ほんとうにはじまりました!! コムアイとOTOTOYがお送りする新連載、水曜日の淫談。

はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという新連載です。なぜ、この連載がはじまったかは先月の記事を読んでもらうことにして、さっそくはじめちゃいたいと思います。

記念すべき第一回目の映画は、『モスラ対ゴジラ』。「無茶ぶり!?」と思ったあなた!! なんにもわかってない!! エロスはいろんなところに潜んでいるのです。否、自分で作り出していかなければならない!! まだ21歳のコムアイも然り。そう、これはコムアイのエロス成長騨なのです。エロスの道は遠く険しい。いざ本編へ!!

取材&文 : ねるねるね〜るね西澤
写真 : 雨宮透貴

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル

水曜日のカンパネラ / モスラ(幼虫Ver.)

【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円

水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによるモスラをテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコムアイのエロスをモチーフにしたリリック。連載第一弾配信シングルにして、すでに最高傑作ともいえる湿気たっぷりのエロス・ソング!! 怪しくくぐもったサウンドにエモーショナルな鍵盤が絡まるロマンティックでエロティックな楽曲にときめきを感じてみては? 水曜日のカンパネラが羽化していくことを予感させる名曲!!

第一回の課題映画『モスラ対ゴジラ』



『モスラ対ゴジラ』(モスラたいゴジラ)は1964年(昭和39年)4月29日に公開された日本映画。ゴジラシリーズの第4作であり、『モスラ』の続編でもある。製作、配給は東宝。カラー、東宝スコープ。上映時間は89分。併映は『蟻地獄作戦』。観客動員数は720万人。登場怪獣はゴジラ、モスラ(幼虫、成虫)。(Wikipediaより)

「エロスってなんだっけ?」

ーーいやぁ、この映画、エロスしかなかったね。

コムアイ : そうですね。

ーーほんとに? エロスなんてあった?

コムアイ : ひどい!! … 見たとき絶望しました。「エロスってなんだっけ?」って。

ーーあはははは(笑)。ゴジラにエロスは感じなかった?

コムアイ : しっぽが超エロいですね。

ーーしっぽ?

コムアイ : なんかしっぽが別の生き物みたいに動いていて。シュルシュルシュルって。蛇みたいな感じ?

ーー顔は?

コムアイ : 顔はかわいいけど…。

脇田もなり

ーー困り顔みたいな感じだったよね。

コムアイ : 困り系、脇田もなり(笑)。

ーーEspeciaのもなりちゃん?

コムアイ : あははは(笑)。くだらないステマをしてしまった。目が結構丸くって、クリクリした目がカワイかった。

ーーモスラは?

コムアイ : モスラのエロさは鱗粉ですね! 鱗粉はヤバいなと思いました。

ーーなにがそんなにヤバかったの?

コムアイ : 鱗粉をふりかけられると、みんなファ~ってなっちゃうところ。

ーーフェロモン的なこと? ゴツゴツしたゴジラとモスラが対象的で、柔と剛みたいな感じだったね。

コムアイ : そうそう。ゴツゴツ同士の怪獣映画とかは、どっち勝ってもいいじゃんって感じなんですけど、ゴツゴツなものとフワフワなものが戦うとスリリングですよね。

会わなくても宿命を親から受け継いでる、っていう部分を歌詞に入れたんです

ーーそうそう。モスラの幼虫がゴジラと闘うじゃん。生まれたばかりなのに、すぐにゴジラに向かっていくけなげさ。

コムアイ : あぁ。

ーー生まれた瞬間に宿命を背負っている。それでヌルヌルと地面を這っていって、ゴジラのしっぽに噛み付くという!

コムアイ : そう。振り回されてたね。

ーーすごい叩き付けられてて。あんなの一瞬で終わりじゃん。

コムアイ : 死んじゃうと思うんだけど。

ーーでもがんばっててさ。

コムアイ : うん、がんばってた。

ーーそしたら幼虫がゴジラに向かって、ピューって糸をはいたじゃんか? あれを観ててさ、「生まれたばっかなのに身体の中の糸なくなっちゃうよ!」と思って(笑)。

コムアイ : わたしも!! 自分の繭、作れなくなるよって思った。

ーーそうそうそう。そこまで全身全霊をかけて戦う姿。

コムアイ : 今回の歌詞のサビに、そこのエピソードを入れました。

ーーへぇー。どういう歌詞?

コムアイ : 「会わぬとも受け継ぐ我が命は」って。会わなくても宿命を親から受け継いでる、っていう部分を入れたんです。

ーーさらに、今回の映画を観て、コムアイさんにレポートを書いてもらいました。

コムアイ : はい。

コムアイのエロス考察その1『モスラ対ゴジラ』


人間は火を焚く猿だ!
人間が火を焚いて子供がたくさん産まれた。
人間は今、新しい火を焚いている。
悪魔の火と知りながら、後ろめたくとも焚いている。

ゴジラは困り顔の怪獣だ!
ゴジラは両手を振りながら名古屋城を攻め落とす。
ゴジラは尻尾を振りながら名古屋テレビ塔を押し倒す。
「お母さーん、なんだかむしゃくしゃするのよー!」
「お母さーん、次はもっと大きなもの壊したいのー!」
赤ちゃんゴジラは可愛いお目目を曇らせる。

般若の面は泣いている!
嫉妬に身を焦がした女に、角が生えた。
「…角が生えた顔なんて見せられないわ。」
悲しみに眉間が釣り上がり、口は大きく裂けて、目を腫らす。

モスラは平和の守護神だ!
鱗粉をぷんぷん振りまいて、人間に夢を見させる。
翁の面のように優しい顔で。

人間はそれぞれにゴジラを抱えて生きている!
悪いと分かっていてもGOしてしまうものがある。
同時に夢も見る。
罪悪感が一つもない清らかな土地を感じることができる。
だからモスラに触れる。
モスラの柔らかい鱗粉を浴びている間、人間はを夢想している。
緑の泉に立っているように錯覚する。
抱えているゴジラは、眉間をゆるめる。

エロスは、人間が火を焚いた時から人間に与えられた特権だ。
罪悪感を感じるから、緑の泉の尊さを感じられる。
「私のゴジラは、モスラの鱗粉が夢想させてくれる世界で、緑の泉の美しさを知るわ。」(コムアイ)

モスラと触れ合ってる間は、平和な世界がほんとにそこに存在してるように思える

ーーどういうとこに一番着眼点を置いて書きましたか?

コムアイ : なんていうんですかね。人間と人間みたいな一対一の関係じゃなくて、その先になにを見てるかっていうのがエロスだと思って。それを拾いました。

ーーゴジラの場合は、なにを媒介にして、なにを見ているの?

コムアイ : 人間がモスラを媒介にして、人間不信のない世の中を夢見ている。半分くらい無理だってわかってるのに。

ーー無理っていうのは?

コムアイ : 「いい世界にしていこう」っていうことが無理ってことを、映画のなかでも匂わせてる感じがして。でも、ありえない世界も、あるように感じられるというか。それには助けが必要で、自分だけじゃなくて、もうひとり巫女みたいな存在が必要。それは宗教かもしれないし、教祖みたいな存在かもしれない。

ーー自分が中心に立つのではなく、別のなにかにすがざるをえない、と。

コムアイ : 夢を見るためには、実在するものに、なにかを投影しないといけない気がするんですよ。映画のなかで、人間たちはモスラに平和の象徴をかぶせるじゃないですか。だから、モスラと触れ合ってる間は、平和な世界がほんとにそこに存在してるように思える。それがエロスだと思ったんです。

ーーでもさ、モスラからしたら全然関係ないことに巻き込まれてるんだよね。

コムアイ : ほんと、そう! 虫がいいっていうかね。

ーーしかも、モスラのいる島って、水爆実験が行われてた設定の島でしょ? 人間の身勝手で生まれた怪獣ゴジラを倒すのに、その被害を被った島の人たちに「助けてくれ!」って言って。たしかに人間の業が垣間見えて、そのドロドロがエロスに繋がるのかもしれないけど。それにしても、人間にとってすごい虫が良すぎる話だなって思って。

マネージャー : あっ、だからモスラって虫なのか。
コムアイ : ……… 。

ーー… 。

女の子のほうが、そういうドロドロした感じは似合う気がする

マネージャー : ふふふ。こらーっ(笑)。で、ゴジラはあれだよね、人間の悪の象徴というか悪い部分の象徴なのかもね。
コムアイ : (気を取り直して)そうそう。私もそう思う。

ーー(気を取り直して)どっちも人間の側面を反映してるというか。

コムアイ : どっちも人間の欲望ですよね。矛盾してるけど両方持ってますよね。

ーーうん。最後、ゴジラも死んだのかよくわかんないもんね。

コムアイ : よくわかんない!

ーー幼虫に巻き付けられた糸で動けなくなって、海のなかに落ちて、ブクブクって沈んでいく。

コムアイ : うん。どうせまた富士山とかから出てくる(笑)。なんか繭に巻き付けられたのがよかったですね。

ーーあれはなんかちょっとね。エロスだったね。

コムアイ : 「うーっ! 動けない」って(笑)。

ーー書いてくれたレポートにさ、ゴジラの台詞みたいな部分があるじゃないですか。「お母さーん、なんだかむしゃくしゃするのよー!」「お母さーん、次はもっと大きなもの壊したいのー!」って。破壊する部分みたいなところにカタルシスみたいなところがあるのかな?

コムアイ : そうなんですよね。それを簡単に否定はできない。ゴジラは男っぽいけど、そういうのって女の子が言っていたほうが可愛いっていうか、似合うじゃないですか。むしゃくしゃしてるのとかって。

ーーあぁ。ダイレクトに感情を出せるのって女の子のほうが多い気がする。

コムアイ : そうそう。男の子がむしゃくしゃしてるってあんま想像つかないっていうか。女の子のほうが、そういうドロドロした感じは似合う気がするんですよ。

ーーもし、ゴジラを人間が演じるとしたら女の子のほうが合っているのかもね。

コムアイ : うん、男の子だと、ちょっと違うかもしれない。でも、かわいそすぎない? ゴジラは宿命として暴れてるだけじゃないですか。

ーー確かにね。暴れてるっていうより歩いてたらなんか当たってったみたいな感じだもんね。

コムアイ : 壊したくて壊しているっていう感じじゃない。

なんか自分のなかでもね、羽化しました

ーーそれでさ、今回のために曲を作ってくれたじゃない。その歌詞が、いままでの歌詞とは全然違うじゃないですか。

コムアイ : うん。今までストーリーがあることを感じさせる歌詞はなかったと思う。一番最初のころ書いてたんだけど、失敗して書かなくなったんですよね。

ーーなにを失敗したんですか?

コムアイ : なんかね、曲がオセンチなので、歌詞がまともすぎちゃうとちょっと泣きが入るというか。バカっぽい歌詞のほうがバランス取れるんですよね。ってことに気づいてからは、あまり真面目にストーリーを追ったようなものは作っちゃいかんと思って。

ーー今回は歌詞がしっかりしている分、歌い方がいい感じにくだけていて、バランスが取れてる。

コムアイ : あはは(笑)。なんか自分のなかでもね、羽化しました。

ーー(笑)。なんかふっきれた感じ?

コムアイ : 「こういうふうに歌ってみて」って言われたときにあまり抵抗がなくて。「桑田佳祐で」って言われて「はい!」って言って(笑)。レコーディングする前の時点で吹っ切れてたとこがあったというか、諦めてた部分があったんだと思いますね。モスラだから覚悟したのかもしれないし。わかんない。まぁでもライヴをやってるのが一番大きいな。「こういうのが受けるんだな」とか、おもしろがってくれたほうがいいじゃないですか。わたしが好きなのが見てて安全なライヴとかじゃないから。多分(笑)。そういうのが溜まってたのかもしれないです。

※読者の方は、この連載が続くように買って聴いてくださいね♡

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル

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一番のエロスポイントは…

ーー映画のなかに出てくる双子のように、僕とマネージャーさんで、コムアイを応援する歌をうたっていたのが結果につながったのかもしれない。

コムアイ : そんなの歌ってたの? 悲劇でしかない…。
マネージャー : おっさんふたりで、「タマゴを返してください」っていう映画のマネをしてみた(笑)。
一同 : あははは(笑)。
コムアイ : キモチワルイ(笑)!。

ーー映画のなかでは、あれを歌うことでモスラを呼び起こすみたいな意味があったじゃん。

コムアイ : なんかモスラと通じ合えるみたいな感じでしょ。

ーーそうそう。だから僕たちがふたりでコムアイに歌をうたって通じ合おうって。

コムアイ : あははは(笑)。

ーー必死に「エロスやってください!」って言って。で、声をかけて歌ってたら羽化してくれたと。

コムアイ : そういうことか。

ーーそれじゃあ最後に、「モスラVSゴジラ」を観てない人もいると思うので、一番のエロスポイントを教えてください。

コムアイ : 一番のエロスポイントですか(笑)? 一番のエロスポイントだって(笑)。一番のエロスポイントは、なんだろ。

ーーどのシュチュエーションがエロス?

コムアイ : しっぽですね。

ーーしっぽの動きを見て欲しいと。

コムアイ : ゴジラのしっぽの動きをぜひ見てほしい。「うお~」ってなります。なんか別の生き物みたいに動くってなんかおもしろいですよね。

ーー最終的にぼくもエロスがなんだかよくわからなくなってきました… エロスへの道は険しいですね。

コムアイ : 険しい! 険しい、ほんと!!

ねるねるね〜るね西澤の編集後記


すいません、正直なめてました。「男根的なものの象徴としてのテレビ塔をゴジラが倒すことの爽快感こそエロスだ!!」とか、「母モスラの母性に熟女のエロスを見た!!」とか書けばいいのかと思ってたんですけど、映画を観たら、意外にもゴジラがよちよち歩きで、たまたまつまづいて壊しちゃったみたいな感じだったり、興行屋のフィクサーが漁民からモスラの卵を買い上げ、テーマパーク構想ぶちあげるとか、モスラの故郷、インファント島のひとたちがどっからどう見てもバリバリ日本人だったりとか、高度経済成長期の日本映画の怒濤のパワーに、不肖ねるねはもうアレです、エロスなんか吹っ飛んでしまい、エロス的見るポイントを忘れてしまいました。そんななかコムアイが書いてくれた文章は詩的なもので、素直に感心しました。が、ねるねるね~るねの知識量では解読するのが難しかったです。いや、違う、俺が欲しいのはキレイなエロスじゃなくって、ドロドロの汗まみれのエロスなんだ!! ということで、次回のテーマは筋肉ムキムキで汗いっぱいのこの映画です!!


第二回の課題映画は「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」

水曜日のカンパネラのライヴ情報

KABUKICHO BASS IDOLS!!
2013年9月2日(月)@新宿ロフト
出演 :
【LIVE】BELLRING少女ハート、エレクトリックリボン、水曜日のカンパネラ
【D J】四捨五入、DJ屑山屑男、DJ UCHIAGE

2013年9月5日(木)@サラヴァ東京
出演 : AZUMA HITOMI、水曜日のカンパネラ、他…

ALTEC VOICE & Namy
2013年9月11日(水)@恵比寿 BATICA
出演 : 水曜日のカンパネラ、草薙ゆかり、日下 奈央美 and more…

りんご音楽祭
2013年9月14日(土)@アルプス公園(長野県松本市蟻ヶ崎2455番地)

EXTRA!!! vol.3
2013年9月16日(祝・月)@新宿ロフト
出演 : クロミクロニクル、JaccaPop、水曜日のカンパネラ、大森靖子とピンクトカレフ and more

SOME CANDY TALKING
2013年9月20日(金)@高円寺HIGH
出演 : Broken Doll、Ruby*、あいかわもも、水曜日のカンパネラ

innocent,innovate.
2013年9月24日(火)@渋谷 CHELSEA HOTEL
出演 : 水曜日のカンパネラ、27HATANANA 、The POALO、リリーローズ 他

電子の少女
2013年9月30日(月)@渋谷 O-nest
出演 : Maika Leboutet、Her Ghost Friend、水曜日のカンパネラ、ぽわん、予感システム

水曜日のカンパネラ、2ndアルバムのリリースが決定!!

水曜日のカンパネラ / 羅生門

発売日 : 2013年10月9日(水)

収録曲:
1. モノポリー
2. 素子
3. 星一徹
4. シャア
5. マリー・アントワネット
6. アリババ神帝
7. 不二子
8. 竹久夢二

OTOTOY限定のSPECIAL Editionも配信中!!

ここでしか手に入らない限定版

水曜日のカンパネラ / ノルウェイの盛り

【価格】
wav 単曲 200円 / まとめ購入 400円
mp3 単曲 150円 / まとめ購入 300円

【Track List】
1. モノポリー
2. ものぐさ太郎
3. 素子

PROFILE

水曜日のカンパネラ

コムアイ、うしろ!!

2012年、夏。初のデモ音源「オズ」「空海」をYouTubeに配信し始動。

「水曜日のカンパネラ」の語源は、水曜日に打合せが多かったから… と言う理由と、それ以外にも、様々な説がある。当初グループを予定して名付けられていたが、現在ステージとしてはコムアイのみが担当。それ以降、ボーカルのコムアイを中心とした、暢気でマイペースな音楽や様々な活動がスタートしている。

コムアイ
担当 : 主演 / 歌唱
1992年7月22日生まれ。
神奈川県出身。

成人しても未だ「クロール」と「逆上がり」ができないという弱点を持つ。
高校生時代には、いくつかのNGOやNPOに関わり活発に動き回る。
サルサ・ダンスに毒され、キューバへ旅し、同世代100人のチェキスナップとインタビューを敢行。
その後は、畑の暮らしを体験したり、たまに海外へ。
最近は、鹿の解体を習得中。
好物は、今川焼と明石焼といきなり団子。

また、“サウンド・プロデュース”にKenmochi Hidefumi。
その他、“何でも屋”のDir.F。
などが、活動を支えるメンバーとして所属。

>>水曜日のカンパネラ オフィシャル HP

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"suiyoubi::suiyoubi"の最新アーカイヴ

水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜 第4回 大人になっちゃったらエロスはなくなるの?
[SUIYOUBI]・2014年01月31日・連載「水曜日の淫談~映画から学ぶエロスの神髄~」第4回 大人になっちゃったらエロスはなくなるの? コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、2013年10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースした水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事をお読みいただくとして、さっそくはじめていきましょう。 4回目となる今回の課題映画は、リュック・ベッソン監督による1990年作『ニキータ』。警察官を殺してしまった少女(ニキータ)が、政府の秘密警察を名乗る男(ボブ)から暗殺者になることを求められ、葛藤や愛を得ながら訓練し生活していった先に… というフランス映画です。コムアイ自身、邦画のほうが好きだということもあり、あえて今回は洋画を選定。いつもとは違った視点からエロスは読み取れたのか? 映画をご覧になった方も、まだの方も、エロスを考えながらゆっくりご覧ください。 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年11月20日・ コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースした水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事をお読みいただくとして、さっそくはじめていきましょう。 3回目となる今回の課題映画は、園子温監督による2011年作『恋の罪』。1997年に渋谷区で発生した東電OL殺人事件にインスパイアされたという本作品。女性刑事の吉田和子、大学教授と売春婦の2つの顔を持つ尾沢美津子、人気小説家を夫に持つ献身的な主婦菊池いずみ、という3人の女性が、円山町を舞台に繰り広げるドラマチックなサスペンスです。見えないなにか=城の周りを、ぐるぐる回った彼女たちが辿り着いた場所とは。『愛のむきだし』『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』などの作品を発表し、日本の映画界で異彩を放つ園子温監督の作品から、コムアイが正面からエロスを読み解きます。 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写真 : 雨宮透貴
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜エピソード2「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」
[SUIYOUBI]・2013年10月02日・ コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画、「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースする水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です(OTOTOYでは先行配信中!! しかも高音質!!)。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事を読んでもらうことにして、さっそくはじめちゃいたいと思います。 2回目となる今回の課題映画は、『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』。筋骨隆々の男たちが自分の信念にしたがい闘う姿。きっとそこにはエロスが溢れているに違いない。そんな想いからコムアイに映画を見てもらいました。しかし、結果は思わぬ方向へ。いや、なんとなくわかってましたけど…。そして、今回も映画に基づき新曲を作っていただきました。そのタイトルは「ラオウ」!! 強さとはなにか、エロスとはなにか、りんご音楽祭へ向かう車中にて、コムアイ、サウンド・プロデューサーのKenmochi Hidefumi、何でも屋のDir.Fの3人に話を聞きました
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年08月30日・ ほんとうにはじまりました!! コムアイとOTOTOYがお送りする新連載、水曜日の淫談。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという新連載です。なぜ、この連載がはじまったかは先月の記事を読んでもらうことにして、さっそくはじめちゃいたいと思います。 記念すべき第一回目の映画は、『モスラ対ゴジラ』。「無茶ぶり!?」と思ったあなた!! なんにもわかってない!! エロスはいろんなところに潜んでいるのです。否、自分で作り出していかなければならない!! まだ21歳のコムアイも然り。そう、これはコムアイのエロス成長騨なのです。エロスの道は遠く険しい。いざ本編へ!! 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写真 : 雨宮透貴 本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル水曜日のカンパネラ / モスラ(幼虫Ver.)'【価格】''wav / mp3 : 単曲 200円水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによるモスラをテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコ
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年07月29日・ それは、じめじめとした6月の深夜のことだった。 OTOTOY編集部に届いた1通のメール。差出人は水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイ。彼女が写ったチェキとともにレキシへの熱い想いが書かれていた。そして「ラブレターを書いたので掲載してください」という簡潔な一言。連日にわたる徹夜の編集作業で疲弊していたOTOTOY編集部、ねるねるね〜るね西澤(※)は、ラブレターを掲載すればコムアイに慕われるのではないかという下心から、特集ページにラブレターを掲載してしまう。 それに味をしめたコムアイは毎週ラブレターを送ってくるようになり、ずぶずぶな関係が続いていくことになる。そんな動機からはじまっただけに、ラブレターは話題になることもなく、ただ毎週更新されるだけの意味不明のコーナーに。そして7回も続いてしまう…。OTOTOY上層部に気づかれたらまずいと思ったねるねるね〜るね西澤は、思い切ってコムアイの元へいき、今後の展開について話し合うことにした。指定されたのは、下北沢の鈴なり横町のバー。ラブレターの反省からはじまったトークは意外な方向へ…。果たして、この連載企画はどのような結末をみせるのか。行き先不明の旅がいまはじ
by 西澤 裕郎
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月26日・ 岡村靖幸さん “和製プリンス”ってチャッチイから嫌い。岡村さんはそんなに“大丈夫”なミュージシャンではないと思う。私が生まれる前から、岡村さんが声を上げれば、老若男女がヒィヒィ言いながら、「ヤバい!」「カッコイイ!」とついていっていた、らしい。(音楽家としての岡村靖幸黎明期を、今回初めて知りました。私のなかにある岡村さんの記憶は、ここ2年くらいだけど、それからずっと気になっています。)音楽同様、観られることにもピカイチの才能があると皆さんは言う。「間違ってないけどいまそれをやる場面じゃない」というおもしろさは、岡村靖幸さんの持てる才能である。でも、他の人と違うのは「みんなの前の岡村靖幸」との付き合い方じゃないかしら。岡村さんがもう少しバカだったら、「一線越えちゃってる俺、カッコイイな」岡村さんがもう少し器用だったら、「これはパフォーマンスしてる俺だから」とか、バーで漏らしながら割り切れるんじゃないかな。私が好きな岡村さんはやたら真面目でまともな人。すごく真面目な思考回路を持って、「なんとなくの常識」を習得せずにいたら、「間違ってないけどいまそれをやる場面じゃない」ってズレが生じたのかな。普通と変態が、一緒
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月19日・ 小山田圭吾さん 小山田さんのイメージは白です。フリッパーズギターも白いけど、その白は健全な白。フリッパーズギターの白を白いTシャツと例えるなら、小山田さんの白は、白衣です。コーネリアスの作品で使われている、ギターや声やサンプリングされた環境音。どれも普通に鳴らせばあたたかい音なのに、雑味を削ぎ落としてあるからか、生活圏とは遠い音に聞こえる。聞いたときに、自然の風景が浮かばず、白い部屋でギターを弾き、白い部屋で声が鳴って、白い部屋で水滴が落ちている。「デザインあ」を初めて観たときもそう感じた。リミックスアルバム「PM」を聴いたときはそんな印象を感じなかったので、やはり編集者に拠るらしい。眩しいほど明るい、真っ白に片付いたオペ室で、小山田さんは機械的に、緻密に、患者の内臓を取り出しては小山田さんが好むように配置し直している。周りに立つ助手たちは、小気味良いリズムで動き従う。こええええ。小山田さんこええええ。もしくは「時計仕掛けのオレンジ」の白装束。目を見開いた小山田さんは、まるで、催眠から解けて白い部屋で再び暴れる少年アレックス。研ぎすまされている音楽の細部が、小山田さんの手下のように動く。うん、小山田さん、
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月12日・ 大根仁さん あなたは世を見渡しています。2ヶ月ほど前、深夜上映の『恋の渦』を観たのですが、なんというか、あんな変な空気の漂うシアターは初めてでした。観客の「ひいいい」とか「がははは」とか、そういう客席全体の反応がぴたりと合っていて、観客全員の共通の友人の生活を覗き見て、笑っているような。そういうユニゾン感でした。長いホームパーティーのシーンがこちらに写されていた。予告編を観たときは、「ああ、ドキュメンタリーらしく仕立てたフィクションだけど、どっちつかずになってそうな」と鷹をくくっていました。ただ、ピンクのそっけないタイトルと、その間ずっと鳴っていた単調なキックとタンバリンの、「ドン、ドドン、タン! 」という音が他人行儀だったのが気にかかって、観ました。感想は… 悲惨。リアルすぎるキャラクターの描きわけに、唸り声や悲鳴があがる。『モテキ』なんてマイルドなものだ。でもそもそも、『モテキ』とは観客と登場人物の取り合わせが違う。『モテキ』を観る人々と登場人物は似た人種だったので、自分を見ている痛々しさが増して「カップルで観に行かない方が良い」映画だという感想をよく聞いた。一方で『恋の渦』は、シネマ☆インパクトの企
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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