今年も≠MEの"夏が来た"！──凱旋ツアーを大成功に収めた、グループの大きな進化に迫る！

2024/08/28 12:00

ドキドキが新鮮に伝わってくる曲です

──そして、その横浜アリーナ公演では、今回リリースされる新曲「夏が来たから」も初披露されました。この曲はサビのフレーズがキャッチーなので、かなり耳に残りますよね。

本田：歌詞を初めて見たときに、主人公は夏の季節に背中を押されていると感じました。好きな人へのまっすぐな気持ちが伝わる良い曲だと思いました。歌詞のストレートさに心を動かされますよね。また、夏のパワーをとても感じます。

冨田：確かに。夏というだけでこんなにも気持ちが加速するのだと感じる歌詞が多いです。サビのメロディも今までの楽曲にないような感じですが、本当にタイトルの通り“夏が来た”のを感じます。

蟹沢：夏が始まり、相手を思う気持ちがだんだんと大きくなっていくのを感じます。ジリジリした熱さが似合う曲だと思います。パフォーマンスを通して、夏らしい歌詞が体に染み込んできました。ファンの皆さんもこの曲を聴いて、夏の景色や陽炎が揺れてるような気持ちを感じていただけたらいいなと思います。

冨田：サビ終わりの「僕に期待している君の目をまっすぐ見てた」という歌詞がすきなのですが、この部分の歌詞の解釈を何通りも考えてしまいます。

蟹沢：恐らくお互いの気持ちに気付いていて、後もう少しで気持ちが届くというような時期だと思います。ドキドキする感じがとても新鮮に伝わってくる曲です。

──「夏が来たから」は夏らしいMVも素晴らしかったです。

蟹沢：撮影は高知県で行いました。普段とはひと味違うロケーションだったので、私たちも夏休みのような心の開放感がありました。

冨田：夏休みの思い出という感じでした。

本田：私たちが自然な表情で楽しんでいる姿がMVに映っているので、見返しても楽しかったです。思い出がたくさんあるMVになりました。

≠ME（ノットイコールミー）/ 9th Single『夏が来たから』【MV full】

──MVの見どころを教えてください。

本田：ラストサビでターンをする振り付けがあるのですが、その振り付けがとても揃っているので、ノイミーのパフォーマンスの綺麗さを感じてもらえると思います。

冨田：最後のシーンで、みんなで少し上の方を見つめるところがあります。その前に一瞬目を閉じるのですが、最後に目を開けた瞬間に≠MEの未来が見えるような気持ちになります。思い出を感じるシーンだと思ったので、ここに注目してほしいです。

蟹沢：最初のシーンで空を見上げるのですが、その時にみんなそれぞれ空を見ています。そのシーンも好きなのですが、最後のシーンではみんながなんとなく同じ方向を向いています。恋の始まりとその後のようなイメージなのかなと個人的には思うので、ぜひいろいろ考察しながら見てほしいです。

──撮影中の思い出についても聞かせてください。

蟹沢：自転車に乗るシーンがたくさんあったのですが、撮影ではロングスカートが巻き込まれないようにサドルを高くしていたら姿勢がマウンテンバイクのようになっていました(笑)。

本田：MVを撮影した場所の近くに大きな石があり、その石に名前が付いていたので、それを見て永田詩央里ちゃんと小さい石に名前を付けていました。それが楽しかったです。

冨田：夜に撮影したリップシーンでは演出で風を吹かせていただいたのですが、調整していただいている時にすごい勢いで風が吹いて、提灯が飛んでいってしまったことを覚えています。それでも気にせず撮影を続けました(笑)。

蟹沢：とても強い風だったね(笑)。

冨田：また、自転車に乗り海が見える場所に向かうシーンがあるのですが、とても急な坂だったので自転車がグラグラしてしまわないように思いっきり自転車を漕ぎました。MVでは涼しい表情をしていて素敵なシーンになっているのですが、実はそのとき虫から全力で逃げていました(笑)。

──夏らしい思い出ですね。では、最後に蟹沢さん、読者の方にメッセージをお願いします。

蟹沢：今回、夏真っ最中のこの時期にぴったりな、とても素敵な楽曲をリリースさせていただきます。≠MEが今まで表現してきた青春感に加え、新しい爽やかさを感じていただけるのではないかなと思っています。これからも私たちはどんなときもファンの皆さんを想ってパフォーマンスや活動を頑張っていきますので、一緒に最高の夏の思い出を作れたらと思います。皆さんよろしくお願いします!