石橋英子とOLAibiが新作をリリース! 記念鼎談が実現!
前作『imitation of life』から間を空けることなく、クラッシック、ジャズのエッセンスも含んだシンプルなピアノ・ソロ・アルバム『I'm armed』をリリースした石橋英子。そして、パーカッショニストが奏でる音楽でありながら、今回新たに実験的かつ室内楽的で密室性の高いテイストを組み込んだ3年振りのサード・ソロ・アルバム『new rain』をリリースしたOLAibi。今回は両者のリリースを記念して、スティール・パン奏者のトンチを迎えての3者鼎談を開催。3者に通じる“音楽観”を読み解いてほしい。
海を渡り、時を越える、現代ピアノ・ソロの新たな名作
石橋英子 / I'm armed
【販売価格】
単曲 200円 / 1,650円
シンガー・ソングライター、マルチ・プレーヤー、プロデューサーとして活躍する石橋英子のキャリア初となるピアノ・ソロ・アルバム。ラヴェルやECMレーベルの諸作に通じるクラシックやジャズのエッセンスを含みながら、誰にも愛される独特のポップ・センスに溢れた名盤。
3年振りの新作は、オーガニック・スタイルのミニマル・ミュージック
OLAibi / new rain
【販売価格】
単曲 150円 / 1,650円
【参加アーティスト】
高木正勝 / カヒミ カリィ / 加瀬亮 / ハナレグミ / オオルタイチ / ウタモ / AyA(OOIOO) / 川村亘平 / 濱元智行 / マーク・ボスウィック(ジャケット)
ボアダムズのYoshimi率いるバンド、OOIOOのドラマー、パーカッショニスト、OLAibiの前作より3年振り(2012年時)となるサード・アルバム。フリーフォームなドラミング、アーシーなビート感と繊細なエレクトロニクス・サウンドが交差する。
トンチの臨場感溢れるライヴ・アルバムも発売中
トンチ / おたから発売記念ライヴ-ほとんどCD全部再現しますツアー 東京編-
【配信形態】 1) DSD+MP3>>>DSDの聞き方はこちらから
2) HQD(24bit/48kHz)
【価格】
1) DSD+MP3 : 1,500円(まとめ購入のみ)
2) HQD(24bit/48kHz) : 1,500円(まとめ購入のみ)
5月1日に六本木Super Deluxeで行われた「-ほとんどCD全部再現しますツアー 東京編-」でのライヴを高音質DSDで収録。MCやメンバー紹介(石橋英子、YTAMO、山本達久、須原敬三らが参加)も余すことなく収録した、臨場感溢れるライヴ・アルバムをOTOTOY独占で配信。
>>>トンチの特集ページはこちら
記念鼎談 : 石橋英子×トンチ×OLAibi
石橋英子、OLAibi、トンチ。この3者に共通するのは、女性であるということ。そして、シンガー・ソングライターという枠でも、アイドルという枠でも、バンドという枠でも捉えられない点。さらに、3者とも、打楽器のようなトライバルで自由度の高い手法で、自分自身の根源に向かいあった作品を世に問うてきた点であろう。そう考えたOTOTOY編集部は、今回この3者の鼎談を企画した。しかし、そこから見えてきたものは、“世に問う”というような批評性というよりも、自分に向かい合うことが、結果的に批評性を持ったという重要な点であった。当日の様子はといえば、3人ともお互いを意識しすぎてか、恥ずかしがりながら話をするという和気あいあいモード。しかし、ここぞというところでは、それぞれが本音で思ったところを語ってくれた。3人が話している情景を思い浮かべながら、本インタビュ―をお読みいただければ幸いだ。
インタビュー & 文 : 西澤裕郎
原稿協力 : 梶原綾乃
1人でものを作ることって、すごく深く潜っていく作業(石橋)
——3人の付き合いは長いんですか?
トンチ : 3人ともが知り合ってからは、4年くらいだよね。Ai(OLAibi)ちゃんと仲良くなったことがきっかけで、うちは東京に出てきたんですよ。で、Aiちゃんの家の近所に住むことになり、東京初か2回目くらいのライヴで、えーたん(石橋英子)と一緒になって。その時セッションもしていないのに、なぜか連絡先交換して、いきなり遊び始めたんです。だから、一緒にライヴっていうよりも、いきなり遊び始めた2人なんですよ。
——そうなんですね(笑)。OLAibiさんは石橋さんとセッションはしたことがあるんですか。
OLAibi : えーぴん(石橋英子)とはレーベルが一緒なんだけど、実は演奏したことないんだよね。
石橋 : そう、そうなの。
——これだけ親しい感じでも一緒に演奏はしてないのは意外ですね。
OLAibi : たまにライヴに誘ってみたりとか、誘われたりとかするんだけど、ちょっと何か恥ずかしくて。
トンチ : 親戚のような恥ずかしさですね。家族にばったり会っちゃったみたいな感じ。
OLAibi : たまにまじめな顔でライヴをやっているのを観て、木陰から笑うみたいな(笑)。
石橋 : そうだね。そういう意味で3人とも意地が悪いのかもね(笑)。
トンチ : でも、ほんまにかっこいいねんな。
OLAibi : そうそうそう。みんな素敵だと思ってるんだけど、言いづらいみたいな。
トンチ : 本人に直接言うのがもうちょっと言いづらいくらいの感じ。
——逆に近すぎて恥ずかしくて、一緒にやるのがちょっと恥ずかしいんですね。
OLAibi : ちょっと恥ずかしいかな。背を向けてみんなでライヴとか、そういうのがいいかもね(笑)。
——一緒にセッションをやっていないとのことですが、それぞれの新作が出たらこっそり聴いてるんですか。
トンチ : いや、がっつり聴いてます。死ぬ程聴いてます。本人にあんま言いたくないけど、曲とかむっちゃ覚えてますから。
——今作は聴きましたか?
トンチ : 聴きました。(2人に向かって)あ、ごめん聴いたで。
石橋 : ごめんって言われた(笑)。
——(笑)。じゃあ、トンチさんに感想を聞いてみましょうか。
トンチ : いや、それが一番質問されたら困るんですよね。まだもっと聴き込んでから…。
OLAibi : 今ね、頭の中で考えてるよ「なに!? 聴いてないのに! 」って(笑)。
トンチ : うるさいなー! 聴いたって言ってるやん(笑)! 聴き込んで、聴き込んで、それぞれの作品への思い入れが出てくるから、今作はそれに比べるとまだ聴き込む量が足りていなくて。でも、英子さんとAiちゃんの共通点だったら言える。2人の共通点は多分、「汁が出ている感じ」。「出汁」? だし? だしが出てもうて、その味がおいしいけど、その出汁の味はそれぞれ違うみたいな。
——要するに、それぞれの本質的な部分が「出汁」ということですよね。石橋さんはどうですか。
石橋 : なんか、いっぱい色んな人が参加しているのに、すごいパーソナルな感じがしたし、密室で作ってるような感じがしました。なんとなく私が知っているAiちゃんはそんなに社交的な方ではないなと思って(笑)。
OLAibi : そう。一瞬社交的に見えるでしょ、ゲストとかもいっぱいいて。
石橋 : でも、音を聞いたら、色んな人が参加しているにもかかわらず密室感があって、ひとりぼっちな感じがした。それが私にとって、身近な感じがしましたね。やっぱり、特別なものがあるからこそ、社交的になれないのであって。社交的になれないから、こうなったというよりかは、特別なものとか強いものがあるから、社交的になってなくても活動を続けてたら、つながる人が自然に出てくるんじゃないかな。
——なるほど。では、石橋さんの作品についてはどう思いましたか。
OLAibi : いつもまわりに、一緒に音楽やってる人がいっぱいいるイメージがあるんだけど、作品を聴くと、すごくいい意味で「個」というか。個人の個であり、孤独の弧であったりとか。「個」だからこその美しさはすごい感じてて。外にとっ散らかってる音楽だと1回聴いたら飽きちゃうんだけど、英子ぴんのものは、お気に入りの家具というか。すごい気に入ってるソファーとか、そういうイメージ。
トンチ : 聴く自分の状況によって、聴けば聴く程、新しい音が聴こえるんですよね。世界がいろんな角度から見れるというか。良い出汁やから素材が活かされて… 美味しんぼみたいになってる(笑)。Aiちゃんと英子さん2つの作品を交互にかけて聴いてたんですけど、映画みたい。めっちゃ綺麗な映画音楽を聴いているような感じだったんです。みんなで聴くよりも、1人でいるときに聴きたい音楽だなっていうのを、すごく感じました。
OLAibi : 英子ぴん、すごいリリースの期間が短かったのは、すぐにパッと思い込んだから?
石橋 : 「ピアノのアルバム、出しましょうか」みたいなお話を前からもらっていて、「じゃぁやりましょうか」って。
OLAibi : そっかそっか。じゃあ終わってから、「今度はこういうのにしたい」ってやったわけじゃなくて。
石橋 : そうそうそう。曲も、少しづつ溜まってきたのがあったりして。
OLAibi : それがすごいなぁって思って。言い方は悪いけど、簡単なアルバムになったりしがちなところが、そうじゃないっていうところにすごい感動して。
石橋 : 1年間で1つの作品だけっていうのは自分にとっては足りない気がして。自分にとっては短いスパンで出したというよりかは…。
OLAibi : 別行動みたいな?
石橋 : そうそうそう!
「生産者の顔が見える」ことが1番いい
——OLAibiさんの場合はひとつのことにとりかかったら全力で作り上げるということでしょうか。
OLAibi : 変な例えかもしれないですけど、排泄作業みたいな感じだったんですよ。「人に聴かせる」というんじゃなくて「トイレに行く」なんですよ。人とやるときには、映画監督みたいな役割を、一人遊びの中で演じている。その中で、「こんな声があったらいいな」とか、思い浮かんだ方に、やってもらいたいって思った。
石橋 : 1人でものを作ることって、すごく深く潜っていく作業だから。実際に人と付き合ってものを作り上げていくとなると、手を伸ばす形になるから違う作業だと思うんですよ。そしたら、作品を作るっていうときに「なぜ人に聴かせるか」っていう疑問がわいてきて。そこの壁って大きい。潜っていく作業と、排泄して自分の営みの中でやってることを、人に聴かせるってことは。
——ああ、聴かせなくてもいいんじゃないかっていう。
石橋 : 昔はそう思ってたんですよ。そこの壁は最近ないんですけど、基本的にはあるんですよ。作っているときって、別に人に聴いてもらいたい、身近な人には好きになってほしいなって思うけど、別にそんな不特定多数の人に気に入ってもらいたいつもりで作ってないから。そこの葛藤といろんなことが入り雑じってひとつの作品になってると思う。Aiちゃんもいろんな葛藤があると思うし。
——今回の石橋さんの場合は完全に1人で潜っていく作業ですよね。ソロなので。
石橋 : そうですね。でもね私、録ってから3ヶ月くらいほっといてたんですよ。ほっといた後、即興で録った作品を自分で編集したりとかして。どっちかっていうとそういうディレクションみたいな感覚でしたね。編集作業は自分の作品を外側からみて、作品にする。CDを出すために考えた作業だったんで、また潜ってく作業っていうのは違うかもしれない。
——なるほど。ちなみにその溜まったものを潜って出すじゃないですか。それが形になるってことは自分以外の人が聴いたり、それが見られるわけじゃないですか。それに対して気恥ずかしさじゃないですけど、そういうものは感じますか。
OLAibi : こればっかりはね、仕方ないですね。出しておきながらおかしな話だけど。なんかちょっとね、もうそこは切り離して考えるとして。本当は「生産者の顔が見える」みたいなことが出来るのが一番いいけど、それが出来ずに広がっていくのが良いことでもあるから。そこに関しては後追いをするつもりはないけれども。
——石橋さんは、世に作品が出る時、どういう気持ちでいらっしゃるのでしょう。
石橋 : リリースした時には、制作期間とかなり離れちゃってるんで、正直もう忘れてるんですよ。次の作業していることが多いからそのことで頭がいっぱいですね。
——このお3方は、アウト・プットの形が違うかもしれないですけど、ドラムだったりとかパーカッションだったりスティールパンを叩くとか、ちょっと原始的な部分で共通していると思うんですね。既成の楽器に頼りきるわけでなく、自分でコントロールできる形で鳴らしている部分は、自分で何かを創造していきたいっていうような気持ちがあるんじゃないですか。
石橋 : そこはそれぞれ違うかもしれないですね。私は楽器興味ないんですよ、あんまり。私は「楽器はこれじゃなきゃだめ」みたいなことはなくて、実際ドラマーだったけど、スネアとか持ったことなかったし、スティック3本しか持ってなかったし。
——決してそのヴィンテージのものだからいい音が出るというか、そういう認識ではないということですよね。
石橋 : もちろんいい音が出るんでしょうけど、結局、鳴らす人の音がすることが一番大事なのかなって思います。もちろん、良い楽器は良い音が鳴ると思いますけどね。
OLAibi : 私も結構何でも良くて、楽器は。音も3音くらいあれば良くて。聴いている人はつまんないだろうなって思うけど、3音くらいでアルバムとか作れたら楽しいなって思ってて。
むちゃむちゃ2人の音楽好きなので(トンチ)
——それは面白いですね。あと、今後一緒に共演してみたいとかってことは思ったりしませんか。
トンチ : もちろん。一緒にライヴさせてもらったこと何回かありますけど、それは死ぬほど楽しいですし、したいです。何があれかというと、お互い面と向かって自分たちがソロでやってるライヴを観て、本人の前で本当に思っている感想言うのが気恥ずかしいっていう。それぐらいなんですね。
——ぜひ、そのライヴを観させていただきたいと思います。せっかくのこの場所なんで、言いづらいと思いますけど、それぞれに対しての激励の言葉というか、期待することなどをお聞かせいただきたいなと思うんですけど。トンチさんからお願いします。
トンチ : 個人的でよろしければ、私生活もモロモロお世話になっているので、これからもよろしくお願いします。どうぞ見捨てないで下さいと(笑)。ほんま正直言って、こんなん2人の前で言いたくないですけど、むちゃむちゃ2人の音楽好きなので。英子さんの作品もOLAibiさんの作品も本当に、私生活になじむくらい聴いているので。今までと変わりなくこれから作品が出続けても、ずっと聴きます。
——ありがとうございました。では、OLAibiさん。
OLAibi : はい。えっと、トンチさんは持ち前の人当たりの良さでどんどん活動の場を広げってて。スティールパンって、そんなにたくさんみんながやってるわけじゃないけれども、すごい気持ちのいい楽器だし。一緒にもやりたいし、どんどんその場を広げてってくれたらいいなと思います。英子さんは、本当にびっくりするほど一緒にやったことなくて。いつかやりたいと思うし。作品もね、できたらいいなと思うし。いいきっかけだな、と私からは思ってます。
——ありがとうございます。それでは、石橋さん。
石橋 : トンチさんは、非常に気立てが良くて明るくて。たくましくトンチ道を貫いて音楽続けてってほしいと思いますね。あんまりいない音楽家だと思うので、これから楽しみだなって思います。で、OLAibiさんは、本当に不思議。一緒にやったことがないのが不思議なので、本当一緒に作品作ったりライヴをやりたいっていうのと、またごはんが食べたいな(笑)。
——分かりました。是非、一緒にライヴやられるのを楽しみにしています。どうもありがとうございました。
RECOMMEND
石橋英子 / imitation of life
名盤の呼び声も高い3rd Album『carapace』リリース後も自身のバンド「もう死んだ人たち」との精力的なライヴ活動や、前野健太やトンチの作品での客演、そして鍵盤奏者としてジム・オルーク、長谷川健一バンドへの参加など多岐に渡り活躍するシンガー・ソングライター石橋英子。前作に引き続きジム・オルークをプロデューサーに招いた1年半ぶりの4thAlbum『mitation of life』。
トンチ / おたから
スティール・パン奏者として自身の活動を続けながら、数々のバンドの作品に参加し、UA、原田郁子(クラムボン)、七尾旅人、知久寿焼(たま)ら著名アーティストともライヴで共演してきたトンチが、フル・アルバム『おたから』をリリース。今作は、なんと初の「うた」のアルバム! 彼女がこつこつ生活して築いてきた人とのつながりによって、石橋英子、オオルタイチ、山本達久ら豪華アーティストが参加したとっておきの一枚が完成しました。
OLAibi / tingaruda
たいこはうたう。不思議な楽園の翼、OLAibiの歌声。OOIOOのパーカッショニスト/ドラマーOLAibi。聖なる小鳥が羽ばたくような、さえずるような。そんな感じのセカンド・ソロアルバム。
PROFILE
石橋英子
茂原市出身の音楽家。大学時代よりドラマーとして活動を開始し、いくつかのバンドで活動。映画音楽の制作をきっかけとして数年前よりソロとしての作品を作り始める。数年前よりその後、2枚のソロ・アルバムをリリース。ピアノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォン等も演奏するマルチ・プレイヤー。シンガー・ソングライターであり、セッション・プレイヤー、プロデューサーと、石橋英子の肩書きでジャンルやフィールドを越え、漂いながら活動中。最近では七尾旅人、Phew、タテタカコや長谷川健一の作品に参加。
OLAibi
OOIOOのドラマー、パーカッショニストとして国内外で幅広く活動中。1995年からセッションバンドAOAで5年以上パフォーマンスし、FujiROCK-festival、レインボー2000等、様々な野外イベントを大いに盛り上げた。4枚のアルバムをリリースしている(commaレーベル)。現在は、OOIOO以外にも、ピアニストでMuseum of plateの塚本サイコとのユニットmeleで、NHK教育TV、エキナカecute、浅野忠信主演映画等の制作や、ピアニストで映像作家の高木正勝との制作、UAの作品参加、原田郁子、ハナレグミ、大友良英、竹中直人等との共演等、精力的に行っている。1st Album『Humming moon drip』では、ハンド・ドラム(コンガ、ジェンベ、ブカラブ)に重点を置き、全ての太鼓に音程を付けてメロディ・ラインからベース・ラインまで、全て太鼓のみでの表現に成功。その上にyoshimiがスパイスを加え、従来の太鼓物の観念をひっくり返すような、“太鼓の歌物”というべきジャンルを確立。ミュージシャンやDJの間でも話題に。2nd Album『Tingaruda』では、その世界観に一層広がりを持たせ、民族音楽とアバンギャルドの新たな融合を表現した。そして、約3年ぶりとなる3rd Albumは、今までとは全く異なる録音スタイルで、自身が全てmixまで手がけた初のエレクトロ作品で、ゲストに加瀬亮、高木正勝、ハナレグミ、カヒミカリイ、Oorutaichi、YTAMO、AyA(OOIOO)、ガムラン奏者の川村亘平、濱元智幸、という豪華、異色なラインナップで新しい試みに挑戦した。
トンチ
小さい頃からピアノを習う。1998年からスティールパンを始め、2ヶ月後に訳も分からず発祥国トリニダードへ。「上手くなったらチームに入れたるわ」と言われ日本でがんばる。2003年再びトリニダードへ。約1年間、インベイダーズというチームに入り活動。エクソダスのメンバーとカリブの国々でカーニバルの演奏ツアーをし… 帰国後、ソロ活動・作詞作曲・セッションや、OOIOOや朝崎郁恵さんのレコーディングの手伝いやUAの演奏、クラムボン原田郁子とセッションを行う。