2021/08/25 12:00

全てのソロ活動はももクロに返ってくる──初のソロ・アルバムに詰め込まれた、高城れにの世界

ももいろクローバーZの紫担当、高城れにがファースト・ソロ・アルバム『れにちゃんWORLD』をリリース! 過去に発表された“津軽半島龍飛崎”をはじめとする既存曲12曲に、このアルバムのために書き下ろしの新曲が加わった、彼女のこれまでのソロ楽曲のベスト盤的な内容に仕上がっています。今回のインタヴューでは、多忙を極める彼女に、ソロ活動にかける想いや、これまでの歌ってきた楽曲に込めた気持ちを語ってもらいました。「全てのソロ活動はももクロに返ってくる」と語った高城れにの真意とは?

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INTERVIEW : 高城れに

ここ最近ソロでの活動も活発に動いている、ももいろクローバーZの高城れに。昨年はドラマにも出演し、多くのバラエティ番組でも大活躍を見せている。今回、ソロでの活動について訊いてみると、最初は自信のなかった仕事も、様々な挑戦を続けるうちに意識が変わっていったという。長い歴史を歩みながらも、いまなお成長を続けるアイドル、高城れに。その姿はこれからも多くの人々を元気にしていくことだろう。

インタヴュー : 西田健
文 : 梶野有希

ももクロがあるから、安心してソロでの活動もできる

──ここ最近、高城さんはソロでの活動も盛んに動いてらっしゃいますよね。

高城れに(以下、高城) : いろんな方面に足を踏み入れていますよね(笑)。ももクロ=ライヴっていう印象が強かったと思うんですけど、コロナ禍になって思うようにライヴができなくなったいま、ソロ活動をして、各所で自分に合ったお仕事や挑戦すべきお仕事をいただく機会が増えました。また新たな壁というか、いい意味で挑戦なのかなという気はしています。

──バラエティ番組へのソロでの出演も多いですよね。

高城 : そうですね。やっぱり関わったものに関しては、ハマっちゃうことが多いんですよ。 ソロで出させていただいた『国民15万人がガチで投票!漫画総選挙』という番組で「推しを決めてください!」と言われたことがきっかけで、『五等分の花嫁』を見はじめましたし。来年公開される映画も絶対見たいです。もともとアニメをみるタイプじゃなかったんですけど、『夏目友人帳」とかも見るようになりましたね。

──ファーストサマーウイカさんのラジオ『オールナイトニッポン0』に乱入したのも、おもしろかったです。

高城 : 結構ディープな話をさせていただきましたね(笑)。あのときは突撃だったので、もうちょっとウイカさんとゆっくり話したいなと思っています。でも、そう考えると色々な活動をさせていただいてますね。

──確かに活動の幅は広いですよね。

高城 : 芸人の永野さんとのコントライヴ『永野と高城』も前から一緒にやらせていただいてますし。最近は地上波の『千鳥のクセがスゴいネタGP』にも一緒に出させていただいていますが、まさかここまで続くと思わなかったです。

──『永野と高城』としての活動は2017年から継続されているんですよね。

高城 : そうなんですよ。こうやって地上波の番組に芸人さん側で出させていただけるなんて、「続けていてよかったなー」と思いましたね。好きになるのは簡単だけど、それをやり続けることってなかなかできないと思うので、継続していろいろなことをやっていきたいなと思います。

永野と高城「ユーアノッアロン」(from 永野と高城。3)
永野と高城「ユーアノッアロン」(from 永野と高城。3)

──ソロ活動については、高城さん自身どのように考えていますか?

高城 : 結局は「あれやってみたい」って思っても、正直いままで自信がなかったんです。あんまり人に言ったりしなかったし、そういうことを言っても「いやいや」って言われるんだろうなって勝手な想像をしていて。でも、コントやソロ・コンサートは「やりたいな」と思っていたことではあったんです。いまは、「願っていれば叶うんだな」っていうのと、「もっと早くから言ってればよかったな」という気持ちがあります。今後は、思っていることや挑戦したいことをどんどん言っていこうと思うようになりました。

──意識が変わったんですね。考え方が変わった大きなきっかけはありますか?

高城 : やっぱりドラマ『彼女が成仏できない理由』ですね。実は最初、「絶対私じゃない方がいいですよ」って言っていたんですよ。はじめてのことすぎて、どうしたらいいのかわからないし、アドバイスも耳に入らないくらい葛藤していた時期があって。ひとりじゃ抱えきれなかったので、スタッフさんに全部を打ち明けた夜があったんです。でも、そこからだんだん考え方が変わっていきました。

──なるほど。

高城 : やっぱりももクロをやり続けているからこそ、ソロのお仕事みたいな、それぞれが輝ける場所を与えてもらっているんですよね。あとは、全てのソロ活動はももクロに返ってくるって思ってるんです。自信はなかったけど、ちゃんとやることに意味があるし、ソロも頑張りたいなって思えるようになりました。

──やっぱり、ももクロという存在は大きいんですね。

高城 : そうですね。欲を言えばもっともっとソロでも、どこまでできるのかやってみたい。でも、それはももクロありきの考えなんですよね。ももクロがあるから、安心してソロでの活動もできる。だけど、いつまでもそこに甘えていちゃいけないから、どこまで自分ひとりで出来るのか、いちばん自分に適した役割はなんなのかなって思っています。やっぱり、ももクロとして活動してる時は、13年間の歴史があるので、グループ内での立ち位置はわかっているんです。でも、グループを離れてバラエティの現場に行ったときに、「自分はどういう立ち位置なんだろう」っていう武器がまだ見つかっていないんです。なので、今後は見つけていきたいですし、将来的には色々なことができるようになりたいので、挑戦していろいろ極めて行きたいなって思います。

──ちなみに、いま、いちばんやってみたいことってなんでしょう。

高城 : 歌うことと、お芝居ですね。あと個人的には、野球にハマっているんですけど、正直なところプレイヤーとしてやってみたいです(笑)。

──プレイヤーとしてなんですね(笑)。

高城 : もちろん観戦も好きなんですけど、だんだん応援しているうちに感情移入しちゃって(笑)。生まれ変わったら野球選手になりたいって思います。高校野球も見てますし、絶賛沼にハマっていますね。

この記事の筆者
西田 健

1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。

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