2022/09/22 19:00

わたしの声を好き勝手に消費してくれていい

──いい歌だと思いますよ。appleCiderさんのアレンジもインパクトがあるし、アキヤレモンサワーさんのMVも印象的です。山村さんの意向はどの程度入っているんですか?

山村:楽曲と歌詞をお渡しして、前回アキヤさんに作っていただいたMV同様、わたしを模した登場人物を出してほしいってお伝えしました。ファンタジー寄りにするか、現実的なシーンを切り取った感じにするか相談してくださったので、「『town EP』の"▶︎はじまりのまち"からの繋がりを出したいから、見た人の生活に寄り添ってくれて、共感できるような内容がいいです。登場人物はDTMをしている子とかはどうですか?」と提案したら、「だったら、彼女とむかし一緒にバンドをやってた友達を出して、その子が先に売れていくのを主人公が見ているみたいな内容はどうでしょう?」とどんどんアイデアを出してくださって、あのような形になりました。その他のコンテとかストーリーもほとんどアキヤさんが提案してくださいました。

──僕はアキヤレモンサワーさんの作品を前作の"Rudder feat. 西山宏太朗"とこれしか見たことがないんですが、とても上達された印象を受けました。

山村:そう思います。"Rudder"のときはわたしがアキヤさんのバズってるツイートをたまたま見てすぐにお願いして、時間がない中であれだけのものを上げてくださったんですけど、今回はある程度、時間を取れる段階でお願いしたので。「この楽曲に恥ずかしくない絵をつけられるように頑張ります」って言ってくださいました。


──聴いて感動してくれたんですね。

山村:凄みを感じるほどこだわり抜いた絵が上がってきたので、魂込めて作ってくれたんだなって。公開したときにも「冗談抜きで命を削って生み出した愛すべき作品です」ってつぶやいてくださいました。

──力作ですよね。僕も最初に見たときは鳥肌が立ちました。

山村:うれしい。CDのアートワークも一緒に作っていただいたんですけど、表1のイラストは最初は背景のカーテンが閉まってたんです。「すいません、開けたいんですけど」って言ったら「自分とだけ向き合っているっていう意味を出したかったからカーテンを閉めたんです。開けたくないです!」というような強い意志が返ってきたんですけど、わたしは絶対に開けたくて(笑)。「カーテンが開いてることで、窓の外にキラキラ輝くものが見えるけど、ぽい子ちゃんは自分とだけ向き合っているっていう見え方のほうがよくないですか?」という意見を伝えたりしながら、アイデアを練っていきました。窓の外を昼にするか夜にするか問題もあったんですけど、アキヤさんの方から『town EP』のアートワークでは昼の風景になっているので、そこから続いているという意味も込めて夜にしたい。MVや全体の雰囲気を見てもあまり目立つ色味にはしたくない」というご意見をいただいてこのようなアートワークになりました。結果、印象的で力強いアートワークになったので、夜にしてもらってよかったと思います。

──美学を持っている人同士のやりとりって感じでいいですね。『town EP』のジャケットと見比べると、ゲームボーイがあったり、窓の外に東京タワーがあったり、ちゃんとつながっています。

山村:そうそう、そうなんですよ。ゲームボーイは「"▶︎はじまりのまち"があるから、絶対に入れようと思ってます」って言ってくださって。東京タワーは「『town EP』の表1にあるから入れてほしい」ってわたしが言いました。

──さっき、このキャラクターをなんと呼んでいました?

山村:「ぽい子」です。わたしっぽい子っていう意味で(笑)。わたしとアキヤさんの間で「ぽい子ちゃん」って呼んでました。

──ぽい子ちゃん、かわいいのでここでアピールして定着させましょう(笑)。EPはこの曲からはじまったんですか?

山村:はい。MVを作るっていう制作上のスケジュールがあったので、とにかくまず表題曲を上げて、アキヤさんにお渡ししてから他の曲にとりかかろうと。

──いい曲ができて「よし!」って感じになりませんでしたか?

山村:「よし!」って感じになりました。「ふ~、出したな~。とりあえず今回は大丈夫かな」みたいに落ち着いてしまって、気がついたら何か月も経ってて(笑)。結局「やばい、本当に間に合わないかも」って思うぐらいギリギリになっちゃいましたけど。

──間に合ってよかった。次にできた曲はどれですか?

山村:"アラカルトデパート"です。

──ポップなかわいらしい曲なので、意地悪な聴き方なのかもしれませんが、実は初めて聴いたとき、ちょっと皮肉なニュアンスを感じてしまって……。

山村:あ、合ってます合ってます。声優としてのわたしの声を消費してくれるみなさんへのメッセージみたいな意味合いで作った曲なので。もっとピュアに「ありがとう」みたいにするつもりで作りはじめたんですけど、最近の自分の思いや作風が変わってきてるので「あ、そんなピュアな言葉乗せれないかも」って(笑)。わたしのファンのみなさんって本当に優しくて、いつも真摯に控えめに礼儀正しく応援してくださるんですよ。とってもうれしいしありがたいんですけど、「もっと都合よくわたしの声を好き勝手に消費してくれていいんですよ」みたいな気持ちをちょっと乗せちゃおうと。

──それで最後に声優ヴォイスを炸裂させているんですね。

山村:そうですそうです。元気を出したいときにどんな声色でどんなことを言ってほしいか、SNSで募集したんです。

──プロの声優の「お仕事」の凄みを感じましたよ。

山村:そうですか? 募集したときに、どんなキャラクターでやってほしいかを書いてもらったんですよ。例えば「学校の先輩」とか「真面目な眼鏡っ子」とか。でも結局、リクエストの8割ぐらいが「響さんの素の声でお願いします」でした(笑)。いろんな声を入れたいって構想だったので困っちゃったんですけど、素の声を好きな人がそんなにいてくれることはすごくうれしかったです。自分の声って特徴がないなってずっと思ってて、仕事でもキャラクターになりきるときには声のスイッチも切り替わることが多いので、けっこう「山村さん、演技のときと素でしゃべってる声が全然違うね」みたいに言われるんです。キャラの声のほうが好きな人が多いのかなって勝手に思ってたんですけど、意外な結果でびっくりしました。

──勝手に代弁はできませんが、僕なりに想像すると、山村さんが音楽やおしゃべり配信を通して素の自分を見せる努力をしているからなのでは? ファンのみなさんはそれを受け入れているから、「作ってくれなくていいよ、素の響ちゃんが好きなんだよ」という感じになっているんじゃないかと。

山村:だとしたら本当にうれしいですね~。ありがたいです。この曲はいわゆる声優さんっぽい曲に寄っちゃう危うさもあるかな、とは思ったんですけど、「実際、声優だからいっか」ってことで盛り込みました(笑)。

──おもしろい。次はどの曲ですか?

山村:"偽物娘-copy girl-"です。"make a map"以外は曲順通りに出来ていった感じです。

──この曲もちょっとパロディ感があるなと思いました。

山村:"アラカルトデパート"はポケモンのゲームで主人公が6番目に訪れる街に大きなデパートがあるから、「デパート」をテーマに作りましたし、この曲は次の街に出てくる「モノマネむすめ」っていうキャラクターをモチーフにしてるんですよ。その子はモノマネをすることが好きで、相手とそっくりに変身できちゃうんですけど、彼女は本当はそういう子ではないんじゃないだろうか……っていう「イフ」の物語を作ってみたいな、っていうところから曲作りがはじまりました。

──ごめんなさい。ポケモンに詳しくないものでついつい忘れてしまうんですが(笑)、そこは大事なところでしたね。

山村:実はわたしもモノマネは得意なんですけど、モノマネはモノマネでしかないというか。声の仕事をするときに、「誰々っぽく」っていうのはけっこうできるほうなんです。でも、どんなにそっくりにできてもオリジナルはいるわけだから、オーディションを受けたらそりゃ本家の人のほうに決まるよね、っていう。どんなに頑張っても唯一無二の人には勝てないっていう、自分の声優人生の憂いみたいなものも盛り込みました。他にも、スマホのアプリが発達して、SNSに上げる写真や動画をいくらでも美化できちゃう世の中じゃないですか。なんだかな、って思う反面、使わないと気が済まない自分もいたりして(笑)。そういう矛盾や葛藤に共感してもらえたらいいな、っていう思いで書いた曲ですね。曲調もけっこう攻めた感じになって、かなり気に入ってます。

──歌詞カードを見るとルビも皮肉が効いていますね。「非現実」に「リアル」とふったり、「都合のいい女」に「愛されるこ」とふったり。

山村:「結局そういうことなんでしょ?」みたいな、自分の中のちょっと黒い、ひねくれた部分をいい感じで曲にできたらなと思って。

──次の“D●ku D●ku”はラップ・ナンバーですね。ビートもヒップホップで。

山村:モチーフにした街のジムリーダーがどくタイプのポケモンを使うんです。毒ってモチーフとしてすごくいいから、それで書けないかなと思って。appleCiderさんと「“D●ku D●ku”だったら、もうゴリゴリのヒップホップしかなくない?」みたいな話になって、一緒に作っていきました。

──ポケモンに詳しい人は「そうそう!」って感じなんでしょうね。

山村:「どくどく」っていう技があるんですよ。どくどくを使って「もうどく」状態になると、ターンごとに受けるダメージが増えて、HPがどんどん減っていくんです。なので“D●ku D●ku”っていうタイトルは、ポケモンがわかる人には楽しんでもらえるかなと。より毒々しい感じとか、得体がしれない雰囲気を出したかったのでタイトルの「o」の部分に「●」を使ってみたりもしました。

──針で刺したり、液をかけたりするのも技ですか?

山村:技としても出てくるし、現実の生活でもハチに刺されたり、毒をかけられたりとかってあるじゃないですか。大人の世界ってそういう側面があると思って、歌詞に盛り込んでみました。

──至るところに毒が仕込まれていますね。

山村:SNSで顔の見えない相手を攻撃したり、自分がのし上がるために他の人を蹴落としたり。そういう光景って、見たくないのに見えちゃうじゃないですか。それを皮肉って曲にできたら、かっこいいのができるんじゃないかなと思って。

──「先生に言いつけちゃる」っていうのは……。

山村:これは出身地である福岡の方言です(笑)。ちなみに"アラカルトデパート"でも方言を使ってて、ラップ・パートの「どんこんしょんなかなら」っていう。「どうにもこうにもしようがないなら」っていう意味なんですけど、「Bad condition 闇の中」と「どんこんしょんなかなら」で踏みました(笑)。話が前の曲に戻っちゃうんですけど、そこの部分だけ埋まらなかったんですよ。appleCiderさんに「どういうことを書きたいわけ?」って聞かれて「もうどんこんしょんなかけど、そんなときにはわたしの声を聞いて頑張ればいいじゃない、みたいなこと」って言ったら、「どんこんしょんなかって入れればいいじゃん」って言われて、韻を踏める英語を考えてたら「bad condition」が出てきたんです。

この記事の筆者
高岡 洋詞

フリー編集者/ライター。 近年はインタヴュー仕事が多いです。 https://www.tapiocahiroshi.com/

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この記事の編集者
梶野 有希

1998年生まれ。誕生日は徳川家康と一緒です。カルチャーメディア『DIGLE MAGAZINE』でライター・編集を担当し、2021年1月よりOTOTOYに入社しました。インディーからメジャーまで邦ロックばかり聴いています。

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いまこそ音楽の大切さを──SPARK!!SOUND!!SHOW!!が『音樂』に込めたカジュアルな祈り

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フル・アルバムに映された、ニュートラルな阿部真央──「らしさ」を飛び越えた表現を語る

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ステージ上にはギターとマイク、iPhoneのみ──幽体コミュニケーションズの丹念な音設計に迫る

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“最恐“難易度の曲を収録した問題作、完成──だいじろー(JYOCHO)が語る、細かな音作りへのこだわり

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YAYYAYワールドをさらに広げていく──フリーダムな制作スタイルから生まれる世界観

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いい曲を作ることがいいライヴへ繋がる──神はサイコロを振らないがパフォーマンスへかける想い

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大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

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「この10年間でいま、いちばん音楽を楽しめている」──『モンスト』コラボレーションを経て実感したKANA-BOONの変化

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ともに変化を遂げるKeishi Tanaka × 松村拓 対談──ふたりが考えるソロ活動とは?

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TWEEDEES『World Record』を2名の評者が徹底レビュー!──メッセージ性や音質の違いに迫る

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TWEEDEES『World Record』総力特集!4年ぶりの新作の魅力をたっぷりとお届け!

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世の中を静観し、様々な“世界”を旅したTWEEDEESが新作でみせたい夢

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ライブ配信アプリ「17LIVE」でのユニークな音楽活動とは?MASUNARIのいまに迫る

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東京初期衝動のしーなちゃんが語る、初の“ビッグ・シングル”と好きなものへの向き合い方

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シューゲイザーの入口を作るべき──ハイブリッドなバンドを目指すクレナズムが紡ぐ多彩な新作

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一生を終えたあと、貴方のなかに残る音──死生観と向き合いながら、前進したmollyの現在地

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社会人になるタイミングで結成!多様な音楽を取り込む気鋭のバンド、Seukolって何者?

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SPiCYSOLのいまのベスト盤ともいえる新作──四季の巡りと時代の遷移を湘南サウンドへ

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直江晋太郎(Mercy Woodpecker)× シロナカムラ(ユレニワ)対談──新たな出会いへの期待を胸に挑む〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉

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ドレスコーズからすべての“頭の悪い”若者のために、愛を込めて──新作『戀愛大全』

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四方颯人 × 岩渕想太 対談──MASH A&R presents〈Treasure Tour〉で提示する現代のバンド像とは?

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”声優”ではなく、山村響という“人”が届ける音──メイン・ディッシュだらけの新作になった理由

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ロックの矛先はパラダイスではない──踊ってばかりの国の日常と精神性を映した新作EP

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どこでも踊ろう!──the telephonesを全員で見つめ、生まれた“極踊”な新作

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メロコア・シーンの希望、IF──期待の新バンドはなにを思い、なぜ動き出したのか

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谷口貴洋が考える、綺麗なだけではない美しさ──人間らしさを実直に描いた6年ぶりのアルバム

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変化しながらも、大切なものはなくさない──GLIM SPANKYの美学と挑戦を反映したアルバム

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インスト・ロック・バンド、johannが歩んだ15年間。そして新たに見つけた映像×音楽の可能性とは?

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バンド解散を乗り越え、ひとりで音楽と向き合うということ──歌心を愛おしむ、岩崎優也の初作

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これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP

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さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

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tacicaのサウンドメイクと歌詞世界を最速で探る──〈『singularity』先行試聴会〉イベント・レポート

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音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

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もう『正気じゃいられない』! ── マハラージャンの様々な視点と発想が活きた、正直な新作

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経験と個性を活かす奇才ポップ集団、YAYYAY──セカンド・アルバムに向けて動き出した一歩

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優河 × 谷口雄(魔法バンド)× 笹倉慎介 ──バンド・サウンドでの表現と追加公演への展望を語らう

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ネクライトーキーが再び彩る石風呂楽曲──個々の成長が紡ぐ、愛あるセルフ・カヴァー集『MEMORIES2』

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2022年3月〜5月)

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松本素生(GOING UNDER GROUND) × 半田修土(灰色ロジック) ── なぜ対バンすることになったのか。夢の共演へかける想い

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UlulUのファーストアルバム、ついに完成──ふたりの評者がそれぞれの視点で徹底レビュー

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KAGEROとILYOSSを手がける、白水悠────対照的なふたつのバンドの軌跡と可能性を語る

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これまでのイメージに囚われないで──“THEティバ”というなにかを目指す、ふたりの一歩

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SPiCYSOLが自由であり続けるために──2作品に込めたナチュラルな言葉とフリーな精神

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Emeraldの10年間を体現した初ワンマン〈TEN〉ライヴレポート

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歪でヘンテコな感性だって美しい──猫田ねたこがソロ活動を通してみつけた強さ

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視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

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詩に多種多様なキャラクターを宿して──“まなざし”を意識した、Predawnの新作

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SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

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デビュー25周年を迎えた岡本真夜──ベールに包まれたアーティスト像と人間性を探る

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「これがあるじゃん」の先は、それぞれで考えましょう──折坂悠太がたどり着いた『心理』

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前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

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自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

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イズミカワソラ×ニラジ・カジャンチ ── 新作『Continue』の意外な制作過程を語る

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ただ、承認されて自立していたい──励ましもせず、突き放しもしないステレオガールのアティテュード

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出発点である自分と向き合うきっかけに──ミクロを意識したJYOCHOの新作

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1万通りの1対1を大切にするpolly──つぶれかけていたロマンを再構築した新作

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理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

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これも、あれも、全部YAJICO GIRL──新作EPから聞こえる数々の好奇心

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2021年10月〜12月)

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バンドサウンドの必然性を深く問う新作──étéが鳴らす、流行へのカウンター

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原動力は「なにかを壊したい」という気持ち── 光と影が交差する、イズミカワソラの歩み

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PEOPLE 1 『PEOPLE』クロスレビュー  ── 集団として闘い、大衆を救う決意

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余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

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The fin. 『Outer Ego』クロスレビュー  ── 主観と客観を行き来する、普遍的なポップ・ミュージック

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“あなた”がいるからこそ綴られた、足立佳奈の言葉

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初ミニ・アルバムのテーマは“脱出ゲーム”!? ── ポップで攻撃的な5人組、あるくとーーふの全貌

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ポップなPARIS on the City!が、泥臭いロック・サウンドに振り切るまでの歩み

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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BALLOND'ORの止まらぬ鼓動! ── 国内外から注目を集めるサウンドの生まれ方

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キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

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京都から現れた、あえて言おう“すごいバンド“! WANG GUNG BAND!!!

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谷口貴洋はどのように育ったのか?ー自由で冷静な人間性の生まれ方

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ネクストモードなEmeraldが伝える制作の秘訣──10年間で培ったバンドサウンドの楽しみ方

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日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

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謎多きアーティスト・マハラージャン──2つの新作から浮かび上がる人物像とは?

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Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

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自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

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[インタヴュー] 山村響

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