このアルバムが売れなかったら、バンドやめませんーードブロクに届いた全国のライヴハウス店員たちから熱きエール

ライヴハウスを主戦場に、今年で結成16周年を迎えた3ピース・バンド、ドブロク。1998年、明治学院大学在籍中に結成され、ドラマーのメンバー・チェンジを経て、2009年より現在の編成で活動を続けている彼ら。訊けば、最初から明確なビジョンがあってバンドをはじめたわけでなく、演奏における新たな気づきを繰り返しつつバンドを続けてきたという。本作は、そんな彼らに惚れ込んだ四谷のライヴハウスOutbreak! の店長・佐藤学が、自身のレーベルよりリリースをオファー。全国のライヴハウス店員たちの熱いコメントとともに、全力でドブロクをサポートする。まるでバンドを始めたばかりのように、音を鳴らすことの喜びをサウンドで体現するドブロクのエモーショナルに触れてもらうべく、1曲フリー・ダウンロードとメンバーへのインタヴューをお届けする。

>>>「もっと夜にもぐる(24bit/48kHz)」のフリー・ダウンロードはこちら


このエモーショナルはハイレゾで浴びるように聴いてほしい

ドブロク / DO THE EMO!!!!(24bit/48kHz)

【価格】
HQD(24bit/48kHzのALAC、FLAC、WAV) 単曲150円 まとめ購入 1,200円

【Track List】
1. ぐろーばる!!
2. ファンタジスタ・インダハウス
3. ピミツ
4. Do the EMOん
5. ひとりぼっちやあらへんで!!
6. なぎのしおさい
7. ワーワーワールド
8. チキチキ!16ビート大作戦!
9. OLD MUSIC,NEW MUSIC
10. DAYS
11. MY STORY
12. もっと夜にもぐる


佐藤boone学(四ッ谷Outbreak! / OUTBREAK RECORDS)による本作推薦文

全国のライヴハウス店員が文句なしにオススメする超現場主義、
無冠の帝王、俺達の兄貴ドブロクがなんとウチからリリースですよ、奥さん!!!!!

とってもプレッシャーなんですが ここで1つ、
僕もチームドブロクの一員としてですね
声を高らかにココに宣言したい事があるのです。

ゴホン。

ライヴハウスでちゃんと頑張ったバンドが素晴らしい音源を作ったのならば
ちゃんとCD屋さんの視聴機に置かれて紙媒体・ネットメディアに露出して
販売の枚数だって、ちゃんと結果が出せるんだ

という事を全力で証明します。

なにをお前が図々しいと思うかもしれませんが
僕は、ライヴハウスの店員としてこれをしっかりやり遂げないと意味がないと思っているのです。

若いバンドマンや今ライヴハウスで踏ん張っている皆に
この場所で戦ってきて正解なんだよ、と胸を張っていいたいのです。

僕が好きな音楽や人が必ずしも皆に好かれるとは思っておりません。
素晴らしい音楽だから売れるとも思ってない。

でも、僕はこのドブロクのアルバムに(既に)何度も救われて、笑われて、抱きしめられました。
この体験を、僕の周りからそっと広めていきます。

そしてその波は必ず大きなグルーヴとなってなにかを変えていくはずです。
どうか、その瞬間の目撃者に一緒になろう。

なにはともあれ、本当に素晴らしい音源です。
プリプロから関わらせてもらいましたが本当に凄いアルバムになりました。
皆さん、是非手にとって一緒にクルーズしましょう。
ほんとにスゲーから!! コレ!!!!!

>>全国のライヴハウス店員みなさんから寄せられたコメントはこちらから

INTERVIEW : ドブロク

バンド活動に過剰な意味をもたせすぎること。それに対し、自らの活動で無言の反抗を続けるバンド、それがドブロクである。彼らは我々にも問いかける。解散することへのドラマ性やライヴというものに、聴き手である我々も慣れすぎてしまったのではないだろうか、と。 なにも考えていないようにみせて(実際なにも考えてないのかもしれないが…)、淡々と音楽をする喜びを噛み締めること。そしてその好奇心に素直になることを、彼らは身を以て教えてくれる。さすがに、お客さんが少なくても気にならないという発言に対しては、今後も長く続けていくために少しは気を使ってほしいとは思いつつも、自分たちが一番音楽を楽しむというスタンスは変えないでいてほしいと願っている。

そんな彼らの姿を一番生々しい場所で観ているのが、全国のライヴハウスのスタッフたちである。本番だけでなくリハーサル時や、ライヴ間の立ち振る舞いなど、そのバンドの素の部分を観ることができるスタッフたちが、このたびこぞってアルバムへのコメントを寄せてくれた。そして、本作のレーベルは、四谷Outbreak!である。BiS階段の生誕の地であり、地道にライヴ活動を続けるバンドの受け皿にもなっている同ライヴハウスの店長である佐藤学が、ライヴハウスで活動するバンドたちの音楽を証明するために、ドブロクの作品を全力で伝えようとしている。ライヴハウスを主戦場に活動するドブロク、そして佐藤にインタヴューで迫った。

インタヴュー & 文 : 西澤裕郎

やるなら一生やれって思うし、辞めたならもう2度とやんなって思う

ーーインディーズで活動しているバンドって、30歳前後で辞めるかどうか選択する人たちが多いんですけど、ドブロクがそれを越えて16年続いているのはなんでだと思いますか。

田中寛司(以下、田中) : 明確なビジョンがあって始めたバンドは、ある程度いったところで「もういいかな」という気持ちと「もうできない」っていう挫折が入り交じって辞めてしまう人が多いのかなって思うんですけど、俺らは、未だに新しいことを今更知るみたいなことがあって(笑)、全然やり遂げた感がないんですよね。
ハラダイス : つい最近、ドラムにリズムを合わせるとノリがよくなるっていうことに気付くっていう(笑)。

ーーいま、そこですか(笑)?

ハラダイス : ホントまいったね(笑)。
佐々木"さっさん"孝仁(以下、さっさん) : 五周ぐらいしてるんだけど毎回新鮮な気持ちになるっていう。そんな感じすね。

田中寛司

ーーいままで辞めようかなっていう危機みたいなことはなかったんですか?

田中 : ないですね。ドラムが抜けたときも、全然そんな選択肢はなくて。1年ぐらいドラムを入れずに2人だけでやってましたし。すごく自然にやってたって感じだから、いろんなことに気付くのが遅いんでしょうね(笑)。他のバンドは気付くんですよ、今辞めなきゃダメだっていうことに。
さっさん : 生涯設計ができている(笑)。
ハラダイス : だから、うちらは鈍感なんですよ、すごく。鈍感力があるんです。
一同 : (笑)。

ーーそれこそ同期のバンドも少なくなって、周りの環境も変わっていくわけじゃないですか。少しは考えるんじゃないですか?

田中 : でも、やってる人はやってるでしょ?
ハラダイス : 先輩もいるからね。気にならない。
田中 : あと、辞めるっていうことで過剰にセンチメンタルになるのが嫌いなんですよ。だから、解散ライヴとかすげえイヤだし、一夜限りの復活とかも本当にイヤ。やるなら一生やれって思うし、辞めたならもう2度とやんなって思う。そういう感じで、辞めていく人たちと接してるところはありますね。

ーーライヴハウスで働いている仲のいい人たちも、辞めたり、変わっていくもんですか?

田中 : 変わって… ないか。変わらない人たちが、結局今も付き合いがあるっていう感じですかね。

ーー今回は、ライヴハウスであるOutbreak! のレーベルからのリリースじゃないですか? 店長の佐藤さんとは長い付き合いなんですか?

ハラダイス : コメントを貰ってる中では1番浅いです(笑)。
田中 : でも、時間じゃないんだなって思っていて。丁度1年ぐらいかな。

ーーどういうきっかけで知り合ったんですか?

田中 : 佐藤くんていう、おもしろい人がいるって話はちらほら聞いていて。いろんなことにアグレッシブに首を突っ込んで、寝る間を惜しんでやってるっていうのを聞いていて。会いたいなと思っていたら、Outbreak! に出演する機会があって。そこで話したら、佐藤くんもドブロクのこと気に入ってくれて、その日の内に一緒に何かやりましょう、ウチでCD出して下さいよって感じになって。この人の言ってる感じがマジだっていうのが直感的に分かって、一緒に何かやりたいなと思ったので、一回お試しでレコーディングして。それを無料で配布する企画を挟んで、今回に至る感じですね。
佐藤学(以下、佐藤) : 一回ウチの店でレコーディングして、Bandcampで投げ銭ダウンロードでやらしてもらって。

佐々木"さっさん"孝仁

ーーそのときは、Outbreak! でレコーディングをしたんですか?

佐藤 : そうです。僕がレコーディング・エンジニアをやって。深夜にバンと録りました。

ーーバンドとしては、普通のレコーディング・スタジオとOutbreak! みたいなライヴハウスで録音するのでは違いがありますか?

ハラダイス : スタジオでのレコーディングだと、みんなイヤホンしながら録るから普段と違う感じになっちゃうけど、割と普通にできるよね。ライヴの感じを収められればいいのになって思うんだけど、そういう意味でやりやすかったよね。
佐藤 : 今回のアルバムはプリプロをウチ(Outbreak!)でやらせてもらって、それを実際のレコーディング・スタジオで録音させてもらったんですけど、レコーディングもしたことない若いバンドも、ここでガンガンでやらせて、レコーディングってこうやるんだよ、こうやると効率いいよねってことをやってから、レコーディング・スタジオ行くと無駄がなくて。そういうのを含めてやっています。

ーーそういうことやってるライヴハウスって他にもあったりするんですか?

佐藤 : ちょこちょこやってるライヴハウスはあるんですけど、ウチぐらいやってるとこは多分ないすね。
さっさん : だって毎日やってるよね(笑)。
佐藤 : 月20回ぐらい。

ーーそんなにやってるんですか!?

田中 : 今日も取材前にやってきたもんね(笑)。体おかしくなるよ(笑)。

自分を応援するので精一杯だからね(笑)

ーーおもしろいのが、ライヴハウスの方から、アルバムへのコメントをたくさん貰ってらっしゃることで。ドブロクの人脈を使えば、著名なバンドからもコメントをもらえたのに、なんでそうしたんでしょう。

田中 : 今回、ライヴハウスの人たちと並行して、ライヴハウスで働きながらバンド活動もしてる人たちにもコメントを貰ったんですね。そしたら意外としぶとくやってる人が多くて。そういう人たちの根っこの気持ちと、ドブロクって多分似てるっていうか同じな気がして。そういう人たちに応援してもらいたいっていうか、自分たちも彼らを応援したいって気持ちで、こんなん出来たけどどう思う? ってコメントを貰ったんですね。

ーー反応を見るとすごくストレートなコメントが多いじゃないですか、実際そういうコメントが届いて、どういう気持ちですか?

田中 : ニヤニヤしてますね(笑)。もちろん外向けのコメントでもあるから、悪いことは書かないんだけど、同じ位の歳の人が多くて、お互いの人生とか音楽活動とか、いろんなものをリンクさせて聞いてくれる感じが、すごく嬉しいなって。

ハラダイス

ーーちなみに3人のなかでライヴハウスで働かれてた方っていますか?

ハラダイス : 新宿JAMで10年ぐらい働いてました。いまは違いますけど。

ーーライヴハウスで働きつつバンドをやると、四六時中音楽漬けの生活な訳じゃないですか? それってしんどくなったりしないんですか?

ハラダイス : 僕の場合はそれがあって。バンドもやりやすいから働いていたんですけど、なんか元々自分音楽好きじゃなかったのかなあって思いはじめて。
一同 : (笑)。
ハラダイス : そんな状態で「今日のライヴ、よかったですねぇ」っていうのも嘘みたいな感じなっちゃうから。だからハコの人じゃなくて、バンドマンがいいなって。結構みんなどんなジャンルの音楽も好きだったりするから、そこはまあ僕とは全然違うんだっていう。

ーー音楽好きじゃないかもしれないと言いつつ、ずっとやってるってのはすごいですね。

ハラダイス : 自分のことが好きなのかもしれないですね。野球とかサッカーとかを観て、自分のことのように一生懸命応援するのが考えられなくて。
田中 : 自分を応援するので精一杯だからね(笑)。
ハラダイス : ホントね、心が狭いんだよね(笑)。サッカーの誰々が得点決めたとか、まったく感情移入できない(笑)。決めたのは本人であってさ、全然関係ないじゃん(笑)。だからライヴハウスで続けられる人って、そこがわかる人なのかも。

ーーでも、ハラダイスさんは10年も続けてたんですよね(笑)。

田中 : だから鈍感なんすよ(笑)。10年でようやく気付いた(笑)。
ハラダイス : 気付いただけいいのかもね(笑)。

ノルマ制とかも、言っちゃえばどうでもいい

ーー一般の人からするとライヴハウスってすごくハードルが高いんじゃないかって僕は思っていているんですけど、その点はどう思いますか。

田中 : 俺もバンドやってなかったら絶対行ってないもん、ライヴハウス(笑)。
ハラダイス : どうせ入りにくいんだったらさ、入りにくいだけの異世界を繰り広げたいよね(笑)。クラブとかもそうじゃん。異世界じゃん。

ーーちょっと前にも、ネットでライヴハウスが話題になりましたけど、ノルマ制とか、そういう部分が議論にあがって、ライヴハウスが悪いみたいに書く人が多いじゃないですか。ドブロクは、16年バンドを続けてきた中で、ライヴハウスとの付き合い方ってどういうふうなスタンスをとってきましたか?

田中 : 僕が淡白なので、ある程度距離を取りたいんですよね、そういうスタンスで、ライヴハウスとも付き合ってるかな。このライヴハウスのバンドだから盛り上げるためにどうのこうの、っていう意識はゼロで。もちろん盛り上がるのがいいんだけど、それとは別個で縁があって、たまにクロスするぐらいでいいんじゃないかなって。ノルマ制とかどうのこうのも言っちゃえばどうでもいいっていう。

佐藤学

ーー逆に佐藤さんは、ライヴハウスに対していろいろ言われる立場じゃないですか。ノルマ制を批判されるみたいなとき、どういう気持ちなんでしょう。

佐藤 : 5年サイクルぐらいで一回は出るんですよ、それが。だから、その都度やってやろうかなって。毎回落ち着くのは、嫌なら出なきゃいいじゃんってところで、潰れていくとこは潰れていくだろうなと思うし。ただ、そういうことを言いたい人って、だいたいライヴハウスに来ない人たちなんで。だからといって放っておくんじゃなくて、そういう人に振り向いて欲しいっていう、いい機会でもあるんで。
田中 : まあ、ちょっと波風があったほうがね。
ハラダイス : 行ってみようかなってなるかもね。
佐藤 : ライヴハウスって、いままでそういう部分を無視してきたんで、誰かがちゃんと向き合っていくべきで。意外とみんな静かなんで、もうちょっとなんかあってもいいんじゃないかって。

ーーアンチノックの印藤さんも一緒に反論というか声をあげていましたよね。

佐藤 : そういう問題があったときに、ネイキッドロフトでトーク・イベントやったりしましたね。思い切り炎上させてやろうと思って(笑)。
田中 : それこそ佐藤くんを初めて見たのはそこだからね。Ustreamで観たんだけど、すげえテレビ向きのやつがいるなと思ったの(笑)。
佐藤 : あれがきっかけでOutbreak! が知られたってのはあるかもしれない。

これが売れなかったら、バンドやめません

ーーそんな佐藤さんが、今回のドブロクのリリースへの想いを、コメントで熱く書いてらっしゃいましたよね?

田中 : あれは泣ける。泣けるね。
佐藤 : 今回はホントそれだけですね。ドブロクのよさを証明しないと。じゃないと、結局誰もついてこないじゃないですか、若いやつらが。30代とか20代後半のギリギリのやつらも、後に続けるじゃんって、そういうのを見せてかないとバンドもいなくなっちゃうんで。
田中 : いまって、みんなオーディションばっかだもんね。

ーー本当に最近は各レコード会社が、オーディションしてますからね。だからこそ、ドブロクは生え抜きというか、そういう感じがいいんですよ。

田中 : 売れ残りというか、取りこぼし(笑)。
一同 : (笑)。

ーー野球とかでいきなり4番をトレードで引っ張ってくるとかじゃなくて、そこで頑張って一軍にあがってくるというか。

田中 : 毎回トライアウトですよ(笑)。

ーーあははは。

田中 : 最近、トゥーマッチなセンチメンタルで煽っといて、それが終わったら、さよならみたいな感じがすげえくだらないと思ってて。「このライヴ来ないと損するぜ!」みたいなのとか。

ーーどういうことですか?

田中 : 損なんてしないんですよ、そんなもん。行っても行かなくても、俺たちは生きていくから。行ったら、もしかしたら得なことがあるかもしれないくらいなんですよ、バンドがやってることなんて。そこに過剰な意味を持たせたり、何かを含ませようっていう気持ちがしっくり来なくて。すごく刹那的で空しいなって思うんですよ。それとは違う、脈々と俺たちの中に流れている物を出していくやり方があるっていう気持ちがありますね。

ーードブロクは、無理して続けてきたわけじゃないですしね。

田中 : そこがラッキーなんですよね。現実的に立ち行かなくなって、バンドやってる場合じゃないとか、そういうのにギリギリの状況になってないからバンドも出来るし。明日も生きていけない、みたいになったら、それはそのとき考えるって感じで、今はホントラッキーだと思います。この前大阪のラウンドヘッドってバンドが解散したんだけど、解散の理由が、ヴォーカルの子がやる気をなくしちゃったというもので。すごく納得して、じゃあしょうがないって思ったの。すげえ好きな、いいバンドだったんだけど、やる気がなくなっちゃったから、これ以上続けらんないって言ったのは、すごく潔いと思ったし。もっとやれよとも言えないじゃないですか、だってやる気ないんだもん(笑)。

ーー逆にドブロクが続いてるっていうのはやる気が持続してるってことですよね。

田中 : 最初に言ったみたいに、ちっちゃい発見がずっとあるからだと思います。

ーーその上で聞きますけど、お客さんが少ない多いってのは影響したりしますか?

田中 : ない。… ないからいけないんでしょうね(笑)。
ハラダイス : でた、鈍感力(笑)。
田中 : 多分、少なくて、なんだよ!! ってなる人は辞めようってなるんだろうけど、逆に燃えるってのもあるし。少ないとこで、くだらないライヴやったら、ホント辞めちまえって思うから。お客さんが1人の時程、いいライヴをやんなきゃバンドやってる意味がないと思うんですよね。人が多くて盛り上がるのなんて当たり前だから。

ーー佐藤さんとしては今回ドブロクの作品をリリースすることで、ドブロクにはどういうふうになっていってほしいですか。

佐藤 : とにかく、ドブロクを聞いたことがない人が、初めてドブロクに触れてくれるって機会を作りたいんです。ドブロクを聞いたことがない人って、あまりライヴハウスに来てない人なんですよ。ライヴハウスに来てる人って意外とみんなドブロクを知ってたりとかするんで、そうじゃない人たちに見せるにはどうすればいいだろうって今回いろいろ考えていて。そういう意味では、ドブロクのレコ発で初めてライヴハウスに行きますみたいなイメージが最後にはあります。

ーードブロクとしては、今後したいこととかはありますか。

田中 : 逆にもう最近は演奏のことしか考えてなくて。もっと演奏が上手くなりたい欲しかないですね。安心したって訳ではないんだけど、佐藤くんがやってくれてるっていうのがあるから、その分、下手な物を見せらんないみたいな気持ちもどんどん大きくなってってるっていうのはありますね。

ーー気持ちいいですよね。その答え。なんか、なかなか思ってたとしても言えないじゃないですか。

田中 : だってホントそうじゃないですか。
ハラダイス : 演奏がよくないと落ちるもんね、テンションが。
田中 : いくつになっても楽器って上手なれるんだなと思って。3人が集まってクリックと違うことやろうとすると、全然自分の思うようにならないとか。それが偶然合ったときの開放感とかを、10年前より多く感じてるっていうのは日々ありますね。ホント言うのが恥ずかしいようなことに今気付いてるみたいな(笑)。

ーーあははは。

田中 : あと、このCDが売れなかったら解散しますみたいなコピーあるでしょ? それが本当に嫌いで、今回考えたの。「ドブロクはこのCDが売れなかったらバンドやめません」って(笑)。ほんと、そういうことだと思うんだよね。

LIVE INFORMATION

ドブロクレコ発企画! 四ッ谷Outbreak! に全員集合!!!!!!
NO MORE おセンチ野郎 vol.4 (ヤバいスリーマン編)
2014年7月20日(日)@四ッ谷OutBreak!
出演 : ドブロク / and Young…(大阪) / リトルキヨシトミニマム! gnk!(横浜)
時間 : 開場 18:30 開演 19:00
料金 : 前売 2,000円+Drink

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PROFILE

ドブロク

1998年明治学院大学在籍中、田中と原田により結成。メンバー・チェンジを経て、2009年、現在の編成に。

鉄壁のリズム隊にシンプルなギター、それに乗っかる言葉と歌。スリー・ピース・バンドならではの、静と動の無限の振り幅の「おいしさ」を体現。北は北海道から南は沖縄、台湾まで、各地で精力的にライヴ活動を展開。既成の「EMO」の概念を覆すべく、日本人の根源的なエモーショナルな部分をあぶり出そうと格闘する日々。

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by 渡辺 裕也
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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