な空気の振動のなかで考えたのは、ライヴやクラブでの現場が今度世界中である時期クローズドになるということで、その進化がどうのるのかということだ。こと、フロアがひとつの変化の材料となるダンス・ミュージックはどうなるのか?とぼうっと考えながらも、身体で浴びる音の気持ちよさを喜びとともに迎えた。(河村)

先週の特集記事

朝日美穂、じっくり育てた暮らしと音楽のラグランジュ・ポイント

愛すべき邪気のないアウトサイダーたちよ、永遠に──シャムキャッツ解散に寄せて

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.72 私的シャムキャッツ ベスト・トラック

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