ハモニカ、フィドル(ヴァイオリン、ケルト音楽ではフィドルという)、ギターという3つの楽器を中心に、10万人以上が集まるスペインのフェスティバル、オルティゲイラで、様々な国の音楽好きたちをうならせた“ケルト・ブルース”バンド、ハモニカクリームズ。そんな彼らが、前作より約1年ぶりにサード・アルバム『tokyo live smokin’』を完成させた。本作は、2013年10月6日のライヴ・セッションを記録したオフィシャル・ブートレグ盤。前パーカッションであったトシバウロン脱退という大きな事態を迎えるも、ドラムに元くるりの田中佑司を迎え、いまのハモニカクリームズを収めた作品となっている。そこに収録された楽曲たちは、アイリッシュ音楽の要素が色濃く現れているにもかかわらず、自然に聴くことができる音楽だ。それは、日本人としての彼らの感性を土台に、アイリッシュとブルースが混じり合った結果で、この国を出身に持つ彼らにしか鳴らせないものである。このたび、この奇跡的な結合をもたらしたハモニカクリームズの3人に、じっくりと話を伺った。音楽を作ること、バンドであること、そこに秘められた可能性、それらをぜひ読み取ってみてほしい。

圧倒的なライヴ・セッションをハイレゾ音源で配信!!

ハモニカクリームズ / tokyo live smokin’

【配信価格】
mp3 単曲 200円 / アルバム購入 1,500円
WAV(24bit / 96kHz) 単曲 250円 / アルバム購入 2,000円

【Track List】
01. Dance of quadra / 02. Freesia / 03. 風と私/Kazetowatashi / 04.奥の狐路/Foxy way / 05. 八月の鯨/The whale of August / 06. シュール・ヴィーヴル/Sur vivre / 07. Astrias wind / 08. Forget it for get it / 09.胸騒ぎの行列/Matrix / 10. Saint Sebastian / 11. しるし/Shirushi / 12. Halcyon


INTERVIEW : ハモニカクリームズ

大渕愛子、清野美土、長尾晃司

インタビュー & 文 : 西澤裕郎
写真 : 雨宮透貴

芸術家ではなくて、生活しながら音楽をやっているミュージシャンでありたい

――今日はアイリッシュ音楽について、いろいろお話を伺わせていただきたいと思います。長尾さんは、かなり早い時期からアイリッシュ音楽を聴いてらっしゃったんですよね?

長尾晃司(以下、長尾) : 彼女(大渕)のほうが早かったんじゃないかな? 高校生くらいのときでしょ?
大渕愛子(以下、大渕) : 17歳の夏ですね。高校3年生のころは受験勉強もせずに、アイリッシュ・パブへ通っていました。パブってちょっとあやしい大人のたまり場ってイメージがあるじゃないですか? そうじゃなくて、日本ではアイルランド風居酒屋と言えば伝わるでしょうか。そこで行われているセッションに演奏で参加する為にひたすら通ってました。

――いろいろな音楽があるなかで、アイリッシュ音楽のどういうところに惹かれたんですか。

長尾 : 1番大きい理由は感覚的なところなんですけど、僕が魅力的だなと思ったのは、セッションが限りなく生活のなかにあるってところなんです。ライヴがほとんど存在しない音楽で、セッションで完結してしまう。言ってしまえば、観客さえ必要としない、ミュージシャンだけで成り立っちゃう音楽なんです。いまだにこだわりとして持ってるのは、芸術家ではなくて、生活しながら音楽をやっているミュージシャンでありたいなって。

清野美土
――そういう感覚はバンドとして共通の認識なんですか。

清野美土(以下、清野) : そこは全然違いますね。音楽との関わり方についてはみんなひとつも一致しない(笑)。ライヴをしたあとも、1番いいライヴだったっていう人と、最低だったっていう人がいるんですよ。でも僕は、近くで極端に違う人達が力を出しているのは贅沢なことだと思っていて。一枚岩っていうのは強いんですけど、それよりも違う品種が混ざると、その音楽って広くなると思うんですよね。間口を開くって意味でも、それがバンドに参加してくれている価値なのかなって。

――ぶつかり合いながらもそれぞれを尊重してバンドを続けられるのは、なんでなんでしょう。

清野 : ひとつおもしろいなって思うのは、音楽を一緒にやるまで、僕と愛子さんはまったく知らない人同士だったんですね。リハーサルで、さぁ音を出しましょうって瞬間から始まっている関係だから、気がついたら隣に王国があったみたいなことなんですよ。だから、その国のやり方でやるのもいいし、こっちの国のやり方でやってもらうのもおもしろい。もしくはその間のアイディアを考えるか。ある意味で彼(長尾)は昔からどちらの国も知っている遊牧民みたいな、その接着剤になっているんです。伴奏っていう立ち位置もそうなんですけど、アイリッシュやブルースそれぞれの音楽に対して理解のあることが重要だと思っていて。

――そうした別々の王国が共存してやってきたなかで、トシバウロンさんが9月で脱退されました。これはどういった理由からのことなんでしょう。

清野 : 僕がひとりで語るよりも彼(トシバウロン)が一緒にいたほうが本当の意見として伝わると思うんですけど、「何が美しいのか」とか「何がいいライヴなのか」「何がビジネスなのか」、そういうことをひとつひとつ周囲と一致させて、同じ歩調で歩むことが、彼にとっては1番大事だったのかなと思います。メリットを増やしてリスクを減らしていくのはプロとして当然の考えですから。彼は、自身がリーダーのバンドもあるし、会社も持っていて、他の人たちがバンドをどう見ているかすごく考えるんです。僕ら3人も考えますが、それぞれの視野の違いを肯定する、それで共存することが団体の力、魅力だと考える僕の意見に今も彼は賛同してくれているのだけど、それでも他人との違いを感じながら音楽をやるのは彼にとってしんどかったのかなって。

――トシさんは今作のレーベル・オーナーだったり、いまも協力体制でやられているわけですよね。脱退についても、かなり話し合って決めたんじゃないですか。

清野 : 何ヶ月かに渡って話し合って決めました。どういうふうに彼がしていきたいのか、次の体制でどうやって続けていくか、いい形での橋渡しができるように、どうやったらお互いうまくできるのか、考えてくれたと思います。

できるだけ自分の感覚に素直に従って、おもしろいと思うか思わないかで決めていきたい

――そして今年は、フェスティバル・オルティゲイラ最終日の大トリに出演されました。このフェスはどういうイベントなんですか?

長尾 : ガリシア地方っていうスペインのなかでも田舎ののどかな地域で、そのなかでもさらにのどかな町で行われる世界有数の巨大フェスティバルなんです。入場無料としては世界最大級で、10万人近く集まるんですよ。

――10万人ってすごいですね!! そこで3日間アイリッシュ音楽が演奏されているわけですか?

長尾 : アイリッシュじゃなくてケルティックです。

長尾晃司
――初歩的な質問で申し訳ないんですけど、ケルティックとアイリッシュってなにが違うんですか?

長尾 : ケルティックは、ケルト文化圏のことなんです。そして、そのなかにある国がアイルランドだったり、スコットランドだったりで。アイリッシュはケルティックの総本山みたいな、ひとつの音楽の種類なんですね。ケルティックはその文化圏の総称のことなんです。

――なるほど。そうしたケルト音楽のフェスに出演することは、ハモニカクリームズにとって、どういう意味を持つと思いますか。

清野 : やっぱり最初は欧州の人達も日本人からどんな音が出るかわからなくて、ワクワクなんです。それが昨年のコンクールでは優勝っていう結果が返ってきて、今年はメイン・ステージでの演奏が決まったので大きな自信に繋がりましたね。おもしろいものはおもしろいと言ってくれるのだな、と。さすがに今年はルーキーの僕たちがフェスの大トリを務めるなんて思ってなかったんですけど。そういう意味でオルティゲイラは思い出深いというか、忘れがたい場所ですね。

――僕がハモニカクリームズをおもしろいと思うのは、ケルティック音楽を伝統のなかでやるというより、枠を押し広げたり壊したりしてやっているってところなんですね。だから僕なんかが聴いても、すんなり聴けるのかなって思っていて。伝統に従うってことじゃなく、新しい価値観を生み出そうって気持ちはありますか。

清野 : はい、あります。でも出来るだけ自分の感覚に正直に、バランスを取っているつもりです。実を言うと、学生のころはどうして黒人に生まれてこなかったんだろうって思っていました。どうしたら彼らの感じが出るかを研究したり、ライヴをいろいろ観に行ったりしていたんです。その上で思ったのは、他の音楽と他の音楽を混ぜるっていうのは、結構怖いというか、勇気がいるんですよ。ハモニカクリームズも向こうで深い伝統に触れる度にヘタなことをしたくない、怖いという思いがあります。

――怖いっていうのは?

清野 : どこにも発表しないでライヴだけやってるときは楽しいんですけど、広く不特定多数の人が聴くと思うと、その音楽に対する冒涜になるというか、人によってはすごく乱暴に感じるんじゃなかと思って。そこに対してどこまで触れていいのか、すごく慎重になるんですね。そのラインは常に手探りで、明かしてしまえば、曲を作ってる最中に僕が彼らふたりに聞いたりするんです。「ここのこういうアプローチっていうのはどうなの?」って。最近はあまりないんだけど、はじめたころなんかは特にそういうことはあったかもしれない。

――その音楽がどういうものか知っていて、リスペクトしているからこそ、下手にいじるのがこわいと。

清野 : ただ、西澤さんが言ってくれたように、混ざっているからこそ外の人も聴きやすいのかもしれないっていうのは思います。トラッドに触れるのが怖いから何もしないんじゃなくて、トラッドを活かしながらその間口を開きたい。できるだけ自分の感覚に素直に従って、おもしろいと思うか思わないかで決めていきたいと思っています。直前まで僕のアートディレクションがぐいぐい変ったりするので、けっこうふたりにはやきもきさせていて、悪いなってよく思うんです。ライヴ直前にあれこうしましょうとか、本番中にちょっと変えたりとかするし。

――そのあたり長尾さんはいかがですか?

長尾 : ぼくは、彼の編曲がハモクリの所以だと思うんですよ。ポジティブな意味はもちろん、ネガティブな要素も含んでるんですけど、ものすごく特殊なんですよね。シンプルな音楽をやろうよって言ってるのに、ぜんぜんシンプルじゃないことが結構あって(笑)。彼の感覚が、ブルースとかアイリッシュっていうのを超えて、かなり特殊なものになっている。最初に言っていたみたいに、ライヴがよかった、悪かったっていう感覚がずれるのを繰り返していくうちに、だんだん自信がなくなってきて、一時期自分の演奏がよくわからないときがあったんです。それが、オルティゲイラとか本場の場所で評価されたことで、自信を持っていいんだっていう実感を持てたんです。
大渕 : 特殊っていうのは、コンテンポラリー・ダンスとかインプロ音楽みたいなのに美土くんが関わっていた経験があって、そういうルーツが変拍子とか、いわゆるわかりづらいニュアンスでアレンジのなかに出て来るときのことだよね?
清野 : それは僕が20歳ぐらいの名残です(笑)。みんな手の内を明かせばそれくらいひねってないとおもしろくないなって思っているんじゃないかな? もちろん、そのレベルとか趣向とかは違うと思うんですけど。
大渕 : ものさしとボリュームが違うんだね。
清野 : そうだね。最終的にハモニカクリームズのアート・ディレクションは僕が決めさせてもらうんですけど、その途中で彼らが具体的に言ってくれるので、助かってますね。

その瞬間に生まれていくのが、一緒にやってる上での最大の楽しみなんですよね

――ここからは、本作について伺っていきたいんですが、いつぐらいにパッケージにしようって話をしていたんですか。

清野 : それはちょうど1年前からですね。次はライヴ・アルバムにしようと考えてるって、メンバーに話していたんです。1枚目と2枚目のアルバムには一貫したコンセプトが僕の中にあって、「ライヴと違って、自分たちのやっている試みが1番シンプルな形で出せるもの」を作りました。できるだけ熱で押し切るんじゃなくて、色々な場所とか情況で聴いても聴く人がその音楽に対してフラットに出会えるものを作りたかった。だから、特にファースト・アルバムはそうなんですけど、ライヴに来た方が買っていくと驚くんですね。この温度差はなんだろうって、でも作品として好きな人も多いみたいです。逆に、CDから出会った人がライヴに来ると爆発していてすごくおもしろいって言うんですね。

――それはすごくよくわかります。

清野 : 僕はライヴとCDで全く違うものを作ってる意識があったけど、今回の「東京色香」は、そういう意味では全然違うものを作りたいと思っていて。1枚目、2枚目で出してこなかった、まったく真逆な力っていうのを出したかったんです。いままでが青と青でできていたとしたら、今度は赤をと思って。ずっとイメージはあったんですけど、メンバー編成が変わったので、アルバムを作ること自体が可能なのかっていう時期もあったんです。だけど、むしろいまの過渡期を出してしまうほうがハモニカクリームズらしいかなって。どんどん変わっていくのがいまのバンドの魅力だから、この先は違うかもしれないけど、そのまんま出しちゃうのでいいかなと思って。それで田中佑司さんにゲストで来てもらったんです。

――田中さんとはそれまでにも一緒にやったことはあったんですか?

清野 : 彼と一緒にライヴをやったことはなかったよね。録った日がはじめて一緒のライヴだったんです。

――ええ!?

清野 : だからほんとに化学反応ですね。あんたそんなことするの! みたいなことも多かったし。
長尾 : それは許されないんだよって思いながら、どんだけ食い込むんだよ、この人!! って(笑)。
清野 : だからすごくエキサイトしました。

――あははは。今回の作品って、ライヴ盤って感じはなく、ハモニカクリームズの新しい音源だなってすんなり入ってきて、それがおもしろいなって思いました。

清野 : 今回の宣伝文句の中でも、「これがもしかして本当のファースト・アルバムと言えるかもしれない」って書いているんです。僕らは、その瞬間に生まれていくのが、一緒にやってる上での最大の楽しみなんですよね。お客さんがいてこそだし、音を聴いてずばーんと伝わるものがようやく作れたとしたら、この「東京色香」がファースト・アルバムだっていう気持ちはありますね。

大渕愛子
――普段のライヴの演奏を録ってるっていうより、いわゆる公開レコーディングみたいな感覚もあったと思うんですけど、プレイにおいていつもと違いとかはありましたか。

大渕 : わたし個人で言うと、ライヴ録音をしたことなかったんですよね。ライヴ録音をするとなると大概考えるのは、失敗できないとか、かっこいいことをしようってことだと思うんですけど、そういうことを考えると大抵うまくいかないじゃないですか。だから決めたいところは決めるけど、それ以外は楽しんでやろうと思いましたね。そういう意味ではピリピリしていましたけど、ぶっこむところはぶっこもうぜ普段通り、っていうのはあったと思います。でも、佑司さんが1番ぶっこんでたよね。
清野 : そうだね。まだわかんなかったってのもあるよね。
大渕 : それがちょうどよかったのかも。

――どういう部分でぶっこんでいたんですか。

清野 : よくあることなんですけど、曲の構成を変えちゃうんですよね、単純に。止めちゃうとか、急にソロを振ってみたりとか。大体は僕がライヴのなかで作ることが多いんですけど、普段はぐーって押さえて聴かせてるところとかで、ひとり、ものすごく盛り上がっていたりして、だったら自分たちも盛り上がろうかみたいになって、どんどん上がっていったりとか。思わぬところに山が来たりとかしましたね(笑)。

――そうした意外性もありつつ、かなりハモニカクリームズを現す作品ができたわけですよね。この作品を持って、ハモニカクリームズはどういうところに行きたいと思いますか。

長尾 : いまのところスペインとフランスに来年も行けるか計画中なんですけど、アイルランドも行きたいし、片っ端からいろんなケルト圏に行きたいです。その後はそれを広げて、ワールドミュージックの盛んな場所、インドとかに行って日本に戻ってきて、いろんなフェスティバルに出たいですね。

――大渕さんはいかがですか?

大渕 : 日本って、音楽に対する評価が外国より遠いと思うんですよ。日本伝統の音楽ってのはまた別ですけど、生活に密着してやっている感覚とか習慣がないじゃないですか。そういう意味で、海外は密着している分きちんとペイされるところはされる。ちゃんと評価されてやっていくんだったら、日本ではないかなって思っています。どう足掻いても輸入音楽を日本人がやってるってことには変わりがない。それでも、ケルト、ブルースって純正のものではないけれど、中に混ざってる要素が深いところのほうが評価はされやすいだろうし、そっちの方が続けていくとしてはいいんじゃないかなって思っています。

――清野さんはいかがでしょう。

清野 : 僕は外国だけじゃなくて、もっと日本の人達にも聴いてもらいたいです。自分がいずれ帰ってくる場所だし、僕らの世代が持っている外国音楽への憧れとかコンプレックスを、良い意味で消化して、証明していきたい。それと今後のことを言えば、僕はわりと個人的なフィーリングで曲を作っているんですけど、他にも好きな音楽は実はいっぱいあるんです。アフロ、ブルガリアン、邦楽、アラブ、ジャズとか、もっと。それをもっと勉強して、いずれ自分のなかで生かしたいと思っていて。この作業を出来るだけ丁寧に積み重ねていきたいなと。ここでいつも感じるのは、音楽は共有財産で、他のヒントなしに浮かぶ発見はないなと。それはアイディアそのものじゃなくて、アイディアを得ようとする姿勢の方が、その人個人の可能性を拡げていると思うからなんですが。だからそのアイディア自体は取り合うよりも、シェアすればいいって思うんです。そういう意味ではハモニカクリームズの音楽も、そのうち無料で出しちゃいたいんですね。権利を主張しなくとも、周りまわって、いろんな人がほんとうにこの音楽を求めたら僕らのところにお金は入ってくる。だって僕らはライヴをやっていますから。

――清野さんもいろんな音楽を図書館で聴いてきたそうですもんね。

清野 : そうです。そうやって出会えることがすごく豊かだと思うんですよ。生活するなかで、音楽と出会うための敷居は限りなく低いほうがいい。自分の音楽がそんな巨大なジャンルになるとは思ってないんですけど、ハモニカクリームズが世界中で演奏するようになるっていうことは、この「東京色香」でも示している僕らなりのケルトやブルースへのリスペクトと、前進が伝わっていけばと願っています。投げられた質問に答えられてるかわかんないんですけど(笑)。

ハモニカクリームズ過去作

ハモニカクリームズ / in + out = sea / インナウトシー

フランス在住のハモニカ奏者、清野美土の指揮によって繰り広げられるケルト×ブルースの世界。本場ヨーロッパの「"オルティゲイラ”国際ケルト音楽コンクール(2012年7月/スペイン)」で外国人初優勝を果たし、日本人の視点からケルト音楽の現代的あり方を提唱するハモニカクリームズ。彼らの新作『in+out=sea / インナウトシー』が配信!

>>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

2013年12月20日(金)@横浜 Le Temps Perdu
2013年12月25日(水)@吉祥寺 STAR PINE'S CAFE

PROFILE

ハモニカクリームズ

清野美土(Harmonica.)、大渕愛子(Fiddle.)、長尾晃司(Guitar.)

日本発の新たな民族音楽、ケルト・ブルース・バンド。"日本人が演奏する"ケルトと、電気ブルースの混ざった独特の楽曲は、ハモニカ+フィドル+ギターから想像する“アコースティック”というイメージを越えて、10万人の会場を踊らせるパワフルなバンド・サウンドを提示。 現在欧州から注目されるその音楽は、リーダーであるパリ在住のハモニカ奏者 / 清野美土の感性により民族音楽の新しい側面を開拓している。3者各々が楽器を通して自由に会話するスタイルは、右へ左へと繊細で強烈な螺旋グルーヴを巻き起こす。

2011年に発売されたファースト・アルバムは日・仏のラジオや各紙面などで話題となり、翌年には世界最大級の国際ケルト音楽祭「スペイン / フェスティヴァル ・デ・ オルティゲイラ」のコンクールで外国人として初優勝。続いて発表されたセカンド・アルバムはスペインの電波に乗り、2013年欧州ツアーでは新たにポルトガル進出を果たす。

>>ハモニカクリームズOfficial HP

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筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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