山本譲二さんの登場に、お父さんがすごく喜んでくれた
──ukkaは今年の5月に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されたライヴで、テイチクエンタテインメントからメジャー・デビューをすることを発表しました。
村星 : グループの夢として、メジャー・デビューをすることを掲げていたので、「メジャー・デビューします」って言われた瞬間、嬉しさが溢れて膝から崩れ落ちました。本当に頑張ってきてよかったなって思いました。でも、メジャー・デビューってゴールじゃなくて、新しいスタートだと思うんです。改めてグループとしても個人としても、たくさんの方に笑顔を届けられるように、歌もダンスも頑張ってきたいです。
芹澤 : 「今年こそは、メジャー・デビューしたいね」ってメンバーみんなに言っていたんです。だから正直、今年できなかったらどうしようとか思ってたんです。実際、今年デビューさせていただくって発表があったときは、衝撃がすごかったです。でも、ちょっと冷静になった時に、もっといろんな人に見てもらえるようにならなきゃいけないなと思いました。夢はひとつ叶ったけど、これからがまたスタートという気持ちです。
茜 : これまで本当に長い間頑張ってきて、ずっと言ってきた夢が叶ったんですよ。ずっと言ってきてよかったなってすごく思いました。ファンの方がおめでとうって言ってくれるのが嬉しかったですし、一緒にこれからも楽しい景色を見て行きたいなと思います。
──結構ホッとしたところもあるんじゃないかなと思ってるんですけど。
川瀬 : いや、本当にそうです! 安心しましたよ!
──5月のライヴでは、ステージに山本譲二さんがサプライズ登場したんですよね。当時はどういう気持ちだったんですか?
川瀬 : これまでのライヴでなにか大きな発表をするときは、いつもマネージャーさんが登場してたんですよ。だから今回、はじめて大御所の芸能人の方が発表してくれることが、まず嬉しかったです。山本譲二さんが出てくれたときは、お父さんがすごく喜んでたみたいだったんです。うちのお父さんはいつも感動したりしないんですけど、なんか涙ぐんでたみたいで(笑)。
村星 : うちのパパもめっちゃ喜んでたんですよ。譲二さんには、本当に感謝ですね。
──そして、メジャー・デビュー作品自体は11月ですが、それに先行して“Viva La Vida”という曲がリリースされましたね。
芹澤 : 底抜けに楽しい曲ですね。“Viva La Vida”はスペイン語で、 「人生万歳」とか「人生楽しい」みたいな意味があるんですよ。これから私たちが大きくなっていくのに、明るい曲は必要だなと思っていたので、メジャー・デビューにふさわしい1曲なんじゃないかなと思っています。
──“Viva La Vida”は、ukkaの曲の中でも特にテンポが速い曲ですね。
川瀬 : そうですね。私たちのライヴはミドルテンポとかバラードの曲が多くて、しっとり盛り上がる感じだったんですよね。もちろんそれがukkaの良さでもあったと思うんです。でも、今回こういうお祭りみたいな楽しい曲を戴いて、さらにフェスでばっちり盛り上げられる自信がつきました。
村星 : 一緒にクラップや手をあげたりジャンプしたりする曲が久々だったんですよ。TIFのホットステージで初披露した時に、皆さんが盛り上がっている光景を見て、「夏フェスだな! 」って思いました。そういう一体感をこれからも作っていきたいですね。
茜 : 楽曲自体に、いろんな音が入ってるんですよ。1番にはなかった音が2番に入っていたり、転調もあって、曲の変化がいろんなところにあるので、きっとじっくり聞いてみると楽しいと思います。ぜひたくさん聴いてください。
──振り付けは竹中夏海先生が担当されていますが、好きなポイントはありますか?
川瀬 : 竹中先生の振り付けって、歌詞をそのまま振りにすることが多いんですよ。今回も本当に歌詞がそのまま動きになってて、すごいなって思いました。サビの途中で、メンバーが徐々にバンザイして、太陽に向かっていく振りがあるんですよ。私は真ん中なんですけど、ライヴでやるとすごく明るい気持ちになりますね。
芹澤 : サビ前に人類の進化を表現する振りがあるんですけど、そこはすごくコミカルでおもしろいので、ぜひ注目してほしいです。