みんなを巻き込んで一緒に楽しむ空気感が強いライブに
──シングルで次に収録されている曲「もうだいじょうぶ」は、歌い出しからちょっとドキッとするようなダークな質感の楽曲ですね。
綾瀬:初めていただいた時から大好きで「なんてこんな良い曲なの!?」って思いました。女の子のしたたかさとか、いろんな「かわいい」が詰まってると思います。女の子じゃないと言えない言葉も多いですよね。 特に「糸を垂らす天才ならここまで降りてきていいよ」とか、すごい歌詞だなと思います。つまり「糸を垂らす天才でないならば、こちらに降りてきちゃだめですよ」ってことじゃないですか。そういう遊びが結構あります。
──「もうだいじょうぶ」というタイトルも印象的ですね。
青柳: 女の子がちょっと拗ねた時の「もうだいじょうぶ」に通じる可愛さがある。可愛くて、愛しくて、いろんな感情が詰まった曲です。
広瀬: この世界にはいろんな可愛いとか流行りの可愛いが溢れてるけど「私たちの世界観においでよ」という感じがすごくあって。ライブでもそれをイメージして、CYNHN沼に引きずり込むみたいな感覚でやってます。
──サウンド面についてはどうでしょう?
綾瀬:編曲を笹川真生さんに担当してもらったんですけど、真生さんらしいサウンドで、聴いてておもしろいですね。可愛くケーキとか置いて飾ったものを、急にガシャンって壊す感じというか。どこか不安定な可愛さがありますね。
──MVもかなり素敵ですが、こちらはどんなイメージで作られたんですか?
綾瀬:この曲を聴いたときから、MVは「絶対に可愛くないといけない」と思っていたんです。今回はピンクを基調にしているんですけど、私たちは結成以来ずっと「青」を大切にしてきたグループで、実はこれまでほとんどピンクを使ってこなかったんです。だからこのMVで、はじめてピンクの衣装に袖を通しました。実は昨年、「バニラ」という曲で「もうピンクになってしまおうかな」と、少しいじけた気持ちを込めた歌詞を書いたことがあって。それがまるで伏線回収みたいになっていて(笑)。結果的に、本当に素敵なMVになったと思います。
青柳:ねるちゃんのサムネイルのピンクの衣装につられて観たら、「こういう感じか!」って、裏切られた気持ちになると思う。
月雲: 定点カメラで、監視カメラみたいな画角で、ちょっと不安になるようなノイズ感があったり、これまでやったことないMVの撮影でした。こういうところでも気合い入ってるなって感じました。
──そして最後に3曲目の「わるいこと」はすでにライブでも何度も披露されていますが、聴くと多幸感がありますよね。
月雲: 「もうだいじょうぶ」と「わるいこと」って、タイトルと中身のギャップが結構あると思うんです。お客さんも裏切られた、意外だった、って言ってくれるのが面白かったです。
綾瀬:確かにタイトルだけ見たら、「もうだいじょうぶ」が安心する曲で、「わるいこと」の方が刺激的な印象だもんね(笑)。
広瀬: この「わるいこと」は、ずっと青を続けてきたグループの逃避行というイメージがあるんです。応援してくださっているファンの皆さんにも、自分たち自身にも、ここまで来れたなって思える曲になっていくんだろうなと思います。
青柳:この曲は去年の夏頃からライブでは披露しているんですけど、夏からワンマンに向けての思い出も重なって。フェスとかでファンの方とじゃれ合ったり、その景色とリンクして育っていってる感じがします。ライブで歌っているとファンの人たちがすごく愛しくなって「わるいこと、一緒にやってくれるんだ」って思うとエモくなります。
──この曲で歌われる「わるいこと」って、結局なんだと思いますか?
綾瀬:私たちにとっては、ライブですね。もちろんライブ自体は、わるいことじゃないんですけど。ライブって非日常を一緒に作ることじゃないですか。日常からの「逃避行」というか。職業とか立場とか関係なく、その場所ではフラットな一人の人間として一緒に楽しむ。それがちょっとわるくて、でもすごく特別で大切な時間だなって思います。
──2月からは〈CYNHN TOUR 2026 -ループバック・ロールトラッシュ-〉がスタートします。意気込みを聞かせてください。
広瀬: いつもはCYNHNの世界観を作り上げて、青色の世界に誘うライブをやってきたんですけど、今回はみんなを巻き込んで一緒に楽しむ空気感が強いライブになりそうです。セットリストもみんなで考えているんですけど、本当に体力勝負の熱いライブを作っています。
青柳:今回はいつもと違う感じを目指していて、「繰り返しをぶち壊す」ライブになっていると思います。期待してもらえるライブになると思います。
月雲: この数年、特に去年から新しくCYNHNを好きになってくださった方がすごく多くて。その方たちにとっては、ちゃんとツアーを回るのが初めてという人も多いと思うんです。だから、「ツアーに行ってよかったな」って思い出を作れるように、楽しいツアーにしたいなと思っています。
青柳: 今回、仙台とかこれまで足を運んだことのない場所も多いんです。ここに来て、まだ新たな土地に会いに行けるんだっていう嬉しさがあります。時間は少しかかっちゃったけど、こういうところでライブができるのは嬉しいですし、もっとたくさんの人に会いに行きたいです。
──最後に、2026年にやりたいことはありますか。
青柳:今年叶うかどうかは分からないですけど、やっぱりアニソンのタイアップをやりたいんですよ。「ループバック・ロールトラッシュ」って、どう考えてもアニソン向きの楽曲の制作陣じゃないですか(笑)。できなかったら本当に幽霊になっちゃうかも、って思うくらい(笑)。個人的には「水生」とか過去の曲もすごく良い曲なので、なんとか叶えたいです!
CYNHN、繰り返しの日々をぶち壊す最新シングル
LIVE SCHEDULE
〈CYNHN TOUR 2026 -ループバック・ロールトラッシュ-〉
<2月>
2/1(日) 埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2/14(土) 福岡:DRUM Be-1
2/22(日) 北海道・cube garden
2/23(月・祝) 千葉・LOOK
<3月>
3/14(土) 愛知・SPADE BOX
3/15(日) 大阪・Yogibo META VALLEY
3/22(日) 宮城・LIVE HOUSE enn 2nd
<4月>
4/5(日) 神奈川・YOKOHAMA Bay Hall
4/25(土) 沖縄・Cyber Box
INFORMATION
「CYNHN(スウィーニー)」とは「青色」の意味。DEARSTAGEとJOYSOUNDの共同オーディションで選ばれた綾瀬志希・月雲ねる・青柳透のメンバーに、2022春ディアステージ・パーフェクトミュージック合同VOCALIST AUDITIONにて選ばれた広瀬みのりで構成される。所属レーベルは"I BLUE"。”青”の世界観をイメージした楽曲制作、”蒼”にこだわったビジュアルや演出、楽曲の多くを手掛ける渡辺翔氏による” 碧”く等身大の歌詞に彩られ、”青い未完のヴォーカルユニット” として歌を届けている。また、振付・衣装制作・グッズデザインにもメンバーが携わり、一人一人のクリエイティブが光るユニットでもある。
【HP】
https://cynhn.com/
【Instagram】
https://www.instagram.com/cynhn_ds/
【YouTube】
https://www.youtube.com/@cynhn







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