凪咲さんがその場にいるだけで周りが明るくなる
——10月4日に28枚目のシングル「渚サイコー!」がリリースされます。この曲は渋谷凪咲さんの卒業シングルです。
上西:こんなにもストレートなタイトルのシングルははじめてですね(笑)。タイトルも歌詞も曲調も凪咲さんのことを歌った曲になっているので、卒業シングルにピッタリだなと思います。
——渋谷凪咲さんとの思い出を教えてください。
上西:凪咲さんはずっとおもしろい人ですね。可愛くてふわふわしているんですけど、内面は真面目で自分の考えをしっかり持っている方だなと思います。まだそんなに関わりがなかった時期に生誕祭に出させてもらったんです。そのときからどんなお仕事も丁寧にやっているのを見て、人としてすごい方なんだなと思っていました。元から可愛がってもらっていたんですけど、私のことを推しメンと言ってくださるようになってからまた距離が縮まりました。私が落ち込んでいるときもすぐ気づいて長文のLINEを送ってくださったりして、自分のことだけじゃなく周りのことも見てくださるような、尊敬できる先輩です。
——今回の卒業は寂しいですね。
上西:そうですね。選抜の活動とかライヴとかで凪咲さんがいないことを考えると、不安もあります。でも残りの活動と卒業された後のことを楽しそうに笑顔で話している凪咲さんを見て、ちゃんと見送らないとなと思いますね。
——青原さんはファン目線で見ていた期間が長いと思いますが、渋谷さんはどういう存在ですか?
青原:ふわふわしていて笑顔が可愛い存在ですね。加入してからは、凪咲さんがその場にいるだけで周りが明るくなるし、人としてもアイドルとしてもお手本のような存在だと思いましたね。自分も凪咲さんみたいなアイドルになりたいなと思います。
——一緒の空間にいてどう思いましたか?
青原:端の方から見ていたんですけど、緊張感のある空間でも凪咲さんが和むような発言をすると、その瞬間に周りの人も笑顔になっていてすごいんだなと思いました。
——青原さんは今回のシングルが初選抜ですがどうですか?
青原:初めは不安な気持ちもありました。でも凪咲さんの卒業シングルに選んでいただけて、近くで活動できることが嬉しいですし、たくさん凪咲さんから学びたいですね。
——振り付けはSEKAI NO OWARIの“Habit”やanoさんの“ちゅ、多様性”の振付を担当したパワーパフボーイズさんが担当しています。踊ってみていかがですか?
上西:結構細かくて覚えるのが大変でした。でもサビの振り付けがみんなに踊ってもらえるような簡単なものなので、ぜひTikTokとかで踊ってもらえたら嬉しいですね。実際私たちが踊ってみても、ただただ楽しいんですよ。MV撮影のときも終わった後みんなが楽しいと言っていて珍しいなと思いました。そういう気持ちになれるのも凪咲さんらしいなと思いますね。
青原:思わず踊ってしまうくらい踊り出したくなるダンスです。世界中のみんなで踊りたいくらいいっぱい広まってほしいですね。
上西:NMB48は大阪ということもあって凪咲さんを筆頭にお笑いが得意なメンバーが多いんです。シングルの振り付けは毎回個性的なんですけど、今回もNMB48だからこそできる振り付けだなと思いますね。
——最後にこの記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
青原:今回のシングル「渚サイコー!」は曲調も歌詞もダンスもクセになる要素が盛り沢山なので、いろんなときに聴いてほしいです!
上西:今回は凪咲さんの卒業シングルということで「渚サイコー!」という、まさに最高なタイトルになっています。凪咲さんへの思いを歌った歌詞になっていたり、みんながギャグをする振り付けになっていたりするので、聞いてくださったみなさんに凪咲さんみたいなニコニコ笑顔になってほしいです!
編集 : 西田健
渋谷凪咲卒業シングル!
NMB48、4th Album
PROFILE : NMB48
東京・秋葉原のAKB48、名古屋・栄のSKE48に続き、大阪に進出したアイドルグループ。本拠地の難波(なんば)のNaMBa の頭文字をとって「NMB」と命名される。作詞家でもある秋元康が総合プロデューサーを務める。
2022年10月に活動12周年を迎え、2023年3月8日にはユニバーサルミュージック移籍第一弾作品として、約5年半ぶりとなる通算4枚目のア ルバム『NMB13』をリリース。