THE WOMBATS / Proudly Present…This Modern Glitch
ゲスト・ミュージシャンにデイヴ・ナヴァロ(ジェーンズ・アディクション)が参加! さらに、リッチ・コスティー(ミューズ、フランツ・フェルディナンド他)、ジャックナイフ・リー(U2、スノウ・パトロール、ブロック・パーティ他)、エリック・ヴァレンタイン(スラッシュ、グッド・シャーロット他)を起用。超敏腕ジョン・ヒル(M.I.A.他)もプロダクションに参加。アルバムのジャケット写真はピンク・フロイド作品で有名なストーム・ソーガソン(元ヒプノシス)が担当。
OTOTOYではボーナス・トラック8曲入りの日本盤をmp3、wav音源で配信!!
【Track List】
01. Our Perfect Disease / 02. Tokyo(Vampires & Wolves) / 03. Jump Into The Fog / 04. Anti-D
05. Last Night I Dreamt / 06. Techno Fan / 07. 1996 / 08. Walking Disasters / 09. Girls/Fast Cars
10. Schumacher The Champagne / 11. Avalanche ※ / 12. Wonderful Distraction ※ / 13. How I Miss Sally Bray ※
14. Valentine ※ / 15. Dear Hamburg ※ / 16. A Robot Like You ※ / 17. Shock Goodbyes And P45's ※
18. Tokyo (Vampires & Wolves) [autoKratz Koenji mix] ※
※印が付いているトラックは日本盤のみのボーナス・トラックになります。
カラフルにフロアを彩るダンス・ポップ・ミュージック!
良質な音楽を世界中から集め発信するレーベルHostessより、新たな洋楽作品が届いた。彼らの名はTHE WONBATS。イギリス、リバプールにて結成された3ピースのダンス・ロック・バンドだ。06年にリリースされた7インチ・シングルはたった3日間で完売。07年にリリースされたデビュー・アルバム『A Guide to Love,Loss and Desperation』は自国イギリスで30万枚を超えるヒットを生み出しプラチナ・アルバムを獲得した。そして4月に発表されたセカンド・アルバムとなる本作は、全英アルバム・チャート初登場3位。まさに今、イギリスを最も沸かしているバンドのひとつだと言えよう。
耳の肥えた英国の音楽ファンたちに、なぜ彼らの音楽はそこまで熱狂的に受け入れられているのだろうか。その大きな理由の一つに過激すぎるほどのキャッチーさが挙げられる。ミラー・ボールのように色とりどりに変化する音色に、視界に差し込むレーザー・ビームのような電子音、ヘッドフォンから聴こえる重たいキックから感じられるのはフロアの揺れ。単純明快で良質なこのダンス・ミュージックは聴く者に考える余地すら与えないほどアッパーでハイなテンションにさせてくれる。しかし敢えて逸る気持ちを抑え、冷静に彼らの音楽に耳を寄せてみると、その電子音の一つ一つは実に古臭く、Earth,Wind & Fireが70~80年代で描いたような未来への明るいときめきを追い求めているのがわかる。しかしその合間に素直に感情を吐き出す真っすぐなロックも感じられる。ダンス・ミュージックとロック、中和されず混在しているのが彼らの最大の魅力ではないだろうか。なんと今作、日本盤のボーナス・トラックとして8曲が追加されている。2曲目のタイトルは「Tokyo(Vampire and Wolves)」。まだ来日の予定は経っていないが、彼らが描いた電子音溢れるデジタル・シティ「Tokyo」で東京の人々が踊りはしゃぐ日もそう遠くはなさそうだ。(text : 水嶋美和)
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PROFILE
THE WOMBATS
マシュー・マーフィー(Vo、G、Key)、ダン・ハギス(Dr)、トード・オーヴァーランド・クヌーゼン(B)によって英リバプールで結成された3ピース・ロック・バンド。06年に発表した7インチ・シングルはたった3日間で完売。07年のデビュー・アルバム『A Guide to Love,Loss and Desperation』はUKで30万枚を超えるヒットとなりプラチナ・アルバムを獲得した。今年4月に発表した2作目となる本作は5/7付の全英アルバム・チャートで初登場3位の快挙を達成した。