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INTERVIEW : ONE LOVE ONE HEART

ONE LOVE ONE HEARTが男女それぞれで新たに放つ2つの楽曲はどちらもパワフルでエネルギッシュだ。男子メンバーが歌う「マジで超やべぇ」は、90年代ヒップホップを彷彿とさせるトラックに、イケイケのラップが乗っているし、女子メンバーの「ハイスイノジン」は、ハイトーンのヴォーカルが光るゴキゲンなR&Bなサウンドだ。この1年を通してさらに団結力が深まったというメンバー9人。来年1月8日にZepp Shinjukuで開催されるワンマンライヴもきっと大成功を収めることだろう。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 :MANAMI
このメンバーがいるから大丈夫だと思えた
──ONE LOVE ONE HEARTは来年の1月で2周年を迎えます。今年に入ってからの活動を振り返ってみていかがですか?
相原一心(以下、相原):去年は僕たち、主演舞台『オノマトペ』を行っていて、ほとんどその舞台の稽古の1年だったんです。今年はその代わりにライヴやイベントに出ていっぱいファンの方の前に立てた印象があります。
洸瑛:今年はとにかく青春を感じる1年でしたね。楽曲のテイストも、学生が多い10代が多い今だからできる青春っぽい楽曲が多かったり、MV撮影もそれに伴ってやってきました。
飯塚瑠乃(以下、飯塚):いままでは本当に男女全員で一緒に舞台をやったり、ステージ立ったりして活動することが多かったんです。今年は男女で分かれて活動して、お互いのライヴを見たりすることで、たくさん刺激をもらった1年でした。
藤咲碧羽(以下、藤咲):去年は初めてのことが多くて不安ばかりだったんです。でも、今年から色々なことがわかってきて、新しくステップアップできた1年だったと思います。
佐々木杏莉(以下、佐々木):この1年は歌とダンスにより向き合うことが多くなって、自分たちの強みや課題点が明確になりました。2024年に向けてもっとレベルアップをしていかないといけないなと改めて感じた1年でした。


──それぞれ成長できたと思うところはありますか?
飯塚:私は去年よりもステージにあがる回数が増えて、苦手な歌にもちょっとずつですけど、自信を持ってできるようになってきたかな。
藤咲:昔よりも緊張を上手く使えるようになったと思います。緊張した方が、ちょうどいい感じに力が入るようになったんです。
相原:僕たち、はじめて全員顔合わせしてから3年くらい経つんですけど、今までより団結力や仲が深まりました。自主練のときとかレッスンのときでも、声をかけやすいし、メンバーに対して仕事のこともプライベートのことも相談できるようになりました。
洸瑛:昔はなんか意見がまとまらなかったりしていたんですけど、活動していくなかで円滑に進むようになってきたんじゃないかなと。グループとして、ひとりひとり成長してきているのかなと思っています。
佐々木:確かに、みんなで意見を言える環境になってきてると思います。いまはメンバーそれぞれの意見を取り入れられるので、よりいいものになってくんじゃないかなと思います。



──皆さんそれぞれで成長したきっかけはありますか?
洸瑛:夏にMV撮影とかYouTube撮影を始めて、みんなで1個のものを作る企画をしていくなかで、徐々に絆が深まっていった感じかもしれないです。ちょっと遠慮してたところとかが、結構ラフになったというか。
──YouTubeの企画では、100㎞駅伝にも挑戦されていましたよね。
佐々木:そうなんですよ。最初にその企画を聞いたときは、びっくりしましたね。駅伝の当日は、残りのメンバーはロケバスで移動して、走ってる子を見つけたら、そこから応援する感じだったんです。私も走りながら、本当に辛いなって思ったときに、メンバーが「頑張れ!」って応援してくれたことで、仲間の大切さを感じましたし、このメンバーがいるから大丈夫だと思えたんです。ひとりじゃないんだという安心感がありました。
藤咲:みんなが走ってるのを見ると、余計に「すごく頑張ってる」と思って、尊敬の気持ちが生まれました。それで団結力も増したと思います。
飯塚:皆がいろんな険しい道とか走っているのを見ると、本当にかっこいいなって思えたんです。この8人となら、どこへでもいけるんじゃないかなって思いました。
佐々木:走っている姿を見ていると、みんなの芯の強さを感じて、大きく心動かされた日でもありました。本当に忘れられない1日でしたね。
