お母さんみたいな存在でしたね
──5人体制としての最後のライヴ〈WE MUST CHANGE TOUR FiNAL〉は、アイカさんにとってどんなライヴでしたか。
アイカ : 5人体制の最後の日だったから、カエデ(フェニックス)のためにも、豆粒(豆柴の大群ファンの総称)のためにも最高のステージにしたいと思っていました。いままで5人でやってきた全曲をノンストップでパフォーマンスしたんですけど、このメンバーでやるのは本当に最後だったから、1曲1曲を大切に歌いました。
──カエデさんの脱退については、どういう心境ですか?
アイカ : 私はこれまでなんどもカエデを頼っていたんです。だから、相談相手がいなくなっちゃったのが寂しいですね。
──カエデさんってどんな存在だったんですか?
アイカ : カエデは、みんなが話してるのを「うん、うん」ってずっと聞いてくれるお母さんみたいな存在でしたね。カエデとペアでダンスすることも多かったですし。でも、その寂しさを乗り越えることも含めて、変わっていかなくちゃいけないなと思います。

──新メンバーについての印象もお聞きしたいんですが、モモチ・ンゲールさんはアイカさんから見てどんな方ですか?
アイカ : モモチは、少しだけ私と同じにおいがします。私は「うるさい」とかよく言われるんですけど、多分モモチも言われてそう(笑)。好きなものも一緒だし、ちょっとおバカさんなところも似てます。
──レオナエンパイアさんはどうですか?
アイカ : 不思議な子だなあって思います。レオナはお菓子が好きすぎて箱買いしたりするんですよ(笑)。「そんなに好きなんだ! 」と思ってびっくりしました。これからレオナの意外な一面とか個性がどんどん出てくると思うので楽しみです。
──新メンバー2人にはどんなことを期待していますか?
アイカ : ふたりともいままで豆柴にいなかったタイプなので、彼女たちをきっかけに豆粒になってくれる人が増えたらいいなと思います。新メンバーが入ったことで表現の幅も広がるので、これから期待しています。
──新メンバーに加えて聞きたいんですけど、合宿期間中に水曜日のダウンタウンの企画から都内某所という直属の後輩グループができましたよね。彼女たちをどのように感じていますか?
アイカ : クロちゃんが都内某所にべったりになったら「はぁ……」ってなると思います。豆柴の大群はクロちゃんがプロデュースするということではじまったから、そこは浮気しないで私たちのこともしっかり見てほしいです!