2021/09/13 20:00

先週のオトトイ(2021年9月13日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー日常のリアルを歌い上げるSSW、近石涼の魂の叫び(西田)

ーまさにこの夏果てようとしている30℃超えの9月の月曜日に(高田)

その他追加曲は、藤井 風 “燃えよ”BALLOND'OR “DREAMS”the McFaddin “BuBBle”Helsinki Lambda Club “GNIBN Ⅱ (feat. PEAVIS, CHAI)”
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

2番で変わるJ-POP
最近のJ-POPのヒットチャートをフルで聴いていると、2番で「なんだこれは!?」と思うことが多くなってきた。これは歌詞ではなくて、曲の展開や構成についての話。1番はAメロ→Bメロ→サビと進行するのだけれど、2番に入ると、サビの後でいきなり間奏とか、1番とは違うサビのメロディーラインを歌っていたりする。1番と同じ構成ではないのだ。具体的に言えば、Official髭男dismの"Cry Baby"やYOASOBIの"怪物"がそうだ。いうまでもなく、どちらも出自は違えどチャート上位に君臨するアーティストだ。そういえば、どちらもアニメのタイアップ曲である。テレビで1番だけをしっかり聞かせて2番で展開や構成を変えて驚かせる仕掛けは、星野源が朝ドラ『半分、青い』の主題歌"アイデア"でやっていたものでもある。もちろんこれまでも2番でガラッと展開や構成を変える曲は山ほどあっただろうが、今やそれがJ-POPスタンダードになっている感じがする。そして、それをスタンダードにした張本人は、星野源なのかもしれない。そう考えると、やはり星野源はとんでもない男である。(西田)

『孤狼の血』
なにか嫌なことがあったわけでもない。ただなんとなく、「胸糞悪い感じの映画が観たいな」と思う日がたまにある。そんな日にアマプラでみたのが『孤狼の血』だった。ストーリーは、暴力団と癒着しながら街の治安を守る刑事と、その刑事とバディを組むことになった新米刑事が激化する暴力団の抗争を止めようとするというもの。だが、こんな簡単なあらすじでは片付けられないほど奥深く、それぞれの正義が描かれたヤクザ映画だった。かなり過激な描写も多く、胸糞悪いのは間違いないのだが、それ以上に心に残る美しい名作なのである。そして現在、続編が映画館で公開されている。1作目とはテイストが違い、一般人を巻き込むなどアウトローな感じがかなり強くなっていたが、こっちもかなりよかったと思う。なんといっても、鈴木亮平の怪演が最高である。彼は『孤狼の血』のなかで、最も残虐な人物を演じているのだが、その役のバックグラウンドを想像すると、やっていることは本当に最低なのに、なぜかどうも嫌いになれなかった。好みはわかれる映画だとは思うが、ヤクザ映画が好きなひとへ、ぜひオススメしたい。(梶野)

OTOTOYエンジニア募集中です!
そういえば現在OTOTOY社でエンジニアを募集中です。エンジニアといってもサウンド・エンジニアではありません。ソフトウェア・エンジニアです。音楽業界で「エンジニア」といったときのデフォルトはまだまだサウンド・エンジニアですね。でもMusic Tech/音楽テックは今まさに旬の領域だと思います。OTOTOYはまだまだできていないことばかりですが、この機会にやってみたいことがたくさんあります。興味がおありのかたはぜひこちらをご覧ください。よろしくお願いします! (高田)

先週の特集記事

【行かなきゃ ASP Episode8】「自分にしか出せないものを出していきたい」──進歩し続ける、ナアユの心情

日常のリアルを歌い上げるシンガーソングライター近石涼

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.133 Cody・Lee(李)が寄り添ってくれる日常

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