ハバナイ×リミエキによるスプリット・アルバム発売記念企画!! 東京アングラ・シーン台風の目、Have a Nice Day! 浅見北斗とは何者?

浅見北斗(Have a Nice Day! )

日本のインディー・シーンの長であるレーベル、〈Less Than TV〉に所属するLimited Express (has gone?)。90'sライクのド派手シンセ・サウンドと、それにまたがるあまりにも気だるいフロウで、一度体感したら忘れることのできないそのサウンドを展開するHave a Nice Day! 。この2組によるスプリット・アルバムをどこよりも早く先行、ハイレゾでリリース! しかも全曲フル試聴できちゃいます!! 2組それぞれの新曲はもちろん、スペシャルなコラボ楽曲も収録。互いの色が出まくった、いびつかつ奇跡的なバンド・グルーヴは、今現在に起こっている東京バンド・シーンの“面白さ”を象徴しているかのよう。まずは試聴を!!!

そして今回、このスプリット企画の立案者であり、Have a Nice Day! のリーダーである浅見北斗へのインタヴューを敢行。いまやNATURE DANGER GANGなどを生み出した、新宿ロフトで開催されるイヴェント〈SCUM PARTY〉の中心バンドであり、東京アンダーグラウンド・シーンの台風の目と言っても過言ではない彼の、音楽的ルーツやバンド結成までのいきさつ、また東京の音楽シーンについてたっぷりと語ってもらった。2015年、一番おもしろい場所を作り続ける浅見北斗の発言群を見逃すな!!!

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スペシャルなスプリット・アルバムをハイレゾで!

Have a Nice Day! ×Limited Express (has gone?) / Heaven Discharge Hells Delight(24bit/48kHz)

【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV / AAC
※ハイレゾとは?
※ファイル形式について

【価格】
単曲 216円 まとめ価格 1,296円(税込)

【収録曲】
1. Heaven Discharge Hells Delight -- Limited Express (has gone?)×Have a Nice Day!
2. This world is too small for me -- Limited Express (has gone?)
3. Riot Girl -- Have a Nice Day!
4. ハリウッドはどこだ? -- Have a Nice Day!
5. ゾンビパーティー -- poivre
6. Zombie Party feat.onnen,モリカワアツシ(younGSounds),ECD -- Limited Express (has gone?)

INTERVIEW : 浅見北斗(Have a Nice Day! )

彼らは4大卒のコミュニティーの中で産まれてきた音楽やってる訳ですから

——浅見さんって、最近CD買いました?

浅見北斗(以下、浅見) : いやー、もう中古でさえ買わないですね。

——でも中高生のころは、中古含めすごい買ってたんじゃないですか。

浅見 : 買ってましたね、100円とか10円のCDを。だけど、今はフリー・ダウンロードでもダウンロードしないです。ストリーミングで聴いちゃう。量がすごく多くなっちゃうし、結局SoundCloudとかの方がいいかなって。

——浅見さんは、もともと音楽をかなりディグるタイプだったんですか?

浅見 : めっちゃ広く浅くです(笑)。根本的にはブルーハーツとかが好きでした。

——今いくつでしたっけ?

浅見 : 今年、32歳です。

——出身はどこですか?

浅見 : 神奈川の茅ヶ崎です。

——音楽は小さい頃からやっていたんですか?

浅見 : いや、就職してから音楽を始めたんですよ。この前、誰かが6年前とか7年前の動画をYouTubeに上げていたんだけど、電車で合コンとかやってるんですよ。まだ音楽になってないし、ひでーなと思って(笑)。

——なにがしたかったんですか(笑)?

浅見 : 最初は普通にスカムをやりたかったんですよ。円盤とかで扱っているような音楽をやりてーなって。一番最初に就職してボーナスもらった時、先輩と一緒に秋葉原に行ってサンプラーを買ったんですけど、普通に音楽やってもつまんないしなと思って。

——こういうインタヴューでよく出てくる、中学生でギター始めましたとかそういうのはないんですか?

浅見 : なんもないっす(笑)。高校を卒業した頃、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDとか、日本語ラップがシーンとして形を成した頃で超面白かったんですよ。イベントに遊びにいって、フリースタイルしているのをみんなで観ながらマネしていて、実はそういうのが今の作詞作曲、特に作詞に使われてます(笑)。

——ハードコアとかのバンド・シーンには、何がきっかけで興味を感じたんですか?

浅見 : 友達がデラシネとアイディア・オブ・ア・ジョークのCDを貸してくれたんですよ。

——まさにLess Than TV(以下、レスザン)ですね。

浅見 : そう。で、こんなにかっこいいバンドがいるんだと思って行ったのが〈ハリウッドジャスティス〉とか〈カオスパーク〉、ABRAHAM CROSSがやっていたイベントとかで。

——さっきの話だと、浅見さんとしてはスカムをやりたかったわけですよね? 当時はいまよりもスカムって言葉はマイナーでしたけど、そこに行き着いたのは?

浅見 : CDを買いに行くと円盤の店長とかが、そもそもスカムとはなんなのかっていうのを教えてくれるんですよ。スカムで一番最高峰は一体誰なんでしょうか? っていう質問をしたら、犬ラジオっていう紹介してくれて…。

——首にラジオをぶら下げた犬がステージに出てきて終わりってやつですよね?

浅見 : そうです。それがトップ・アーティストだと言われて、俺はスカムはできないなと思ったんです。こんなに音楽的じゃないことできないなって。なんやかんや言って、音楽になってきちゃうから(笑)。

——あはははは。僕もスカムに憧れていたんですけど、そういう人はスカムをやること自体無理なんですよね。要するに、自分を対象化しちゃうとスカムじゃなくなっちゃう。

浅見 : そうなんですよね。スカムっていうのは、高校生のバンドが本当に頑張って演奏しているにも関わらず、セックス・ピストルズのカヴァーさえ満足にできないことなんですよね。

——以前、ドラびでおの一楽さんと池袋の街を歩いていて、おっさんが酔っ払ってひどい歌を歌っているのにすれ違ったとき、「西澤くん、あれがスカムっていうんだよ」って言われて、スカムを諦めました。

浅見 : そうなんですよ。頑張ってやろうとするとできないもんなんですよ。

——それじゃあ、スカムを断念した後のアクションはどういうことをしたんですか。

浅見 : 最初はサンプラー1台で日本語ラップをしようと思っていたんですけど、ワンループで作ってラップしてるだけなのってどうなのかなと思って、洋楽のHIP-HOPを聴くようになったんです。そのなかでも、ブラック・アイド・ピーズ「アイガットフィール」を聴いて、ワンループでサンプラーを組みつつシンセも使えるんだと思って、ライヴをするならバンド形態にした方がいいなと思うようになっていきました。それで、ドラムを入れたりシンセを使うようになって、俺ってメロディ・センスあるんだなってことに気付いたんです。そこからは、あんまりサンプリングにこだわらなくなっちゃいましたね(笑)。ただ、THREEとかでライヴしてたんですけど、ほんとに人気がなくて…。


The Black Eyed Peas - I Gotta Feeling

——それはHave a Nice Day! としてやってたんですか?

浅見 : その時はガイチューンっていうバンドです。すでにメンバーに内藤さんがいて、「フォーエバーヤング」とかもやっていて。あのときにできた曲も多いんですよ。

——サンプラーは、どの機材を使ってるんですか?

浅見 : ローランドのSP404です。

——シンセは?

浅見 : マイクロ・コルグです。あと、カシオトーンを使ってます。

——もともと鍵盤とかを、やってたわけじゃないんですよね?

浅見 : 全然やってないです。でもドミソみたいなすごいシンプルなやつはなんとなくわかるし、こことここを弾くとこの音とこの音が組み合わさるなっていうのは普通に分かるから。むしろ、複雑な演奏はしないようにしてるんですよね。そうするとシンプルな感じじゃなくなっちゃうので。

——ちなみに、このサンプラー + シンセというスタイルを発見したのはいつぐらいなんですか?

浅見 : 2010年くらいかな。そのときが一番ちゃんとやってるんですよね。でも、1番上手くいってない(笑)。その頃はギターがいたんですよ。ナベちゃんっていう、今は台湾かどこか海外に留学してるやつがいて、そいつが右手でギターを弾きながら、左手でシンセを弾けるくらい器用なやつだったんで。俺がギターのイメージを言うと、それを形にしてくれるんですよ。その時とか週に1回くらいスタジオ入ってたりして、すげーちゃんとやってたんですよね。だから、あの頃に基礎ができた感じですね。スタジオにも入っていたから曲もできたんで、1個にまとめて1stアルバムを作って。でも、その頃が全く上手くいかなかった(笑)。

——何がダメだったんですかね。

浅見 : めっちゃライヴが上手くいったと思った日も全然評価されないんですよね。わりかし内向的な人が多くて先輩後輩関係とかも作れないし、所謂バンド・シーンみたいな音楽も全然好きじゃなかった。かといって、レスザンとかは俺たちの中で神格化されすぎちゃっていて、知り合いになれるって感じでもないし、どこで何をやったらいいのか迷ってました。音楽はどんどんできていくんですけねど。

——2010年くらいって言ったら、東京ニューウェイブみたいなシーンだったり、東京ボアダムとかもありましたよね。

浅見 : そういうのもあんまり観に行ってなかったですよね。撃鉄が仲良かったんですけど、あいつらが東京ボアダムとかに呼ばれるようになって、ますます行く気がなくなっちゃった(笑)。周りは上手くいっていた人が、ちらほらいたんですよね。

——あの時代のアンダーグラウンドは、関西のほうが勢いがあったと思うんですよ。neco眠るとかクリトリック・リスとかオシリペンペンズとかもそうですし、それこそ劔樹人さんが東京に来てイベントをLUSHとかでやっていたり。ああいうところの勢いに対して、東京のアンダーグラウンドはちょっと引けをとっていて、東京ニューウェイブとか、東京ボアダムで盛り返そうとしていたのかなっていう。

浅見 : なんとなく大学生のノリを感じていたんですよね。言ったら、彼らは4大卒のコミュニティーの中で産まれてきた音楽やってる訳ですから。当時それを言葉にできなかったけど、間違いなくそうだなって。これ書かないでください(笑)。

ようやくやりやすくなってきた

——わかりました! 確かにあの時の東京のバンドって、早稲田大学のサークル出身とかめっちゃ多かったですよね。これは極端なんですけど、結局音楽も学歴のある人のほうが戦略的だとか、いろんなところで勝ってるのかっていうことを感じるときがあって、いろいろ考えることは多かったです。

浅見 : HIP-HOPもそうでしたしね。だから、どこでやったらいいのかなと思いながら、僕らはほそぼそとやってましたね。

——そんなこと言いつつ、浅見さんちゃくちゃ学歴高かったりしませんか?

浅見 : いや、大丈夫です。専門卒なんで(笑)。

——なんの専門なんですか?

浅見 : 美術です。うちのバンドで最高に学歴が高いのは実は内藤さんなんですよ。唯一の4大卒で、残り1人が大学中退で、もう1人が高卒、俺が専門卒。トラックを作っているメンバーは1年で大学を中退して、浪人してもう一個の大学を6年かけて卒業してるんで、言ったらただのぽんこつですからね(笑)。

——(笑)。メンバーの方々はどういう繋がりの人たちなんですか?

浅見 : 内藤さんは、1人で即興の無音ラップみたいなのをしているすげー変な人だったんですよ。対バン相手だったので、こいつはなんか使えるなって思ってちょっと友達になってみようって。すげーおっさんだし、ステージのインパクトがあるから、それが超面白いなって。島田はマリリンモンローズでドラムを叩いていたからっていうのもあるんですけど、サワさんは普通にお客で来ていて、1人で来て酒飲んでゲロ吐いている変な人だなと思って。もう1人いたギターのナベっていうやつも、やっぱりゴリラみたいな感じで、めっちゃファンキーで面白いんですよ。そういう感じで決めてます。だから、みんな趣味が合わないですね。聴いてる音楽も全然違うし。

——そのころすでに、サンプラーのワンループとシンセをベースにやるってことが方針としてあったんですか?

浅見 : そんな感じです。ギターとシンセは、ちょっとオカズっぽい感じで、ギターとサンプラーをメインにって感じだったかな。そんななか、ギターが抜けたので、サワさんを入れたんですよ。それで今のスタイルができた。それが3年前くらいですね。2012年くらい。

——その時はまだガイチューンとしてやってたんですか?

浅見 : その時はHave a Nice Day! になっていました。ガイチューンだと、さすがに高円寺のノリっぽくて、ちょっとやだなと思って。爽やかにしようってHave a Nice Day! にしたんです。たいして有名じゃないし、誰も困らないだろうって(笑)。モチさん(望月慎之輔)と出会うのが2011年とかなんで、そのちょっと前にHave a Nice Day! になってます。

——所在ないところから自分たちの居場所みたいなのを見出していく予兆みたいなのはあったんですか?

浅見 : モチさんと会ってから『BLACK EMMANUELLE EP』っていうミニ・アルバムを作ったんですけど、それを作ってから長州(ちから)くんと知り合いになったり、ライヴにも誘われるようになりました。なんとなく周りがHave a Nice Day! っていうバンドがいるんだって感じに認知してくれて、チミドロとかフジロッ久(仮)とか、どついたるねんとかとも、少しずつ接触するようになってきて。それで〈スカムパーク〉を始めて形になってきた感じですね。

——〈スカムパーク〉の第1回っていつ始めたんですか?

浅見 : 2012年の11月です。

——最初の出演者は誰だったんですか?

浅見 : どついたるねん、アンダーボーイズ、Have a Nice Day!、D.J.APRILです。当時、イベントっていうか1つのシーンみたいなのを作りたいんだよねっていう話を長州くんとかに相談すると、それを束ねる音楽的な共通項がないよっていう話になって。俺としては、今のハバナイとかネイチャーとかのあの感じを既にイメージしてたんで、音楽がどうのっていうよりは、わりとアティチュードの問題として思っていたんです。ただ、みんなはイメージできてなかったみたいなんです。山塚アイがユンボでライヴハウスをぶっ壊すっていうアティチュードみたいなものとして考えていて。

——よくわかります。そして〈スカムパーク〉っていう名前がいいですよね。

浅見 : どうやら僕ね、メロディ・センスもあるんですけど、ネーミング・センスもわりかしあるんですよ(笑)。8月にイベントやるんですけど、それのタイトルを俺が決めてって言って、みんなに言われるんですよ。すっげープレッシャーなんですけど、いい案が出たんで、みんなに出したらみんなナイス! ってなって。

——インターネット・モッシュピットも浅見さんの命名ですか?

浅見 : 俺です。大体俺が考えてるんです。オモチレコードの人たちって、ほんとに頭悪い人たちばかりでまじビビりますよ。一個考えつくとすげーそれに乗ってくるんですよ(笑)。

——そういうネーミングのアティチュードは、レスザンに近いかもしれないですね。鹿コア(※)とか、もはやわからない人多そうですけど(笑)。

※鹿コア : 90年代半ばに海外で盛り上がっていたローファイ / スカム・ブームへの回答としてプンクボイ、DMBQ、U.G.MANといったLess than TV周辺アーティストが興したムーブメントのこと。プンクポイことロマン優光氏が鹿柄の迷彩シャツを着ていたことに端を発したと言われている。

浅見 : そうですね。自分たちで盛り上がるためのツールとして何か考えるみたいな。〈スカムパーク〉なり、インターネット・モッシュピットだったり、あんまり他に説明したり、意味を分からせるっていうよりは、勝手に名前つけようみたいな感じですよね。

——話をちょっと戻すと、2012年11月の〈スカムパーク〉の時点では、外から見ている限り、まだ始まってる感じはなかったかなって思うんですよ。

浅見 : 2013年の頭とかに、どついたるねんがわりかしいい感じになってて、ハバナイも〈SHIN-JUKE〉の2回目に出てるんですよ。その辺のバンドがフィジカルな感じに戻りつつあって、チミドロなんかもうまい感じにハマってきてくれて。そういうバンドとJUKEみたいな別ジャンルがぶつかるっていうか衝突して、それっぽくなってきたんですよね。JUKEはすげー盛り上がったから、それに負けたくないなっていう対抗心がめっちゃあったんで。

——あの時って、望月さんが四谷アウトブレイクにJUKEのイベントを観に行ってから、LOFTの色も変わってきた感じがします。さっき浅見さんが言ってたバンドがフィジカル寄りになってきたっていうのは、どういうことなんですか?

浅見 : ハバナイの音楽ってハードコアとかじゃないから、集まってる友達とかにモッシュとかを強要してる感じがあって、それが共通認識としてちょっとずつ浸透していって。〈SHIN-JUKE〉のスピンオフ・イベントみたいなのがあって、NATURE DANGER GANG(以下、ネイチャー)が初めてライヴしたんですけど、面白い客が結構いっぱいいて。そいつらがしっちゃかめっちゃするから楽しくなっていって、一緒にやってるみたいな感じになっていって。それこそ、さっき言っていた4大卒じゃないバンドを押し込んでくみたいなことをしていたら、段々今みたいになってきたんですよ。

——ようやく時代がハバナイに追いついてきたみたいな。

浅見 : ようやくやりやすくなってきたというか、風通しがよくなってきたなって。JUKEは所謂シカゴの音楽だけど、BOOTY TUNEがオルタナとかと一緒にやるのも結構すごい寛容だったんですよ。

——それこそ、日本のJUKEを牽引しているといってもいい、BOOTY TUNEも近いところにいたんですか?

浅見 : 最初はトラックスマンを呼んだすげー人たちみたいなイメージでした。だけど、話してると俺らとあまり変わらないなと思いました(笑)。あとは、チミドロとかFat Fox Fanclubとかネイチャーとかが頑張ってくれたんで。

遊びの延長でおもしろくなっているのがいいなって

——ネイチャーは、浅見さんの目にはどう写ったんですか?

浅見 : 最初は大丈夫かな? って思いました。初めてしゃべった時、関くん、すげー真面目な子だなと思って(笑)。言ったら、ネイチャーは兄弟みたいなもんですよ。すげーバカでなんも考えてない弟と、なんか小難しい兄貴みたいになっちゃって、愛憎関係が半端ないです、お互いに。

——初期の頃、それこそ義理モッシュじゃないですけど、いつも一番前で暴れていたのは浅見さんでしたね。

浅見 : お互い、なんとかしてこいつら盛り上げる!! みたいなのがめっちゃあったんで。最近は愛憎関係が深すぎるから、上手くいったらいったでなんでだよ!! ってなるし、いかなかったらいかないでつまんねーじゃん、なんとかしろよ!! って思うんですよ。ネイチャーはどんくらいそう思っているのか分からないですけど、俺は超あります(笑)。

——アティチュードとして、JUKEに来てた面白いお客さんたちや、フィジカルなバンドが残ってくるのは分かるんですけど、そこにまた新しいアイドルっていう要素がはいってくるのはどういうきっかけがあったんでしょう?

浅見 : 一番最初は、せのしすたぁとヤングサウンズとネイチャーとハバナイが対バンしたSHLETERのブッキングがあったんですよ。俺は出たくなかったんですけど、とりあえず出てみようと思って出たら、いつもおもしろがってくれる客みんなが口を揃えて「ハバナイが一番つまらなかった」って言っていて(笑)。強すぎるわこいつら、これどうやって勝ったらいいんだ? って愕然としたんです。

——実際、一番つまらなかったっていう認識はあったんですか?

浅見 : 完全に準備体操にされているなと思いました(笑)。その日、普通に盛り上がったから、結構いいじゃんと思ったんですけど、その後のせのしすたぁのライヴがそんなもんじゃなかったんでショックでしたね。おやホロは初めて見た時、超つまらないなって思ったんですよ。ベルハーとかせのしすたぁみたいなのを想像していたので、全然つまんなくて。でも対バンした時にハバナイを気に入ってくれて、Twitterとかですごくつぶやいてくれて、DJとかでも「フォーエバーヤング」をかけたりしてくれて、すごく興味を示してくれて。そういうのって大事じゃないですか? それで、おやホロがイベントをやるから出てくださいっていうのをモチさんからブッキングされたんで、「エメラルド」っていう曲を一緒にやりましょうって提案して。せっかくだったら、ガチンコにやったら面白いんじゃないかと思って曲を作ったんですよ。最初やった時はグダグダで、これは厳しいと思ったんですけど、だんだん覚醒してきたんですよね。すげーなって思っちゃった、まじで。

——かなり今は面白い感じになってきてますよね。

浅見 : 最近のライヴを観ていると、最近のおやすみホログラムのライブみていると、あたかも自分たちが1番みたいにグイグイしていて、完全にロックスターみたいになってる瞬間があって面白い。せのしすたぁとか、ベルハーちゃんのライヴを観ていて思ったんですけど、ロックの継承者は我々じゃないんですよ。やっぱり、アイドルになっちゃったんですね。ロックは完全に偶像がなくなっちゃった。だから、オルタナはオルタナで別のことをしないといけないのかなってすげー思っていて、ここ最近、それが噛み合ってる感じがするんですよね。おやホロがいて、それこそ目に見える形だとリミエキと一緒にやったり、見えないところだとレスザンとかと一緒にイベントをしたりって。


Have a Nice Day!×おやすみホログラム / エメラルド

——今の指摘はすごく的確だなと僕も思うんですよ。ロックの継承者はたぶんアイドルだろうって認識が浅見さんにあるから、アイドルとバンドがぐちゃーってなれるんだろうなと思うんですよ。僕の知っている限り、東京のバンドでわかりやすくアイドルと最初に絡んだのが、箱庭の室内楽のハシダ(カズマ)さんなんですけど、それをきっかけにそういう例が増えると思っていたら、全然出てこなくて。混じってるようで混じってない。まあ、無理ないと思うんですよ。アイドルはアイドル、ロックはロックみたいな虚像を捨てられたのは浅見さんが遅咲きだったっていうのもあったと思うんです。そして、もう一つのポイントとして、レスザンとの急接近があるじゃないですか。それは何がとっかかりになったんですか?

浅見 : 一番最初は、2014年5月にレスザンとスカムパークで、一緒にぐるぐる回るのステージをやったのがきっかけですね。その時に谷(谷ぐち順)さんといろいろ話したんですよ。ちょっとネットで喧嘩してみようか? とか、そこらへんで親密になって、〈ぐるぐる回る〉をやったら、すげー楽しかったねってなって。その後、レスザンの〈メテオリバー〉っていう、みんなで川に行ってバーベキューをして川を泳ぐだけのイベントに行ったら、COSMIC NEUROSEのDEATHROとかV/ACATIONのハタノとかとしゃべるようになって。谷さんとかはわりかしオープンだけど、レスザンのレーベルからはみ出さないようにきっちりやりたい人たちもいると思うんですよ。でも何回もやりとりをしているうちに、ちょっとグチャグチャし始めて、いい感じになってきているんですよ。あと、今度デラシネの〈ミステイクショー〉に呼んでもらったんですよ。俺らがすげー、やべー!! と思っているイベントなんで、めちゃ嬉しくて。


ぐるぐる回る2014でのNATURE DANGER GANGの様子

——まだ音楽をはじめる前の浅見さんと現在が、いろいろ結びついてきたわけですね。

浅見 : 長いこと、そういうシーンはなかった気がしますね。どうしても有名か否かとかパッケージングで成立してるものを追っかけてると、おもしろくないことになっちゃうんですよ。〈スカムパーク〉とかでは、つまんなかったらつまんないし、面白くなかったら二度と呼ばれないしみたいな感じがすごくあって、そこらへんは正直にできているかなって。あと、俺達より若い世代でいうと、GEZANがその辺りを引っ張っていますよね。〈ボディーランゲージ〉っていうイベントがあるんですけど、超面白いですよ。言ったらもう〈スカムパーク〉が必要じゃないくらい。このあいだ吉祥寺のWARPでオールナイトをやっていて、5000とGUAYSっていうバンドのレコ発だったんですけど、両方すげーかっこよくて。GEZANもいますごく頑張ってボゴスとか周りのバンドを盛り立てている。GEZANが圧倒的にかっこいいっていうのもあるし、みんなめちゃくちゃ生意気なんですよ。あいつらまでも大学のサークルでやってる感じじゃないんで、もっとボコボコしてるんですよね。ほんとにバンドが好きとかむき出しな感じなんで、言いたいことを言うし、よくなかったらすげー言われるし。褒められる時も頑張ってますねって感じで、すげー上から言われるし、なんなんだよこいつらって思うんですけど、きっとこいつらは面白くなるなって。

——言ってみればGEZANも関西から東京に出てきて、孤高奮闘していますもんね。

浅見 : 周りのバンドがやっぱりかっこいいし、見方がすごいシビアな状況でやっていますからね。〈ボディーランゲージ〉を見ていると、若い奴らがしのぎを削りあっているし、もっとかっこいいことしようとお互いポジティヴな衝突がある。観ててめちゃくちゃ熱気があって、俺一番歳とってるんじゃないかって思っちゃいます(笑)。

——そして、Limited Express (has gone?)とのスプリット・アルバムがリリースされます。このコラボは、どういう経緯でできたのでしょう。

Limited Express (has gone?)

浅見 : それこそヤングサウンズとかせのしすたぁとかと対バンしたとき谷さんに挨拶をして、イベントとかライヴもいいけど音源も一緒に作りましょうよって話をしていて、せっかくだったらハバナイの「ゾンビパーティー」をカヴァーしたいって言ってくれて。そのあとで、リミエキでカヴァーしようかなって言ってくれて、そしたら一緒に作りましょうってことで合作を作ることにしたんです。それが去年の9月とか10月なんですけど、あーだこーだしてこんな時期になっちゃったっていう(笑)。

——飯田さんから訊いたところによると、BPMだけ共通で決めておいて、それぞれのバンドで曲を作って最終的に浅見さんが上手いこと合体させたそうで。

浅見 : 最初はハバナイのパートだけ作ったんですよ。それをリミエキに投げて、うちらのパートに合わせて作ってもらったんです。それを元に、俺がミックスしたんですよね。そして、エンジニアの人に手直ししてもらったって感じですね。

——最初は、ハバナイ節のシンセのループとかが先にあったんですね。

浅見 : 完全にうちの感じだったから、リミエキは相当大変だったらしくて(笑)、苦労したって言ってましたね。でも結果よかったなって思いますね。

——ノーウェーブ・シーンとかオルタナ・シーンってちょっと下火というか、意地でやってる状況だと思うんですよ。今回の曲は、オフィスに飯田さんと2人でいるときに「曲できたけど?」みたいな感じでさりげなくかけてくれたんですけど、すげーよくて(笑)。偉そうな言い方ですけど、正直、もうひとつ抜けてほしいって気持ちが数年あったんですよ。東京のオルタナ・バンドが息を吹き返さないのは、新しいものと混じることに意固地になってるからだと思っていて、今回リミエキがハバナイを組んだことで「ほらね!」って思ったんですよね。これがグチャグチャっていけば東京のバンド・シーンも変わるんじゃないかなって期待感は高くなってます。

浅見 : 今まで〈スカムパーク〉は〈スカムパーク〉で盛り上がる、レスザンはレスザンで盛り上がるみたいな、同じイベントをやっていてもそんな感じだったんですけど、それがだんだん混ざり始めてきた感じはありますよね。こないだニーハオ! のレコ発で、ハバナイとおやホロと切腹ピストルズとニーハオ! でライヴをやって、ハバナイ、おやホロの所謂アイドル・ヲタクとかが、切腹ピストルズでもニーハオ! でもめっちゃ盛り上がったんですよ。それを見て、ちゃんと一個になってるなと思って。あの時、やっとちゃんと機能し始めたなって実感しましたね。

——そのぐちゃぐちゃになるためのキーパーソンが浅見さんだと思って、今日は浅見さんの単独インタヴューをお願いしたんですよね。

浅見 : そうなんですね(笑)。俺もリミエキのライヴを最近観てなかったんですけど、〈ぐるぐる回る〉の前に、谷さんから『JUST IMAGE』って最新アルバムをもらって聴いたら、ちゃんとかっこいいことやってるんだなと思って。でも、このアルバムを一体何人が聴いたんだろう? と思って、レヴューとかを探してみたんですけど、ほとんどないし、書いてあることも流通のための内容だったんで、ほぼ聴かれてないアルバムだと思うんですよ。すごいもったいないなって。同時に、そういうリリースが、最近のレスザンには結構いっぱいあるんじゃないかと思って、このタイミングでBandcampのリリースをちょっとやってくれないかってお願いしたんです。

——そうなんですね。

浅見 : それこそHIP-HOPとか、テクノとか、打ち込みとか、そういう人たちがみんな使ってるじゃないですか。だけど、バンドはほとんど使ってないんですよ。すげーもったいないなと思っていて。谷さんも最初の頃はあんまり乗り気じゃなかったんですけど、試聴じゃなくて全曲ストリーミングできるっていう状態にしないと絶対意味ないって説得して。そこらへんのインターネット・マナーっていうのがあるから、同じ土台で戦うにはそのルールを絶対に踏襲しないといけない。そこで試聴とか言ってみみっちいことしたら絶対ダメなんですよ。Bandcampはレーベルとかが使うツールとして機能しているSNSだから、そこらへんのこともちゃんと説明して作ってもらったんですよ。レスザンは歴史があるし、あれだけちゃんと作ってきた人たちだから、Bandcampとかインターネットとかに介入したことはここから絶対変わるんですよ。今までインターネットをほとんど使っていなかったバンドが使わざるを得なくなってくるし、逆に言えば、ちゃんとした作品を作れないバンドはここから先もっと厳しくなっていくかなと思っているんですよ。

——すごいなと思うのは、これだけインターネットのことを力説していて、ハバナイの情報はほとんど出てこないっていう(笑)。

浅見 : (笑)。ハバナイの情報は、けっこう検索しないと出てこないです。Twitterとかもハバナイの情報全くないんで。俺がね、広告ツールとして使ってもらいたくないんですよ。それこそ遊びの延長みたいに使うものなんで。ライヴ・スケジュールが綺麗に並んでるみたいな広告的な使い方じゃなくて、ある程度探さないとひっかかってこない、ちょっと深い位置にあるやつの方がいいなって。インターネットも使い方だと思うんですよね。TwitterとかSoundCloudがなかったら、今みたいな状況にもなっていないだろうし。新しい曲にしても、「エメラルド」にしてもそうだし、俺は曲ができた時点であげるんですよ。あげたらみんな聴くんで、歌詞とかもあげとけば、ライヴをやる時にみんな歌える。アイドル・オタクだったらミックスを打つタイミングとかも分かるし、ライヴでやったことない曲をみんなが知っていることでそれができる。

——過去のtofubeatsのインタヴューで、中身が分からないのにどうやって買うんですかっていう言葉がすごく自分の中に残っていて。バンドの場合、どうしても聴かせることに対してまだ抵抗があるように感じることが多いですよね。

浅見 : たぶん大切に作った曲だから大事にしていると思うんですけど、大事にしすぎているんですよね。それのせいでオープンなものになっていない。俺がレスザンにBandcampを絶対やってもらいたいなと思ったのは、インターネットに存在してない音楽は存在していないことになってしまう世界になる可能性もあるわけじゃないですか。CD屋さんで音楽を探してる人って結構遅れて知っている人たちなんですよ。たぶん、一番探してる人たちはネットで見つけている。海外のヒップホップ・グループで、今まで一回もCDを出さずして、フリー・ダウンロードだけで世界的に有名になったりする人たちもいるわけですから。そういう意味では、CDがプレスされていても、それが存在してないっていう状況が産まれてるとも言える。それを俺はむしろ前向きにとらえていて、ネットを使えばもっと面白いことができるし、開けていくと思うんですよね。初めて「Kill Me Tonight」って曲のデモあげたら、シカゴのEQ Whyっていうトラックメイカーが気に入ってくれて、リミックスをしてもらったりしたから、そういうところで新しいことができる可能性もあると思うんです。俺は1枚のCDがCDショップで売れるより、10人の人がストリーミングした方がいいと思っているんですよ。その中のうち、3人がライヴハウスに来て、その後毎回見に来てくれるのであれば、そのほうがずっと意味があるし、ライヴハウスとかクラブハウスとかそういう場所でちゃんとイベントができてそこに普通に来てみたいな状況ができればいいなって。うちらのお客さんのライフスタイルを見ていると、こいつら毎回来てるな、こいつらすげえなっていうのばかりですからね。遊びの延長でおもしろくなっているのがいいなって。ただ、金は絶対儲からないんだよな(笑)。

インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希

Have a Nice Day! × Limited Express (has gone?)リリース・イヴェント

2015年5月24(日)@下北沢SHELTER
時間 : OPEN 12:00 / START 12:30
料金 : 前売り 2,000円 / 当日 2,500円
出演 : Limited Express (has gone?) / Have a Nice Day!

FEVER OF BRAKE SHIT 2015
2015年6月6日(土)@静岡騒弦
時間 : OPEN 12:00 / START 12:30
料金 : 前売り 2,000円
出演 : THE WEMMER / human great / Limited Express (has gone?) / Have a Nice Day!

感染LIVE
2015年6月7日(日)@京都メトロ
料金 : 980円(ドリンク代はかかりません)
出演 : Limited Express (has gone?) / Have a Nice Day! / NATURE DANGER GANG.etc…

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PROFILE

Limited Express (has gone?)

Limited Express (has gone?)2003年、US、ジョン・ゾーンのTZADIKから1stアルバムをリリースし、世界15カ国以上を飛び回る。その後、高橋健太郎主催のmemory labより、2ndアルバム、ベスト・アルバムをリリース。WHY?、NUMBERS、そしてダムドの日本公演のサポートを行うなど、名実共に日本オルタナ・パンク・シーンを率先するバンドになるも、2006年突然の解散。半年後、突然の復活。なんとニュー・ドラマーには、日本が誇るPUNK BAND、JOYのドラマーTDKが正式加入!!! メンバーのJJは、ボロフェスタを主催。YUKARIは、ニーハオ!のリーダー等、各人の活動は多岐にわたる。中国やオーストラリア等、引き続き海外活動も盛ん。2014年、TDK脱退。新しいドラマーには、ふくろ / GROUNDCOVER.等でもプレイするもんでんやすのりが、ベーシストにはLessThanTVの谷ぐち順が加入。またサポート・メンバーとして、4thアルバムでもソリッドなSAXをかます小森良太を迎える。

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Have a NiceDay!

Have a Nice Day!

無駄に派手なダーク・シンセ・サウンドと死ぬほど気だるいラップが炸裂するナード・日本語ラップ!!

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"Close Up"の最新アーカイヴ

OTOTOY AWARD 2016──30位〜11位編──
[CLOSEUP]・2016年12月07日・OTOTOY AWARD 2016──OTOTOY特選年間ベスト作品、30位〜11位を発表! その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。今年はジャンルをぶち抜いて、アルバム、シングル含めて総合チャートとして、2016年にイキの良かった50枚を選出しました。こちらでは30位から11位を発表します。今年の音楽、ちゃんとチェックしてから2017年へいきましょうぞ。 >>50位から31位はコチラ 30. HIROSHI WATANABE『MULTIVERSE』【作品詳細】KAITO名義でのジャーマン・テクノ名門〈コンパクト〉からのリリースでも知られる、HIROSHI WATANABEのデトロイト・テクノの伝説的レーベル、デリック・メイの〈トランスマット〉よりリリースされたアルバム。まっすぐにエネルギッシュなテクノ・アルバム。>>本作に関する特集ページ【配信形態】24bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC【アルバム配信価格】 2,700円(税込) 29. ミツメ『A Long Day』【作品詳細】インドネシア、台湾、テキサス、ニューヨークなどでの海外公演も含めて、マイペースながらも着
Maison book girl、メジャー・デビュー作『river (cloudy irony)』をハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2016年11月30日・Maison book girl、徳間ジャパンよりメジャー・デビュー!! 現代音楽とアイドル・ポップスの融合を聴け! コショージメグミ、矢川葵、井上唯、和田輪による4人組アイドル・グループ「Maison book girl」がシングル『river(cloudy irony)』にて、徳間ジャパンコミュニケーションズよりメジャー・デビュー。音楽家・サクライケンタが楽曲制作、総合プロデュースを行い、映画出演、ファッションブランドとのコラボレーションなど多岐にわたって活動を展開してきた彼女たちによる渾身のデビュー作。アイドルファンのみならず様々なジャンルのアーティスト、評論家からも支持を得ている現代音楽とアイドル・ポップスを融合させた独自の美学に貫かれた作品をハイレゾでお楽しみください。 メジャー・デビュー作をハイレゾ配信Maison book girl / river (cloudy irony)【Track List】1. cloudy irony2. karma3. 14days4. cloudy irony instrumental5. karma instrumental6. 14days instru
by 西澤 裕郎
カネコアヤノ1st EP『さよーならあなた』発売記念対談 : カネコアヤノ × 林宏敏(ex.踊ってばかりの国)
[CLOSEUP]・2016年12月07日・カネコアヤノ×林宏敏(ex.踊ってばかりの国)対談──可能性を広げた幸せな邂逅の産物 2016年は劇団ロロの三浦直之の作/演出舞台『光の光の光の愛の光の』へ出演、次いで東京国際映画祭スプラシッシュ部門に選出された今泉力哉監督作品『退屈な日々にさようならを』の主題歌&挿入歌を監督オファーにより提供。同作へ俳優出演も行い、その独特の空気感をまとったアーティスト性に音楽界隈以外から声がかかることも多かったカネコアヤノ。もちろん4月にリリースした弾き語り作品『hug』も彼女のソングライターとしてのセンスを遺憾なく発揮したものであった。それから半年経たずながら待望されていた新作がこの度リリース。4曲とボーナストラックが収録されたEP『さよーならあなた』がハイレゾ音源含めて配信スタートした。 11月19日のライヴをもって踊ってばかりの国を脱退したギタリスト、林宏敏がバンド・メンバーとして参加したタイトル曲「さよーならあなた」は、暢気さと不穏さが織り交じった奇妙な快感で惹きつけるキラーソング。もう1曲バンドで録音された「退屈な日々にさようならを」は前述した同タイトルの映画主題歌であり待望の音源化となる。さらに弾き語り2
by 西澤 裕郎
Alaska Jam、3rdミニ『BE YOUNG! BE HAPPY!』&過去作配信開始
[CLOSEUP]・2016年12月07日・バンド・マジックの第2章へと至る「原点回帰」──Alaska Jam、3rdミニ&過去作配信開始 それぞれ、さまざまバンドやソロ・アーティスト、サポート・メンバーなどで活躍するアーティストたちでもあるAlaska Jam。そのサウンドは、森のラップが、ソリッドで軽快なファンク・ビートとともに疾走する、ミクスチャーとも違った軽快感とともに、ラップの言葉の力とロックのダイナミックな演奏が結実する、そんなサウンドだ。そんな彼らが2年半ぶりに新作として、3rdミニ・アルバム『BE YOUNG! BE HAPPY!』をリリース。OTOTOYでは本作を配信するとともに、過去2作も同時に配信開始する。2年半を経て彼がたどり着いた境地とは? 金子厚武によるインタヴューとともにお届けしよう。 最新作、3rdミニ・アルバムAlaska Jam / BE YOUNG! BE HAPPY!'【Track List】01. カミナッチャ! 02. 東京アンダーグラウンド03. Hello from Asia04. FASHION05. Champagne06. スーパースパイシー07. BLUE【配信形態 / 価格】''16bit
by 金子 厚武
【WiLL ソロ企画】第4弾、坂本愛里ーーthe End・ナカヤマユキコ(ex.BiS)に訊くアイドルとしての生き方
[CLOSEUP]・2016年12月05日・【WiLL ソロ企画】第4弾、坂本愛里ーーthe End・ナカヤマユキコ(ex.BiS)に訊くアイドルとしての生き方 「クール&ビューティー」をテーマに掲げ、2016年6月にデビューを果たしたガールズ・グループ、WiLL。ダンス・ミュージックをメインにした多彩な楽曲と切れのあるダンスが耳の早いリスナーの注目を集め、地方や台湾といった海外でのロック・イベントに呼ばれるなどアイドルという垣根を超えて活動中だ。12月8日にはTSUTAYA O-WESTで1stワンマンを行うことを発表している彼女たち。OTOTOYでは3ヶ月に渡りWiLLに迫る特集を展開。メンバー4人のソロ企画を4回に渡り掲載していく。最終回となる第4弾は、WiLLのセンターとの呼び名も高い坂本愛里と、BiSの初期メンバーで現在はバンド、the Endのフロントマンを務めるナカヤマユキコの対談を敢行。なぜステージにあがるのか、アイドルとして大切なこととはなにかなど真剣に語り合ってもらった。 WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第2弾音源を配信開始 OTOTOY独占ハイレゾ配信スタートWiLL / fallin’(24bit/96kHz)【配信形態】
by 西澤 裕郎
2016年のメリークリスマス&ハッピーニューイヤーは3776でどうぞ!
[CLOSEUP]・2016年12月06日・2016年メリークリスマス&2017年ハッピーニューイヤーは3776の曲をどうぞ! 富士山ご当地アイドル、3776が、シングル『歳時記・第一巻』をリリースし、そこに収録されている「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」をフリー・ダウンロード! 知名度、人気が一気に高まった2016年。さぁ、今年最後のちよのちゃんと石田Pのインタヴュー公開です。2017に向けて! 【配信形態】24bit/96kHz (ALAC / FLAC / WAV) / AAC【配信価格】単曲 162円(税込) まとめ購入 540円(税込)まとめ購入でブックレットpdfが同梱されます。フリーダウンロードはこちらから! 名盤『心配のタネ』が、ハイレゾ版で新着!3776 / 心配のタネ(24bit/44.1kHz)'【配信形態】24bit/44.1kHz(ALAC / FLAC / WAV) / AAC【配信価格】''単曲 162円(税込) まとめ購入 972円(税込)まとめ購入でブックレットpdfが同梱されます。 INTERVIEW : 井出ちよの+石田彰 2015年10月に『3776を聴かない理由があるとすれば』をリリース、2016年1
WiLL ソロ企画 第3弾、釆澤彩香がめいどりーみん渋谷店でメイドになってご主人さまにお給仕してきた
[CLOSEUP]・2016年11月30日・【WiLL ソロ企画】第3弾、釆澤彩香がめいどりーみん渋谷店でメイドになってご主人さまにお給仕してきた 「クール&ビューティー」をテーマに掲げ、2016年6月にデビューを果たしたガールズ・グループ、WiLL。ダンス・ミュージックをメインにした多彩な楽曲と切れのあるダンスが耳の早いリスナーの注目を集め、地方や台湾といった海外でのロック・イベントに呼ばれるなどアイドルという垣根を超えて活動中だ。12月8日にはTSUTAYA O-WESTで1stワンマンを行うことを発表している彼女たち。OTOTOYでは3ヶ月に渡りWiLLに迫る特集を展開。メンバー4人のソロ企画を4回に渡り掲載していく。第3弾は、釆澤彩香が11月26日(土)、渋谷にあるメイドカフェ「めいどりーみん」にて3時間に渡りお給仕した様子をレポート。もともとメイドが好きだという釆澤のまた違う一面をお楽しみください。 WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第2弾音源を配信開始 OTOTOY独占ハイレゾ配信スタートWiLL / fallin’(24bit/96kHz)【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC【配信価格】単曲 2
by 西澤 裕郎
韓国のソウル・ファンク・ディスコ・バンド、Sultan of the Discoより日本デビュー作ハイレゾ配信!!
[CLOSEUP]・2016年12月07日・Sultan of the Disco、日本デビュー作をリリース! 世界で注目されるユーモラスなアイデアの根源とは? アジア発、5人組ソウル・ファンク・ディスコ・バンド、Sultan of the Disco(スルタン・オブ・ザ・ディスコ)が日本デビュー作『オリエンタルディスコ特急』をリリース! ハイレゾ配信を開始! シックやクール・アンド・ザ・ギャングをはじめとした70〜80年代のディスコ・ファンク・サウンドを基調としつつ意匠を凝らした楽曲とユーモアに富んだパフォーマンスが人気を呼び、国内外の大型フェスにも多数出演するなど、今要注目の彼ら。初の日本語楽曲となるリード曲「Oriental Disco Express」の日本語詞を手掛けたのは氣志團の綾小路 翔氏。実はスルタンの前身となるダンス・グループ結成時、氣志團のパフォーマンスにインスパイアされていたという。 スルタンと同じくして2016年の「サマーソニック」に出演し、先日特集も組んだhyukoh(ヒョゴ)をはじめとして、いま勢いを加速させ続ける韓国の音楽シーンを更に盛り上げる彼らの活躍ぶりと、そのオリジナリティー溢れる魅力とアイデアはどこから湧き上がる
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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