根っからのミュージック・ラヴァーたちが創る音楽!ーーCICADA、1stフル・アルバムを先行フル試聴

ヒップホップやR&Bといったブラック・ミュージックと、トリップ・ホップやエレクトロニカのミニマルな要素を組み合わせたサウンドに、紅一点の女性ヴォーカリスト・城戸あき子の歌声が乗る、都会的で上質なポップ・ミュージック。そんな音楽的嗜好性を明確に持った5人組バンド、CICADA(シケイダ)が、1stフル・アルバムをリリースする。2014年には〈りんご音楽祭〉に出演したり、DE DE MOUSEやコトリンゴと共演するなど、各地のフェスやクラブで反響を呼んでいる。そんな彼らの同作をOTOTOYでは2月4日よりハイレゾ配信、それに先駆け全曲フル試聴を行なう。メンバー全員のルーツに迫ったインタヴューとともに、新しいポップ・ミュージックのはじまりに耳を傾けていただきたい。

まずは下記から全曲フル試聴してみよう

レーベル para de casa  発売日 2015/02/04

※ 曲名をクリックすると試聴できます。

ハイレゾ配信は2015年2月4日スタート!!


CICADA / BED ROOM(24bit/48kHz)

【発売日】2015年2月4日(水)

【Track List】
1. ふたつひとつ
2. Naughty Boy
3. 君の街へ
4. 夜明けの街
5. フリーウェイ
6. 月明かりの部屋で
7. Colorful
8. 雨模様
9. あなたの影
10. 熱帯魚
11. door


INTERVIEW : CICADA

2014年は、森は生きているやYogee New Wavesなど、はっぴいえんどをルーツにあげる若いバンドたちが大きく飛躍した年だった。それと同時並行的に、ブラック・ミュージックを取り入れ、日本人ならではの感覚で昇華したSuchmosやSANABAGUNといったバンドも少なくない数産まれていた。2015年は、そうしたバンドたちが日本の音楽シーンを彩ってくれそうな予感がしていて、いまから楽しみで仕方ない。本特集にて紹介するCICADA(シケイダ)という5人組もまた、ブラック・ミュージックの感覚を現代風に変換し、ポップ・ミュージックとして描いてみせたモダンでセンスに溢れるバンドである。マッシヴ・アタックをキーワードに集まった5人の音楽ルーツは、ほとんどが海外からの音楽、そしてヒップホップやファンク、AOR、フュージョンといった、ロック・バンドとは違うところから来ている。そして、とにかく探究心が旺盛で根っからの音楽好きという言葉がぴったりのメンバーたちである。そんな彼らの音楽嗜好に、無機質なミニマル性、艶っぽい女性ヴォーカルが加わることで、都会的なサウンドとアダルトな雰囲気を醸し出している。インタヴューでは、彼らに影響を与えた音楽について、本作についてじっくり話を訊いた。これからが非常に楽しみなバンドが、世の中に飛び立つ。音楽がとにかく好きで仕方ないという人にこそ、彼らの音楽が伝わることを願ってやまない。

インタヴュー & 文 : 西澤裕郎
写真 : 雨宮透貴

マッシヴ・アタックとか、日本でいうとACOのような音楽をやりたくて

ーーCICADAは2012年冬の結成ということですが、この5人はどういう繋がりで集まったメンバーなんでしょう?

若林とも(以下、若林) : mixiですね。

若林とも

ーー mixiの掲示板ですか?

木村朝教(以下、木村) : そうです。募集版みたいなところで若林が募集を始めたんですけど、及川だけはちょっと違って。
及川創介(以下、及川) : 僕は木村から誘われたんですよ。間にもう1人知り合いがいて、知り合いの知り合いという感じで繋がっていきました。

ーーちなみに、掲示板にはどういうことをやりたいと書いていたんですか?

若林 : トリップホップをやりたいって書いていました。マッシヴ・アタックとか、日本でいうとACOのような音楽をやりたくて。トラックは無機質だけど、ヴォーカルは柔らかいメロディーが乗っている。そういう音楽をやりたくて募集をしたら、彼女(城戸あき子)から応募がきて、カラオケに行って歌ってもらった約100人のなかから決めました。

ーー100人ってすごいですね。ちなみに、ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんも、mixiで募集してindigo la Endを作ったって以前話してくれて、音楽で食っていくってことをすごく意識していたんですけど、CICADAをはじめるにあたって、そういう食っていこうみたいな部分も考えていましたか?

若林 : ばりばりに売れたいのでメジャー志向とか書いてましたね。本当に音楽でご飯食べたいので、そういう気持ちです。もちろん、いい曲を作ればどうにかなんだろうって想いが一番強いですけど。
及川 : 僕も曲資本でしか考えていないというか考えれないです(笑)。木村は"CICADA外交官"みたいな感じなんで、いろんな人とのネットワークを作れたりするけど、若林は外交力が皆無なんで。そういう意味でもメンバー間で役割が分かれているからバランスは取れてると思うんです。まぁ、でも曲のことしか考えてないです。

ーー楽曲に対する自信が原動力にあるわけですね。そうしたCICADAの核となる楽曲製作は、若林さん発信になるんですか?

若林 : そうですね。創介くんもやってますけど。
及川 : 半分づつくらいですね。
若林 : 創介くんは、DTMですっごく上手に曲作るタイプ。僕は弾き語りで、お願いしまーすってメロディーだけ投げるっていう感じですね。

ーー最初にマッシュヴ・アタックって名前が出ましたが、みなさんがそれぞれ普段聴かれている音楽を教えてもらえますか。


Massive Attack「Teardrop」

木村 : 新しい音楽が一番好きなのは若林で、いつもタワレコの袋を持っていて「買った買った」って言っています。

ーー最近買ったもので、おもしろいと思うものはありましたか?

若林 : 最近買ってよかったのは、アリエル・ピンクとアリアナ・グランデですね。

ーー逆に日本だと誰を聴きますか?

若林 : UAさんとか一十三十一さんとか青葉市子さん。あとASIAN KUNG-FU GENERATION、くるりとかかな。基本的に日本は女性ヴォーカルが好きです。海外には女性も男性もいい声だなと思う人がいますけど、日本で特にいい声だなって思う男性ヴォーカルはいなくて。だから女の人ばっかりですね。柔らかい声が好きなんですよね。

ーー櫃田さんはどんな音楽が好きですか?

櫃田良輔

櫃田良輔(以下、櫃田) : 僕はこのバンドでヒップホップを教えてもらって。ロバート・グラスパー・エクスペリメントの『ブラック・レディオ』っていうアルバムから自分のドラムが変わっていた感じがしています。そこからザ・ルーツが好きになったりもしましたし、ヒップホップや決まったループのトラックのものを聴いています。本当に突き詰めていくとリズムももちろんなんですけど、音のよさっていうのが自分のなかでわかってきたなと思っていて。ヒップホップの人が作るトラックの音って、シンプルなのにかっこよくて濃い感覚がして。それが僕のなかで憧れになっています。


Robert Glasper Experiment feat. Yasiin Bey "Black Radio"@the Highline Ballroom 2/28

ーードラムの肉体感というよりも、そこでの鳴りとかに関心があるわけですね。

櫃田 : そうですね。後ろで鳴ってるサウンドのかっこよさを、このバンドでももっと追求していって誰もできないようなトラックを作っていけたらいいなとすごく思っていて。いまそういう音楽が好きでよく聴いていますね。

ーー城戸さんはどんな音楽を聴いていますか?

城戸あき子

城戸あき子(以下、城戸) : 私はエリカ・バドゥですね。今まではJ-POPの女性ヴォーカル・アーティストばっかり聴いてたんですけど、メンバーからすごく勧められて。エリカ・バドゥは表現力がすごくて。〈StarFes.'14〉に木村と行ってきたんですけど、出てきた瞬間からステージの上で放つ圧倒的な表現力とか主役感が、すばらしいなと思っています。


Erykah Badu「Window Seat」

ーー他にそういうアーティストはいましたか?

城戸 : 他はケンドリック・ラマーを教えてもらって。自分でも最近ヒップホップを歌う曲が出てきたりしたので、ヒップホップのアーティストも最近聴いています。

ーー木村さんはどうでしょうか。

木村 : 僕はソウルとファンクとフュージョンが元々好きで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとランシドが好きでベースを始めました。レッチリとかで昔プロデューサーをやっていたジョージ・クリントン経由で、パーラメント、スライ&ザ・ファミリー・ストーンとかを好きになって。後期のスティーヴィー・ワンダーとか、ソウル・ミュージックとかジャズ・ファンク、ベイカー・ブラザーズとか、そういう白人・黒人問わずソウルのある音楽というのがすごい好きで、今でもそういうのはよく聴きますね。

木村朝教

ーーどういうところに惹かれたんですか?

木村 : フュージョンとかは、難しいことをやっている部分よりも、ドラムとベースがピタッとハマったときの気持ちよさ。グルーヴっていってしまえばそうなんですけど、そういうのが気持ちいいんですよね。


Sly & the Family Stone LIVE ! on soul train「Thank you」

ーーでは、及川さんの聴いている音楽を教えてもらえますか?

及川 : 考えていたんですけど、最近あんまり音楽を聴いてないんですよね。「NARUTO」の動画ばっかり観てました。

ーー「NARUTO」の動画?

及川 : 戦闘シーンばっかり集めたやつ。
一同 : (笑)。
及川 : 九尾のチャクラがかっこいい。
櫃田 : 黒くなるやつ?

及川創介

及川 : そうそう。音楽に関しては、ぱっと出てこないんですけど、プロエラはかっこよかったですね。おれもヒップホップが好きなんで、ジョーイ・バダスとかスクールボーイ・Q とか、トラック色のある最近はやりのやつは聴いています。ケンドリック・ラマーの一番新しいのが、カントリーとかアコースティックっぽい感じでよかったなあ。でも、レディオヘッドが一番好きで、サブモーション・オーケストラとかエレクトロニカも好きです。ビョークとかエフタークラングとか。


Radiohead「Planet Telex (Live at Coachella 2004)」

ーーちなみに、それぞれが好きな音楽って、メンバー間でどうやって共有していますか?

木村 : LINEにYouTube貼ったりとか。
城戸 : ひたすら貼られてるから、貼られたらとりあえずすぐ見るみたいな感じで、それを観て「ほお」ってなります(笑)。

5分間ノリをキープするっていうのはCICADAの一つの美学

ーーインタヴュー前に立ち話で聞こえてきたんですが(笑)、いい曲は書けるけどオリジナリティーっていうところで苦戦しているって言ってましたよね。CICADAは現在オリジナリティーっていうところで模索してる部分ってあるんですか?

若林 : リリースするアルバムに入ってる曲は上手にできた曲が入っているんですけど、上手にできるっていうのがコンスタントにできていないのと、あんまり曲作るの早くないのでっていうところが課題ですね。

ーーただ、本作に収められている11曲は、結成してからの集大成じゃないですけど、それくらいの感覚はあるんじゃないですか?

木村 : いや、そんなかっこいいものじゃないですよ。
櫃田 : とりあえず限界です、これが。
木村 : そのときの限界。
若林 : もっと上がるけど、これを作ったときの限界まではやったっていうアルバムです。


CICADA「Naughty Boy」

ーーちなみに一番新しい曲っていうのは、どれですか?

城戸 : 一番最後にでてきたのは…「雨模様」?
及川 : いや、一番最後にできたのは7曲目。
城戸 : 「Colorful」か。そうだ。

ーーこれは、いつくらいに作った曲なんですか?

櫃田 : レコーディングの1週間くらい前。
若林 : たしかに暑かったな、レコーディング。
城戸 : 夏だっけ?
若林 : そうだよ。扇風機が回ってて。
城戸 : そうだ。めっちゃ暑かった。
若林 : だから8月ですね。

ーーじゃあ、レコーディングしてから半年くらい経ってのリリースってわけですね。なんでこんなに時間がかかったんでしょう?

及川 : レコーディングをしてからが大変だったんです。
若林 : 今回ミックスは全部、及川がやってるんですよね。
木村 : 地獄だったよね。
若林 : 絶望的なミックスしてたよね。

ーーどこが大変だったんですか?

及川 : なんて言えばいいんですかね…。いろんな理想とするものっていうのがあるじゃないですか? それに対して実際の音のズレがある。それを埋めすぎてしまうとバンドで表現しているものとは遠ざかってしまうし、遠すぎてしまうものは作品にならない。そこの距離をどのくらいまで縮めるかっていう作業をしたって言い方をしておきます。ロバート・グラスパーがライヴをしている音源やレコーディング映像とかがあるんですけど極めて一発なんですね。ただ、それは揺れないんですよ。1曲5分だったら5分間ノリを続けられる。そういうようにして5分間ノリをキープするっていうのはCICADAの一つの美学なんですね。でも、いざそれをやってくださいってなったら難しいことで。上手な人たちは、機械的にやるんじゃなくて温度感はちゃんとあるんですよね。そこを出したかったんですよ。そういう作業がめちゃくちゃ大変だったんです。


CICADA「door」

ーー揺れの部分と無機質な部分との間で、落とし所をみつけるのに時間がかかったわけですね。

及川 : このアルバムを作る前に6曲1発録りの音源を無料配布したんですよ。それは本当にマイクを立てて、せいので鳴らしてっていう生感があって、多少のズレとかはむしろよく感じられるものだったんですけど、いざしっかりと録っていくと、そのズレはいい温度にはならなかったですね。でも、いいところもすごく多かったんで、それを基準にやっていったんですけど、なかなか難しかったです。

ーーその間、メンバーのみなさんはそこに立ち会ったり、聴いたりもしつつやったんですか?

若林 : 立ち会ってっていうわけではなくて、例えば「door」って曲だったら、「door1」「door2」「door3」って形でデータでわーって送られてくるんですよ。自分のなかでも「どうしよう?」っていうのが出てくると、みんなのところに投げてっていくって作業が行なわれて。
木村 : かなりやったよね。
一同 : うん。
及川 : いつの間にか外の気温が寒くなってたからね(笑)。
木村 : 季節が変わった。

ーーさっきおっしゃってたように、それがCICADAの美学に近づく作業であったってことですよね。

及川 : そうですね。

ダサいアレンジにしたくなります(笑)

ーーそれこそ、フライング・ロータスとかって、敏腕のジャズ・ミュージシャンがレコーディング収録した演奏をコンピューターで切り刻んで再構築したりするわけじゃないですか。そういうのに近い作業でもありますよね。

及川 : そうですね。そこまではいかないけど、その気持ちはよくわかります。プレフューズ73とかも同じ手法じゃないですか。ヴォーカルをかなり崩して、原曲がわからなくなるくらいまで構築して新しい曲を作るとか、マシュー・ハーバートとかの気持ちもわかりますね。すぐ脱線したくなっちゃうというか、若林よりいいアイディアすぐ出ちゃうんで。
若林 : でも、おれの方がかっこいい!

ーー(笑)。若林さんと及川さんはプライドのぶつかり合いみたいなのがバンド内ではあるんですか?

城戸 : よく、お互いの力は拮抗していると信じてますよね。
若林 : 俺は詞も書けるじゃん。
及川 : 詞だけじゃね? 彼がいい曲を作ると嫌ですね。ダサいアレンジにしたくなります(笑)。

ーー足の引っ張り合いですよ、それ(笑)。それは冗談としても、そういう関係っていいじゃないですか。バンド内で曲を作るために切磋琢磨するっていうのは。

及川 : そうですね。みんな役割がすごく分かれてるというか。でも、みんな向いてる方向は一緒なので、こういうぶつかりっていうのはすごくいいなって思います。

ーー本作は2月4日のリリースですけど、録ったのは半年以上前ということで、バンドとしては次のところに向かっているんじゃないですか?

木村 : そうですね。次の早く出したいくらいですね。
若林 : 早く作りたい。もっとすげーし!! っていうのを人に見せたいですね。

ーーまだまだもっとできるっていう感じですか?

若林 : これで限界だったら、音楽でご飯は食べていけないので。

ーー次の作品はいつくらいに出せそうですかね。

木村 : 今年中にはもう1作出したいなっていうのはあるんですけど、どういうふうになるかな…。
櫃田 : 夏かな。すぐレコーディングしようよ!
木村 : 本当は『BED ROOM』を出すまでに、次のレコーディングを終わらせようって勢いはあるんですけど、いまは頑張って作曲してるのでね。それ次第かな。
若林 : …。
城戸 : 声がちっちゃくなっちゃった(笑)。

ーー全然聞き取れなかったです(笑)。最後になるんですけど、CICADAっていう名前には何か意味はあるんですか?

若林 : 僕、ゲームが大好きで。「フロントミッション」っていうゲームの機体がヴァンツアーっていうんですけど、シケイダっていうのがあって、それがめっちゃかっけーなと思って。字に書いたらシャネルのロゴみたいじゃないですか? それで、これだ!! と思って。
櫃田 : 以上。
木村 : そこだけはほんと頑なに変えなかった。

ーーそうなんですね(笑)。変えようっていう案もあったんですか。

木村 : ガンガン言いましたよ。
櫃田 : もう一個なんだったっけ?
城戸 : エンリケ。
一同 : (爆笑)。

ーーエンリケってどういう意味ですか?

若林 : エンリケは日本でいうスペイン語の太郎みたいなものです。ジョンとか太郎とかエンリケ。

ーーCICADAは「好きだから」「かっこいいから」っていう理由がわかるんですけど、エンリケってよく意味がわからないなあ、と…。

若林 : もっと深く考えてください!! かっこいいっていうのがわかるので。
一同 : (爆笑)。

RECOMMEND

Suchmos / Twice(Day)(24bit/96kHz) / Twice(Night)(24bit/96kHz)

FUJI ROCK FESTIVAL '14「ROOKIE A GO-GO」2日目のトリを務め、各地のライヴハウスには関係者が集うなど、耳の早いリスナーから注目を集めている湘南・茅ヶ崎出身のバンド、Suchmos。ディアンジェロ、ジャミロクワイ、J・ディラの3アーティストをファイバリットにあげ、ソウルやジャズ、ヒップホップからの影響をバンドに落としこんだクールでモダンな高い演奏技術はまさに本物。このたび、2014年ライヴ会場限定でリリースされた2作のEPを、OTOTOYにてハイレゾ配信スタート。

>>特集ページはこちら

Especia / GUSTO

色とりどりのオシャレな洋服で身をまとい、最高にクールなシティ・ポップ、ディスコ・トラックに乗ってかけ巡る、大阪は堀江系アイドルEspecia(スペイン語で“スパイス”を表す)。このたび彼女達にとって初であるフル・アルバムが完成!! スペイン語で“味”を意味するアルバム・タイトル『GUSTO』の名の通り、奥行き豊かなで清涼感のある風味に、ほどよい“スパイス”が散りばめられた今作からは彼女達のこれまでとこれからが凝縮された一品である。

>>特集ページはこちら

us / QUARTZ

結成から5年、試行錯誤を繰り返し育まれたバンドの個性と、その多様性が存分に詰め込まれた1stアルバム。一曲一曲が強烈な個性を持ちながら、普遍的なメロディーを内包している。エレクトロニカを表現の基盤としながらも、”歌”を重視した本作は、多くのリスナーに受け入れられることだろう。

>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

CICADA×MISTAKES presents『Scene I LOVE』
CICADA : ~1st Full Album『BED ROOM』release party~

2015年2月6日(金)@Shinjuku MARZ
料金 : ADV / DOOR ¥2,500 / ¥3,000 (1drink)
時間 : OPEN / START 18:00 / 18:30
【LIVE】CICADA / MISTAKES / Fragment(guest) / TAMTAM(guest) / 阿佐ヶ谷ロマンティクス
【DJ】星原喜一郎(DJ) / KOTOBA SELECT(DJ)

PROFILE

CICADA

2012年12月 サポート・メンバーを迎えCICADA活動開始。
2013年2月 1stシングル『ep』を発売。(sold out)
2013年4月 ドラム櫃田、8月、キーボード及川が加入し現在のCICADAとなる。
2013年9月 ミニ・アルバム『Eclectic』を発売。初のツアーを行い、下北沢にて初の企画ライヴを行う。
2013年12月 ROCK IN JAPANのRO69JACKに入賞。
2014年4月 DE DE MOUSEやCharisma.com、YMCKのO.Aで出演し、クラブ・シーンからの強い支持を受ける。
2014年6月 SAKAE-SPRING2014出演。
2014年6月 初の2マン・ライヴを行う。
2014年7月 限定無料アルバム『BLUE NUDE』配布開始。
2014年9月 りんご音楽祭出場。
2014年11月 代官山LOOP × DE DE MOUSE × コトリンゴにO.Aで出演。
2015年2月 1st Full Album『BED ROOM』発売決定。

HIP HOPやR&B等のブラック・ミュージックと、Trip HopやElectronicaのミニマルな要素で作られたサウンドに、城戸のボーカルが上質なJ-POPを構築する。東京のアンダーグラウンドから生まれた新しいサウンドは各地のフェスやクラブで反響を呼んでいる。

>>CICADA Official HP

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

極上POPS誕生ーーNegicco、3作目のフル・アルバムをハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2016年05月24日・もはや聴かない理由がみつからない極上POPS誕生ーーNegicco、3作目のフル・アルバムをハイレゾ配信 新潟在住の3人組ガールズ・グループNegiccoが、約1年4ヶ月振り3作目となるオリジナル・アルバム『ティー・フォー・スリー』をリリース。オリコンTOP10入りした「ねぇバーディア」「矛盾、はじめました。」、『圧倒的なスタイル -NEGiBAND ver.』のカップリング曲「カナールの窓辺」、再録となる「おやすみ(Album Ver.)」、中野サンプラザにて7インチ・レコードが先行発売された「土曜の夜は」を収録。加えて、坂本真綾、オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、Spangle call Lilli line、平賀さち枝、Magic,Drums&Loveといった豪華製作陣が参加。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、Negiccoの3人にインタヴュー。7月30日(土)にはNHKホールでのワンマンも控えた彼女たちの現在を見逃さぬよう。 1年4ヶ月ぶりのフル・アルバムをハイレゾ配信スタートNegicco / ティー・フォー・スリー(24bit/48kHz)【配信形態】WAV、ALAC、FLA
by 西澤 裕郎
STEREO JAPAN緊急連続企画ーー5月4日リリースのシングルが1万枚売れたら解散!? リリパまでの約2ヶ月間を追う!! Vol.9 ELE TOKYO直前メンバー・インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年05月23日・STEREO JAPAN、シングルが1万枚売れたら解散!?ーーVol.9 ELE TOKYO直前メンバー・インタヴュー EDMアイドル、Stereo TokyoとStereo Fukuokaによる合同グループ、STEREO JAPANが、2016年5月4日にシングル『Dancing Again』をリリース。5月29日にELE TOKYOにて開催されるリリース・パーティまでに同シングルが1万枚“売れたら”解散する。パーティをすることに力を入れてきたSTEREO JAPANが、なぜこのタイミングでそうした舵を取ったのか? 果たして1万枚売れて解散してしまうのか? その経緯から動向、結果まで、OTOTOYではインタヴューやライヴレポートなどで毎週追いかけていく。更新日は毎週月曜日を予定。 特集第9弾となる今回は、5月29日に開催される『Dancing Again』のリリース・パーティを目前に控えたStereo Tokyoに現在の心境をインタヴュー。また、ELE TOKYOに向けてメンバー5人に意気込みを色紙に書いてもらい掲載する。約2ヶ月に渡り行われてきた本企画も終盤戦。果たして、CDは1万枚売れ、Stereo
by 西澤 裕郎
Seiho、3年ぶりの新作『Collapse』をハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2016年05月21日・彼のディープ・エレクトロニクス・サイドを堪能せよ──Seiho、3年ぶりの新作をハイレゾ配信 ソロでの「I Feel Rave」のヒット、Avec AvecとのSugar's Campaign、さらにはさまざまなリミックスやコラボ、プロデュースを経て、3年ぶりにSeihoがアルバムを完成させた。しかも本作にてワールドワイドでのデビューともなる。いま最も頻繁にクラブ・シーンでライヴ活動をしている国内のエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーのひとりでもありながら、さらにはここ数年でメジャーなポップ・フィールドにまでその歩みを進めている。本作では、そんな彼がディープ・エレクトロニクスであえて表現した独自の世界観が広がっている。OTOTOYでは、本作をハイレゾ(24bit/48kHz)と、CDと同等音質のロスレス配信を行う。 Seiho / Collapse'【Track List】01. COLLAPSE (Demoware)02. Plastic03. Edible Chrysanthemum04. Deep House05. Exhibition06. The Dish07. Rubber08. P
by 河村 祐介
植谷よしえ(ex.fifi)によるAUNTIES、初音源をハイレゾ&フリーDL配信開始
[CLOSEUP]・2016年05月20日・挨拶代わりのダンス・ポップEP──植谷よしえ(ex.fifi)によるAUNTIES、初音源をハイレゾ&フリーDL配信 2015年8月に惜しまれつつも解散したfifi。その音楽性の中核を担ったのが植谷よしえだ。そんな彼がこのたびソロ・バンド・プロジェクト、AUNTIES(アンティーズ)としての活動を開始した。 そしてAUNTIESの初音源となるEP、『weekend magic』をOTOTOYにてハイレゾ配信。さらには表題曲を期間限定フリー・ダウンロード。本作は、ダンス・ミュージックを経由したポップな曲に甘い歌声が乗る。そんなfifi時代のギターロックから、いわば植谷よしえの心機一転の意欲作を、レヴューとともにお楽しみあれ。 >>weekend magicのフリー・ダウンロードはこちらから! AUNTIES / weekend magic (24bit/48kHz)'【Track List】01. weekend magic02. Missing Days 03. Treasure【配信形態】24bit/48kHz (WAV / ALAC / FLAC) / AAC >>ハイレゾとは?>>ファイル形式について
平均22歳の5人組、odolのバンドの革新感じる2ndアルバムを配信&インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年05月19日・平均22歳の5人組、odolが表現する"鮮やかな"モラトリアム──新たな章の始まりとなる2ndアルバム完成 現在、平均22歳──つまり〈FUJI ROCK FESTIVAL'14〉に出演の際は平均20歳という驚異のキャリアを持つ5人組、odol(オドル)。1stアルバム『odol』から1年を経て、2ndアルバム『YEARS』をリリースした。アルバムはオルタナティヴなアプローチはそのままに、音と溶け合うなかにも芯を感じさせるようになったミゾベリョウの歌声と、より客観性を持って突き詰めたサウンドの進化によって、バンドの革新を感じさせる内容。この1年の驚くべき成長スピードの裏には何があったのか。バンドにとっても初だという、メンバー5人揃ってのインタヴューから読み明かす。 odol / YEARS'【Track List】01. years02. グッド・バイ03. 綺麗な人04. 逃げてしまおう05. 1706. 退屈07. ベッドと天井08. 夜を抜ければ【配信形態 / 価格】''16bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC / MP3単曲 205円(税込) / アルバム 1
BAND-MAID、最新アルバムを配信スタート&メンバー・インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2016年05月18日・メイド姿のハード・ロックな5人組ーーBAND-MAID、ギャップ萌えで目指すは“世界征服”!? 2016年大注目のニュー・カマー登場です!! 「Thrill(スリル)」のMV再生回数が200万回を超えるなど、日本のみならず海外からも視線を浴びているメイド服を纏った5人組ガールズ・バンド、BAND-MAID。ファンを「ご主人様」「お嬢様」、ライヴを「お給仕」と呼び、メイド文化をバンドで再現しながらも、サウンドを聴けば可愛い姿から一変。ハード・ロックを基調とした楽曲、あてぶりなしの激しいライヴ・パフォーマンスでギャップ萌え間違いなし。そんな彼女たちが制作からアレンジまで担当した楽曲も収録した3rdミニ・アルバム『Brand New MAID』を配信スタート。世界征服に向け、進化を続けるBAND-MAIDのインタヴューを掲載します。イロモノだと思っている人こそ、まずはご一聴を!! 世界征服に向けて踏み出す3rdミニ・アルバムBAND-MAID / Brand New MAID【配信形態】WAV、ALAC、FLAC / AAC【配信価格】単曲 324円 / まとめ購入 2,000円(税込)【Track List】
by 西澤 裕郎
音楽と映像の融合、メディア・アーティスト後藤英の最新作をハイレゾ配信ーー渋谷WWWでの帰国ツアーを密着レポート
[CLOSEUP]・2016年04月14日・人間が感じられなかった知覚を引き出したいーーニューメディア・アーティスト後藤英の帰国ツアーを密着レポ ヨーロッパで数多くのアート関係の賞を受賞し、世界の最先鋭を走り続けるフランス在住のニュー・メディア・アーティスト、後藤英。エレクトロニカ、テクノやアンビエントを基調とした楽曲とロボットやボディースーツなどのテクノロジーを融合させるなど先鋭的な表現方法を探り続けている後藤が、1997年~2014年まで日仏をまたぎ録りためた音源をまとめたアルバム『CsO』をリリース。その発売を記念し、帰国ツアーを2016年3月22日(火)に渋谷WWWで開催。世界的に活躍する映像クリエイターであるアントワーヌ・シュミット、ルシオ・アリーズ、テンパトリック・ドアンが同アルバムの楽曲を元に映像作品を作成、後藤のサウンドとエレクトロニック・アートスペクタクルを繰り広げた。OTOTOYはその様子を密着レポート。芸術の可能性を感じる一夜を追体験してほしい。 1997年~2014年まで日仏をまたぎ、録りためた貴重な音源をハイレゾ配信後藤英 / CsO(24bit/44.1kHz)【配信形態】24bit/44.1kHz(WAV / ALAC
STEREO JAPAN緊急連続企画ーー5月4日リリースのシングルが1万枚売れたら解散!? リリパまでの約2ヶ月間を追う!! Vol.8 すーさん(Stereo Tokyoファン)インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年05月16日・STEREO JAPAN、シングルが1万枚売れたら解散!?ーーVol.8 すーさん(Stereo Tokyoファン)インタヴュー EDMアイドル、Stereo TokyoとStereo Fukuokaによる合同グループ、STEREO JAPANが、2016年5月4日にシングル『Dancing Again』をリリース。5月29日にELE TOKYOにて開催されるリリース・パーティまでに同シングルが1万枚“売れたら”解散する。パーティをすることに力を入れてきたSTEREO JAPANが、なぜこのタイミングでそうした舵を取ったのか? 果たして1万枚売れて解散してしまうのか? その経緯から動向、結果まで、OTOTOYではインタヴューやライヴレポートなどで毎週追いかけていく。更新日は毎週月曜日を予定。 特集第8弾となる今回は、三浦菜々子大マラソン大会にてCDを40枚買って走ったStereo Tokyoのファン、すーさんへのメール・インタヴューを掲載。かつてOTOTOYでは「アイドル・ヲタクをEDMで解放せよ!!」というタイトルでプロデューサーの水江文人へのインタヴューを掲載したが、すーさんはStereo Tokyo
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事