日本を超えて海外にも、かわいい文化は通用するんだなって
──今年に入ってから、とき宣は特に勢いが加速している感覚があります。
吉川 : 「スッキリ」や「COUNT DOWN TV」みたいなテレビ番組に出させていただきましたし、そういう面での露出が嬉しかったです。最近だとYouTubeの登録者数が10万人を突破して、銀の盾をいただいたり、自分たちでも「あ! すごいな!」って言えることが起きている感じがします。
──周囲の反応も変わってきましたか?
吉川 : 私のお母さん、スッキリを泣きながら見たって言ってました(笑)。全部ちゃんとチェックしてくれているんですよ。私のお母さんも泣いてたんですけど、私の幼馴染のお母さんも泣いてくれたし、私の親友も見ながら実は泣いたりしていたらしいです。そういう報告ができるのは嬉しいですね。
杏 : メディアへの出演とかもそうですし、YouTubeに限らず、Twitter、TikTokとか、たくさんの人にフォローしていただけてるのも励みになります。横浜武道館でのライヴがソールドアウトしたって聞いたときは、すごく嬉しくなりました。
小泉 : 外国の方々のコメントがすごくSNSでも増えて、それは嬉しいなと思いますね。まだ、こういう状況もあって行けてないんですけど、いつかアジアツアーとかもできたらいいなと思っています。
吉川 : 日本を超えて海外にも、かわいい文化は通用するんだなって、新しい発見にもなりました。
小泉 : 海外の方が毎日コメントやメッセージを送ってくださるんですよ。会ったこともないのに毎日メッセージを送ってくれるなんて、すごく嬉しいことだなと思って、愛を感じています。読めない文字でメッセージがくるんですけど、そこは自分たちで翻訳したりしています。海外の方って、愛情表現も壮大だから、そこもいままでにない感じで読むのも楽しいです。
吉川 : 「愛しています」みたいなコメントがくるよね(笑)。
小泉 : そうそう。「愛しています。お姫様! 」とか(笑)。
── (笑)。とき宣はメンバーみんな仲が良い印象があります。
小泉 : 仲良いです。「喧嘩とかするんですか?」とか聞かれるんですけど、本当にしないんですよ。だから、自粛期間のときも、4時間半ぐらいメンバーと電話したりとかして (笑)。
吉川 : 本当にずっとワイワイしてます。
──6月22日には、ミニ・アルバム『ハートギュッと!』がリリースされます。メンバーのみなさん的にはどんな作品になりましたか?
杏 : 今回も、とき宣がこれまでテーマにしてきた“恋と青春”がギュッと詰まっているんですけど、どの曲も違うメッセージが込められていて、毎日聴いても飽きないと思います。恋の曲はいままでたくさんやってきたんですけど、“ギュッと!”とか、“なんでもいいから”とか“きっとスタンダード”とか“Cupid in Love”とか、全部違う物語があって、違うメッセージが詰まっているのがおもしろいです。歌い方だったり、セリフだったり私たちの新しい一面を見れると思うので、そこには注目して聴いていただきたいなと思います。