連載「水曜日の淫談~映画から学ぶエロスの神髄~」第4回 大人になっちゃったらエロスはなくなるの?

コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。

はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、2013年10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースした水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事をお読みいただくとして、さっそくはじめていきましょう。

4回目となる今回の課題映画は、リュック・ベッソン監督による1990年作『ニキータ』。警察官を殺してしまった少女(ニキータ)が、政府の秘密警察を名乗る男(ボブ)から暗殺者になることを求められ、葛藤や愛を得ながら訓練し生活していった先に… というフランス映画です。コムアイ自身、邦画のほうが好きだということもあり、あえて今回は洋画を選定。いつもとは違った視点からエロスは読み取れたのか? 映画をご覧になった方も、まだの方も、エロスを考えながらゆっくりご覧ください。

取材&文 : ねるねるね〜るね西澤
写真 : 雨宮透貴

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第四弾シングル

水曜日のカンパネラ / ニキータ(若気の至りver.)

【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円

水曜日のカンパネラのトラック・メーカーKenmochi Hidefumiによる『ニキータ』をテーマにしたトラック&リリック、それをコムアイが歌った連載第4弾配信シングル。静かにゆったりはじまるサウンドスケープから一転、軽快なドラムンベースが疾走感をもたらす。映画のストーリーを示すリリックとあわさることで妙な哀愁がただよう、これまでの水曜日のカンパネラにはない1曲。

CD版とはミックス違いの高音質版を先行配信スタート!!

水曜日のカンパネラ / 羅生門

【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)

【配信価格】
単曲 200円 / まとめ購入 1,200円

【Track List】
1. モノポリー / 2. 素子 / 3. 星一徹 / 4. シャア / 5. マリー・アントワネット / 6. アリババ神帝 / 7. 不二子 / 8. 竹久夢二

>>コムアイ、Dir.Fへのインタビューはこちら

第四回の課題映画『ニキータ』(1990年)



深夜、パリの薬局に窃盗に押し入った麻薬中毒の少年少女たち。現場に駆けつけた警官隊との銃撃戦の末、生き残った1人の少女が警官を射殺してしまう。取り調べに対し、彼女は男性名であるニキータと名乗る。裁判の結果、彼女には終身刑が下り、刑が執行された… と思いきや、見知らぬ建物のなかで彼女は目を覚ます。目の前に現れたのは、政府の秘密警察官を名乗る男・ボブ。そして、政府に雇われた暗殺者として訓練を受けて生きるか、それとも死ぬかの選択を迫られる。否応なしに前者を選んだニキータは手洗い訓練を受け、ジョゼフィーヌというコードネームと仮の職業をもって街で一人暮らしすることに。新しい生活がはじまり訪れたスーパーで、レジ係のマルコと恋に落ち、2人は同棲をはじめる。幸せな日々を手に入れたと思ったのもつかの間、暗殺者としての仕事は与えら続ける。ニキータは2つの顔を持ちながら生活していくが、実はマルコはニキータの裏の顔を知っており、知らないふりをしながら彼女を見守っていた。マルコはどんなことがあっても彼女を愛していることを打ち明ける。しかし、ミッションに失敗したニキータは、行方をくらます。

コムアイによる考察


インタビューを終えて

ラブがエロスに昇華する。

今回の連載では、会えているのに伝えきれない愛情がエロスだって話になりました。

インタビュー中で私は、

ーー海外の人は、メッセージカードを送ったり、日々のなかで言うって聞きますからね。
コムアイ : うらやましい。

って答えましたが、思い直しました。

ボブやマルコのように、抱えている気持ちと表現に差異があることに悶えている時、ムンムンとエロスが湧き出るものだとしたら、愛情をただ言葉にしていてはいかん!!!

いいか! 男子諸君! 女子諸君!
本当に愛おしいと思ったら、間違っても「ちゅきちゅきちゅきーーー!」は、あかん。
じっくり気持ちを噛み締めたあと、頬を摺り寄せましょう。

これが今までで私がわかったことの全てです!(コムアイ)

キレイになったあとのエロスが足りなかった

ーー今回の課題映画の『ニキータ』、実はこれDir.Fが強く推薦したタイトルなんですよ。なぜこの映画を選んだんですか。

Dir.F : 前から気になっていたんですよ。人名がタイトルになっている映画のなかで、なにがいいかなと思っていて。普通、かなりアクの強い人じゃないと、タイトルにならないじゃないですか? ランボーとかさジャッキーチェンとか。だから、ニキータがタイトルになっていることにすごく興味があって。ただ、ニキータが主人公ではあるんだけど、僕は彼女の監督役であるボブにエロスを感じました。ニキータを影で見守りつつ、すごく心配してるんだけど、本人には伝わらない。

ーーつまり、そこに男のエロスを感じた、と。

Dir.F : そうそう、男のエロス! 前回やった『恋の罪』は女のエロスだったから、今回は男のエロスかなって。

ーーそういう意図があって選ばれた題材なわけですけど、この映画を観てコムアイさんはどういう感想を持ちましたか。

コムアイ : 私は、この映画はおすすめしません。
一同 : (笑)。
コムアイ : 観なくていいと思う。
Dir.F : なんでなん?
コムアイ : うーん。なにがおもしろいのかよくわからない(笑)。

ーーエロスとか関係なしに(笑)?

コムアイ : エロスという視点からも読み取れませんでした(笑)。エロスかと思いきやエロスじゃなかった、という展開がけっこうあって。

ーーちなみに、エロスかな? っていうのはどういうところに感じたんですか?

コムアイ : 普通、「心配してるけど手を出せない」みたいなことを伝えるためには、そういう描写があると思うんですけど、なかった。例えば、心配しているもどかしさみたいなものが見られなかったんですよ。完全無欠キャラとして成り立っていたんですよね、ボブが。
Dir.F : いや、そんなことなかったよ。
コムアイ : うそ? 迷っていたシーンとかなかったよ。

ーーあえて、そこを描かなかったのかもしれないですよ。ニキータっていう人物に対してはどういう印象を持ちました?

コムアイ : どんどんキレイになっていくストーリーにはビックリしました。本当にキレイになったなって。でも、キレイになったあとのエロスが足りなかった。

ーー前回の考察では、生と死だったり、なにか一線を越えるときにエロスを感じるっていう話が出たけど、ニキータはそこを乗り越えられなかった?

コムアイ : 乗り越えたとは思うんですよ。自分の中で葛藤がありながらも、キレイになるのもいいことだと思うようになった。それって、中学生から高校生になるときに、女子のみんなが踏むステップで、色気付いたりあか抜けたりしてもいいんだって思うんですよね。そこは、かなり超えたと思うんですけど、その心情の描写がなかったじゃないですか。カットが変わったら、もう成長したあとの大人のニキータになっていたから、成長過程の戸惑いが観たかった。

ーー確かに、ドロドロしたところを掘り下げていくって感じではなかったですよね。僕が観ている限りでは、キレイになったともあまり思えなくて。

コムアイ : ひどい(笑)。

大人になっちゃったらエロスじゃない気がする

ーー(笑)。でも、ボブはなぜそこまで愛情を注いだんでしょう?

Dir.F : ボブは政府の人間じゃないですか。本来はニキータを利用しなきゃいけない立場でありながら、愛情を持ってしまう。そこのせめぎ合いがあるんですよね。ニキータにわかってもらえなくてもいいやと思ってやっているところがあって。最終的にニキータが消えてしまうことも受け入れるじゃないですか。普通はそういうのも絶対にダメだと思うんですよ。っていうところが、僕のなかでエロスなんじゃないかと思うんです。誰にも気づかれなくても、自分のなかだけで消化しているモヤモヤした感じ。その心情っていうのがエロスだなって。だって誰にも気づかれていないんですよ?
コムアイ : たしかに、男のロマンっていう感じはしますね。

ーーコムアイは、誰にも知られないけど愛情を持たれているって部分に共感しますか?

コムアイ : うーん。それって、もう知られなくていいって決めているじゃないですか。決めた時点でエロスじゃなくなっちゃう気がするんですよ。わかってもらいたいけど、わからなくていいや、でもやっぱりわかってほしいかも、っていう両方があるのがエロスなんですよ。実はわかってほしいんだよっていうのを迷い続けていないと。大人になっちゃったらエロスじゃない気がするんですよね。

ーー大人になりきらないところに男のエロスを感じる?

コムアイ : だって、理性が勝っちゃっているじゃないですか。
Dir.F : 勝っているかな? 汗を拭うシーンとかいらなくない、ドライだったら?
コムアイ : そう? でも、もしボブが他の人も同じように面倒をみていたら、私だったら絶対に焼きもちをやくと思う(笑)。そういう意味では愛情を感じていると思います、ニキータは。そういうシーンが欲しかったな。

ーー感じているから、これだけ反発する?

コムアイ : 反発するし、言うことを聞く。

ーーニキータの恋人のマルコはどうですか?

コムアイ : マルコのほうがエロス感じる。最後とかかわいそうすぎるもん。かわいそうなのってエロスを感じますよね。

ーー前も言っていましたよね(笑)。

コムアイ : そう、不憫さにエロスがある(笑)。
Dir.F : 実はニキータがやっていたことを知っていたのに黙っていて、最後にようやく言ったってところはエロスがあるよね。
コムアイ : やっぱりイタリア男は無敵だよね。

バカはエロスの大敵

ーーいままでエロスは文脈があってこそって話をしてきましたけど、文脈なしでのエロスっていう部分は感じました? 見た目から感じるフェロモンとか。

コムアイ : 感じました。マルコの困っている顔がよかったです。

ーー(笑)。見た目はエロスにかかわってくると思う?

コムアイ : でも、生まれつきの身体や顔の造形は関係ないかな。

ーーじゃあ、海外の人は成長の過程でエロスとかフェロモンが出てくるってこと?

コムアイ : 生まれつきってことはないと思うんですけど、しゃべり方とか仕草のほうがあると思います。

ーー日本人でも仕草とかからエロスを感じる人はいる?

コムアイ : うん、文学的な人には感じる。大学のとき純文学だけがお友達でした、みたいな人はしずる感が出ている気がします(笑)。

ーーあははは。知性的なところにエロスを感じるってことだ。

コムアイ : でも、それは好みの問題かもしれない(笑)。あと、ニキータは、一瞬でマルコと恋に落ちるじゃないですか。そこが腑に落ちなくて。そこ、使えるところじゃないですか? ギリギリまでつき合わないで、片思いをしているシーンをつくってあげたほうがニキータがかわいく見える。

ーー確かに恋の落ち方がね、簡潔すぎる。

コムアイ : かくっ(首を落とす)って感じ。

ーー最後、マルコも政府の人間かと思ったら、全然関係なかったという。

コムアイ : だから、バカはエロスの大敵ですよね。

恐ろしいほど、女の人には伝わらないからね

ーーあははは。今回、Dir.Fが『ニキータ』を選んだのってすごくおもしろくて。ボブとニキータの構図と、水曜日のカンパネラでの構図が似ているじゃないですか?

コムアイ : ああ、私がニキータで、Dir.Fが私の面倒を見ているみたいなこと?
Dir.F : それはあるかもね(笑)。わからなくてもいいやと思う部分もあるし。

ーーそういう意味で、Dir.Fはボブに共感しているところもある?

Dir.F : そうかもしれない。行動で示せばいいやっていうのが自分の哲学にあるから、言葉にしなくても行動で示すべきだっていうか。どちらかというと、行動優先で動く人間が好きっていうのはあると思います。言葉だけで嘘っぱちっていうのが一番嫌いなんで。
コムアイ : でも、女の人には言わないと、恋愛はうまくいかないですよ。
Dir.F : 知ってる! それで何度も失敗しているからね。
コムアイ : 恐ろしいほど、女の人には伝わらないからね。特に、感謝とか、愛しているとか、ここがいいとか、ポジティヴなことが伝わっていない。

ーー海外の人は、メッセージカードを送ったり、日々のなかで言うって聞きますからね。

コムアイ : うらやましい。
Dir.F : マルコとかそのタイプだよね。

ーーボブはどんな心境なんだろう。

コムアイ : ニキータとマルコにお祝いでベニス行きのチケットをあげたシーンがあって、2人は喜んで受け取るけど、そのあとベニスでニキータは指令を実行させられる。あれはボブが仕事としてやったことだけど、2人の幸せを邪魔したくて、私情をはさんで陥れたって感じがする。それがもっと出てたら、おもしろかったなと思う。どっちなの? って結末で終わるのは私は許せるけど、リュック・ベッソンの映画を観る人は許せないかもしれないですね。はっきりしろよって思うかも。

ーー途中で殺されちゃう議員の人はエロスがある気がするけど。飄々としながら不倫する感じというか。

コムアイ : ダメな感じの男って気がしますよね。かわいいとか、かわいそうって、そこな気がする。私がそこに弱いだけなのかもしれないけど。

ーーそれじゃあ、コムアイさんに彼氏に知られたくない秘密があったとして、実は彼氏はそれを知っているけど黙ってくれていたら、どう感じる?

コムアイ : グッときますね。

ーーそれはエロスとは違う?

コムアイ : 安心感とか、そういうものかな。
Dir.F : マルコがボブと対面したとき、手紙を破り捨てたことを言うじゃないですか。言わなくてもいいのに、そういうところがいいですよね。
コムアイ : マルコにはエロスを感じますね。

安心しきった生活がイヤになっちゃうと思う

ーーこの映画の最後のシーンが、男のエロスを考察するにいいかなと思って。一人の女性に対して、ボブとマルコ、2人の男性が向かい合って話しているわけじゃないですか。あの状況において、コムアイさんはどちらの男性を選びますか。

コムアイ : いや、どっちも選ばないというか、ニキータが両方捨てた気持ちがよくわかります(笑)。

ーーそれはなんで?

コムアイ : ニキータはそうじゃないかもしれないけど、安心しきった生活がイヤになっちゃうと思う。もう一回死にたいと思うというか、そしたらおもしろいって思うだろうな。リセットの快感を覚えちゃう状況じゃないですか。

ーーいまの話を別の角度から捉えると、男のエロスは女のエロスに負けているって言っているような感じもしますけど。

コムアイ : うーん。エロスは魅力的ではあるし、惹き付けるけど、離れていくから。ずっと側にいるってこととは正反対なんじゃないかな。

ーーなるほど。

コムアイ : エロスは、安定とバカと効率とは無縁(笑)。

ーーそれが結論ってこと(笑)?

コムアイ : でも、そんな感じしません? 最低限、そことは違うってことはわかったけど、エロスがなにかっていうのはまだわからない。非エロスはわかったけど。

ーーちなみに今回の楽曲は、軽快というかアクションっぽい感じになってますね。

Dir.F : スパイとか暗殺とか、そういうところが疾走感に現れていると思いますね。
コムアイ : 前作の「ミツコ」はドロドロしていましたからね(笑)。

ーーあと、リズムとか90年代の懐かしい感じがしますね。歌詞はケンモチさんと一緒に考えたんですか。

コムアイ : 今回は私、全然書いてないですね。あ、〈人殺しイヤになっちゃった〉は書いたなあ。やばくないですか? おバカな一曲になりそうです(笑)。

ーーエロスの連載も、なんだかんだで4回目ですね。

コムアイ : そうですね。まだ考察中ですけど、エロスか、エロスじゃないかっていうアンテナは立ってきました。

ーー次回でエロスの連載は最終回にしようと思っているんですけど、最後はコムアイがこれまでを踏まえた上で、エロスが潜んでいると思う映画を紹介してほしいなと。

コムアイ : おお、いいですね。いままでのお勉強を踏まえて、エロスを知るにはこの一本だと。わかりました。がんばります!

ねるねるね〜るね西澤の編集後記


エロスの連載も4回目です。この企画自体、汗ダラダラの夏に思いついたものなので、その当時は周りがひくくらいねるねるしてたんですけど、寒くなると汗も出ないし粘着質も落ちてきた気がします。なので、今日からさらさらさ〜ら西澤に改名します。しないわ!! 俺はいつだってねるねるしてるんだぜ!! 閑話休題。第2回でお題にした『北斗の拳』では、まったくエロスを感じず諦めてしまったコムアイ。今回もヤバいかなと思いきや、エロスを感じないといいながら、エロスについての糸口をつかもうとがんばりました。コムアイもエロスというものへのこだわりが出てきたようです。31年間、ねるねるしながら生きてきたかいがあったわ。次回が最終回になるんですけど、そこでエロスをみつけたら、ぼくも1時間置きにシャワーをあびて、ねるねるを脱ごうと思います。そして、今回一番エロスというか、哀愁を漂わせていたのは、コムアイのボブこと、Dir.Fでした。影の立役者なのに辛い(泣)。でも大丈夫。僕はわかっているからね。一緒にねるねるしようね♡

第5回(最終回)の課題映画は「??????」

現在、コムアイが誠意選定中です。

最終回を楽しみにお待ちください。

水曜日のカンパネラのライヴ情報

ミョウニチはきゅん! するよか! ぎゅんしたい!
2014年2月13日(木)@Shibuya Milkyway

宇宙ポップネス
2014年2月21日(金)@青山・月見ル君想フ

水曜日のカンパネラpresents オトトイの地下室
2014年3月1日(土)@新宿LOFT
時間 : OPEN 15:30 / START 16:00
料金 : 前売¥3,000- / 当日¥3,500- ドリンク代別途
※学生証提示で¥2500(D別)
※オールスタンディング/ドリンク代別¥500
※当日券:開場1時間前より販売予定
出演 :
【音楽】クリトリック・リス、水曜日のカンパネラ、NATURE DANGER GANG、向井秀徳アコースティック&エレクトリック
【解体】鹿
【活弁】山田広野
【演芸】ぼく脳
【漫読】東方力丸
【落語】瀧川鯉八

水曜日の視聴覚室
2014年3月19日(水)@渋谷WWW
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
料金 : 前売¥1,000- / 当日¥1,500- ドリンク代別途
出演 : オオルタイチ×VJスフィンクス、水曜日のカンパネラ×VJ中山晃子

エロスの連載を振り返っておこう

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル

水曜日のカンパネラ / モスラ(幼虫Ver.)

【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円

水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによるモスラをテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコムアイのエロスをモチーフにしたリリック。連載第一弾配信シングルにして、すでに最高傑作ともいえる湿気たっぷりのエロス・ソング!! 怪しくくぐもったサウンドにエモーショナルな鍵盤が絡まるロマンティックでエロティックな楽曲にときめきを感じてみては? 水曜日のカンパネラが羽化していくことを予感させる名曲!!

>>第一回『モスラ対ゴジラ』の考察ページはこちら

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第二弾シングル

水曜日のカンパネラ / ラオウ

【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円

水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによる北斗の拳をテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコムアイのエロスをモチーフにしたリリック。連載第二弾配信シングルにして、エロス・ソングとしては最大の問題作。

>>第二回『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』の考察ページはこちら

本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第三弾シングル

水曜日のカンパネラ / ミツコ(セーラー服ver.)

【価格】
wav / mp3 : 単曲 200円

水曜日のカンパネラのトラック・メーカーKenmochi Hidefumiによる『恋の罪』をテーマにしたトラックと、コムアイのエロスをモチーフにしたリリックが結実した、連載第3弾配信シングル。水カン至上最も難産となった1曲にして、現時点での最高傑作。不穏なイントロとくぐもったサウンドでスタートする本曲は、ぐるぐる城の周りを歩いているように、辿り着きそうでつかない雰囲気が醸し出された内容となっている。水曜日のカンパネラが、新境地を切り開き、次のフェーズへ踏み出すためのきっかけになるであろう作品。

>>第三回『恋の罪』の考察ページはこちら

OTOTOY限定のSPECIAL Editionも配信中!!

ここでしか手に入らない限定版

水曜日のカンパネラ / ノルウェイの盛り

【価格】
wav 単曲 200円 / まとめ購入 400円
mp3 単曲 150円 / まとめ購入 300円

【Track List】
1. モノポリー
2. ものぐさ太郎
3. 素子

PROFILE

水曜日のカンパネラ

2012年、夏。初のデモ音源「オズ」「空海」をYouTubeに配信し始動。

「水曜日のカンパネラ」の語源は、水曜日に打合せが多かったから… と言う理由と、それ以外にも、様々な説がある。当初グループを予定して名付けられていたが、現在ステージとしてはコムアイのみが担当。それ以降、ボーカルのコムアイを中心とした、暢気でマイペースな音楽や様々な活動がスタートしている。

コムアイ
担当 : 主演 / 歌唱
1992年7月22日生まれ。
神奈川県出身。

成人しても未だ「クロール」と「逆上がり」ができないという弱点を持つ。
高校生時代には、いくつかのNGOやNPOに関わり活発に動き回る。
サルサ・ダンスに毒され、キューバへ旅し、同世代100人のチェキスナップとインタヴューを敢行。
その後は、畑の暮らしを体験したり、たまに海外へ。
最近は、鹿の解体を習得中。
好物は、今川焼と明石焼といきなり団子。

また、“サウンド・プロデュース”にKenmochi Hidefumi。
その他、“何でも屋”のDir.F。
などが、活動を支えるメンバーとして所属。

>>水曜日のカンパネラ オフィシャル HP

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"suiyoubi::suiyoubi"の最新アーカイヴ

水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜 第4回 大人になっちゃったらエロスはなくなるの?
[SUIYOUBI]・2014年01月31日・連載「水曜日の淫談~映画から学ぶエロスの神髄~」第4回 大人になっちゃったらエロスはなくなるの? コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、2013年10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースした水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事をお読みいただくとして、さっそくはじめていきましょう。 4回目となる今回の課題映画は、リュック・ベッソン監督による1990年作『ニキータ』。警察官を殺してしまった少女(ニキータ)が、政府の秘密警察を名乗る男(ボブ)から暗殺者になることを求められ、葛藤や愛を得ながら訓練し生活していった先に… というフランス映画です。コムアイ自身、邦画のほうが好きだということもあり、あえて今回は洋画を選定。いつもとは違った視点からエロスは読み取れたのか? 映画をご覧になった方も、まだの方も、エロスを考えながらゆっくりご覧ください。 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年11月20日・ コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースした水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事をお読みいただくとして、さっそくはじめていきましょう。 3回目となる今回の課題映画は、園子温監督による2011年作『恋の罪』。1997年に渋谷区で発生した東電OL殺人事件にインスパイアされたという本作品。女性刑事の吉田和子、大学教授と売春婦の2つの顔を持つ尾沢美津子、人気小説家を夫に持つ献身的な主婦菊池いずみ、という3人の女性が、円山町を舞台に繰り広げるドラマチックなサスペンスです。見えないなにか=城の周りを、ぐるぐる回った彼女たちが辿り着いた場所とは。『愛のむきだし』『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』などの作品を発表し、日本の映画界で異彩を放つ園子温監督の作品から、コムアイが正面からエロスを読み解きます。 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写真 : 雨宮透貴
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜エピソード2「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」
[SUIYOUBI]・2013年10月02日・ コムアイとOTOTOYがお送りする連載企画、「水曜日の淫談〜映画から学ぶエロスの神髄〜」。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、10月9日に2ndアルバム『羅生門』をリリースする水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという連載です(OTOTOYでは先行配信中!! しかも高音質!!)。なぜ、この連載がはじまったかはこちらの記事を読んでもらうことにして、さっそくはじめちゃいたいと思います。 2回目となる今回の課題映画は、『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』。筋骨隆々の男たちが自分の信念にしたがい闘う姿。きっとそこにはエロスが溢れているに違いない。そんな想いからコムアイに映画を見てもらいました。しかし、結果は思わぬ方向へ。いや、なんとなくわかってましたけど…。そして、今回も映画に基づき新曲を作っていただきました。そのタイトルは「ラオウ」!! 強さとはなにか、エロスとはなにか、りんご音楽祭へ向かう車中にて、コムアイ、サウンド・プロデューサーのKenmochi Hidefumi、何でも屋のDir.Fの3人に話を聞きました
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年08月30日・ ほんとうにはじまりました!! コムアイとOTOTOYがお送りする新連載、水曜日の淫談。 はじめてこのコーナーを知った方のために説明すると、水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイが、OTOTOY編集部から与えられた映画からエロスを読み解いていくという新連載です。なぜ、この連載がはじまったかは先月の記事を読んでもらうことにして、さっそくはじめちゃいたいと思います。 記念すべき第一回目の映画は、『モスラ対ゴジラ』。「無茶ぶり!?」と思ったあなた!! なんにもわかってない!! エロスはいろんなところに潜んでいるのです。否、自分で作り出していかなければならない!! まだ21歳のコムアイも然り。そう、これはコムアイのエロス成長騨なのです。エロスの道は遠く険しい。いざ本編へ!! 取材&文 : ねるねるね〜るね西澤写真 : 雨宮透貴 本連載から生まれた、水曜日のカンパネラのエロス第一弾シングル水曜日のカンパネラ / モスラ(幼虫Ver.)'【価格】''wav / mp3 : 単曲 200円水曜日のカンパネラのトラック・メイカー、Kenmochi Hidefumiによるモスラをテーマにしたトラックと、そこに乗っかるコ
by 西澤 裕郎
水曜日のシネマ淫談 〜映画からまなぶエロスの神髄〜
[SUIYOUBI]・2013年07月29日・ それは、じめじめとした6月の深夜のことだった。 OTOTOY編集部に届いた1通のメール。差出人は水曜日のカンパネラのヴォーカリスト、コムアイ。彼女が写ったチェキとともにレキシへの熱い想いが書かれていた。そして「ラブレターを書いたので掲載してください」という簡潔な一言。連日にわたる徹夜の編集作業で疲弊していたOTOTOY編集部、ねるねるね〜るね西澤(※)は、ラブレターを掲載すればコムアイに慕われるのではないかという下心から、特集ページにラブレターを掲載してしまう。 それに味をしめたコムアイは毎週ラブレターを送ってくるようになり、ずぶずぶな関係が続いていくことになる。そんな動機からはじまっただけに、ラブレターは話題になることもなく、ただ毎週更新されるだけの意味不明のコーナーに。そして7回も続いてしまう…。OTOTOY上層部に気づかれたらまずいと思ったねるねるね〜るね西澤は、思い切ってコムアイの元へいき、今後の展開について話し合うことにした。指定されたのは、下北沢の鈴なり横町のバー。ラブレターの反省からはじまったトークは意外な方向へ…。果たして、この連載企画はどのような結末をみせるのか。行き先不明の旅がいまはじ
by 西澤 裕郎
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月26日・ 岡村靖幸さん “和製プリンス”ってチャッチイから嫌い。岡村さんはそんなに“大丈夫”なミュージシャンではないと思う。私が生まれる前から、岡村さんが声を上げれば、老若男女がヒィヒィ言いながら、「ヤバい!」「カッコイイ!」とついていっていた、らしい。(音楽家としての岡村靖幸黎明期を、今回初めて知りました。私のなかにある岡村さんの記憶は、ここ2年くらいだけど、それからずっと気になっています。)音楽同様、観られることにもピカイチの才能があると皆さんは言う。「間違ってないけどいまそれをやる場面じゃない」というおもしろさは、岡村靖幸さんの持てる才能である。でも、他の人と違うのは「みんなの前の岡村靖幸」との付き合い方じゃないかしら。岡村さんがもう少しバカだったら、「一線越えちゃってる俺、カッコイイな」岡村さんがもう少し器用だったら、「これはパフォーマンスしてる俺だから」とか、バーで漏らしながら割り切れるんじゃないかな。私が好きな岡村さんはやたら真面目でまともな人。すごく真面目な思考回路を持って、「なんとなくの常識」を習得せずにいたら、「間違ってないけどいまそれをやる場面じゃない」ってズレが生じたのかな。普通と変態が、一緒
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月19日・ 小山田圭吾さん 小山田さんのイメージは白です。フリッパーズギターも白いけど、その白は健全な白。フリッパーズギターの白を白いTシャツと例えるなら、小山田さんの白は、白衣です。コーネリアスの作品で使われている、ギターや声やサンプリングされた環境音。どれも普通に鳴らせばあたたかい音なのに、雑味を削ぎ落としてあるからか、生活圏とは遠い音に聞こえる。聞いたときに、自然の風景が浮かばず、白い部屋でギターを弾き、白い部屋で声が鳴って、白い部屋で水滴が落ちている。「デザインあ」を初めて観たときもそう感じた。リミックスアルバム「PM」を聴いたときはそんな印象を感じなかったので、やはり編集者に拠るらしい。眩しいほど明るい、真っ白に片付いたオペ室で、小山田さんは機械的に、緻密に、患者の内臓を取り出しては小山田さんが好むように配置し直している。周りに立つ助手たちは、小気味良いリズムで動き従う。こええええ。小山田さんこええええ。もしくは「時計仕掛けのオレンジ」の白装束。目を見開いた小山田さんは、まるで、催眠から解けて白い部屋で再び暴れる少年アレックス。研ぎすまされている音楽の細部が、小山田さんの手下のように動く。うん、小山田さん、
水曜日のラブレター
[SUIYOUBI]・2013年06月12日・ 大根仁さん あなたは世を見渡しています。2ヶ月ほど前、深夜上映の『恋の渦』を観たのですが、なんというか、あんな変な空気の漂うシアターは初めてでした。観客の「ひいいい」とか「がははは」とか、そういう客席全体の反応がぴたりと合っていて、観客全員の共通の友人の生活を覗き見て、笑っているような。そういうユニゾン感でした。長いホームパーティーのシーンがこちらに写されていた。予告編を観たときは、「ああ、ドキュメンタリーらしく仕立てたフィクションだけど、どっちつかずになってそうな」と鷹をくくっていました。ただ、ピンクのそっけないタイトルと、その間ずっと鳴っていた単調なキックとタンバリンの、「ドン、ドドン、タン! 」という音が他人行儀だったのが気にかかって、観ました。感想は… 悲惨。リアルすぎるキャラクターの描きわけに、唸り声や悲鳴があがる。『モテキ』なんてマイルドなものだ。でもそもそも、『モテキ』とは観客と登場人物の取り合わせが違う。『モテキ』を観る人々と登場人物は似た人種だったので、自分を見ている痛々しさが増して「カップルで観に行かない方が良い」映画だという感想をよく聞いた。一方で『恋の渦』は、シネマ☆インパクトの企