いつどんなときに聴いても、≒JOYのライヴに来た感覚を味わえる
──9月3日には、パシフィコ横浜にて≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」が開催されました。
山田 : はじめての単独コンサートを、パシフィコ横浜 国立大ホールというとっても大きな会場でさせていただけて本当に幸せな時間でした。メジャーデビュー前にこんなにも貴重な経験をさせていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。
小澤 : こんな大きい会場でやらせていただいたのは、本当に感謝でいっぱいです。2023年はいろいろんなことに挑戦させていただいたんですが、個人的にはこの1stコンサートが1番心に残っています。みんな気合いが入っていました。
市原 : リハーサルしていたときに、会場の広さに圧倒されてしまって。ちゃんと成功させられるか不安だったんですが、メンバーみんなで力を合わせてここまでくることができたので嬉しかったです。客席おりもあり、ファンの方もすごく喜んで下さって、頑張った甲斐がありましたね。
山田 : 大きな会場一面に広がるペンライトの海が素敵で何度も思い出しますね。アンコールで客席におりてファンの皆様のお顔を近くで見ることができたことが、とっても嬉しかったです!
──2022年11月に開催された〈≒JOY 特別公演〉のときとは、感覚も変化しましたか。
小澤 : 今思うと〈≒JOY 特別公演〉では全曲、力んでいた気がします。そういう意味では1stコンサートでは、緊張はしたんですがうまく調節できていたなと思います。でも会場が広かったので、移動距離がありずっとマラソンをしている感覚でした。より大きく踊らないといけないのと、視線も動かさないといけないということで、指原さんに直接アドバイスをいただきました。
──指原さんからはどんなアドバイスをもらったんですか?
小澤 : 「ライヴ中は1階席を見がちになるから、2、3階席もしっかり見るようにしようね」と言っていただいたんです。その言葉で2階席、3階席の方も気にかけることができました。

──2024年1月17日にデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』がリリースされます。どんなミニアルバムになりましたか?
山田 : いままでの≒JOYがぎゅっと詰まったミニアルバムになっています。いろいろな系統の楽曲があるのでぜひ沢山聴いてほしいですね。
市原 : 今までの曲と新曲、合わせて10曲収録されています。素敵なミニアルバムになったので、たくさんの人に聴いてほしいですね。
小澤 : このアルバムは、ライヴで一番最初に流れる“Overture”からはじまるんです。いつどんなときに聴いても、≒JOYのライヴに来た感覚を味わえると思います。少しでも頑張れる源になれたらなと思いますね。
──≒JOYの“Overture”はすごくロックな楽曲になりましたね。
山田 : ≒JOYの“Overture”を初めて聞いた時は先輩方の“Overture”とガラッと雰囲気の違うものでびっくりしたんです。今ではライヴ前にこの曲を聴くと気が引き締まりますし、「≒JOY最強!!」という強い気持ちになれますね。
小澤 : これまでも“超孤独ライオン”や“その先はイグザルト”など、かっこいい曲があったので、≒JOYの系統は、なんとなくかっこいい系になるんじゃないかなと薄々気づき始めていました。なので“Overture”を聴いて、すごくしっくりきましたね。1曲目の“Overture”から2曲目の“無謀人”はボルテージをあげていただけると思いますよ。
──2曲目に収録されている新曲“無謀人”もすごくかっこいい楽曲にしあがっています。
小澤 : “無謀人”というタイトルも、無謀なことにも果敢に挑戦していく姿勢が見えますし、今の≒JOYのがむしゃらさを感じますね。普段自信がもてなくても、聴いていると自信が出てくるので、この楽曲でファンの方にも強い気持ちをもってもらえたらなと思いますね。
山田 : 個人的にかっこいい楽曲が来るのではないかと予想していたので「すごい曲が来たぞ!!」という気持ちでした!“超孤独ライオン”や、“その先はイグザルト”とはまた違ったかっこよさを感じます。
市原 : この楽曲は振り付けもかっこよくて、しかも1人1人のよさが出るような振りつけなんです。しかも聴き入ってしまうくらい、みんな歌が上手くて本当にすごいなと思いますね。
──≒JOYは歌が上手なメンバーが多いですよね。
小澤 : 声が魅力的なメンバーが多く、誰が歌っているかすぐわかります。ユニゾンで歌っている部分では、どの組み合わせでもキレイにきこえるので楽しみですね。今回の歌割りは新鮮だったので、新しい雰囲気の≒JOYを感じてもらえるんじゃないのかなと。
──MVも熱い魂を感じる仕上がりになっています。
山田 : 今回は特にメンバーみんなでダンスを頑張りました。MVでもダンスシーンがメインに使われています。とってもかっこよく仕上げてくださったので何度でも見てほしいですね。
小澤 : ダンスシーンも無機質なトーンで、倉庫でライティングがあり、少し地面を濡らしてもらったんです。なので地面がカッコよく映るし、今回はエキストラさんにもたくさん参加していただいたんです。それに今回は新しい撮り方が多かったなと思いますね。衣装もパンツスタイルで、力強い振付けが多く、眉間に皺が寄るような表情なので結構たくましくなっています。私たちの魂が伝わればいいなと思っています。
