2ヶ月連続リリースのミニ・アルバムをHQDで配信開始
日本のセントラル・シティー、名古屋ストリート発のスリー・ピース・ジャム・バンドTWO FOURが、 『Triangle Jam Theory SIDE A』『Triangle Jam Theory SIDE B』と名付けられた配信限定ミニ・アルバムを2ヶ月連続でリリース! まずは『Triangle Jam Theory SIDE A』を、高音質のHQDヴァージョンでお届けします。ブルース、ヒップ・ホップ、カントリーやサーフなどを昇華したグルーヴと、幾多のストリート・セッションから生まれた独自のラップとも語りとも言える歌で、たちまちピースフルな空間を創り上げる彼ら。ピーカンの真夏日に聞くのも、ちょっと切ない夏の終わりに聞くのも良し! ゆらゆらとサウンドに酔いしれてみてはどうでしょう?
TWO FOUR / Triangle Jam Theory SIDE A 1. Sparkling Hour
2. スニーカーブルース
3. ならそう
4. Park Jam
5. Think of LG-1
6. ダンス ダンス ダンス(2011ver.)
ファイル形式 :
右) mp3 / wav(16bit/44.1kHz)
左) HQD(24bit/48kHzの高音質wav)
★『SIDE B』は9月7日発売!
収録曲 : 1. Street Poet / 2. Ready for the blue... / 3. Clappers delight / 4 Coast to coast / 5 Stardust ~あの娘を照らすのさ~ / 6 ステイフレッシュ(2011ver.)
生活とパーティーがゆらめく
名古屋の中央通りにある噴水公園。そこでは第2週と第4週の夜にミュージシャンたちが集まり、ジャム・セッションを行っていた。第2週と、第4週? そう、この場所からTWO FOURは始まった。ブルース、ヒップ・ホップ、ファンクやサーフをかけ合わせ、見事に彼ら独自のポップ・ミュージックを生み出している。変に気をてらった部分もなく、まずは自分が心地よいと感じる音を探し、鳴らし、かけあわせていく、ジャム・セッションからではないと生まれない様な自由なサウンドだ。彼らがあまりにも素直だから、私も素直に体を揺らして聴いてしまう。
彼らについて知ったのは新宿MARZで毎月深夜から朝にかけて行われるロック・パーティー、FREE THROWの連載記事にて、主宰DJのタイラダイスケ、弦先誠人、神啓文がおすすめバンドにTWO FOURの名を挙げていたのがきっかけだった。TWO FOURを古くから知る彼らの話によると、結成後、一時期は勢いを持っていたが、その後メンバーが2人抜けてしまいバンドの活動は停滞してしまったという。今はそこに一人メンバーが加わり、3人で活動を再開させた。神啓文は彼らについてこのように話していた。「さらっと聴けるんだけど、実は諸行無常を歌ってる。」
一曲目「Sparkling Hour」は軽快で甘く刺激的、かつ上品。タイトルのままではあるが、まさにシャンパンのようにパーティーに華を添えるにはもってこいの楽曲だ。楽しさがはじけ飛んでいる歌詞も、ちょっとよれよれなラップも、陽気な酔っ払いのようで、聴いているこっちがほろ酔いになってくる。特別な夜に浮足立つ高揚感。こんな感じでずっと続くのかと思いながら聴いていると、「スニーカーブルース」「ならそう」と、真昼間の生活の中で芽生える思考を映しだしたような歌詞の曲が続いた。「スニーカーブルース」では、「レコードカセット MD CD MP3 入れ物が変わる」「変わらないモノがあるとするなら/踊れるか踊れないかって事さ」と、変化し続ける音楽業界への思いを乗せ、そこに変わらない自分の芯となるものを伝えている。曲調も、街の日常を眺めながら足元を確かめ歩くように、ゆっくりと、どっしりとしている。
先ほど、彼らがすごい勢いで実力と人気を得ていった時期があったと書いたが、その頃だろうか? 彼らは一度上京するか否かを考えたことがあると聞いた。しかしやはり地元、名古屋で活動を続けることを選択し、今に至っているという。今作『Triangle Jam Theory』はSIDE A、SIDE Bに分けてリリースされる。つまりは、もう一度彼らを取り上げる機会があるということだ。その際にはインタビューで詳しく話を訊きたいと思う。上京してきた者としては、そのドラマがどう音楽に反映されているのか、気になるのだ。(text by 水嶋美和)
ダンス! ダンス! ダンス!
アナ / HOLE
サンプリング・ミュージックからの発展を遂げたダンサブルなサウンド・アレンジ、センチメントな唄心、真っ直ぐ染み入る歌詞、そしてカラフルなハーモニーがこれでもか! と押し寄せる。踊れるのに切ない、珠玉のエレクトロニック・ポップ・ミュージックが誕生。
i GO / LOVE & BEER
ぐるっと回って着地したのは愛とビールで溢れたドラマチック・シティー! メンバー脱退を機にバンド観を再構築、流行を遮断、時代に背を向け、自らのストロング・ポイントを突き詰めたキャリア史上最もビールが進むアルバム『LOVE & BEER』完成! パンク・ロックの偉人へのリスペクトをモチベーションに、より深い情熱を注いで録音した全10曲!
Nabowa / Nabowa
SOIL&PIMPSESSIONSの元晴を迎えたメロウなNabowa風ラテン・ジャズやジャズ・ギターのスケールを大胆に取り入れたアグレッシヴなジャム・チューン、更には、ACO、NAOITO(KINGDOM☆AFROCKS)をヴォーカルに迎えた本作のハイライト2曲など、実にヴァラエティに富んだ充実の内容。2年振り、渾身のセカンド・アルバム。
LIVE SCHEDULE
2011年8月12日(金)@長野 Live House J
w / ヒサシ the KID(THE BEACHES) / ARAI(KILLER TUNE) / PION(MAGIC NUMBER) / YASSAN
2011年8月14日(日)@名古屋 栄Apple store
“Triangle Jam Theory”リリース記念 インストアライブ
2011年8月21日(日)@名古屋 新栄 Club Rock’N’Roll
i GO『LOVE & BEER』 & TWO FOUR『Triangle Jam Theory』合同レコ発ライブ
w / i GO / NOT REBOUND
2011年9月17日(土)@新宿LOFT/新宿LOFT BAR STAGE/新宿MARZ/新宿Marble/新宿Motion
☆4会場5ステージ往来自由
2011年9月23日(金・祝)@新宿MARZ
TWO FOUR presents“SHOWDOWN”FES!
w / アナ / 鴨田潤(a.k.aイルリメ) / キム.ウリョン(ex-cutman booche) / 夕暮レトロニカ / MOROHA / AWAYOKUBA …and more!
DJ / FREETHROW
PROFILE
日本のセントラル・シティー、名古屋ストリート発、Vo.Gt、Ba、Drのスリー・ピース・ジャム・バンド。幾多のストリート・セッションから生まれた独自のラップとも語りとも言える歌と、愛嬌のあるミニマルな生音グルーヴは全国のアルコール片手のパーティー・ピープル達をシンガロングでピースフルな空気に酔わせている。ブルース、ヒップ・ホップ、カントリーやサーフなどを独自に昇華した彼らのグルーヴは必踊の価値あり!!