あの景色を自分たちが作りたい
──それぞれの推し曲を教えてください。
菅田 : 全部推し曲と言ってもいいくらい、すべて素敵な曲なんですけど、やっぱりリード曲の“ギュッと!”は、かわいくて、ザ・とき宣の曲っていうのが現れてるなって思います。とき宣って恋や青春をテーマにした曲をお届けしているんですけど、まさにそれを凝縮したような1曲になっています。サビも「ギュッと ギュッと ギュッと」ってキャッチーな歌詞となっているので、聴いていておもしろいです。
──たしかに、“ギュッと!”には、ザ・とき宣の曲というイメージがあります。
菅田 : ほかの曲と比べるとセリフが多い曲なんですよ。ライヴごとによってそのときの気持ちのセリフの入れ方とかも変わってくると思うので、そこもライヴでの見どころかなとか思います。
──菅田さんは、“Cupid in Love”の「クシュン! 」の言い方もすごく良いですよね。
菅田 : 「クシュン! 」が、私たちがどこかの恋のキューピットっていう設定なので、「どこかで恋が実りますように」って恋が実っていることを想像しながら、くしゃみするようにしてます。毎回セリフみたいに、同じような「クシュン」がなかなか出せないので、ライヴごとに違うと思います。その都度その都度で違う「クシュン」を楽しんでいただければ嬉しいなと思います。
──“ギュッと!”は、MVも撮られたんですよね。
菅田 : 私はドローンを使った撮影がはじめてだったんですけど、私たちが恋する彼の役で白くま先輩が登場するんですよ。その白くま先輩にみんなにギューって抱きついて、ドローンがゴマ粒ぐらいのサイズになるぐらい上に上がっていたんですけど、それがすごくおもしろかったです。
辻野 : アンパンマンでいうバイキンマンが空にキラーンって消えちゃうくらい、ドローンが上のほうまで行っちゃって。
坂井 : 「ドローンってあんなところまで、行けるんだね」って思いました。すごかったよね。
辻野 : ジャケ写撮影も含めて2泊3日だったんですけど、今回撮影場所が山の中だったので薄暗くて、怖かったんですよ。私と仁香と隣の部屋で、最初は同じ部屋で一緒にお弁当食べて「じゃあ、バイバイ」って言って別々の部屋に行ったんですけど怖くなっちゃって。キャリーバックとか荷物を全部持って、仁香の部屋に移動したんですよ(笑)。
坂井 : 私がシャワーを浴びて頭を洗ってるときに、かなみんから電話がかかってきたんですよ。私はシャンプーしながら「どうしたの?」って電話に出て(笑)。結局「じゃあ私の部屋においでよ」っていう話になりました。私は同じベッドで一緒に寝る気でいたんですけど、かなみんに「一緒に寝るよね?」って言われて「うん」って言うのに間が開いちゃったんですよ。そしたら、かなみんが「え! 一緒に寝ないの? 別々なの?」って、ひとりで慌てはじめちゃって(笑)。それがすごくかわいかったです。
辻野 : とき宣のメンバーって泊まる部屋が一緒だったら、同じベッドで寝ることが多いんですよ。だから、その感覚で一緒に寝るだろうって思ってたら、返答の間があったから、急に不安になってきちゃって。あと、「仁香、成長しちゃったのか…大人になったのか…」っていう寂しさもあって(笑)。
──親目線みたいな(笑)。坂井さんは今回のミニ・アルバムでは、どれが推し曲ですか?
坂井 : 私の推し曲は“Memories”ですね。この曲は「いまっていう時間は、絶対に二度と戻ってこない」っていう曲なんですよ。たとえば同じ会場で同じ曲をやったとしても、絶対に同じライヴにはならないし、そのときは絶対に戻ってこない。でも絶対に思い出にはなるじゃないですか。その瞬間は一瞬で終わっちゃうけど、思い出になるからこそ、その時間は愛おしいんだよねっていうのを改めて感じさせてくれる楽曲だなって思っています。青春時代って、明日の天気すら知らないままでよくて。「今日が晴れたらそれでいいよね。いまが楽しければいいじゃん」みたいに、とにかくはしゃいで楽しんでたんですよ。そういう青春時代を思い出して、「あの日々が愛おしいな」って“Memories”は感じさせてくれます。過去の自分に話しかけてるような「ねぇ 明日は雨模様 ねぇ 君はどう あの頃みたいにさ 気にもしないでさ」という歌詞は、いろんなことに当てはめられると思うんですよね。聴いてくれた方ひとりひとりがそれぞれの青春の思い出に当てはめて聴いてもらえると、いまの大切さをより感じられる曲なんじゃないかなと思います。
──この曲はKANA-BOONの谷口鮪さんが作詞・作曲されているんですよね。
坂井 : そうなんです。以前“エンドレス”という曲を書いていただいたんですけど、また今回も書いてもらいました。“エンドレス”のときも今回も、私たちの心を読んでいるんじゃないかっていうくらい、私たちのことを昔から知ってくださってるような感じで楽曲を書いてくださいました。ぜひ“エンドレス”と併せて聴いてほしいです。
──辻野さんの推し曲はどの曲ですか?
辻野 : 私は“なんでもいいから”ですね。これは、女子なら誰しもが思っていることが歌詞になって、心の叫びが溢れてる曲です。「なんでもいいから ちょっとで良いから 今すぐ可愛くなりたい!」って歌詞があって、私自身も常に思っていることだったりするんですよ。私たち自身もかわいくなりたいと思っているし、これを聴いてくれる宣伝部員さんもかわいくなりたいって思ってる方が多いと思うので、お互い一緒にこの曲を聴きながら少しずつかわいくなれたら嬉しいです。あとは、「乱れないで無邪気な前髪」っていう歌詞があるんですけど、女の子って、本当に前髪命なんですよ。とき宣でも、ライヴ前は常に前髪をカチカチにスプレーで固めたりしていて。そういうとき宣らしさもありながらも楽しい楽曲になっていると思います。女の子の心の叫びが書いてるからこそ、共感してもらえる人も多いんじゃないかな。
──この曲は、メロディも覚えやすいですよね。
辻野 : そうなんですよ。あと、あきちゃんの「可愛くなりたい !!」っていうセリフがあるんですけど、それを聴いた瞬間「いや、それ以上かわいくなってどうするんだ! 」ってこっそり思いました(笑)。
菅田 : いやいやー、そんな言うほどかわいくないと思いますよー(笑)。
辻野 : またまたー(笑)。逆にあきちゃんが言うからいいのかなとか思います。ライヴで浸透したら、もっと盛り上がれそうな曲だなって思います。
菅田 : 振りもかわいいので、そこもポイントですね。
──これから夏ツアーがはじまり、10月22日には幕張メッセでのワンマン・ライヴが開催されますね。意気込みをそれぞれ聞かせてください。
菅田 : ツアーでは全国いろんな箇所に行かせていただきます。まだライヴに来たことがないよっていう方も、はじめてライヴに参加される方もいらっしゃると思うので、そこでちゃんと宣伝部員さんのハートをギュッと掴みたいです。また来たいって思ってもらえるようなライヴを作り上げて、どんどんそうやってたくさんの宣伝部員さんを連れて、幕張メッセで満員のライヴができたらいいなと思っています。そのためにはこのミニ・アルバムの6曲も、ツアーで共に成長させていって、幕張では、より良い形で私たちの歌をお届けできるように頑張りたいです。
辻野 : 幕張メッセでのライヴが決まったのが、去年の12月の末のクリスマスライヴだったんですよ。それから、まだ夢の中というか現実味がまだなかったんですよね。でも、先輩方がライヴをしている映像をみて、「あの景色を自分たちが作りたい」っていうワクワク感が、いまはすごくあります。もっともっと夏のツアーで、ライヴパフォーマンスも磨いて、少しでも会場にふさわしいグループになれるように一歩一歩頑張っていきたいなと思っています。
坂井 : 幕張メッセは、本当にとき宣史上、最大のキャパなんですよね。ここに立てるぐらいまで自分たちが成長できたんだっていう嬉しさもあったし、「このステージ、とき宣似合うね」って思ってもらえるパフォーマンスができるのかっていう不安もあります。私たちは、「満員の日本武道館に立つ」という夢を掲げているんですけど、そこにも一歩近づけたような気もするので、幕張メッセは楽しみです。スタッフさんや宣伝部員さんにも、ちゃんとステージで恩返しができるように、歌やダンスを磨いて「とき宣のライヴ最高だね」って言ってもらえるようなライヴを作れるようにみんなで頑張ります。
超ときめき♡宣伝部の最新ミニアルバム
LIVE INFORMATION
【超ときめき♡宣伝部のサンリオキャラクターズと行く!真夏のハートギュッとTOUR 2022】
♥日時・会場
7月10日(日) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)
開場13:10 / 開演14:00
開場17:10 / 開演18:00
<お問い合わせ>ソーゴー東京 03-3405-9999
7月17日(日) 福岡・Zepp Fukuoka
開場13:10 / 開演14:00
開場17:10 / 開演18:00
<お問い合わせ>キョードー西日本 0570-09-2424
7月30日(土) 大阪・Zepp Namba (OSAKA)
開場16:10 / 開演17:00
<お問い合わせ>キョードーインフォメーション 0570-200-888
7月31日(日) 愛知・Zepp Nagoya
開場16:10 / 開演17:00
<お問い合わせ>サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
8月11日(木祝) 北海道・Zepp Sapporo
開場13:10 / 開演14:00
開場17:10 / 開演18:00
<お問い合わせ>ミュージックファン 011-799-1000
8月21日(日) 宮城・仙台PIT
開場16:10 / 開演17:00
<お問い合わせ>キョードー東北 022-217-7788
8月27日(土) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)
開場13:10 / 開演14:00
開場17:10 / 開演18:00
<お問い合わせ>ソーゴー東京 03-3405-9999
♥最新チケット情報はこちら
https://toki-sen.com/contents/530265
【行くぜ!超ときめき♡宣伝部 in 幕張メッセ!】
♥日時
2022年10月22日(土)
開場14:30/開演16:00
♥会場
幕張メッセ イベントホール
お問い合わせ:ソーゴー東京 03-3405-9999
♥チケット情報はこちら https://toki-sen.com/contents/531106
超ときめき♡宣伝部 ディスコグラフィー
PROFILE:超ときめき♡宣伝部
きみのハートにロックオンっ!
スターダストプロモーション所属の辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりの6人組アイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」
「ときめく恋と青春」をテーマに世界中のみんなにときめきを宣伝(お届け)しています♡
楽曲「すきっ!〜超ver〜」がTikTokや各音楽配信サイトで日本のみならず、海外でも1位を獲得しています♡
■公式HP https://toki-sen.com/
■公式ツイッター https://twitter.com/sendenbu_staff