「ダンスのSKE48」を存分に表現できた
──34枚目のシングル『Tick tack zack』が出ますね。表題曲の“Tick tack zack”はどんな楽曲になりましたか?
井上 : この楽曲は恋の駆け引きを、秒針の針で表現した恋模様の楽曲です。サビで繰り返されるフレーズは一度聴いたら頭から離れない曲だなと思います。「ティックタックダンス」は秒針の針を表すような振りがたくさん入っていておしゃれですし、頭にずっと残る楽曲だなと思います。
大村 : 前回の「告白心拍数」も激しいダンスだったんですけど、“Tick tack zack”はダンスを揃えるところがすごく多くて、みんなが合わさるからこそかっこよく見えるんです。「ダンスのSKE48」を存分に表現したダンスだなと思います。
坂本 : MVでは初めて水の上でダンスを踊ったんです。水を使っていかにかっこよく表現できるかということに挑戦したので、そういったところも見てほしいです。何より今回は12人選抜ということで、それぞれのメンバーにフォーカスした映像もあるんです。メンバーに合った個性が大爆発しているような映像も使われていて、すごく魅力が詰まったミュージックビデオになっています。何度もミュージックビデオを見て、曲を覚えつつメンバーの魅力を見つけてくれたらなって思います。

──MVは、ライティングで印象がガラッと変わるのが、すごいですよね。
井上 : 背景が白と黒の2パターンで撮ったんですけど、完成したMVを見たらすごく迫力があって、見ている方にSKE48の迫力が伝わるMVになったらいいなって思いました。
大村 : 個人個人の12人全員違うイメージ撮りに特に注目して欲しいです。私は全身水色の衣装を着て空を背景にして撮りました。すごくいいカットを撮ってくださったので、新しい自分の魅力が映ってるんじゃないかなと思います。
坂本 : 今回私の衣装がルーズソックスで、びっくりするくらい水を含むんですよ。だからどんどんルーズソックスが下がってきて何回も踏みそうになりました。

──衣装は制服風ですが、それぞれデザインが異なるんですね。
坂本 : そうなんですよ。私はルーズソックスがポイントなんですけれど、おしゃれなベストも今っぽいなと思っています。踊った時にリボンが揺れる感じも可愛くてお気に入りなので、たくさんひらひらさせたいです。
大村 : 私は制服を着崩した感じの衣装です。やんちゃな感じのイメージがあって、チョーカーも唯一ひとりだけで、ネクタイもついていて、私っぽいなって思いました。
井上 : 私はみんなから「魔法使いみたい」って言われるケープの衣装です。大きめのリボンがついていて、魔法学校に通っている生徒みたいな感じで、気に入っています。今回はみんな水色のシャツがアクセントになっているんです。『新しいSKE48』を衣装からも感じてほしいです。
