【WiLL】『WiLL be allright!!』をハイレゾ配信開始&初ワンマンのライヴ・レポート掲載

2016年6月にデビューを果たしたガールズ・グループ、WiLL。「クール&ビューティー」をテーマに掲げ、ダンス・ミュージックをメインにした多彩な楽曲と切れのあるダンスが耳の早いリスナーの注目を集め、地方や台湾といった海外でのロック・イベントに呼ばれるなどアイドルという垣根を超えて活動中である。12月8日にはTSUTAYA O-WESTで1stワンマンを開催。3ヶ月に渡りWiLLに迫る特集を展開してきたOTOTOYではワンマンのレポートとプロデューサーのyUsUkeへのインタヴューを掲載、「WiLL be allright!!」のハイレゾ配信をスタートする。WiLLの歩みはまだはじまったばかり!!

WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第3弾音源を絶賛配信中

WiLL初のハイレゾ音源を独占配信スタート

WiLL / WiLL be allright!!(24bit/96kHz)

【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC

【配信価格】
単曲 200円(税抜)

>>「WiLL be allright!!」のフリー・ダウンロード(mp3)はこちら

LIVE REPORT

2016年12月8日(木)、4人組ガールズ・グループ、WiLLが1stワンマン・ライヴ〈Will Grab Dream〉を渋谷・TSUTAYA O-WESTにて開催した。

WiLLは、つばさFly、DINOSAUR BRAINといったアイドル・グループを輩出した〈MINNA DAISUKI RECORD〉からデビューを果たしたガールズ・グループ。「クール&ビューティー」をテーマに掲げ、2016年6月にデビューしたばかりだ。そんな彼女たちが、わずか半年という速度で約400人を収容するO-WESTでのワンマン・ライヴへと臨むこととなった。

彼女たちは大きなプロモーションをしているわけでもなければ、音源リリースをしているわけでもない。ライヴ活動をメインに自分たちのパフォーマンスを磨くことに主眼を置きながら活動してきた。アイドル・イベントだけでなく、地方や台湾など海外でのライヴ、ロック・イベントに出演するなど、ライヴの実力は確実に向上し続けている。そんななかでの自分たちの舞台がO-WESTとなった。

そうしたライヴ活動と並行して、今回のワンマンに向けてメンバー1人1人のピクチャー・チケットを作り、コツコツと手売りをするなど努力をしてきた。その様子はOTOTOYの連載にて掲載されているが、山手線に乗ってお客さんにチケットを届けにいったり、自分たちのことを知ってもらうためにアイドルになった想いを赤裸々に語ったり、なんとしても初めてのワンマンを成功させたいという気持ちはどこまでも強かった。さらにメンバーの脱退など、決して一筋縄でたどり着いたわけではない舞台。そんな1stワンマンが幕を開けた。

会場が暗転しSEが流れメンバーが登場すると歓声に満ちるフロア。最初に披露したのは「will grab dream」。すると待ちわびたかのように客席からはミックス、コールが起こりエネルギーが会場に溢れた。「みんな一緒にー!!」とメンバーが煽り披露したのは新曲「WiLL be Allright!!」。メンバー1人ずつを紹介するような内容の楽曲で、お客さんも一緒にメンバーの名前をコールしていく。キラキラしたアッパーなエレクトロ・ダンスチューン「TwilightStar」を披露するとMCヘ。

本間美咲

「WiLLの1stワンマン・ライヴにお越しのみなさん、こんばんは。私たちWiLLです。よろしくお願いします」と述べた後、簡単に自己紹介をすると、OTOTOYでも配信中の「wherever you go」「fallin’」を披露。2曲を歌い終えると、ステージ上には坂本愛里が1人になりソロ曲「朱い月」を歌いはじめた。これは自身のピクチャーチケットを50枚販売することで達成したもので、この日のためにプロデューサーのyUsUkeが書き下ろした楽曲だ。マイナー調のバラード曲で、サビでは坂本が全身全霊を使って歌い上げた。

坂本愛里

同曲を歌い終えると、本間美咲が登場。同じくピクチャー・チケット50枚販売を達成したことで本間が叶えたのは、坂本とのユニット曲。同じく書き下ろされた楽曲名は「ほうれんそう」。〈忘れちゃいけないのはほうれんそう 守らずして言い訳は許されない〉という意味深な歌詞とは反するようにコミカルな曲調が特徴的で、曲中にはお菓子、飴を客席に投げ入れるなど大きく盛り上がった。

左から、本間美咲、坂本愛里

「WiLLの(ピクチャー)チケットが50枚売れたらやらせてもらえる企画がありまして、うねちゃんが地元栃木への凱旋ライヴ、なぎちゃんがはっぴの受注、私たちはソロ曲の披露と、みなさんのおかげで私たちのお願い全部叶いました。ありがとうございます。そしてここで、折り返し地点に入りました。後半戦もまだまだまだ盛り上がる準備できてますか?」と投げかけると、大きな声援で応えるお客さんたち。

凪原亜季

明るくハッピーな楽曲「Bring! Bring! Bring!」、タオルを回して客席とともに盛り上がる「サマーブリーズ」を経て、最後の3曲は「StartingOver」「DAYS」「君がいる世界」とじっくり聴かせるような楽曲でライヴ本編を歌い終えた。

采澤彩香

「あっという間に1stワンマンライヴ終わっちゃいましたね。みなさん楽しんでいただけましたか? 私たち、まだデビューして5ヶ月なんですけど、これからもっともっと、もっともっといろんなところに、大きいステージに立っていこうと思いますので、これからも応援よろしくおねがいします。本当にありがとうございました」

当然のように起こるアンコール。しばらくの拍手を経て、ステージ上にスクリーンが降りてきて映像が流れると「別れの季節」という文字が。一瞬会場が騒然としたが、それはWiLLの卒業ソングのことで、初のシングル・リリースであることが示されると、会場からは大きな拍手と声援が飛んだ。また新ビジュアルの公開、WiLLのROCKモード解禁が発表されると、さらに会場の熱があがった。

再びメンバーが登場すると、そのまま新曲「Let It Out」を初披露。ハードで力強いエレクトロが印象的なロック・チューンに大盛り上がりを見せた。そして「みなさんアンコールありがとうございます。これで、泣いても笑っても最後の曲になりました。最後の曲、盛り上がる準備できてますか?」と問い、この日2回目となる「will grab dream」を披露した。

「みなさん、アンコール本当にありがとうございます。映像のほうでも発表があったんですけど、来年3月28日に「サクラリフレイン」っていう曲と、さっき1曲目にやった「Let it Out」って曲が両A面シングルとしてリリースが決定しました!! やばーい。やっとCDが出る!」とメンバーも大喜び。ワンマン・ライヴの記念にお客さんとともに写真撮影をし、最後に1人ずつ挨拶。こうして初めてのワンマン・ライヴは幕を閉じた。

「デビューして5ヶ月で、こうやってワンマン・ライヴができたり、CDデビューできるのは全部みなさんのおかげだと思っています。これからももっともっと応援したいと思わせられるようなアイドルになれるようみんなでがんばるので、応援よろしくおねがいします!ありがとうございました」(采澤彩香)

「いつも、みんなのことをハゲとかデブとかATMとか言ってすいませんでしたー! でもみんなのことが大好きです。本当にありがとうございました」(凪原亜季)

「みんな、ありがとう。大好きです。坂本愛里でした。ありがとうございました」(坂本愛里)

「みなさん、今日は風邪をひかないように気をつけて帰ってください。本当にありがとうございました!これからも応援よろしくおねがいします。本間美咲でした」(本間美咲)

取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希

WiLL 1stワンマン・ライヴ「Will Grab Dream」
2016年12月8日(木)@TSUTAYA O-WEST

セットリスト
1. will grab dream
2. WiLL be Allright!!
3. TwilightStar
4. wherever you go
5. fallin'
6. 朱い月
7. ほうれんそう
8. Bring!Bring!Bring!
9. サマーブリーズ
10. StartingOver
11. DAYS
12. 君がいる世界
13. Let It Out(新曲)
14. will grab dream

INTERVIEW : yUsUke(WiLLプロデューサー)

ーー初ワンマンを振り返ってみて、プロデューサー視点から感想をいただけますでしょうか。

yUsUke : 結成からワンマンまでは彼女たちが自分たちで考えて、自分たちでどう動いてやるかっていうところを、わりと放任して見ていた部分もあったのですが、あの日は今彼女たちができる限界のパフォーマンスを見せられたと思います。だからこそ見つかった課題ももちろんあって、歌にしてもダンスにしてもMCや煽りにしても、梃入れすべき点と、そのまま伸ばしてあげる点。次の段階に引き上げるためにやらなくちゃいけないことは見えてきました。シンプルな感想としては、あの日あれだけのお客さんが集まってくれたことに対しての感謝の気持ちしかないです。CD未リリース、派手なプロモーションを打っているわけでもない中、あの日集まってくださった人たちは、彼女たちの人間性、もしくは僕がやっていきたいと思っているグループ像に何かを感じ取ってくださっている人たちだと思ってるんです。そういった人たちが平日にもかかわらず、関東はもちろん、地方から、さらには台湾、韓国といった海外からも来てくださいました。応援してくださっている方に何を返していくか。それは良い楽曲制作、良いエンターテインメント制作をしっかりとしていくということだと思ってます。

ーーライヴ直前まで楽曲制作に追われていましたが、ソロ楽曲はどのようなテーマで書かれたのでしょう。

yUsUke : 坂本の対談の時に少しお話したと思うんですが、坂本がソロで歌いたかったことと、僕自身が歌わせたかったことに大きなズレがありまして(苦笑)。結果的には、最初に僕がイメージしていた通りの暗いバラードになったわけなんですけど。あの曲自体は元々自分のストックの中にあった曲で、それを坂本のイメージに合わせて肉付けしていった感じです。歌詞に関しては、デモ音源を坂本に聞いてもらって出てきたワードを、また更に連想ゲームのように僕が歌詞にしていった感じです。ライヴを見ていてグッと来る瞬間があったので、バラードにした判断は間違ってなかったのかなと思います。坂本と本間のユニット曲に関しては、弾けた曲がやりたいっていうリクエストをもらってたんで、これもストックの中から出しました。歌詞は坂本に書いてもらったんですが、日数のない中で突然歌詞を書かされることになったことへの不満や批判を僕に向けて皮肉った内容になってるみたいです(笑)。

ーーアンコールで「WiLL、Rockモード解禁」と発表がありました。どのような経緯で、どのような方向に向かっていくのでしょう。

yUsUke : これはWiLLがというよりは、僕自身のバックグラウンドの話になるんですが…。バンド時代、エモやラウドに傾倒したバンドでギターを弾いていたせいで、いわゆるロック・ギタリストのイメージを持っている方が多いと思うんですが、実は最初に触った楽器はピアノだったり、中学高校時代は完全にシンセ小僧だったんですよ。並行して行っているWiLL以外のアイドルの楽曲制作は、そのほとんどがロック系のものですし、当初WiLLは他のグループとは切り離したいという目論見がありました。WiLLをスタートするにあたって最初の頃に作った楽曲群にギターが入っていないのはそのせいです。テクノ、トランス、EDM的なサウンドでクールでカッコいいサウンドを目指そうと。5ヶ月で11曲用意したんですけど、自分の中で転機になったのは8月くらいにライヴで発表した「君がいる世界」です。この曲は元々5年前からあった曲で、過去に何人ものシンガーの子が歌って下さってたんですが、WiLLでやるにあたって元々ロック曲だったのをWiLL用のエレクトロ・サウンドにリアレンジしたんです。ライヴでやることが多い楽曲なので、盛り上がりはするんですが、やはり個人的には元のロック・アレンジの方がしっくり来ると思ってて。ワンマンまでの間に自分の中でもその先の方向性に関していろいろ葛藤はあったんですが、ロックもエレクトロもどちらもできるのにどちらかに絞ることは、自分にとってもWiLLにとってもやはり損なことだと改めて思い始めたんです。結果、ワンマンの本編最後にやった「君がいる世界」は過去のロック・アレンジを元に、WiLLがやってきたエレクトロ・サウンドを取り入れてWiLLのこれから目指すサウンド感を表現することができました。それは新曲「Let It Out」にも繋がっていくんですが…。

ーー新曲2曲はどのようなテーマで書かれたのでしょう。

yUsUke : 今回のワンマンで披露させていただいた新曲は「WiLL be allright!!」と「Let It Out」の2曲なんですが、「WiLL be allright!!」の方は分かりやすい自己紹介曲ですね。厳密に言うと1人のメンバーを他のメンバーが紹介するので他己紹介になるんですが。初めて観た人がメンバーのキャラや名前、顔を覚えてもらえるように歌詞もコミカルになるように工夫しました。サウンド的にはかなりPOPよりのキラキラしたロックでオーソドックスなサウンドになってます。今回OTOTOYさんでハイレゾ音源のリリースをさせていただいたので、是非DLしていただいて、歌詞に耳をすませて聴いて欲しいですね。もう1曲アンコールで披露させていただいた「Let It Out」ですが、先ほど話したテーマでもあるロックモード解禁ということでロック色強めの楽曲になってます。とはいえラウドなギターリフや、ギター・ソロなどがあるわけでもなく、シンセフレーズを歪ませたり、なるべく耳に残りやすい尖った音色をセレクトしたりと、他のアイドル・グループのロック曲との差別化をかなり意識しました。ラウド・ロックを軸にシンセ・サウンドをプラスするといった考え方が最近のバンドでもロック・アイドルでも主流だと思うんですが、今回の楽曲はその逆の発想ですね。Bメロのリフトアップや間奏なんてもろにEDMって感じだと思うんですけど、EDMサウンドを基に歪んだギターをプラスしていくことで他とは違ったサウンドを作ることができたと思います。こちらの楽曲は来年、未発表曲の「サクラリフレイン」と共に両A面シングルとしてリリースするので楽しみにしてもらえたらと思っています。

ーー初ワンマンを終え、次に向けても目標はどこに定めているのか教えてください。

yUsUke : まず1つは来年のデビュー・シングル・リリースですね。そこで沢山の人に知ってもらえるチャンスあると思うので、まずはCDを多くの人に知ってもらう為の作戦が必要になってくると思っています。もう1つは皆さんも気になってると思うんですが、2ndワンマン・ライヴです。1stワンマンに沢山の方が来て下さったとは思いますが、目標としていた動員には届いてなかった。次の会場など、もちろん頭には浮かんでますが、まだ少し悩んでいる部分はあります。そのあたり、そろそろ決めていかないといけないんですが(苦笑)。ただサウンドに関しても運営方針に関しても、良いものを作るという軸さえしっかりしていれば、あとは柔軟に対応していければとは思っています。

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WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第1弾音源を絶賛配信中

WiLL初のハイレゾ音源を独占配信スタート

WiLL / wherever you go(24bit/96kHz)

【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC

【配信価格】
単曲 200円(税込)

>>「wherever you go」のフリー・ダウンロード(mp3)はこちら

WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第2弾音源を配信開始

OTOTOY独占ハイレゾ配信スタート

WiLL / fallin’(24bit/96kHz)

【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC

【配信価格】
単曲 200円(税込)

>>「fallin’」のフリー・ダウンロード(mp3)はこちら

PROFILE

WiLL

WiLLはダンス・ミュージックをメインに、cool&beautyをコンセプトとしたダンス&ヴォーカル・グループ。グループ名のWiLLは世界(World)に向けて、ヤバくカッコいい(iLL)グループになるという意味を持つ造語。あわせてWill(意思)という意味も持つ。2016年春活動スタート。

>>公式HP

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by 西澤 裕郎
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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