聴いた人にいいことしか起こらない“おまじない”ーー坂本美雨と蓮沼執太クルーが奏でた一夜限りの夜をハイレゾ配信

2015年1月22日、坂本美雨と蓮沼執太クルーが渋谷WWWにて行った〈Waving Flags リリースパーティ〜旗を振るよ ここにいるよ〜〉の模様を収録したライヴ音源をハイレゾ・リリース。数多くのミュージシャンが参加して制作、昨年3月にリリースにされたアルバム『Waving Flags』の楽曲を中心に、カヴァー曲としては“蓮沼執太フィル”の楽曲である「ZERO CONCERTO」「ONEMAN」、坂本龍一が坂本美雨のために作ったことでも知られるYMOの楽曲「ONGAKU」を収録。蓮沼執太をコンダクターに、伊藤大地、村田シゲ、環ROYなど名うてのミュージシャンと坂本美雨、その場のお客さんがかけた一夜限りの“おまじない”。OTOTOYでは、その様子をレポートするとともに、ライヴ前の坂本美雨と蓮沼執太へのインタヴューもお届け。一緒に祝福の時間を追体験してみませんか? きっとその時間、いいことしか起こらないはず!!


坂本美雨と蓮沼執太クルー / LIVE “Waving Flags” <24bit/96kHz>

【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(24bit/96kHz)

【価格】
単曲 500円 / アルバム 3,000円





【Track List】
1. ドア <24bit/96kHz>
2. ピエロ <24bit/96kHz>
3. Q&A? <24bit/96kHz>
4. VOICE <24bit/96kHz>
5. おとぎ話 <24bit/96kHz>
6. ZERO CONCERTO <24bit/96kHz>
7. ONEMAN <24bit/96kHz>
8. = <24bit/96kHz>
9. HIRUNO HOSHI <24bit/96kHz>
10. ONGAKU <24bit/96kHz>
11. Waving Flags <24bit/96kHz>
12. やくそく <24bit/96kHz>
13. The Other Side of Love <24bit/96kHz>
14. The Never Ending Story <24bit/96kHz>

【坂本美雨と蓮沼執太クルー】
坂本美雨(ヴォーカル) / 蓮沼執太(キーボード)
伊藤大地(ドラム) / 小林うてな(スティールパン、シロフォン)
ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム、フリューゲルホルン)
環ROY(ラップ) / 千葉広樹(ベース、バイオリン)
戸高賢史(ギター) / 村田シゲ(ベース、ギター)
三浦千明(フリューゲルホルン、トランペット) / 吉野友加(ハープ)
SPECIAL GUEST : U-zhaan(タブラ)


【ダウンロードに関して】
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坂本美雨、30名限定のハイレゾ試聴会を開催!! 参加者、絶賛募集中

2月18日に自身初となるハイレゾ音源『LIVE “Waving Flags”』をリリースした坂本美雨が、リリースを記念し、3月13日に渋谷某所にて30名限定のハイレゾ試聴会を開催いたします。

ハイレゾ試聴会では、坂本美雨を迎え、「ハイレゾとはなに?」がわかるレクチャーとともに、同作のハイレゾ音源の試聴を行ないます。また、3月18日に発売される初LIVE映像作品『LIVE “Waving Flags”』をどこよりも早くご覧いただける鑑賞会も行ないます。

超プレミアムなハイレゾ試聴会への応募方法は以下より(応募数が多い場合抽選になりますので、あらかじめご了承ください)。奮ってご応募ください。

坂本美雨、限定ハイレゾ試聴会

日時 : 2015年3月13日(金)19時~20時30分 (予定)
場所 : 東京都渋谷区某所 (※当選者の方にメールでご連絡いたします。)

応募方法 :
件名に「坂本美雨 ハイレゾ試聴会希望」、本文に、氏名、住所、電話番号をご記入の上、「info(at)ototoy.jp」の(at)を@に変更してメールをお送りください。当選者の方には追ってメールにてご連絡します。

応募締切 : 2015年3月10日(火)24時まで

※あらかじめinfo(at)ototoy.jpからのメールを受信できるよう設定してください。

ライヴ直前インタビュ— : 坂本美雨 × 蓮沼執太

ーー本日のライヴは『Waving Flags』のリリース・パーティということで、アルバム・リリースから約1年経っての実現となります。このメンバーが1日に全員集まるというだけでも、かなり大変だったんじゃないでしょうか。

坂本美雨(以下、美雨) : そうですね。リリースした時期に蓮沼フィルのコンサートが重なっていたり、ツアーが終わったら蓮沼くんがすぐに渡米してしまったり、なにか意図があって今日になったというわけではないので、ようやく実現できて嬉しいです。

坂本美雨

ーー『Waving Flags』のテーマは「おまじない」ということですが、そうした抽象的な言葉を共有してからアルバム制作を進めていったんですか?

美雨 : たしか一番最初、蓮沼くんにオファーをするメールで言った気がします。

ーーおまじないといっても捉え方がいろいろあると思うんですけど、蓮沼さんはどういうふうに捉えて、どういうアウトプットをしようと思ったんでしょう。

蓮沼執太(以下、蓮沼) : (美雨さんへの)メールで返したかもしれないんですけど、おまじないって結構音楽的なことなんですよ。いろんな捉え方ができるっていうのも音楽的だと思いますし、国とか場所とか時間によって変わるっていう意味でも、単純に音楽的なことを言ってきたぞ!! と思いました。
美雨 : うん、(メールに)そう書いてきてくれた。いろんな音楽が生まれてきた根源みたいなものがおまじないであるとか、神様に祈る気持ちだったり、雨が降りますようにとか、いろんな芸術が生まれた根源って、そういうものだったんじゃないかなって。
蓮沼 : もちろん現代のおまじないのイメージもあると思いますし。踊りでも壁画とかでも、根源に祈りとか祭り的なものがあるんじゃないかって解釈はできますよね。


坂本美雨「Waving Flags」Music Video

ーー美雨さんは、どういう意味でおまじないというキーワードを出されたんですか。

美雨 : 私は音楽的な部分というよりも、メッセージで考えていました。アルバム自体を聴く人にとって、いいことしか起こらないおまじないにする。音楽でそういう世界、そういう場所を作りたいですって伝えて。
蓮沼 : けっこう、ブレずにゴールしたよね?
美雨 : ふふふふ。今日のライヴまでちゃんと貫いている気がする。
蓮沼 : じゃあ、音楽が鳴っているとき、美雨さんの人生にとっていい感じになったっていうことでいいですか?
美雨 : そうです、そうです。聖域っていうか、逃げ込む場所というか、絶対に裏切らないもの。
蓮沼 : それ、すごく美雨さんっぽいと思うんですよね。

ーー今作は、それまでのエレクトロっぽい作り方と違って、人のゆらぎを入れているところが特徴的です。いわゆるおまじない的なことを表現するにあたって、人が演奏するっていうことは要素として大きかったのでしょうか。

美雨 : そうですね。それが蓮沼くんと作りたいと思った一番の理由かも。
蓮沼 : どちらかというと、僕もずっと一人で音楽を作りながら、蓮沼フィルとかで大人数で音楽を作ることもやってきたので、美雨さんの考えていることと、僕の持っているものが、いい感じでクロスした時期なんだと思いますね。

祝福の時間にしたいっていう一心ですね

ーーレコーディングはメンバー、バラバラですよね? 本当に一堂に会するっていうのは…?

蓮沼 : 今日が初めてです。
一同 : (笑)。

ーーははは。今日に至るまでどんな準備をされたんですか?

蓮沼 : なんか準備しましたっけ?
美雨 : 集中的なリハを直前にやっていたくらいで。あとは、蓮沼くんが譜面を書いてくれたりしました。
蓮沼 : 結局、アルバムに参加してくれた人も、普段は会わない人なんですよ。僕のフィルのメンバーが何人かいるっていうのは核であるんですけど、ギターとドラムが初めて会うとか、だんだん集っていくのはおもしろかったですけどね。あと、一人一人のコミュニケーションでスコアを作っていくおもしろさはありましたね。

ーー参加されているのは名うてのミュージシャンの方々なので、すごい演奏になることはわかるんですけど、それをコンダクターとしてまとめあげていくうえで、どういうことを考えていますか。

蓮沼 : 一応、核となるアルバムがあるじゃないですか。アルバムを作ったときに、こういう演奏をするっていうことは決まっているので、それをライヴの現場でどうアレンジしていくかってことに重点を置いていきました。必ずこういうことをしてくださいってふうにみんなを統制していくんじゃなくて、大きい枠を作って、そこに美雨さんの歌声がのって完成という感じです。

蓮沼執太

ーー美雨さんは今日のライヴ、どういうふうにやっていこうかって考えていますか?

美雨 : とにかく楽しくやりたい。祝福の時間にしたいっていう一心ですね。それしかないです。次の瞬間なにが起こるかわからない恐い時代に住んでいるけど、そんな世の中じゃないって本当に信じられるような時間にしたいなと。それが叶うのは音楽の中だけなので、それを本当にしたいというか。

ーーそう音楽を作りたいというのはずっと思っていることですか。

美雨 : いや、それは小さいときから感じていたんですけど、具体的に言葉で思いだしたのは、作り出してからだと思います。自分のアルバムをそうしたいと思いはじめたのも、ここ最近かもしれない。

ーーそこには、なにかきっかけがあったんですか。

美雨 : 世の中が徐々にシビアに辛くなっているのを自分も大人として暮らしていながら実感していたりしていて。まわりに子どもが増えたこともあって、とにかく悪いことが起きませんようにって気持ちで毎日生きていて。たまたま自分が歌をうたうことを職業にしているわけだから、自分もその役に立ちたいというか、世の中の人を楽にしたい。その手伝いをしたいから、自分の作るものに対して明確な目的とかができたのかもしれないですね。
蓮沼 : 以前にはあったんですか、そういう気持ち?
美雨 : 5年くらい前はなかったかな。エレクトロの3作がすごく明るい3部作だったんですけど、そこらへんから明確になったかな。ただ気持ちいいだけじゃないもの、無理矢理にでも明るい方向にっていうのは意識しました。

ーーそのためには蓮沼さんが必要だった、と。

美雨 : そうですね。エレクトロで明るくぱきっとしたものはちゃんと作った気がするので、今度は人の人力の魔法みたいなのをかけてくれる人が必要で、それが蓮沼くんだっていう気がしたんですよね。
蓮沼 : タイミングもあるんですけど、大人数で音楽ができたらいいねっていうのが最初からあって。もちろん美雨さんのライヴ・メンバーであるシゲさんとか大地さんとかは中心的に演奏してほしいって思っていたし、いろんなファクターとか美雨さんの考えとかをミックスしたらこういう形になったんだと思います。

ーーこのメンバーが集まるってことはなかなかなさそうなので、貴重な夜になりそうですね。

蓮沼 : そうですね。美雨さんが「おまじない」って言っていたことと似ているかもしれないですけど、同じことが2度起こると思っている人って多いと思うんですよ。っていうのは、僕らの世代って、20代とか10代後半とか、いろんなものができあがって、そこに入り込んで情報を取り入れてきた世代なんです。ファストフードじゃないですけど、いつでもそこに行けばなにか食べることができて飲むことができる、インターネットを開けば情報が得られるとか、インフラがすごく整っちゃっている。それが芸術とか音楽とか文化にも少なからず影響していて、体験しにいかないとわからないものっていうのが希薄になっているんですよ。だから今回みたいな公演は本当に貴重なんだぞってことはあると思います。

坂本美雨と蓮沼執太クルー

美雨 : うん。でも、どこかでまたやりたいと思うけど、すごく失敗とかしたりしてもいいやって気持ちもある。もちろん失敗はいやだけど、しょうがないやっていうか、そこに執着がない。それって、いままでにあんまりない感覚なんだよね。
蓮沼 : それって、起こったことを全部受け入れて楽しむってことなんじゃないですかね。
美雨 : たぶん大丈夫、っていうか、みんなでなにが起きても楽しめるって感じがするんだよね。
蓮沼 : こういうことが起こってくれてありがとうって思える感じですよね。みんな同じ気持ちかも。メンバーも。

ーー最後に、今日のライヴに向けて目標があれば教えていただけますか。

蓮沼 : おまじないをかけたいってことですよね。それを各々持ち帰ってくれたら嬉しいです。
美雨 : おまじないがかかる夜になると思うので、楽しんでいってください!

LIVE REPORT : Waving Flags リリースパーティ〜旗を振るよ ここにいるよ〜

おまじないをかけたい。ライヴ前のインタヴューで坂本美雨と蓮沼執太はそう言った。当日の午後2時すぎ、坂本美雨の楽屋でメイクをしながら行なわれたインタヴュー。外はしとしとと冬の雨が降っていた。

そもそも今日のライヴは、2014年3月にリリースされた坂本美雨のアルバム『Waving Flags』のレコ発ライヴ。リリースから約10ヶ月のときを経て、ようやく実現した待望の一日だ。アルバム・プロデューサーでもある蓮沼執太をコンダクターに、伊藤大地(ドラム)、村田シゲ(ベース、ギター)、戸高賢史(ギター)、千葉広樹(ベース、バイオリン)、吉野友加(ハープ)、ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム、フリューゲルホルン)、三浦千明(フリューゲルホルン、コルネット、鉄琴)、小林うてな(スティールパン、マリンバ)、環ROY(ラップ)と錚々たるメンバーが参加。これだけのメンバー全員が集まるのに時間がかかったのは当然だ。むしろ、この日が実現したことを祝福すべき雰囲気が入り口に飾られた沢山の花から伝わってくる。もちろん、チケットはSOLD OUT。雨の湿気と混じって、興奮の湯気が会場を漂っているようだった。

ところ狭しと並べられた楽器にメンバーがセッティング、蓮沼のピアノ音と坂本の歌声で幕を開けた楽曲は「ドア」。細かく刻むドラム、受け幅の広いベース音、そのうえにハープ、スティールパン、フリューゲルホルンといった上音が重なり、心地良いアンサンブルが会場を包む。「今日は本当に楽しむだけっていうか、みんなと一緒に作るものだと思います」とMCで坂本が語り「ピエロ」を披露。そして突然来てくれることになりましたとスペシャル・ゲストのU-zhaanを紹介。さらりと「呼ばれたから来たんだよ」と返し、客席は笑い声に包まれる。タブラが加わり「Q&A?」を演奏。おだやかでゆとりを感じるような楽曲にタブラの音が心地いい。同曲が終わりUzhaanはステージを降りる。引き続き、『Waving Flags』から「VOICE」「おとぎ話」。坂本美雨によるメンバー紹介を経て、環ROYを呼び込み、蓮沼執太フィルの楽曲である「ZERO CONCERTO」「ONEMAN」を演奏。蓮沼と坂本のコーラス、環ROYのラップが、飛び跳ねるようなリズミカルな空間を生み出す。

再びMCでは、坂本美雨が「温泉に入っているみたいだね」とこの日のグルーヴを表現。それに対して村田シゲがツッコミを入れて、笑いを誘っていく。少し長めの温泉トークを経て、「=」「HIRUNO HOSHI」。そして、坂本龍一が坂本美雨のために作ったことでも知られるYMOの楽曲「ONGAKU」を演奏。人力ながらもミニマルさも感じる暖かみのあるアンサンブルが気持ちいい。アルバム表題曲「Waving Flags」では、黄色い用紙を旗として降り一体感のある光景が会場に広がる。ここでバンド・メンバーはステージから降り、坂本と蓮沼で「おまじない」についてのトークをして「やくそく」をピアノの伴奏とともに歌う。〈大丈夫これからは いいことしかおこらない〉。そんな歌詞とともに暖かいおまじないが空中を舞い本編は終了。

アンコールに応え、ステージに登場したメンバーたち。坂本龍一 featuring Sister Mとして1997年にリリースされた「The Other Side of Love」をオーケストラ編成で歌い上げる。人間味のあるしっとりしたアレンジに、坂本美雨の高音が映え渡る。そして最後にU-zhaanを呼び込み映画『ネバーエンディングストーリー』のテーマ「The Never Ending Story」を歌い幕を閉じた。色とりどりに風船が客席をまうなか、メンバー全員で客席にお辞儀をして、大きな拍手に包まれながら貴重な一夜は終演を迎えた。

果たしておまじないはかかったのか? なんて野暮な回答は差し控えたいと思う。この日を体験した人はもちろん知っているだろうし、この音源を聴いた人ならば、それがどうかなんてすぐにわかるだろうから。たった一度しかないかもしれない幸せな空間。決して同じものではないかもしれないけれど、ハイレゾで収められた音源にはその雰囲気、おまじないが利いていて、何度もその体験をさせてくれる。ぜひ、この日の空気を感じていただけたら幸いだ。(text by 西澤裕郎)

RECOMMEND

蓮沼執太フィル / 時が奏でる

5人編成の蓮沼執太チームを母体として、2010年に結成された「蓮沼執太フィル」。ヴォーカル、ラップ、ピアノ、シンセ、ベース、ギター、スティールパン、マリンバ、サックス、ユーフォニアム、フリューゲルホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、ドラムという超個性的な楽器編成。権藤知彦、イトケン、大谷能生など、最前線で活躍するミュージシャンが多数参加。4年をかけてライヴで磨きあげてきた楽曲達を、ライヴの質感を残したまま、スタジオで真空パック!

V.A. / Why not Clammbon!?~クラムボン・トリビュート(24bit/48kHz)

ストレイテナー、蓮沼執太フィル、salyu × salyu、レキシ、ハナレグミ、NONA REEVES、Buffalo Daughter、downy、GREAT3、TOKYO No.1 SOUL SET、HUSKING BEE、青葉市子、マイス・パレードがうたい、最後には小室哲哉があの「バイタルサイン」をリミックス。いやいやもう簡単に紹介していいレベルではないのでレビューに任せましょう。そのぐらいの豪華さです、クラムボン・トリビュート!

『Why not Clammbon!?~クラムボン・トリビュート(24bit/48kHz)』の特集はこちら

坂本龍一 / Year Book 2005-2014

2005年から2014年の10年間で坂本龍一が書き下ろした幻の音源を一挙にコンパイル。様々な企業、美術館、テレビ番組、映画音楽など、それら未発売の曲が聴けるのはこのアルバムだけです。坂本龍一の未発売のリリース音源を集めた貴重なコンピレーション・アルバム。アルバムとはまた違った坂本龍一のオリジナル楽曲が堪能できます。

PROFILE

坂本美雨

5月1日生まれ、9歳まで東京で育つ。

1990年4月、9歳の時に両親が音楽活動の拠点をニューヨークに移した事をきっかけに家族で移り住む。
10代を緑に囲まれてニューヨークの郊外で過ごす。
1997年1月、Ryuichi Sakamoto featuring Sister Mとして「The Other Side of Love」を歌う。

1999年、映画『鉄道員』の主題歌、「鉄道員(TETSUDOIN)」をリリース。
同年6月、現地の高校を卒業(CLASS OF 1999!!)。
9月、フル・アルバム『Dawn Pink』で“開眼”、本格的に音楽活動を開始。
2005年11月、ホンダ企業CM環境・安全編に使用されている『The Never Ending Story』をリリース。
2006年5月、アルバム『Harmonious』リリース。
2007年3月より、YEBISUの新しいビールのTVCM出演、話題となる。
2007年12月、新しいアルバム『朧の彼方、灯りの気配』リリース。
2008年11月、『Zoy』リリース。
2010年05月、アルバム『PHANTOM girl』リリース
2011年5月、アルバム『HATSUKOI』リリース。
2011年11月より、TOKYO FMをキー局とする全国38局で放送のトーク番組「ディア・フレンズ」パーソナリティ。
2012年7月公開のディズニー / ピクサーのアニメ映画『メリダとおそろしの森』の日本版エンディングソング「いにしえの子守歌」を担当。
2012年8月、アルバム『I'm Yours!』リリース。
2013年6月、自身初のBESTアルバム『miusic~1997-2012~』リリース。
au損保の保険ブランド「あ・う・て」のサウンド・ロゴや、イメージ・ソングをメインとして、ブランド・アンバサダーを担当、TVCMにも出演。
2014年3月、新しいアルバム『Waving Flags』リリース。
ソロ活動に加え、シンガー・ソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」として多くの音楽フェス等に出演中。

2003年より自らデザイン・製作するアクセアリー『aquadrops』をスタート、詩画集『aqua』、初めて和訳に挑戦したネコの絵本(オリジナルCD付き!)、矢野さんと共同で和訳した絵本「せかいでいちばんあたまのいいいぬ」や、2014年には、初めての著書「ネコの吸い方」が出版される。2011年よりTOKYO FMをキー局とする全国38局で放送のトーク番組「ディア・フレンズ」パーソナリティを担当するなど、音楽に留まらず、作詞、翻訳、ナレーション、俳優などマルチな分野で活躍中。

坂本美雨 HP

蓮沼執太クルー

AL『Waving Flags』のプロデューサでもある音楽家・蓮沼執太がコンダクトする現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ『蓮沼執太フィル』からのメンバーとアルバム・レコーディングに参加した、村田シゲ(□□□、CUBISMO GRAFI CO FIVE)、伊藤大地(SAKEROCK、グッドラックヘイワ)、戸高賢史(ART-SCHOOL)、吉野友香(tico moon)を加えた総勢10名の音楽集団です。坂本美雨と蓮沼執太の親交の深いメンバーで今回、ライヴの為に特別編成されました。

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"powerpush"の最新アーカイヴ

丈青、ライヴ・レコーディング作品をDSD11.2MHzで配信開始
[POWERPUSH]・2016年05月10日・DSD11.2MHzの先駆者、丈青のライヴ・レコーディング作品が配信開始!! 2016年3月11日から13日まで表参道のスパイラルを会場に行われた〈HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRAL〉。現在OTOTOYで配信中のフェス内でのレコーディング作品のラインナップ(Suara×真依子、蓮沼執太、大木和音)に満を持して加わったのがSOIL&“PIMP”SESSIONSのピアニスト、丈青。 商用として世界で初めてDSD11.2MHzに挑戦し話題となった彼の前作『I See You While Playing The Piano』と同じスパイラルホールで録音されたのが『re: I See You While Playing The Piano』。前作とはほぼ異なる楽曲をたずさえた本作は、レコーディング&ミックスに奥田泰次、iFi Audio/M2TECHの協力の元、SPIRAL RECORDSよりOTOTOYにて1ヶ月先行配信開始! 彼の重厚なピアノの音色に酔いしれるとともに前作より経た2年間という歳月の軌跡を体感、そして客席とピアノの張りつめた対話をぜひ堪能ください。 丈青 / re:
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[POWERPUSH]・2016年05月20日・この素晴らしいアルバムを90年代から解放しよう──サニーデイ・サービス『東京』リマスター盤配信 現在に続く東京インディー・シーンの礎を築いたといっても過言ではない、いまなお輝き続けるロック・バンド、サニーデイ・サービス。彼らの作品の中でもひとしお愛され続ける『東京』が、発売から20周年を迎えた。そんなメモリアルな年を記念して、同作はオリジナルマスターテープより全曲完全リマスタリング、"2016年の『東京』"として生まれ変わった。 この作品を、その価値を、今一度見直すときがやってきたのである。現在の若きミュージシャンにも影響力を持つ『東京』の背景にあったものとは、そしていまも色褪せないその理由とは。世界中の土地、街、そこで鳴らされるグルーヴを探求するライター/エディターの大石始が、『東京』を語る。 オリジナルマスターテープより完全リマスタリングされたメモリアル盤!!サニーデイ・サービス / 東京'【Track List】01. 東京02. 恋におちたら03. 会いたかった少女04. もういいかい05. あじさい06. 青春狂走曲07. 恋色の街角08. 真赤な太陽09. いろんなことに夢中になったり飽きた
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筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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