新しいピアノ・ロックを奏でるとともに、日本屈指のポップ・ソング職人でもある末光篤が、新作アルバム『色彩協奏曲』を完成させた。GOING UNDER GROUND、斉藤由貴、VERSESなど、様々なミュージシャンとのコラボレーション等、カラフルでポップな14曲が収録されている。そんな本作品のリリースを記念し、さきごろ「Sleepin' Bird」をリリースしたばかりのSchroeder-Headzこと渡辺シュンスケとの対談を行なった。対談前、両者に共通していたのは、ピアニストであるという点のみ。しかし、蓋を開けてみれば、ピアノを軸に音楽家としての考え方や楽曲について貴重な対談が繰り広げられた。その対談をじっくりと読み込んで、両者の音楽をじっくり味わっていただきたい。


末光篤 / 色彩協奏曲

【配信価格】
WAV : 単曲 300円 / まとめ 2,400円
mp3 : 単曲 250円 / まとめ 2,100円

【Track List】
1. 色彩前奏曲 / 2. 色彩協奏曲 / 3. You / 4. Paper Moon / 5. We Gatta Get It feat. VERSES / 6. Eve / 7. 明日組曲 [あしたがすき ~ Tomorrow] / 8. 明日組曲 [Tomorrow] / 9. Palau / 10. 世界が変えるピアノが歌う feat. 松本素生 / 11. Mr. Dancefloor / 12. 時よ、未来に向かって走れ / 13. Tie / 14. 恋を、した。 feat. 斉藤由貴 / 15. Smile feat. GOING UNDER GROUND


Schroeder-Headz / Sleepin' Bird

【配信価格】
WAV / mp3 : 単曲 200円 / まとめ価格 750円

1. Sleepin' Bird / 2. Sleepin_Bass / 3. Sleepin_Clap / 4. Sleepin_Hat / 5. Sleepin_Kick1 / 6. Sleepin_Kick2 / 7. Sleepin_Loop / 8. Sleepin_Pad / 9. Sleepin_Perc / 10. Sleepin_Pf / 11. Sleepin_Snare / 12. Sleepin_Synth / 13. Sleepin_Wind

※Tr.1以外は、ステム・バージョンとなります。
ステムとは?

INTERVIEW : 末光篤 × 渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)

自らが歌うミュージシャンでもあり、他アーティストへの楽曲提供も行なうピアニスト、末光篤。DE DE MOUSEのライヴ・ キーボーディストとしも知られる渡辺シュンスケによるソロ・プロジェクト、Schroeder-Headz。ピアニストであるということで対談をオファーしたものの、ピアノ以外に大きな共通点はみつからず、どうなるかわからないまま対談収録日を迎えた。正直、最初はぎこちない部分はあったことは否めない。しかし、小さかったころにピアノを触った原体験や、ピアノという楽器に向かい合う姿勢などを話すことにより、お互いに共鳴する部分や、逆に各人にしかないものが浮かび上がってきた。そこで語られたのは、ピアノマン同士だからこそわかるものであった。ピアノという楽器は手段でしかないという末光の言葉が印象的だった本対談。普段混じり合わなかった2人が交わることで見いだすことのできた音楽への向かい方を、ぜひゆっくりとご覧いただければと思う。

インタビュー & 文 : 西澤裕郎

左から、末光篤、渡辺シュンスケ

いまだに音楽は謎だらけだなと思って(渡辺)

ーーまずは渡辺さんに質問なんですけど、末光さんの作品を聴いて、どのような印象を持ちましたか?

渡辺シュンスケ(以下、渡辺) : ぼくの印象だと、クラシックも通っているし、ビリー・ジョエルやエルトンジョンといったシンガー・ソングライターのおいしいところも、すごく知っている人なのかなと感じました。それをぎゅっと一つにできる才能を持った人だなと。
末光篤(以下、末光) : 実は、そのあたり聴いたことがないんですよ(笑)。
渡辺 : あれ(笑)?
末光 : もちろんすごく有名だから、なにげない日常で耳にすることはあって、そういう意味で知ってはいるけど、レコードで買って聴いたりすることはないです。

ーーじゃあ、末光さんのピアノマン的なルーツっていうのはどこにあるんでしょう。

末光 : ピアノマンに憧れて、いまの音楽活動をしているわけではなくて、手段としてピアノしか弾けないからやっているんです。本当はピアノの弾き語りって、すごく難しくて。本当はわーって歌いたいし、煽りたいんです。だから、「ボーカリストだったらいいな」とか「歌がなけれなば」とか、そんなことばかり考えています(笑)。

ーーあははは。逆に、末光さんからみた、渡辺さんの印象はいかがですか。

末光 : 渡辺さんの曲っていう以前に、僕にはできないって思いました。エリック・サティは大好きなんですけど、彼みたいなことをできなくて。いつもコードを押さえて歌を中心に作っているから、ピアノで旋律を作ることができないんです。いわゆるピアノ・サウンドに求められるスタイルってこうなんだろうなっていうのはわかっているんだけど、自分にはできないから羨ましいなと思いました。

ーー渡辺さんはピアノをいつくらいに習いはじめたんですか。

渡辺 : 僕は勉強したのが遅くて、習いにいったのが18歳だったんですよ。そのあとダメもとで受けた国立音楽大学に受かったので、そこに通うことになって。

ーー末光さんは名古屋音大出身ですが、ピアノマンにとって、誰かに師事して学ぶということは重要なことなんでしょうか。

末光 : 多分、ピアノは教育を受けないとできない楽器かなと思います。独学ではちょっと限界があるかなって。もちろんジャズとかはわかりませんけど、クラシックなんかは、あとになってやっておいてよかったなと思うことはありますよ。

ーー例えば、それはどういうことなんでしょう。

末光 : 姿勢ひとつとっても「糸でつられているようにピッとして」って言われるんですけど、そのときはわからないんですよ。でも、若いうちに叩き込んでおくと、いろいろ経験値を積んでからわかるんですよね。そういう点が選になって繋がっていくみたいな感じです。
渡辺 : もう、真逆にわかるというか。なんで、あのときやっておかなかったんだろうって(笑)。たぶん建築と一緒で、土台を作っておかないと、その上に立てられないんですよね。立っても歪になっちゃったりする。大人になると、やりたいことが客観的にわかるようになってくるから、自分に技術のない部分もわかってくるんですよ。
末光 : どうしても弾きたい曲があったとき、早いパッセージを弾けなかったりして、その原因がいつまでもわからない。それは、基礎を理解してクリアしていかないと届かないってことなんですよ。それがあとになってわかる。でも、若いと、いきがって、難しい曲、リストとかラフマニノフみたいな曲をやりたいんですよね。基礎もないのに。ぼくはそうやってやってきたから、あとになってバッハとかモーツァルトとかをやっておけばよかったなって思います。

ーーちなみに、末光さんはポップスもお好きだったんですか。

末光 : 子どものころから好きでした。だから聴音でよく弾いていました。当時はテレビとラジオしかなかったので、いいと思う曲があったら、なんでいいのかピアノを弾きながら考えるんです。そうすると近づくんですよね。こういうふうに動けば、自分は好きだって感じるってことを、子どものころに遊んで学んだんです。

ーー渡辺さんもそういう経験はありますか。

渡辺 : ありますね。ぼくはコードから勉強したんですけど、FM7(Fメジャー7)を弾いたときに「なんてキレイなんだ」と思って一日中弾いていて(笑)。音楽に取り憑かれたのはそのときからなのかなって。あと数学的な楽しさ、パズルをといていくみたいな感じ。僕だったらファミコンの音楽を弾いてみたりして、コードを照らし合わせてびっくりしたりとか。そういう経験があるから作りはじめたのかなって。

ーー気持ちよさをみつけて弾いてきたことは、いまの曲にも活きていると思いますか。

末光 : ああ、それはありますね。弾いていて涙が出てくるような曲はありますからね。特にクラシックでは。すごいと思う瞬間がありますね。

ーー自分で弾いてて泣くこともあるんですか。

末光 : あります。自分の歌なのにね(笑)。よくライヴで泣いている女の子とかいるじゃないですか。以前はああいうの見て、よくわからなかったけど、俺42歳の男だけど、いまはそういう瞬間ありますもんね。
渡辺 : そうですよね。いまだに音楽は謎だらけだなと思って。ぼくはバンド畑でやってきたから、ヘタクソだけどすごくカッコいいライヴ・バンドとかを観て、俺には足りないなとか思って。だから、いまSchroeder-Headzをやっているのかなって思いますもん。ピアノ・トリオだけど、ジャズでもないし、クラシックでもなく、ロックでもなく、人間が出す音の不思議さ。コードの響きとかも好きなんですけど、人間が集まってアンサンブルしたときに意外に思ったりする瞬間がやめられないなって。

名声が欲しいからという部分が先にでてきたことはない(末光)

ーーちなみに、末光さんはどのくらいのペースで楽曲を作るんですか。

末光 : 書こうと思って書くんですよ。だから書かないと思っていたら永遠に出てはこないんです。書こうと思えばいつか必ず出てくる感じというか。

ーー今作『色彩協奏曲』はいつくらいから書こうと思ってはじめたんですか。

末光 : 1年くらい前ですかね。ただ、1曲をずっとやっているというよりは、他のものも並行してやっていて、息詰ったら他の曲を進めるという感じで。
渡辺 : ぼくも、バーンって出来ないんですよね。30%とか、ある時期まではそういうのを出せるだけ出して、そっから先はそいけそうなものをピックアップしてどんどん肉付けしていくみたいな感じです。

ーーそうなると、アルバム共通のテーマみたいなものは。

末光 : ないですね。

ーーじゃあ、アルバムという単位に対するこだわりというより、曲を作り続けていて、それをまとめたという気持ちのほうが、言い方として近い感じですか。

末光 : わりとそうですね。確かにこれまでの延長線上にあるものですよね。一個のリリースを基本としてライヴがあったり、いろんなところに行けたり、きっかけになるじゃないですか、ニュー・リリースって。これがないと先に行けないってのがあるので、どうしても定期的に必要なんです。

ーー本作を軸にして次に進んでいくというか。

末光 : 新しいところに進むためのものですね。これをきっかけに新しいものが先にあったりするので、リリースはすごく大事に思っています。

ーーライヴや他の活動と連動しているわけですね。

末光 : バンドだったらそうじゃないかもしれないんですけど、僕はひとりですからね。鍵盤ひとつだから。打ち込みで歌うっていうのも違うなと思っていて、構想しているものが伝わらないんですね。だから最初にこうだっていうものがあって、それをピアノ一本で聴けばそういうバージョンだなと思ってもらえるけど、それがなしだと伝わりづらいなって。

ーー渡辺さんのアルバムに対する気持ちはどういうものですか。

渡辺 : こういう曲をライヴでやりたいなとか、もっとキレイな曲がほしいなとか、そういう単純な理由だったりします。「景色を観てばっと浮かんだんですか?」とか言われるけど、全然違ったりします(笑)。
末光 : いろいろ言っているけど、全部あとづけな気がしますよ。そんなに考えてない(笑)。訊かれると考えて言うんだけど、本当は動いているだけってところが強いのかも。

ーー大元にあるは自分の音楽をしたいという欲求というか。

末光 : 音楽をやりたいっていうところからスタートしていて、その先にいろんな人に聴いてほしいっていうのが出てきくるんですよ。だから、聴かれたいから、というか、名声が欲しいからという部分が先にでてきたことはないと思うんですよね。要は売れてて有名なミュージシャンになりたいってことでしょう?

ーーまあ、そうですね。

末光 : そういうつもりで音楽をやってはいないので。
渡辺 : チヤホヤされたいとは思うんですけどね(笑)。
末光 : (笑)。もうちょっとシンプルに、音楽をしたいって気持ちがある。もちろん、考えることはたくさんありますけど。

ーー変な質問かもしれないけど、音楽をやりたいっていう好奇心に衰えはないですか。

末光 : ないですね。
渡辺 : ただ、歳をとるとなかなか新鮮な気持ちになれなくなって。いろんなことを知っちゃうからだと思うんですけどね。だから、大御所の方は休みの取り方だったり上手だなって。若い頃は突っ走るだけだったんですけど、リフレッシュすることを考えなきゃなって思ったりもします。

あれは僕の命だとか、そういうふうには思えなくて(末光)

ーーせっかくなので、お互い訊きたいことなどあったら質問していただければと思うのですが。

渡辺 : いまの話とも繋がるんですけど、(曲を作るのって)努力の仕方が難しいじゃないですか。一日ピアノの前に座っていてもなにもできないときもあるし、かといって、なにもしないで散歩したからってできるわけでもないし。僕が訊きたいのはそういうときになにしますっていうか。
末光 : いまおっしゃられたみたいに、僕はなにもしないで、音楽から遮断される時期って必要だと思っていて。そういう時期があると、それだけじゃ足りなくなって聴きたくなってくる。そのときにひたすら聴きまくるモードに入るみたいな。そのバランスの取り方じゃないですかね。あと、僕はあまり人の音楽は聴かなくて。J-POPもあまり聴かないし、音楽番組も見ないし、ライヴもいかない。特にピアノが出てくるものは。
渡辺 : クラシックは聴かれますか?
末光 : クラシックは聴くというより、弾くほうが多いので。ピアノニスとに対してはどうしても同族嫌悪があるから(笑)。

ーーそうなんですね(笑)。

末光 : やっぱりライバルというか、悔しいじゃないですか。自分にできないことを目の前でやられていると。早く帰って違う練習をしなきゃとか思うから、ライヴは絶えられないですよね。
渡辺 : それ、僕もあります。

ーーJ-POPを聴かないっていうのはどうしてなんですか。

末光 : 好きな物は別として、そうでないと思ったものは自分の中にいれたくない。
渡辺 : それって音楽的な理由だったりするんですか。
末光 : します。例えば、Gのコードに対して、メロディがミを弾いていたり。Gなのにミを弾いているのは大嫌いなんですよ。F/Gでミが出てくる分にはいいんですけど、それがいまはすごく多くて。音楽理論を無視してやっていることがよく働くこともあるんだけど、不愉快に感じることもあったりして。
渡辺 : ヒップホップとかはそういうのが多くて、それがおもしろかったりもするんですけどね。めちゃくちゃだけど、これは自分にはできないなって。中途半端なときはイラっとしたりもするんですけど(笑)。

ーー逆に、末光さんから質問はありますか。

末光 : 歌うときと、ピアノでメロディをやるときって意識が違いますか。
渡辺 : 違いますね。僕、ベンフォールズが大好きなので、歌うときは、アコギを弾くみたいに弾いちゃっていいんだと思って、こっちの方面いけるかもと始めた口なんで、意識が違うでしょうね。ジャンルの人によってはイヤがるけど、ピアノにエフェクトをかけちゃうとか、普通に新しい楽器とか機材を使うことはある意味健康的かなって。
末光 : ってことは、あまりピアノに愛着がない?
渡辺 : ないのか、どうなんですかね。
末光 : 僕、ないんですよ。楽器だから。ピアノはピアノとしか思えなくて、あれは僕の命だとか、そういうふうには思えなくて。これが壊れれば、次のを買えばいいって感じなの。

一同 : (笑)。

末光 : 好きだけど、自分を投影までしてないというか。一心同体じゃないの。そういうのはあるのかなって。だから平気で壊せるんですよね。
渡辺 : 昔、エルメート・パスコアールっていうブラジルの音楽家が、ライヴで靴を脱いでピアノに入れたりしててかっこいいと思ってマネしたらすごく怒られて。
末光 : レンタルのですか?
渡辺 : ライヴハウスにあるやつです。
末光 : それは怒られますよ(笑)。

ーーそうですよね(笑)。

末光 : ピアノを弾く人がどういうふうにピアノを捉えているか知りたかったんですよ。クラシックの人とかはすごく大切にするので。

ーーお互い音楽をしたいという欲求をストレートに表現している音楽家としての側面がみえて、貴重な対談になったと思います。お二人がどこかで共演されるのを楽しみにしています。本日はありがとうございました。

末光 & 渡辺 : ありがとうございました。

末光篤の過去作をチェック

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LIVE INFORMATION

末光篤「色彩協奏曲」発売記念インストアイベント
2013年11月29日(金)@TOWER RECORDS 新宿店7Fイベントスペース

末光篤 a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH 「Grind Piano Recital 013 ~ Colors Of Concerto」
2013年12月13日(金)@渋谷 duo MUSICEXCHANGE

PROFILE

末光 篤(スエミツ アツシ)

1971年6月4日生まれ 広島県出身 O型 名古屋音楽大学出身

2004年、高セールスを記録したディズニーのロック・カヴァー・アルバム『Mosh Pit on Disney』に参加したことが話題となり、翌年インディーズ・レーベルRhythm REPUBLICより、全曲英詞による1st アルバム『Man Here Plays Mean Piano』を発表。ピアノを叩き付けるような激しいプレイが話題となり、新しいピアノ・ロックのスタイルを確立した。2006年、キューンレコードと契約し、メジャー・デビュー。同年リリースされたデビュー・シングル『Sherbet Snow and the Airplane』がいきなり全国のFM / AMラジオ局およびCS音楽チャンネル合計24局にてパワープレイ及びヘビーローテーションを獲得、続く2ndシングル『Astaire』がTBS系ドラマ「花嫁は厄年ッ!」の主題歌に抜擢され、スマッシュ・ヒットとなる。2007年、4thシングル『Allegro Cantabile』がクラシックを題材にした人気アニメ「のだめカンタービレ」のオープニング・テーマに、続く5thシングル『Sagittarius』が同アニメのエンディング・テーマに抜擢され、オープニング、エンディングの両方を担当し、大きな話題となる。同年3月、メジャー1stアルバム『The Piano It's Me』をリリースし、オリコン初登場18位を記録。この年、リキッドルームにて初のワンマン・ライヴを行い、翌年3月には東京(赤坂BLITZ)、大阪(なんばHatch)、名古屋(CLUB Diamond Hall)の3都市にて、初のワンマン・ツアーを行う。2008年、ベストアルバム『Best Angle for the Pianist』を発表した後、プロデュースワークを中心に活動。2009年に木村カエラに楽曲提供した「Butterfly」が「ゼクシィ」のCMソングに起用され、400万ダウンロードを越える大ヒットを記録。2011年度のJASRAC賞「銀賞」を受賞した。他にも坂本真綾「eternal return」野宮真貴「私の知らない私」渡辺美里「世界中にKissの嵐を」等、多くのアーティストに楽曲提供をしている。2011年、およそ3年振りに本名の末光篤名義でアーティスト活動を再始動。先行配信シングル「Hello Hello」(詞 : いしわたり淳治)を皮切りに、第1弾ミニ・アルバム『Dear Grand Piano』をリリース。2012年、木村カエラに楽曲提供した「Butterfly」をセルフ・カヴァーし、シングルとして発表。4/4には昨年に引き続き、第2弾ミニ・アルバム『From Your Pianist』をリリース。プロデュース・ワークを含め、精力的に活動をしている。

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Schroeder-Headz

クラブ・ジャズとオーガニック・グルーヴを繋ぐオルタナ・ピアノ・トリオ「シュローダーヘッズ」は DE DE MOUSE のライヴ・ キーボーディストとしも知られる渡辺シュンスケによるソロ・プロジェクト。Jazzの世界でよく見られる「ピアノトリオ」という、もっともシンプルかつベーシックなアンサンブル・スタイルを使い、ジャンルにカテゴライズされた、さまざまな音楽フォーマットの枠組から「抜け出してみたい」という試みの実験場。 それは「スマートネス」と「クレイジネス」が同居する新世代のハイブリッド・サウンド。サンプリングやプログラミングに支配された、インテリジェンス・ダンス・ミュージックを含む、現在のあらゆる音楽を、シンプルでスタンダードな「ピアノトリオ」という生のアンサンブルで翻訳~演奏することによって、逆に2010年代以降の近未来に、フレッシュな新しい音楽を響かせることができるのではないか? という思いからスタートしている。2010年にアルバム『ニューデイズ』でデビュー。最新作は、スヌーピーでお馴染みのコミック "PEANUTS"に登場するトイピアノを弾く男の子シュローダーとコラボしたカバー・ミニアルバム『ピアノ・ア・ラ・カルト・フィーチャリング・シュローダーヘッズ』(2011)。

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インタヴュー

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筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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