“高田馬場のジョイ・ディヴィジョン”による約1年半ぶりの快作!!
トリプルファイヤー、待望の新作『エピタフ』を先行配信&フル試聴

(左から)大垣翔(Dr)、鳥居真道(Gt)、吉田靖直(Vo)、山本慶幸(Ba)

過去2作『エキサイティングフラッシュ』『スキルアップ』での、無駄を削ぎ落としたタイトなグルーヴと意表を突く歌詞センスでリスナーを驚かせたトリプルファイヤー。彼らが約1年半ぶりとなる新作『エピタフ』を発表した。OTOTOYでは本作をどこよりも早く配信するとともに、収録曲のフル試聴を実施(フル試聴開始は2015年9月9日(水)17:00から)! また、「SEXはダサい」「なんかしゃべんないと友達になれない」など、収録曲名からも伺えるその独特の歌詞を堪能していただくために、歌詞ブックレットも付属。メンバー4人にしか作り上げることの出来ない異質の世界感を、インタヴューとともにお楽しみいただきたい。

期間限定収録曲フル試聴!!

M1「SEXはダサい」、M7「今日は寝るのが一番よかった」のフル試聴を2015年9月9日(水)17:00から実施!!(その他は45秒の試聴になります)


※お手持ちのスマートフォンにOTOTOYアプリをダウンロードすると、ストリーミング再生で簡単に試聴可能!!
※フル試聴期間 : 2015年9月9日(水)17:00〜2015年9月15日(火)

【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC / mp3
※ファイル形式について

【価格】
単曲 150円(税込) / アルバム 1,500円(税込)

>>ご購入はこちらから
ご購入いただくと、特典として歌詞ブックレット(pdf)が付属します

INTERVIEW : トリプルファイヤー

このアルバムは作業用にはまったくもって向いていないので、仕事しながら聴こうと思っている人はさっさと諦めて、ダラダラしながら聴いてください。僕も作業しながら聴こうと思ったんですけど、『エピタフ』はまったくもって無理でした。いきなり〈ロックはもう終わってる〜〉って、ほんとどうでもいいような熱量でヴォーカル吉田が叫んだ(?)と思ったら、〈SEXはダサい〉というフレーズがきてノックアウトされます。このアルバムには、わかりやすい言葉がたくさんあるけれど、使い古された言葉はほとんどありません。というか、わざわざ言う必要ないって言葉が詰め込まれています。それが本当に新しい。4人の見た目と雰囲気に騙されちゃいけません。当たり前すぎて描く必要もないと思っているところに盲点があることを思い知らされます。ぜひ、トリプルファイヤーの『エピタフ』、ダラダラしながら聴いてみてください。気が向いたらインタヴューも読んでみてください。

インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : 松木彰子

(歌詞の)スタメン落ちすることがある

——前作『スキルアップ』の〈高田馬場のジョイ・ディヴィジョン〉ってフレーズも強烈でしたけど、本作もかなり強烈ですね。まず、アルバム・タイトルが『エピタフ』って(笑)。

吉田靖直(Vo)

吉田靖直(以下、吉田) : なかなかアルバム・タイトルが決まらなくて、スタッフから「集大成的な、これが俺たちだ! みたいな感じの名前をつけよう」って言われて。「例えばエピタフみたいな」って例が出たんですけど、仰々しくて面白いなと思ったので、そうなりました。
一同 : (笑)。
大垣翔(以下、大垣) : ただ、これは深夜のテンションでいいと思っているだけかもしれないから、1回帰って寝て起きてから考えてみようってことになって1回寝たんですけど、大丈夫だったんで、じゃあエピタフにしようって。

——あはははは。

山本慶幸(以下、山本) : 今って何でも検索するじゃないですか? だから、ありきたりな単語だと埋もれちゃうんですよ。エピタフって単語はキング・クリムゾンの「エピタフ」もあるけど、あまり被らないので結構使えるんじゃないかと思ったのもあります(笑)。

——1曲目のインパクトもすごいですよね。「SEXはダサい」って(笑)。しかも、第一声が〈ロックはもう終わってる〉って、ものすごい気怠い感じではじまります。これ、吉田さんはどういう心境で書いているんですか?

吉田 : 人から“したり顔”で言われたらむかつきそうなことを書きました。
大垣 : たしかに関根勤の話、言われたらすげえムカつくもんね(笑)。

——〈結局 関根勤が一番面白い〉ってフレーズですね。

吉田 : あとは、自分で昔言っていたら恥ずかしいなってことを書いています。ついつい語ってしまうこととか。

——たしかに〈ロックはもう終わってる〉っていうのも、知った顔で語っている人多そうですよね。僕も言ったことあるかもしれないし…。

吉田 : 終わったとか、終わらないとかって、いろんな人がちょっとなんかロマンチックな顔で言ってますからね。
大垣 : そんな人類見たことないけど(笑)。

——あはははは。それで、そのあとに続くフレーズが〈テクノかヒップホップをやりなさい〉って。このダサさもヤバいですよね。なんもわかってない(笑)。

一同 : (笑)。

——そういうこと言いそうな人はわかるんですけど、〈SEXはダサい〉って意味があんまりわからなくて(笑)。

山本 : このフレーズ自体、たまにライヴで抜けたりするもんね。
大垣 : (歌詞の)スタメン落ちすることがある。
一同 : (笑)。
吉田 : 呑んでいるときに「SEXはだせえよ」みたいに言っている人がいて。「SEXはもう終わってるよ」みたいな感じで、それが自分的にパワーがあったんで。SEXはダサいっていうのを主軸に据えて書いてみたんですけど、だんだん曲のテーマが変わってきて、相容れなくなってきた… みたいな。

吉田のデモって聴いてムカつくんすよね

——基本的に作詞は吉田さんですけど、作曲はほとんど鳥居さんですよね。無駄を削ぎ落としたようなミニマルな感じっていうのは意識されて作っているんですか。

鳥居真道(Gt)

鳥居真道(以下、鳥居) : 最近は、あまり意識してないですね。
大垣 : 前は意識してたの?
鳥居 : なんかミニマルっていうテーマがあったっぽかったから、ちょっと意識してやっていたんですけど…。

——鳥居さんのデモがかなり固まった状態でメンバーに渡されるそうですけど、ドラムのパターンなんかも鳥居さんのほうで組んでしまうんですか。

山本 : ベースもそうっすね(笑)。
大垣 : 完全に設計図をもとに… それをただコピーさせていただいてる。
山本 : 弾かせていただいてる(笑)。

——(笑)。逆に吉田さんが作曲してる曲に関してのデモはどんなものなんでしょう。

山本 : 吉田は、鳥居くんと比べるとデモを作るのが下手なので。
大垣 : デモ力(りょく)やばいよね。高校生と小学生ぐらい違いますよ。
山本 : スタジオに入る1時間前にアップロードしたりして、「どうすんだよこれ…」みたいなこととかもありますね。前まで「トラックに轢かれた」に関してはギターで作ってて、ちょっと前まではiPadでやってたんですけど、今はパソコンでやってんのかな? どんどん、「これ、人力で再現できるのか?」みたいな世界に入っていって。大体ボツになるっていう。
一同 : (笑)。
山本 : その人力でできるのかみたいな曲が「今日は寝るのが一番よかった」です。最初はすげえわけわかんなかったんですよ、これできるか? って(笑)。
大垣 : これは、すげえムカつきました(笑)。は? みたいな。なんなんですかね、吉田のデモって聴いてムカつくんすよね。なんかイラッとくる(笑)。

——なにがそんなにイラっとくるんでしょうね。

山本 : なんというか、親切じゃないんです。これは人に伝えることか? みたいな。
吉田 : その辺のさじ加減がわからないんですよね。
一同 : (笑)。
山本 : 「面白いこと言わない人」は、吉田が多少フレーズを作っていたんですけど、途中で鳥居くんに投げて完成を見るみたいな感じの曲だよね。

——「質問チャンス」の作曲クレジットは、完全に吉田さんですよね。

山本 : これは、けっこう前の曲なんです。この人(吉田)はツールに頼るというか、新しい物を導入すれば「俺でも出来るはずだ」っていうのをずっと思ってる人なので、そのときどきで作り方がどんどん変わっていくんですよ。これは、まだギターとかベースとかを弾いて重ねてた頃の曲なんです。

普通だったら、まじなんの意味もないんで

——前作『スキルアップ』と聴き比べると、今回の音作りはよりドライな感じがしますよね。もともと装飾が少なくて音も乾いていると思っていたけど、よりストイックになったというか。

鳥居 : あまりニューウェイヴっぽい感じじゃなくしたいっていうことをまず言っていて。個人的に、ニューウェイヴはあまり聴いてないんで… まあ、聴いてますけど。そういうモードじゃなかったんですよ。もっと前のサウンドのほうが今は好きなので、そこはニューウェイヴっぽくない感じでってことをプロデューサーの吉田(肇)さんに言いましたね。

——ニューウェイヴより前って言うと、70年代の音とかですか? 具体的にどういう名前をあげたか教えてもらえますか?

鳥居 : 「戦争の話」では、ミーターズって言ったり。あと、ブラジルのジルベルト・ジルとかトン・ゼーとかああいう70年代のブラジル・ロックみたいな感じで。


Tom Ze - Dor e dor

——作品を重ねるたびに、吉田さんの言葉の精度や感度が鋭くなっているような気がするんですよ。

吉田 : いや、特に鋭くなっていってるとは自分では思ってはいないんですけど、ちょっと面白い組み合わせにしようとかは常に意識はしていますね、歌詞を書くときは。

——言葉を使って表現することが、吉田さんの本質的な芸術活動なんでしょうね。

吉田 : 特に短い大喜利みたいなものは、高校の休み時間とかにみんなでお題を出して考え合ったりとかしていて、そういう向上心だけは強いんですよね。
大垣 : 本当にそこだけだよね(笑)。

大垣翔(Dr)

——誰もが共感できるけど、あえて誰も言ってなさそうな言葉を書いていて、どうってことないように思えてナンセンスなんだけど、誰も口に出していってないから本当に新鮮なんですよ。

山本 : 普通に「今日は寝るのが一番良かった」って言っちゃダメでしょ!
一同 : (笑)。
大垣 : この曲はどうしても入れたいって、吉田が言ってましたからね(笑)。寝るとか寝ないとかじゃなくて、自分でやってしまった失敗とかそういうのを肯定するっていうのはすごくわかるよね。

——「面白いこと一回も言ってない」とかって、吉田さん自身が自分に対して思うことなんですか?

吉田 : いや、それは知らない人とライヴハウスでしゃべっていたら、いきなり「お前つまんねえな」って言われて。まあ確かに面白いこと言ってなかったら面白くない人だよなと思ったんですけど、でもすげえむかつきすぎて、歌詞を作りたくなりました。

——あはははは。知らない人にそんなこと言われる人、いるんですね。

山本慶幸(Ba)

大垣 : 普通言われねえからな(笑)。
山本 : 可哀想にな。
吉田 : そうなんですよ。なんか言いやすい顔してるんですよ。
大垣 : ああこいつなら言えるな。むしゃくしゃしてるしみたいな(笑)。

——「変なおっさん」とかも自分に重ねる部分はあるんですか。〈新しい価値観の若者が スターダムを駆け上がっていく〉っていう歌詞も、若い世代の子たちの状況を俯瞰して書いてるようにも見えたりもしますけど。

吉田 : まあ、それはいつでもあることなんで。というか、自分が関係ないところでいろんなことが起こっているなみたいな感じです。そこまで現実を反映させてる意識はとくにないです。

——トリプルファイヤーは、マイペースにバンドをやっているように見えますけど、どういうときにバンドやっててよかったって思いますか?

吉田 : 例えば、僕が歌詞に書くようなことは、普通だったらみんなまじめに聞いてくれないようなことが多くて。それを人に伝えられる場があるっていうのは結構嬉しいというか。普通だったら、まじなんの意味もないんで。
山本 : 呑んでるときに言うことだもんね。「この前寝るのが一番良かったんだと思ったんだよねえ」とかって。
一同 : (笑)。
大垣 : あるあるで終わるもんね(笑)。作品にまで昇華できるのって、バンドぐらいだからね。
山本 : 伴奏に乗せて人前で歌ってね。

——10年ぐらい前の評価の基準として、新しい音楽を更新していくことが重要だったと思うんですけど、いまはそこがフラットになりつつあって、それでも、誰もやっていない音楽とかサウンドを作りたいという気持ちは強いですか。

鳥居 : 最近ちょっと意識しだしていますね。まあ、別に新しい音楽はいらないじゃん、昔の聴けばいいじゃんって思っているんですけど、その昔の人は当時新しいことをやっていたので、そういう人たちがしてきたことを自分たちは全然出来ていないなと思うと、もうちょっと試行錯誤したほうがいいんじゃないかなって。ちょっと手抜きな気がしてきて。

一同 : (笑)。

——『スキルアップ』を出して以降、トリプルファイヤーの立ち位置がかなりはっきりしてきたと思いますけどね。バンドとか音楽に限らず、ライバルとか意識するものってあったりしますか? 。

山本 : … いないなあ(笑)。
大垣 : いいなって言ってくれてる人がだんだん増えてきて、別に他のバンドのことは全然気にならなくなりましたね。昔は全員殺したる! みたいな感じだったんですけど。
山本 : そんなに(笑)?
大垣 : それはまあ言い過ぎだけど(笑)。少なくとも対抗心はあったけど、いまはもう別にないなって。それを考えても意味ないなと思って。
山本 : 逆にこいつらと一緒にシーンを作っていくぜみたいなのもないじゃん。
大垣 : まあ自分たちがどうするかって話なんで。他のことを気にするのって、すごい無駄だなって思いましたね。

——じゃあいまは、トリプルファイヤーの中での新しいものとか次なるものを作っていくというところのほうが強い?

吉田 : … まあ、自分らがうまくいけばいいなって思います。
一同 : (笑)。

過去作はこちら

トリプルファイヤー / エキサイティングフラッシュ

「パチンコがやめられない」、「つぎやったら殴る」、「おばあちゃん、俺、俺」等ショッキングで、ある意味世相を色濃く反映した詞世界。人間の生活の中での闇を見据えつつ、でもそんな深く掘り下げたりもせず、日常的に思ったことを歌詞にしたような世界観は笑えながらも、各々の心にチクリと刺さってくる。そんな歌とは裏腹に演奏は無駄な音を一切排除した、ストイックなニューウェイヴ・サウンド。トリプルファイヤー、初のスタジオ・レコーディング作!!

>>特集ページはこちら

トリプルファイヤー / スキルアップ

初作品から約1年半ぶりとなる『スキルアップ』は、サウンド・プロデューサーに吉田肇(PANICSMILE)を迎え録音。格好良いサウンドにのせて、好きな人にはたまらない&そうではない人にはそれなりの曲が満載。

>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

大感謝祭~トリプルファイヤー エピタフ・リリース・ツアー徳島編~
2015年9月19日(土)@徳島銀座CROWBAR

セキ企画〜NETWORK of FRIENDS vol.1〜
2015年9月20日(日)@高知CHAOTICNOISE

SHIMOKITAZAWA INDIE FANCLUB 2015
2015年9月22日(火・祝)@T.B.A

ぐるぐるTOIRO2015
2015年9月26日(土)@さいたまスーパーアリーナTOIRO

WASEDA MUSIC SHOWCASE vol.1
2015年10月11日(日)@渋谷WOMB

東京工芸大学中野祭
2015年10月12日(月・祝)@東京工芸大学中野キャンパス

東京フレンドパーク
2015年10月18日(日)@秋葉原CLUB GOODMAN

ボロフェスタ2015
2015年10月24日(土)@京都KBSホール / METRO

音めがね presents 武蔵野美術大学芸術祭ステージ・イベント
2015年10月25日(日)@武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 体育館

松石ゲル・プレゼンツ「ワイルドパーティーvol.4」
2015年11月1日(日)@金山ブラジルコーヒー

プププ・イン・ワンダーランド
2015年11月2日(月)@十三ファンダンゴ

トリプルファイヤー『エピタフ』発売記念ワンマン“アルティメット パーティー”
2015年11月24日(火)@渋谷CLUB QUATTRO

『エピタフ』レコ発ツアー福岡編
2015年12月12日(土)@薬院UTERO

PROFILE

トリプルファイヤー

2006年結成、2010年に現在の編成となる。2012年5月『エキサイティングフラッシュ』、2014年2月『スキルアップ』を発表する。「高田馬場のJOY DIVISION」「だらしない54-71」などと呼ぶ人もいる。ソリッドなビートに等身大の歌詞をのせていてかっこいい。人気がある。メンバーはみな性格が良く、友達が多い。

>>トリプルファイヤー Official HP

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

Her Ghost Friend、3年ぶりのフル・アルバムをハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2016年07月29日・時空を超えて何度も恋をする──Her Ghost Friend、コンセプチュアルな3年ぶり新作をハイレゾ配信 デビュー時に「SHINOBU in the world」としてOTOTOYで不定期漫画連載をしていたりと、もはやおなじみ? の空想電子ポップ・ユニット、Her Ghost Friendより新しいアルバムが届いた。前作のリリースから3年の間、一旦気持ちをリセットさせたという彼女たちが生み出したのは、とても"Her Ghost Friend"らしい作品だった。その理由のひとつとして、今回は事前にテーマを設けて制作を始めたことが大きいようだ。そのテーマはインタヴューにて。OTOTOYでは今作をハイレゾで配信。さらにハイレゾ版にのみイラストと歌詞が記載されたブックレットを付けてお届けします。 Her Ghost Friend / 君のいる世界が好きだよ'【Track List】01. はじまり(恋に落ちたら)02. エンゲージ・ソング03. まんなかドーナツ04. バニラ・スカイ05. トワイライト・トーキョー06. 女の子になる方法07. すきすき狂詩曲08. たぶんわたしがゆうれいだったら09. マジッ
by 鶯巣 大介
南壽あさ子、6ヶ月連続特集第1弾コピーライター武田さとみとともに考える言葉への想いとこだわり
[CLOSEUP]・2016年07月28日・【南壽あさ子】6ヶ月連続特集第1弾、コピーライター武田さとみとともに考える言葉への想いとこだわり 南壽あさ子がヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍、7月から3ヶ月連続で配信リリースをしていく。第1弾楽曲は「エネルギーのうた(弾き唄い Ver.)」。これは2016年から始まった電力自由化に向けて東京ガスのエネルギーへの思いを綴り歌ったもので、〈人間にはなれないから、130年ずっとそばで支えてきた〉という言葉選びが印象的な1曲だ。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信。そして、7月から12月まで月1で、南壽あさ子の魅力にさまざまな視点から迫る6ヶ月連続特集をスタートする。第1弾は詞を共作したコピーライターの武田さとみを迎え、言葉に向かい合う2人の考え方に迫った。 YAMAHA移籍1stシングルをハイレゾ配信南壽あさ子 / エネルギーのうた (弾き唄い Ver.) '【配信価格】WAV / ALAC / FLAC / AAC : 単曲 216円 / まとめ購入 2,160円【Track List】''1. エネルギーのうた (弾き唄い Ver.)2. エネルギーのうた (Piano Instrumental)
by 西澤 裕郎
坂本慎太郎、3rdアルバム『できれば愛を』にてついにハイレゾ配信!
[CLOSEUP]・2016年07月27日・「まだあまり歌われていない愛がある気がして」──坂本慎太郎の3rdソロ、ついにハイレゾ配信 前作から2年、坂本慎太郎の新作『できれば愛を』がここにリリースされた。なんと今回は初のハイレゾ配信も! しかもカセット・テープも含む主要全5フォーマットで同時リリースだとか。新作はどっしりとしたドラムとベースと坂本慎太郎ワールドとしか言いようのない、ユーモアとシリアスがミックスされた世界観が横たわっている。OTOTOYでは本作をハイレゾ版(24bit/48kHz)で配信するとともに、ハイレゾ配信では唯一となる歌詞ブックレットPDF付き! さらに『できれば愛を』という意味深なタイトルをつけた坂本慎太郎本人のインタヴューをお届けしよう。 ハイレゾ版(24bit/48kHz)にはアルバムまとめ買い特典として歌詞ブックレットPDFが付属坂本慎太郎 / できれば愛を'【Track List】01. できれば愛を02. 超人大会03. べつの星04. 鬼退治05. 動物らしく06. 死にませんが?07. 他人08. マヌケだね09. ディスコって10. いる【配信形態 / 価格】【左】24bit/28kHz WAV / ALA
by 河村 祐介
大阪発の3人組ガールズ・バンド、DIALUCK初配信&フリーDLスタート
[CLOSEUP]・2016年07月25日・瑞々しくもアンニュイなギターポップ鳴らす女子3人組、大阪から頭角を現したDIALUCK初配信&フリーDL れぺぜん大阪寝屋川シティ! 地元大阪を中心に活動しているガールズ・バンド、DIALUCKより、元はタワーレコードの一部関西店舗でのみ販売していたシングル『I AM WHO I AM』のハイレゾ配信がスタート。店舗では1曲入りのCDであったが、今回3曲入りとなって配信。さらに本作のトレイラー音源をフリー・ダウンロードにてお届け。OTOTOYのスマートフォン向けアプリからも手軽に聴けるので、まずはこの才覚を耳にしてほしい。 『I AM WHO I AM』トレイラー音源のフリーDLはこちら DIALUCK / I AM WHO I AM【Track List】01. あの街まで02. 勇灯最終列車03. 閃光【配信形態 / 価格】24bit/88.2kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC>>ハイレゾとは?単曲 108円(税込) / アルバム 324円(税込)初のミュージックビデオが公開‼︎ REVIEW 2015年に大阪で活動をスタートしたガールズ・バンド“DIALUCK(ダイアラック)”
by 鶯巣 大介
女流ニューポップの大本命、大比良瑞希の1stアルバム配信&インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年07月24日・エレガントなストリート・ミュージックを──女流ニューポップの大本命、大比良瑞希の1stアルバム ヨーロピアンなテイストを下地にジャンルレスに取り込まれた斬新なエッセンスとロマンティックなムードで惹きつけ、イタリア電機メーカー「デロンギ」のCMソングに起用されるなど注目を浴びていたバンド、ヘウレーカ。2014年に活動休止後、その中心人物である大比良瑞希がソロ活動を開始したのが2015年初頭のこと。1stミニ・アルバム『LIP NOISE』リリース後に公開されたPVから話題が広がり、FUJI ROCK FESTIVA‘L 15の出演をはじめ、tofubeatsやLUCKY TAPESの楽曲におけるコーラス参加などで"大比良瑞希"としての活動を広めてきた。 そして7月、満を持してリリースされたのが1stフル・アルバム『TRUE ROMANCE』。ラグジュアリーなアーバン・メロウからウェットなフォーク・ミュージックまで、より洗練された内容は彼女の才覚を感じさせるものとなった。 特集においては大比良と共に前作に引き続きプロデュースを手がけている作曲家 / チェリストの伊藤修平を呼び、彼女たちの目指すところ、その意思を
by JJ
DUBを軸にしたオルタナティヴ・ミュージックの本拠地ーーmao代表・石本聡インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年07月22日・【祝・15周年】DUBを軸にしたオルタナティヴ・ミュージックの本拠地ーーmao代表・石本聡インタヴュー 2002年9月、「electric / acousticを問わず全てのfree style musicを志を持って無秩序に提示する」をコンセプトに設立されたレーベル、mao。エレクトロニカ、ポストロックの流れを汲むタイトルでスタートしたが、2004年の『Seeds of Dub』のリリースを境にダブの要素を内包したアーティストをメインとした流れに特化。同時にギター・インストゥルメント作品のリリースも開始するなど、広義の意味での「オルタナティヴ」なアーティストを発掘、紹介し続けてきた。 そんなmaoが今年15周年を迎える。レーベル・オーナーの石本聡は、あらかじめ決められた恋人たちへのメンバーとしてPAを担い、DUBmixをリアルタイムで行うなどライヴでもバリバリ活躍中のミュージシャンでもある。近年はマネジメントを手がけるなどレーベルとしてのあり方をアップデートしていた石本が、2016年に3アーティスト、3作品をmaoからリリースする。しかも、年齢もジャンルも性別も様々。なぜ、このタイミングで石本はmaoを
by 西澤 裕郎
滞空時間新作を独占ハイレゾ配信──民族音楽とポップスの境界
[CLOSEUP]・2016年07月21日・“なまり”が彩る境界線上のポップス、滞空時間新作を独占ハイレゾ配信──特別対談 : 川村亘平斎 x Shhhhh OOIOOなどへのガムランでの参加、さらには影絵師としてもceroの「Orphans」のPVにも参加、ワークショップや個展を開催するなど、さまざまな活動を行う川村亘平斎のメイン・ソロ・プロジェクト、滞空時間(便宜上、ソロではあるがほぼ固定のメンバーによるバンド形式)。前作『RAINICHI 来日』から3年振りとなる新作3rdアルバム『ウミトヨル』をこのたび完成させた。ガムランを中心としたアンサンブルながら、いわゆる“ガムラン”のインドネシア古典ではなくどこの国のものともつかない不思議なポップ・ミュージックを奏でる。本作をOTOTOYでは独占ハイレゾ(24bit/96kHz)で配信。今回から加わったスティール・パン、さらにガムランの倍音、その歌声など、ハイレゾでぜひとも隅々まで聴いて欲しい1作となっております。 今回は本作の道先案内人として、滞空時間の音楽性とも共通する、民族音楽とモダンなダンス・ミュージックをDJで結びつけ、プレゼンし続けるDJのShhhhhに登場してもらい、その魅力を語ってもら
by 河村 祐介
GANG PARADE、シグサワアオ脱退インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年07月19日・GANG PARADE、シグサワアオ脱退インタヴュー POPから改名し活動中の5人組アイドル・グループGANG PARADEが、改名後初のシングル『WE ARE the IDOL』をリリース。表題曲は松隈ケンタ作曲、ユメノユア作詞によるグループ初のバラード曲。「私たちはアイドルとしてやっていくんだ」という強い意思を表現、歌詞と連動した物語性のある内容となっている。また、カップリング曲「これはきっとaventure」は、田仲圭太作曲、ヤママチミキ作詞のスカチューン。グループの新しい顔を見せる作品に仕上がっている。そんな同作のリリース前日に渋谷WWWで開催されたワンマンライヴを大成功に収めたGANG PARADEだが、メンバーで最年少のシグサワアオが8月5〜7日にかけて開催される〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2016〉をもって脱退することを発表した。OTOTOYでは急遽シグサワアオに取材、脱退インタヴューを掲載、彼女の想いに迫った。 GANG PARADE改名後、初シングルを配信スタート!GANG PARADE / WE ARE the IDOL【配信形態】ALAC、FLAC、WAV、AAC、mp
by 西澤 裕郎
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事