誰も知らない回路を作る――橋渡し、初音源をOTOTOY限定で先行配信

その特徴的なユニット名が象徴するように、さまざまなミュージシャンのもつグルーヴを接触させ、誰も知らないような音楽的回路を作り出す。橋本潤(ベース)と渡辺隆雄(トランペット)の2人からなる"橋渡し"の中心にあるのは、そんな哲学だ。ロックやジャズを基調としながらも、あらゆるミュージシャンを招き、常に新たなサウンドに挑んできた彼らが、ついに初の音源『Double Ax』をリリースする。OTOTOYでは、この記念すべきファースト・アルバムを、CD発売に先駆けて配信開始した。数えきれないセッションを経て、ようやく音源として結晶した彼らの挑戦。メンバー2人へのインタヴューとともにお楽しみください。

橋渡し / Double Ax

【配信形態 / 価格】
WAV まとめ購入 : 2,000円 (単曲は各250円)
mp3 まとめ購入 : 2,000円 (単曲は各250円)

【Track List】
01. Ska Junkey
02. Lucky Island
03. Ayatsuri Ningyou
04. Imitazione
05. Shimanagashi
06. Sasabune
07. Q
08. Double Ax
09. Ciboney
10. Jumping high

INTERVIEW : 橋渡し

橋本潤と渡辺隆雄、それぞれの名字の頭をとってつなげて「橋渡し」。はじめは、シンプルに「橋本渡辺」という名義でやろうとしていたそうだが、ちょっとした文字遊びで「橋渡し」という名前になったそうである。横道坊主のベーシストとして活動している橋本と、清志郎バンドやOrquesta Libreのトランペッターとしても活躍する渡辺が、ベースとトランペットという編成(!?)でコンビを組むということ自体、なかなか興味深いことであるが、そこに毎回ゲストを呼び、セッションしながら曲を披露していくということは、かなりエキサイティングなことである。これまで、片山広明、梅津和時、内藤幸也など、名うてのプレイヤーを迎えてライヴを行なってきたが、このたび初の音源化、リリースが決まった。2人の作った曲が、ゲストのプレイによって色を変えてひとつの形になっていくというのは、まさに曲とゲストの橋渡し。あくまでライヴというものが主戦場ではあるが、生きた音楽を鳴らす2人とゲストたちの生々しいサウンドがパッケージされている。2人へのインタヴューとともに、ゆっくりと、そしてじっくりとご堪能いただきたい。

(左から) 渡辺隆雄、橋本潤

インタヴュー&文 : 西澤裕郎

「あんたはそう言うかもしれないけど、俺はこう思ったよ!」ってプレイをしてほしい

――そもそも、お2人の付き合いは長いんですか?

渡辺隆雄 (以下、渡辺) : 2000年に山田晃士のバンドで一緒に音を出したのがきっかけですね。その後、潤さんは横道坊主でロック・ベースを弾いていて、僕はどっちかっていうとジャズ寄りの音楽をすることが多くなって。そんななか、畑が違う2人が中心になって、毎回違うゲストを入れてライヴをやろうということで始めたのが橋渡しです。
橋本潤 (以下、橋本) : 最初のうちは、毎回ゲストに合わせた曲を書いて、ライヴで暴れてもらおうというテーマだったんです。ただ、それだと音として残らないので、今回音源にしようということになって。

――ちなみに、どういうゲストを呼ばれていたんですか?

橋本 : 初回から2人の共通の知り合いのグレースっていう女性にほとんどレギュラーのようにドラムを叩いてもらっていました。あとは、片山(広明)さんだったり、梅津(和時)さんだったり、ロック・フィールドだと内藤幸也くんだったり高木克だったりとか、それまでの知り合いから繋げていきました。

――そもそも、ベースとトランペットっていう2人だけという形態自体、あまり聞いたことがなかったです。

橋本 : コード楽器がいないかわりに、足りないところを毎回好きな人にやってもらえたら、楽しいんじゃないかと思って。だから、最初はゲストのほうが多かったくらいで、本当にフルセットみたいにゲストを呼んでいました(笑)。
渡辺 : 当初、ライヴは年3回ペースだったんですけど、そのゲストに合わせて2人でミーティングして曲を作るっていうのもコンセプトのひとつだったんですよ。ゲストに自分らしさを出しきって活躍してもらうために、こんな曲作ってみようかっていうような。だから曲作りとライヴがひとつになってるんです。

――最初に2人とも畑が違うって仰ってたじゃないですか? 渡辺さんはもともとはクラシック音楽から入られたんですよね。

渡辺 : そうですね。聴くことに関してはクラシックから入って、その後ジャズに行って。ジャズ以降は、一気にロック、ソウル、ワールド・ミュージックに広がっていった感じですかね。

渡辺隆雄

――なにがきっかけでロックを聴くようになったんですか?

渡辺 : 僕の場合はマイルス(・デイヴィス)ですかね。ジャズ・フィールドの人ってあんまりロックのことを好意的には見てないじゃないですか? だから、ジャズとロックを対等に見ているって意味で、マイルスがひとつのきっかけになっていますね。

――ジャズもロックも通られている渡辺さんとしては、ご自身をどういう立ち位置で活動しているプレイヤーだと思いますか。

渡辺 : これまでいろんなバンドもやってきているので、パーカッションをやっていた時期や、鍵盤を弾いてた時期もあるんです。いまはぐるっと1周回ってきたっていうか。トランペットでなにが表現できるかってことを考えていて。僕は饒舌なプレイヤーじゃないので、メロディーの部分でどういうことを人に伝えられるのかなっていうことを大事にしていますし、もっと追究したいと考えています。その部分で言ったら、ジャンルは関係ないと思っていて。ブラジル音楽もここ10年ぐらいやってるんですけど、いろんな音楽の中にいいメロディーとかグルーヴがあるので、それを自分のラッパで伝えられたらいいかなと。

――たしかに1曲目の「Ska Junkey」とか、メロディーが際立ってますもんね。

渡辺 : あれ、実はもとはベースラインだったんです(笑)。

――そうなんですか(笑)?

渡辺 : 潤さんが考えてきたんですよ。

――そうなんですね!

渡辺 : 潤さんはベースラインを最初に考えてくることが多いんですけど、そのベースラインを聴くと、「ああ、いいメロディーだな」と思うんですよ。だから、それがをそのままAメロにしたり、サビのメロディーにしたりして、再びベースラインを他に考えてもらうっていうのが多いんですよね。

――まさかそんな経緯があったとは!! ちなみに、潤さんはどういう音楽から入られたんですか?

橋本 : 基本的にビートルズ、ローリング・ストーンズが好きでした。でも、さっきのナベさんのマイルスじゃないけど、ストーンズを追っかけてみるといろんな方向に向いていて。ブルースから、ブラジル、アフリカ、ジャズにも行こうとしてる感じがすごくおもしろいなと。我々がロックのど真ん中にいると思ってた人たちが、実はいろんなとこに目を向けてるんだなっていうのは、影響を受けたと思います。

橋本潤

――先ほど、ゲストに暴れてほしいって仰ってたじゃないですか? どうしても横道坊主のことが思い浮かんでしまうんですけど、暴れるっていっても違う意味ですよね(笑)?

橋本 : (笑)。自分らしくあってほしいっていうか、「あんたはそう言うかもしれないけど、俺はこう思ったよ!」ってプレイをしてくれたら、すごくおもしろいんじゃないかなって。自分で意味を出してほしいっていうか、暴れてほしいんですよね。
渡辺 : こっちでメンバー揃えて曲を持ってって、じゃあこの曲をこういうふうにやってくださいってやり方じゃなくて、曲は持ってったうえで、「はい。じゃあ好きにやってください」ってことですよね。

自分さえ出せれば、同じことを考えていても違うものになる

――ゲストの方が入ってくると、2人が後ろに引かざるを得ない部分もあると思うんですけど、そういう部分でどういうプレイをされるんでしょう。

橋本 : むしろ僕なんかはベースなんで、真ん中にいくことに慣れてないんですよ。誰かが行こうとしたら「どうぞどうぞ!」っていうスタンスなんですよね(笑)。

――むしろ、ゲストの方が入ることで想像を越えるようなことが起こると。

橋本 : もちろん。そちらのほうが大きいですね。
渡辺 : それがバンドの一番の醍醐味ですよね。

――実際にそういう変化ってレコーディングの際に感じましたか。

渡辺 : それはもちろん。今回のアルバムでも、ゲストが4人いるんですけど、4人とも予測をはるかに上回るプレイをしてくれて。コントロール・ルームで聞いていて、あとからゲストの音が重なって音楽自体がこんなに変わるんだっていうのにはビックリしました。
橋本 : その4人っていうのが、ギタリスト3人とピアニストなんですけど、自分の居場所をわかっているというか。一番いい場所にすぽんっ入っていくんですよね。それがおもしろいなって。
渡辺 : そうそう。最後の曲は全員でやっているんですけど、なにも言わずに譜面を渡して、「ここに全員の音が入るので、あんまり音は埋めないでください」ってことだけお願いして。特に指示しないでやったんですけど、いま潤さんが言ったみたいに、数少ない隙間をうまく一人一人が見つけて自分らしさを出していくんですよ。そのガラリと変わる様子が、絵を書いているみたいでした。水彩画だったら、もともとあった色に赤をたらすと滲んでがらっと色が変わったりするじゃないですか。そういう感じが聴いてておもしろかったですね。
橋本 : ちゃんと顔を出している感じですよね。「あれ、どこにいるんだろう?」じゃなくて、いるべきところにいる。
渡辺 : あと今回のアルバムには入ってないんですけど、長見順さんってギター&ヴォーカルの方が、橋渡しの曲に詩をつけてくれて。そういうことをしてもらうとガラっと変わりますよね。「この曲がそんなふうになってしまうの?」って。それがバンドをやっている一番の醍醐味ですよね。ひとつの素材にいろんな命が注ぎ込まれていくっていう。

(左から) 今井秀明、橋本潤、渡辺隆雄、グレース

――とはいえ、名うてのプレイヤーたちの集まりなので、そのなかで個性を出すっていうのは難しいんじゃないかなと思ったのですが。

橋本 : 結局、自分さえ出せれば、同じことを考えていても自ずと違うものになるじゃないですか。橋渡しに参加してもらっているのは、それができる人たちなので、そういう意味では楽でしたよね。
渡辺 : ギターが3人いるからおもしろかったですよね。2人目でボトルネック(※スライド奏法に使う特殊な道具。酒瓶の首の部分を切り取って作られたことからこう呼ばれる)を使っちゃったから。
橋本 : 実は3人目がスライド奏法が得意な人だったんですよ(笑)。それはそれで違う居場所を探していくことになって、すごくおもしろかった。あえて不自由ななかでやってもらったわけだけど、それがよかったですね。

音楽だからできること、音楽にしかできないことがあると信じている

――こんなことを聞くのも畏れ多いんですけど、お2人が音楽を続けてこられたのってなんでだと思いますか。30歳前後で解散してしまうバンドも少なくないので。

橋本 : 現実的なことを言えば、親が元気だったりってことはありますよね。僕の知り合いの有名なミュージシャンでも、親の介護でやめざるをえなかったりとかするし。そういう意味では周りの人に感謝ですよね。やらせてもらえているっていう。

――なるほど。

橋本 : もちろん、「また新しいもの見つけちゃったよ、どうしよう」っていう興味もあるし、周りの環境に感謝しつつも、興味を失っていないっていうのは大きい。新しいものが出たら聴いてみたいし、知らないこと言われたらすごく悔しい。っていうのが自分のなかでなくなったら、もうダメかなとは思いますけどね。持っているものだけを家で聴くようになっちゃったら、新しいものを作る資格はないんじゃないかなと思います。ただ、それを踏まえたうえで、それを可能にする環境を作ってくれている周りの人に感謝ですね。

ライヴの様子

――環境もそうですけど、音楽に対する好奇心も覚めないと。

橋本 : そうですね。知らないことを言われたら、なんじゃそりゃって聴いてみたくなるし。っていうのがあるうちは、まだまだできると思っています。正直、もうダメかなとか、もういいかなって思ったこともありますけど、でも、「いやいやいや、まだこれ知らないのは悔しい」とか「せめてこれ聴いておかないと」とかっていうのがあって。それがあるうちは、おもしろがれるから。

――渡辺さんはいかがですか。

渡辺 : 大部分は似ているんですけど、最終的には気持ちが続くかどうかだと思うんですね。タイムリーな話題でいくと、サッカーの本田(圭佑)ってガンバ大阪のジュニア・ユースにいたんですけど、当時のコーチとかにしたら全然印象に残っていなくて。それでも小学校の卒業の作文に「ぼくは将来プロのサッカー選手になって、セリエAにいく」って書いていて、実現させてしまった。目立つ選手じゃなかったのに、強い想いを持ち続けてプロになることも、ヨーロッパに渡ることも、セリエAに入ることも全部実現していった。それは自分の気持ちが折れなかったからだと思うんですね。

――はい。

渡辺 : それと僕の場合、両親も健在だから、そういう意味では好きなことやらせてもらえる恵まれた環境だったんだけど、経済的なことを考えたりすると、とても順調に続けてきたわけじゃなくて。どうしようと思っているときでも、とりあえず練習に行ってみるとか、曲を作ってみるとか、次の一歩を踏み出せる自分が常にいたんですよ。音楽が好きだからっていったらそれまでなんだけど、その気持ちが俺はたまたま折れなかった。本田のことでいうと、俺より上手いトランペッターって世の中にたくさんいるんですよ。子どものころから吹いているんですけど、俺より上手いトランペット吹きっていっぱいいたんですよ。だけど、その人たちが続けているかっていうと、そういうわけじゃない。才能あっても辞めていく人はたくさんいるし、辞めないっていうのは、たまたま気持ちが折れなかったってだけなんじゃないですかね。
橋本 : 続け方にもよると思いますけどね。本当に毎日スタジオに入ってっていう生活ではないですから。ふっと俺はこれでいいのかなって思うこともありますけど、やり始めるとそっちのモードに切り替えられるからまだまだやれるかなって。

――いまっていろんな娯楽があるじゃないですか。そのなかで音楽の聴かれ方も変わっていると思うんですけど、そうした状況で、音楽は社会を変えられると思いますか?

渡辺 : それは震災以降ずっと考えていることなんですけど、生活のなかに生きた音楽がどんどんなくなってきているじゃないですか。具体的に言うと、家にステレオがない家庭ってすごく多い。俺たちが子どもの頃って、たいていラジオとかLPとかCDが聴ける環境があったじゃないですか。でもいまってほとんどケータイでしか聴いてないから、そういう意味では、これから社会のなかで音楽がどういう立場になっていくんだろうって考えることは多いですね。

――たしかにそうですね。

渡辺 : あと、震災以降東北に毎年行っているんですけど、音楽だからできること、音楽にしかできないことがあると信じているんですよ。人が生きる勇気をもらうとか、明日もがんばろうって明るい気持ちになれるとか、そういう部分で、経済では計れないんだけど、音楽って人間が生きていくうえで大きなエネルギーになれると思うんですね。ただ、届け方とか、その役割をどうやって果たしていけばいいんだろうっていうのは、ずっと考えていますね。
橋本 : 震災以降、僕は信じられなくなったときがあるんですよね。音楽じゃお腹いっぱいにならないし、食っていけないし。でも、被災した人から一晩中横道を歌ってましたとか聴くと、あ、そういう力のあり方ってあるんだなと思って。実際にお腹はふくれないけど、昔歌っていた歌とかでもすごい力になるんじゃないかって思うんですよね。確かに商売としてはつらいのかもしれないけど、ふとした瞬間に口ずさんでるってことがあれば、すごい力だと思うんですよね。
渡辺 : これからは、本当の豊さがなんなのかってことを考えないといけない時代だと思うんですよ。そこで言うと、音楽の果たせる役割ってあると思うんですよね。

――いろんな取材をするんですけど、こうやってずっと音楽を続けてらっしゃるみなさんの存在って本当に心強いです。ツアーが終わったあとも、橋渡し、ぜひ続けていってほしいです。

橋本 : 絶対に次を作りたいと思っているし、ツアーもほんの狭いエリアしか行けてないので、北だったり南だったり行ってみたいし、どんな人たちに会えるのかっていうのもあるので、楽しみにしていてください。

RECOMMEND

横道坊主 / 悲しみ 月 そして希望

橋本潤が所属するバンド、横道坊主の2013年作。タイトルが示すように、作品のテーマは悲しみと希望。東日本大震災で犠牲になった方たちへの鎮魂、そして復興への願い…。ファンのあいだで人気の「流星」、「High or Low」をはじめ、充実のナンバーを数多く収録した本作は、前作から6年のブランクを経たアルバムながら、バンド史上最高傑作との呼び声も高い一枚。

Orquesta Libre with スガダイロー & タップ・ダンサー / Plays Standards vol.3 -LIVE at PIT INN 2012.06.22-

ドラマーの芳垣安洋が主宰し、渡辺隆雄も参加するプロジェクト、Orquesta Libreの高音質ライヴ音源。スガダイローとタップ・ダンサーをゲストに迎え、「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」というコンセプトのもと、総勢10名のメンバーが縦横無尽にスウィングする。「Creole Love Call」、「Caravan」、「Money Jungle」などを収録。

Date Course Pentagon Royal Garden / 巨星ジーグフェルド 2011.02.20

2011年2月19日、20日に新宿文化センター大ホールで行われたDate Course Pentagon Royal Gardenのライヴ音源をハイレゾ配信。活動再開から間もない時期のライヴながら、バンドとオーディエンスの熱量がぶつかり合い、とてつもない混沌と熱狂を生み出している。

>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

『Double Ax』発売記念ライヴ!!
2014年2月7日(金) 下北沢 440
開場 / 開演 : 19:00 / 19:30
料金 : 前売 3,000円 / 当日 3,500円 (1ドリンク別)
出演 : 橋渡し(橋本潤、渡辺隆雄、グレース) with 今井秀明(Gt)、酒井泰三(Gt)、高木克(Gt)、吉森信(key)
メール予約 : live@galabox.jp
詳細 : http://www.club251.co.jp/440/ (下北沢 440)

PROFILE

橋渡し
ぶっとい低音で日本のロック・シーンを支えてきた橋本潤(ベース)と、ジャズ、ロック、ブラジル音楽のシーンで存在感を発揮してきた渡辺隆雄(トランペット)。この2人がタッグを組んだ"橋渡し"は、2008年のスタート以来、魂の女性ドラマー、グレースをはじめとする数々の強力なゲスト陣に支えられ、深く、熱く、濃厚な世界を展開する。

>>OFFICIAL HP (Facebook)
>>galabox disx (所属レーベル)

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

Especiaの5年間、マネージャー清水大充と振り返るーーラスト・ライヴは3月26日(日)、新宿BLAZEにて
[CLOSEUP]・2017年03月10日・Especiaの5年間、マネージャー清水大充と振り返るーーラスト・ライヴは3月26日(日)、新宿BLAZEにて 2012年4月より大阪・堀江を拠点に活動をはじめたEspeciaが、2017年3月26日(日)、新宿BLAZEのワンマン・ライヴをもって解散する。サウンド・プロデューサーSchtein & Longerこと横山佑輝の作る、80年代後半のバブル期をテーマにしたディスコやブラコン、シティ・ポップは高い評価を得た。船上ライヴやNegiccoとのコラボレーションNegipecia、メジャー・デビューなどを経験し、メンバーが卒業。冨永悠香、森絵莉加は東京に拠点を移し、Mia Nascimentoを加え3人体制で活動を行い最後まで走り抜ける。そんな彼女たちの歴史の一部を切り取り網羅したベスト・アルバム『Wizard』をリリースし、その活動に幕を下ろすEspeciaの歴史をマネージャーの清水大充とともに振り返る。 ファイナル・ベスト・アルバムを配信スタートEspecia / Wizard'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 200円(税込) アルバム 2,400円(税込)【
by 西澤 裕郎
strange world's end、渾身の2ndアルバム『やっぱり、お前が死ねばいい。』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年03月23日・心の闇を突き破る、現代のエモーショナルロックーーstrange world's end、渾身の2ndアルバムに迫る 2017年に結成10周年を迎えたオルタナティヴ・ロック・バンド、strange world's end。オリジナル・メンバーである飯田カヅキ(Vo,Gt)、平マサト(Ba)の2人に、不遣ノ雨のフルカワリュウイチ(Dr)をサポート・メンバーとして迎え、2ndアルバム『やっぱり、お前が死ねばいい。』を完成させた。現代に生きる様々な人間の生々しい感情をストレートに表現した歌詞世界と、瑞々しいロック・サウンドで、リスナーの心の闇を揺さぶる問題作。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信、そしてメンバーへのインタヴューを敢行した。 渾身の2ndアルバムをハイレゾ配信スタートstrange world's end / やっぱり、お前が死ねばいい。(24bit/96kHz)'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 324円(税込) アルバム 2,160円(税込)【収録曲】''1. 敗北2.接触3.無知の感染4.カレイドスコープ5.残念6.喪失7.終了8.コロニー9.発狂の渦10.
by 西澤 裕郎
成熟した憂いを感じさせる歌声。SSWタグチハナの愛をテーマとした最新作配信&インタヴュー
[CLOSEUP]・2017年03月20日・成熟した憂いを感じさせる歌声。SSWタグチハナの愛をテーマとした最新作配信&インタヴュー 昨年2016年に20歳を迎えたタグチハナは、同年3月29日に渋谷クラブクアトロという自身最大規模でのワンマン・ライヴを敢行。そのライヴは素晴らしいものだったが、それ以降、ライヴの回数は以前より目に見えて減ってしまっていた。実はあの大きなステージに立つ少し前から、彼女はあるわだかまりを感じ、結果として歌うことも楽しめなくなってしまっていたという。 あのクアトロ公演から約1年。当時所属していたレーベルを離れ、3rdミニ・アルバム『Vividness & The Naked』を完成させた。さらにあの日以来となるワンマン・ライヴも実施。アルバムはタイトル通り、生まれ変わったように鮮やかで、まっすぐに愛を歌ったラヴ・ソングが詰まっていた。タグチはいかにして"壁"を乗り越えたのか。その間、どのような心境の変化があったのか。インタビューで紐解いた。 またタグチは、叔父の布袋寅泰をはじめ、両親がともに過去にメジャーを経験しているなど、ミュージシャンに囲まれた環境で育っている。そんな身近にいる"先輩"たちが、彼女の音楽活動をどう見ている
冨田勲:ドクター・コッペリウス、ハイレゾ配信スタート
[CLOSEUP]・2017年03月22日・冨田勲の遺言ともいえる舞台作品ーードクター・コッペリウスをハイレゾ配信 2016年11月11日、12日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで冨田勲の追悼特別公演として開催された「ドクター・コッペリウス」は、冨田が他界前に上演を夢見て、亡くなる1時間前まで創作を続けてきたまさに遺言ともいえる舞台作品。冨田が長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた壮大なストーリーが、オーケストラとシンセサイザー、そして冨田の遺したオリジナルのエレクトロニックサウンド、さらにバレエと3DCGを伴いながら展開。終演後は大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた公演のライヴ・レコーディング。冨田の遺した電子音とオーケストラ・サウンド、そして初音ミクの歌が三位一体となった、これまでにない音楽の全貌がハイレゾ音源にて世に解き放たれる。 待望のライヴ音源をハイレゾ配信V.A. / 冨田勲:ドクター・コッペリウス (96kHz/24bit)【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 3,000円(税込)【収録曲】1. 第0楽章 飛翔する生命体 (96kHz/24bit
*祝! 高校卒業! KOTOが新シングルをリリース&インタヴュー
[CLOSEUP]・2017年03月17日・祝! 高校卒業! KOTOの新シングル&シャオチャイポン1stシングルをハイレゾ配信開始 この3月に無事高校を卒業したKOTOが3曲入りシングル『JK卒業PACK』をリリース。さらに、”ゆり丸”の愛称で親しまれる平野友里とのユニット、シャオチャイポンの1stシングルもリリース。OTOTOYでは、この記念すべきタイミングでKOTOへのインタヴューを敢行。これまでの芸能生活を振り返ってもらうとともに、今後の活動についても語ってくれた。 KTOTO高校卒業記念シングルがハイレゾで登場! KOTO / JK卒業PACK(24bit/48kHz)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 270円(税込) / アルバム 540円(税込)【収録曲】1. PoisonGirl2. るっぱっぱ3. 甘い果実の物語 シャオチャイポン初となるシングル シャオチャイポン / URAHARAろまんちっく'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 270円(税込) / アルバム 500円
ZOMBIE-CHANGの中毒性高しなシンセ・ポップ『GANG!』
[CLOSEUP]・2017年03月09日・ニヤつくほど中毒性高しなシンセポップ——もう、あなたはZOMBIE-CHANGの音から逃れられない! モデルとしても活躍しているメイリンのプロジェクト、ZOMBIE-CHANG。80年代のニューウェイヴ・シンセ・ポップを彷彿とさせるローファイ・エレクトロ・サウンドと、脱力ラップ、歌謡曲などなど、声色の表現もゆたかな彼女の歌声がのる……、いやはやなんだかこれではその音楽のおもしろさをちょっとも語っていない。とにかく、これがなんだか、とてもとても中毒性のあるメロディと言葉のセンス、そして音色も含めてそのサウンドが頭をぐるぐると駆け回っていくのだ。1年ぶりにリリースした彼女の新作『GANG!』もまた、そんな彼女の音楽の魅力がしっかりとつまった作品となっている。OTOTOYは『GANG!』を配信するとともに、インタヴューを行った。 ZOMBIE-CHANG / GANG!'【Track List】01. I CAN’T GET TO SLEEP02. TARINAI03. TOKIDOKI04. KOURAKUEN05. KABENOMUKOU06. WEEKEND07. KAWAII BABY【配信形態 / 価格
by 河村 祐介
浅見北斗が語るハバナイ、そして音楽シーンの現状とは──新シングル『Fallin Down』をリリース
[CLOSEUP]・2017年03月16日・浅見北斗が語るハバナイ、そして音楽シーンの現状とは──新シングル『Fallin Down』をリリース 昨年11月に『The Manual (How to Sell My Shit)』をリリースしたHave a Nice Day! 。その勢いを止めることなく新作『Fallin Down』がリリースされる。今作は新曲「Fallin Down」に加え、「スカーフェイス」と「巨大なパーティー」の新録音、さらにリミックス・ヴァージョンという6曲収録。さらに今回は、 安孫子真哉(ex.銀杏BOYZ)がチーフ・プロデューサーを務めるレーベル〈KiliKiliVilla〉からのリリースとなる。なぜ〈KiliKiliVilla〉からのリリースに至ったのか、そしてHave a Nice Day! 、さらに言えば音楽シーンの現状ついて、浅見北斗の考えを訊いた。 勢いが止まらないハバナイ、新シングルを予約受付中! Have a Nice Day! / Fallin Down(24bit/48kHz)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】アルバム 1,080円
京都発ギリシャラブ、初のフル・アルバム・リリース&インタビュー
[CLOSEUP]・2017年03月15日・より一層多様に花開いた音楽性──ギリシャラブが初のフル・アルバムをリリース 多くのアーティスト、クリエイターたちが活躍する京都の音楽シーン。そんな京都インディー・シーンの新星「ギリシャラブ」が1stフル・アルバムをリリース。本作にはプロデューサーとして、同じく京都の音楽シーンで活躍をしている、本日休演の岩出拓十郎を迎えた。今回はリリースにあたって峯大貴による、天川悠雅(ヴォーカル、パーカッション)へのメール・インタビューを敢行。バンド結成から現在までの活動、彼らが活躍する京都という街について語ってくれた。 ギリシャラブの1stフル・アルバム ギリシャラブ / イッツ・オンリー・ア・ジョーク'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC、MP3>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 162円(税込) / アルバム 1782円(税込)【収録曲】1. 竜骨の上で2. つつじの蜜 3. 夜の太陽4. セックス5. 機械 6. ヒモ7. パリ、フランス8. よろこびのうた9. パリ、兵庫 10. イッツ・オンリー・ア・ジョーク11. ギリシャより愛をこめて INTERVIEW : ギリ
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事