【予約受付中】100%サンプリング製法!!ーー究極の音フェチ・canooooopyが描く18の楽曲たちと、彼のロング・インタヴュー!!!

この作品で鳴っているサウンドは、すべてが自身のiTunesにライブラリされている楽曲をサンプリングし、切り貼りし加工されて作られている。そして、使用している機材はMacにセットアップされているGarageBandのみである。そんな特異なスタイルを貫きながら、これまでにメキシコ、アメリカ、イギリスなど世界15カ国からアルバム、リミックス、コラボ、プロデュースなど作品をリリースしてきたのが、本ページの主役・canooooopyだ。このたび彼が、Virgin Babylon Recordsより、初のCD作品となる『百夜を繋ぐ言の千切れ葉 [disconnected words connect the worlds]』をリリースする。幾千の音が緻密に織り込まれ、これ以外ないというバランス感で保たれた、ネクストレベルのサンプリング・ミュージック。本作をOTOTOYでは11月29日よりハイレゾ配信予定!! それに先駆け予約を開始する。11月28日22時までに予約すると、ここだけの特典音源を1曲プレゼント。さらに、いち早く本作収録曲から1曲フリー・ダウンロードでお届けする。フライング・ロータス、Jan Jelinekなども引き合いに出したインタヴューとともに、その音の快楽を感じていただきたい。

インタヴュー & 文 : 西澤裕郎

>>>混合物のオラトリオ [mono montaged oratorio]のフリー・ダウンロードはこちら


予約特典つき!! canooooopyのフル・アルバムを予約受付中!

canooooopy / 百夜を繋ぐ言の千切れ葉 [disconnected words connect the worlds]

ALAC、FLAC、WAV(24bit/44.1kHz) 単曲 150円 / まとめ購入 1,500円
mp3 単曲 100円 / まとめ購入 1,300円

【収録曲】
1. 配管工の帳拭い [pipefitter opens the day]
2. 忍び寄りの逓送員 [viral address stalker]
3. 芥かぶりの海賊たち [pirates of the calibration]
4. 有機コイルの超伝導体 [the innersonic blaster]
5. 混合物のオラトリオ [mono montaged oratorio]
6. 電磁神殿の光線獣 [beamed beast at terminal temple]
7. 沈めた望みと夜鳴きの煌虫 [songs about a sunken hope]
8. 世界記述師の研究室 [laboratory of world-coders]
9. 夢見騒がしの望郷者 [too long way home]
10. 地底都に座すとげ目の亡者 [young lordead of ground nadir]
11. 未来視たちの幻灯樹 [visionary's magic plantern]
12. 変幻世界の霧めく姉妹 [kaleido world mysty sisters]
13. 復体の列が踏み鳴らす [doppelinedancerstomps]
14. 多角地区での喧噪と転生 [the polygonic spree]
15. 仮想平面の非可逆豹 [jagged jaguar on a frame]
16. ガウスの灰塵 [the phantom of the gauss]
17. 月焼け落ちる海の腹 [the dead moon blues]
18. 裂けゆく次元の金屏風 [drift to the next world]

※11月28日(金)22時までにアルバムをご予約いただくと「滔々と説く年の功 [dam of wisdom is damned]」がOTOTOYだけの予約特典としてついてきます。


Album Preview


波形があればなんでもいいんですよ

ーーcanooooopyさんは、100%サンプリングで楽曲制作を行なっているそうですが、日本の音源から海外の音源まで偏りなく使用しているんですか?

なんでも使ってますね。CDの音源も、データだけの音源もあるし、今回は浄土真宗のサイトで落としたものなんかもあったりして。たまたまみつけたものも多いです。

ーー10曲目の念仏みたいな音は、お寺で落としたものですか?

あれはチベットの民族音楽です。波形があればなんでもいいんですよ。ちょっと古い声優が吹き込んでるドラマCDを使ったこともありますが、とにかく音源ならなんでもよくて。ネットで落とした無料のものでも、有料のものでも、なんでもいいです。

ーーちなみに、サンプリング音で曲を作ろうと思ったのはいつぐらいのことですか?

大学2年のときですね。「ガレージバンドがあれば俺でも作れるかもしれないぞ」って思って、はじめは打ち込みで始めたんです。私が使ってる代のMacだと、iTunesのライブラリからガレージバンドに音源をドロップするだけで波形になって出てくるんですね。次第にその波形を刻むようになっていったんです。

ーーつまり、Mac1台で完結していると。

完全に完結してます。

ーーすべてをガレージバンドで完成させている人って実はあまり聞いたことがないんですけど、それほど使いやすいんですか?

というか、それしか使えないんですよ(笑)。

ーー(笑)。制作する楽曲は、iTunesのコレクションに入っている音に依存するわけですよね。つまり、iTunesライブラリーにあるサウンドが、canooooopyさんの作る楽曲のアイデンティティになってくると思うんですけど。

いま、ものすごくいいことをおっしゃられたような気がしました(笑)。ミディ音源じゃないですけど、音色のライブラリが山のようにあるイメージですね。なので、手法としては打ち込みと同じといえば同じなんですよね。ミディの一部分がサンプルに置き換わっているだけだと思えば。

ーーちなみに、サンプリングする音はどうやって選ぶんでしょう。

シャッフルで曲を流して「これじゃない、これじゃない、これじゃない… これだー! 」みたいな感じで決めます。再生ボタンの横上にあるスクロールバーで、曲の始め、中間部分、もう少し後半、最後って、順々に聴いていって「あ、これいい」みたいな部分をとりあえず30個くらい溜めるんです。

愛はあるけど、愛はないです(笑)

ーーたとえば、灰野敬二さんは聴きたい音源がありすぎて一度にCDを2枚かけて聴いているってインタヴューで言っていたんですね。canooooopyさんのサンプリング手法というのは、そういう愛情とは違うものなのかなと感じているのですが。

愛はあるけど、愛はないです(笑)。愛が強すぎるとサンプルができないんですよね。「原曲のよさを活かして」とか「愛に溢れた~」みたいなサンプリングってよくわからなくて。だったら、原曲を聴けばいいじゃんって思うんですよ(笑)。私にとっては、たくさんの絵の具を持っているイメージっていうんですかね? 絵の具自体に愛があるかということは問題ではなくて。聴くときに感じる愛と、サンプリングするときに感じる愛は別というか、切り替わってるのかもしれないですね。だから、「これ全体としてはよくないんじゃない?」みたいな曲からも、けっこうサンプリングしています。

ーーどんな楽曲でもサンプルの対象になると。

音フェチですよね。その音がよければいい。「音」が好きだからサンプルするわけで、その「曲」がどうなのかっていうのはまた別の話ですね。

ーーそうして選ばれた約30個の集合体で曲ができていく感じですか?

うーん… いろんな場合があるんですよ。さっき話したシャッフルの方法だと、この部分を使おうと思って、いくつかサンプルするじゃないですか。そうすると、先に入れた音と合うのか合わないのかとか、時系列的にそういう判断が出てきちゃうから、初期段階のサンプルには少し依存してる感じはします。あとは、こういう曲を作りたいっていうモデルをうろ覚えのまま再現しようとする方法があります。DTMができる人ならある程度再現していけると思うんですけど、自分の場合はサンプルだから、どんどんズレていくんです。その結果、モデルとは離れたいいものができたりすることもありますね。なぞるように作っていってるはずなのに、あれ? って感じですが(笑)。

ーーメロディーへのこだわりより、あくまで音色へのこだわりが強いんですね?

音色ですね。メロディーが強すぎるとサンプルができない(笑)。要するに、他のトラックと合わないんですよ。明らかな不協和音になっちゃうんで、ちょっとボヤボヤしてるほうがいいんですよね。

ーーたしかに、ドローンっぽい感じの楽曲が多いですよね。

そうですね。ドローン作家の人には申し訳ないですけど(笑)。あとはなんか実験音楽が多いですね。

ーーフィールド・レコーディングとかもやっていたそうですね。

一時期、ちょっとやっていたんですけど、最近はあまりやってなくて。iPhoneで録っていたのでノイズが入っちゃって。マイクとかちゃんとそろえなきゃいけなかったので、いまはあんまりやってないです。お金のかかることはやめようと思って。

ーーそれの割り切りがすごいですよね(笑)。余計なアプリやソフトを追加せず、あくまで自分のiTunesライブラリを増やした上で、やれることをやるという。Twitterのアイコンの背景にチラシの画像が載っているじゃないですか。そのビジュアルもすごく印象的なんですけど、どういう意図があって、使用しているんですか。

まずsoundcloudで曲を公開していくにあたり、アイコンから練らないと埋もれちゃうって考えていたんです。当初はまだ方向性が定まっていなくて、パーカーをかぶってない広告だけの画像をアップしていたんですが、なぜ広告なのかというと、やろうとしていることが「似てる」と思ったからです。言ってみれば、広告に載っているものって優劣がつけられないというか、全部大事なものじゃないですか。商品の画像も、これがお得ってわかるのも、いくらなのかっていうのも大事、商品名も載せなきゃいけない。全部ある程度主張しなきゃいけないですよね。私の曲も1台のPC上のたくさんのサンプルが入り組んで雑然とできてるじゃないですか。最初からそういうふうなものを作ろうと思っていたわけじゃないんですけど、あとから俯瞰して見てそれに気づいた感じですね。

ーー象徴じゃないですけど、自分の音楽を代弁するのが広告のチラシだったと。

近いものはありますね。さっき音フェチの話が出てきましたけど、音がいいからサンプルしようとしてるんですよね。ここで使うためにこの音がほしいっていうより、この音いいな、どこかで使ってやりたいな、ってくらいなんです。全部の音がいいと思ってサンプリングしてるから、全部聴かせたいんですよ。そうするとものすごい情報量になるし、でもなぜかカタマリ感はある。そういうところが似ているのかなと。

ーーたしかにチラシってすごいですよね。あれだけいろんなものが載ってるけど、写真も値段もわかるし、必要なものがパッとわかる。

それでいてサイクルが早いでしょ? 最近はちょっと抑えてるんですけど、私も昔はものすごい勢いでアップしたりしていたんで、ファストな感じも似てるのかなと思ったんです。で、やっぱりキャラクター性を出したかったので最後にパーカーをかぶせた、と。

人はどこまで音の切れ端でジャズを感じられるんだろうか

ーーそのなかで今回は、Virgin Babylon Recordsからのリリースとなります。名刺代わりというか、これまでリーチしていなかった人にも届く可能性のあるリリースだと思うのですが、アルバムに収録する曲はどうやって選んだんでしょう?

前作のアルバムは1分弱くらいの長さのトラックが多かったんですけど、今回はそれなりに長いですね。誰かに言われて、うーんと思ったんですけど、尺が短いとスケッチみたいに思われちゃうのかなって。これでも時間かかってるんですよ。1分のトラックにものすごい時間と理想を込めてやったのに、soundcloudにすぐアップすると、一曲の価値や印象が薄くなる気がしちゃうんですよね。そんなにインスタントな感じじゃねえぞと思っていたし、一応、一つ一つ、作りながらなんとなく見えている絵や映像があるんですよ。それが実際の絵にできないから、タイトルが拠り所になっているようなところもあって。見えてくるイメージをもうちょっとちゃんと音で描きたいと思ったら、それなりにトラックが長くなって、その結果、なにかしらの物語を描けた、と感じたトラックを選びました。

ーータイトルの付け方も特徴的ですよね。

ちなみに今回は全部「の」つなぎなんです。「配管工の帳拭い」、「忍び寄りの逓送員」って感じで。

ーーなにか理由があるんですか?

アルバム・タイトルが『百夜を繋ぐ言の千切れ葉』だからです。ただ、ちゃんとこの場で、百夜とは何なのか? 千切れ葉とは何なのか? とか、一つ一つのタイトルを論理的に説明しようとしても、自分に見えているイメージも抽象的なので、できないんですよね。曖昧にしておきたいところもあるし。

ーーcanooooopyさんは言葉フェチでもあるのかもしれないですね。僕、逓送員なんて言葉、人生で一回も発したことないです(笑)。

あくまで自分的に語呂がいい日本語、口にして気持ちいい日本語にしたいんです。ゆくゆくは「canooooopyのあの曲いいよね!!」じゃなくて、「canooooopyの"混合物のオラトリオ"っていいよね!!」っていう共通言語になってほしいんですよ。だから、タイトルをちゃんとつけたかったんです。あと外国の方が、bandcampとかで落とすと文字化けしちゃうかなと思って、外国の方には外国の方向けのタイトルを付けています。最初は直訳だったんですけど、それだとおもしろくないし、日本の方には特別、二段おもしろい構造にしてやろうと思って、意味をずらしているんですね。… 私ね、すごく細かいんですよ。今回のジャケットは、昨日入稿したんですけど、全部アウトラインを取って文字間を詰めたりしてるくらいだし。アウトライン前のデータが残ってない(笑)。


canooooopy「混合物のオラトリオ [mono montaged oratorio]」 (MUSIC VIDEO)

ーーそれは細かい!! そういえば、フライング・ロータスの新譜は聴きましたか?

あえて、まだ聴いてないですね。なんかフライング・ロータスっぽいって言われるのがイヤで。ちょこちょこ言われてますけど。

ーーフライング・ロータスの新譜って、ジャズ・プレイヤーを使ってレコーディングした音を、PCでエディットして作って再構築しているんですよね。スウィングみたいな肉体的な部分を再構築している。そういうところで通じる部分もかなりあるのかなと思うんですけど。

新譜をまだ聴いてないっていうのは、聴いたらきっと真似したくなっちゃうんじゃないかなと思っていて。『Los Angeles』は、私にとってビート・ミュージックっていうのがあるんだって知る入り口にあった一枚なので私的にも重要なのですが、それがゆえに以降は少しずつ避けています(笑)。

ーー他にあえて聴かない方がいいんじゃないかなみたいなアーティストはいますか?

Jan Jelinekですかね。スッゲー聴いてますけど(笑)。自分がああいうふうになりたいってことではないんです。が、最高なんですよ。『Loop-Finding-Jazz-Records』ってアルバム、いま検索できたりします?

(筆者のPCで検索し、再生する)


Jan Jelinek - Tendency

曲だけ聴いていると、暖かいし深いし、いい感じじゃないですか? でも、これ、ジャズのレコードからサンプリングされた素材ばかりで作られているんですよ。

ーーえっ、全然ジャズっぽさを感じないんですが。

サンプルしているところが余韻とか残響とかが多いらしくて、人と違いすぎるし全然ジャズっぽくないっていう(笑)。人はどこまで音の切れ端でジャズを感じられるんだろうか的なことがテーマらしく。

ーーそういう批評性みたいなものが込められた作品なんですね。

それってすごいことで、私にとってもデカい一枚なんですね。なのであまりにこれを聴き過ぎて、似ちゃったらやだなと。たぶん私はここに、自分なりのキャッチーさを足していかなければいけないんです、自分の嗜好に正しくあるために。

絶対音感の人とかが聴いたら絶対気持ち悪いですよね

ーー(引き続き聴きながら)全然ジャズじゃないですね。すごいですよね、これ。

ぽわーんとしてて、ほんとに全部ジャズなのかな? と思いますよね。単純に音楽自体も最高なんですが。

ーーちなみに、canooooopyさんはジャズからも結構サンプリングしているんですか?

比率でいうと少なめですね。

ーー比率で一番高いのはどういう音楽なんですか?

アンビエント、ドローン、ミュージック・コンクレート、民族音楽、ビート・ミュージックの一部にドラム、エレクトロニカのエフェクトっぽい音。ジャズだったら、もっとアバンギャルドなフリー・ジャズとかって呼ばれるジャズからかな。ものすごい自由な感じのジャズは使ってます。ディスクユニオンに行ったら、ジャズコーナーっていうより、ノイズ・アバンギャルドに置いてありそうな(笑)。

ーーノイズとかはどうですか?

レコードノイズとかはアリですけど、ノイズ音楽からはあまりサンプルしないです。一瞬差し込むとか、後ろにうっすら入れるとかって使い方はあると思うし、微妙にやったこともあるんですけど、いまはあまり使わないですね。

ーーちなみに、今後の展望とかも考えていますか。

いかに自分がやりたいことだけお金をかけずにやりながら、ちょっとでも気づいてもらえるかってことをしたいですね。でも、それは音楽的な野望じゃないですね。音楽的な野望もありますが、いまは頭の中に留めておきます。

ーーちゃんと広げていきたい気持ちはあるんですね。

はい。だから音楽以外でのキャラクター作りじゃないですけど、canooooopyって言ったら、oが多くて、あのアイコンで、曲名がヘンテコで、みたいな、イメージは作らなければと思ってやってきました。普通にやってても埋もれちゃうので。

ーー音フェチであるcanooooopyさんにひっかかった30個の音が同時になっている時点で、耳にひっかかってくるポイントは多いんじゃないかと思いますよ。

耳まで届けば…。ただ、ひとつの瞬間に30も関係のない音を同時に鳴らして気持ち悪くないはずがないんですよ。もちろん自分はこれで最高だと思って作って発表してるわけなんですけど、絶対音感の人とかが聴いたら絶対気持ち悪いですよね。想像ですけど(笑)。でも自分的には最高なんで、自分にも人にも適当な耳が付いてるんだろうぐらいに思ってやっています(笑)。それが自分がやってることのおもしろさかなって思いますね。

ーーまだcanooooopyさんの音を通して3回くらいしか聴けてないんですけど、正直言うと、まだわからない部分が多いです。

どのへんがわからないですか? キャッチーじゃないってことですよね?

ーーいや、そういうわけじゃなくて。ジャンルは違いますけど、ポエムコアを聴いたときも、最初はよくわからなかったんですよ。だけど聴けば聴くほど、かなり細部までこだわっていることがわかって、常に発見があるんですよ。それを探しているうちにのめり込んでしまっていったんです。たぶんこの記事を出すころには、canooooopyさんの音楽もすごくフィットしてると思います(笑)。

なるほど(笑)。今回はCD音源を出すっていうことで、多少横しまな気持ちもありつつ、自分のモード的にも自然な流れで完成度を上げる方向に行ったなという感じがして。それが故に、初期衝動感とかは若干下がったと思うんですけど、ガレージバンドのやり方で、どこまで完成度をあげられるかなって部分を一度やりきりたかったんですよね。自分的にも随分キャッチーだと思いますよ。

ーーまさかMacだけで完結してるとも思わないですからね。

それもキャッチーな部分ですけどね(笑)。

RECOMMEND

BOOL / THIS IS POEMCORE(24bit/48kHz)

あなたは、ポエムコアを知っているだろうか? 2012年頃からネットを中心に話題になりはじめた、ポエムを主体にトラックが融合した音楽ジャンルである。とはいえ、まだポエムコアをやっているアーティストは少ない。むしろこの人物が一人で牽引しているといってもいい。彼の名はBOOL。このたび、オリジネーターである彼が初のフル・アルバムをVirgin Babylon Recordsよりリリースした。参加トラックメーカーには、downyのギタリスト青木裕、world's end girlfriend、食品まつり、hanali、DJ JET BARON、Go-qualia、canooooopyといった、クラブからエレクトロまで最前線で活躍する豪華メンバーが集っている。

>>特集ページはこちら

Flying Lotus / You're Dead!(24bit/44.1kHz)

「このアルバムは、終わりをテーマにしているわけじゃない。これは次なる体験に向けた祝いなんだ。“なあ、お前は死んじまったんだよ…”っていうんじゃなくてさ、“よう、お前は死んでるんだぜ!”って意味なんだよ」 ― フライング・ロータスの2年ぶり通算5作目となる最新作は、今世紀最大の衝撃作にして問題作!! マイルスの度肝を抜くようなジャズ作品を作りたかったと語る今作にはハービー・ハンコック、ケンドリック・ラマー、スヌープ・ドッグら豪華ゲスト陣も参加。アートワークは奇想漫画家の駕籠真太郎が担当。

>>特集ページはこちら

灰野敬二-experimental mixture- / The Greatest Hits of The MUSIC

40年以上(2014年時)に渡って日本の現代音楽を主導してきた音楽家、灰野敬二がDJとして活動するexperimental mixtureのMIX CD第2弾。世界中の民謡や民族音楽、ロック、ヒップホップ、プログレなどオールジャンルの音楽を何層にも重ねた膨大な録音から編集した一枚。実験的な試みを増し、更なる境地へとトリップしたワールド・ミクスチュア・サウンド・スケープ。

>>特集ページはこちら

PROFILE

canooooopy

100%SAMPLING製法

>>soundcloud
>>facebook

o

 
 

インタヴュー

松本誠治と巡る「おふろcafé」ーー音楽フェス〈おふろ café MUSIC SHOWER〉が8月26、27日開催!!
[CLOSEUP]・2017年08月19日・松本誠治と巡る「おふろcafé」ーー音楽フェス〈おふろ café MUSIC SHOWER〉が8月26、27日開催!! 埼玉県でおふろcaféを運営する株式会社温泉道場と、同じく埼玉で運営されているkilk reocordsによるライヴハウス「ヒソミネ」。その両者がタッグを組み、8月26日におふろcafé utatane、翌27日におふろcafé bivouacにて音楽フェス〈おふろcafé MUSIC SHOWER〉を開催する。「地域コミュニティでハブ機能を担う温浴施設・ライヴハウスをもっと知ってもらい、地域をもりあげたい」という気持ちから、埼玉出身アーティストをはじめ、ヒソミネが厳選した6組以上のアーティストが出演。料金は各店舗の入館料のみ!! お風呂に入って、マンガを読んで、ライヴを見て、と複合的な楽しみ方も可能だ!! イベント開催を前に、出演者でもある松本誠治(the telephones、FINAL FRASH、Migimimi sleep tight)とともにおふろcafé utataneを体験。その様子を写真とともにお届けする! 8月26日(土)、27日(日)の2日間、大宮と熊谷のおふろca
by 西澤 裕郎
その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
by ?
callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【Track List】01. One t
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
Yun*chi、ミニ・アルバム『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催!
[INTERVIEW]・2017年08月02日・未来を自由な色で描こう! Yun*chi、『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催 2年ぶりのミニ・アルバム「Canvas*」をリリースしたYun*chi。ナチュラルな雰囲気を身にまとった新ビジュアルにも注目です。OTOTOYでは本作のリリースを記念してリード曲「今僕のいる場所が理想と違っても」のリミックス・コンテストを開催! 本日から8月30日(水)まで作品を募集します。グランプリはOTOTOYで期間限定フリーDLをおこないます。詳しくは応募要項をチェック! 2年ぶりのミニ・アルバム!Yun*chi / Canvas*'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【配信価格】(税込) 単曲 257円 まとめ購入 1500円【Track List】 ''01. 今僕のいる場所が理想と違っても / 02. HIMAWARI* / 03. Trendy Night* / 04. Kare Kano* / 05. Again* / 06. Seaside In Dream* / 07. Thank U* 「Canvas*」リリース記念リミックス・コンテスト応募要項応募用素材はこちらY
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事