戦友でもあり、ライバルでもあり
──それから、8月には横浜アリーナで開催されたアイドルフェス〈@JAM EXPO 2020-2021〉に出演されました。こちらは争奪戦を勝ち抜いて出演が決まったんですよね。勝ち取った時はどういう気持ちでしたか?
是枝 : 嬉しかったです。
水城 : 素直(笑)。
水城 : 「勝者は...」から名前を言われるまで結構間があったんだよね(笑)。それで、みんなこうやってポイントを指で数えて「あれ? 勝ってる!?」とか言って(笑)。
篠崎 : でも、呼ばれた瞬間はみんな泣いて喜んで。会場にもお客さんがいたので、目の前で喜んでくださる方たちもいて、めっちゃ嬉しかったです。しかも3票差とかで結構ギリギリだったんですよね。
──結構接戦ですね。実際、〈@JAM EXPO 2020-2021〉に出てみていかがでした?
是枝 : あの、私、横浜アリーナで成人式やったんですよ。横浜出身なので。
一同 : (笑)。
是枝 : 成人式のところだって思って(笑)。でも、ライヴ当日は、「横アリに立つってどういうこと!?」ってまず思っていました。実際ステージに上がってみたら、いつものお客さんたちも観に来てくれたり、メンバーもみんな嬉しそうに楽しそうにしてたので、それを見て私も楽しんでました。
水城 : 花道があったんですよ。マイディア史上初花道で、前日に”トーキョーガール”という楽曲の振り付けの先生が来てくれて花道を使った構成を付けてくれたんです。なんかもうすごかったよね。だから、「Zepp Hanedaでのセカンド・ワンマンでも花道を作りたい」と私はその後ずっと言ってます。
篠崎 : 横アリは、いわゆる地上のアイドルさんが立ってるイメージがあったので、そういう「自分がずっとテレビで観てた方々と同じ場所に立っているんだ」って思うとちょっと緊張しました。自分たちの出番が終わってから、結構他のアイドルさんのライヴを観させていただいたんですけど、「あの人たちがいま立ってるところに、自分たちが立ってたんだなぁ」って何回も思うことができて、もう一生忘れないと思います。
──他のアイドルさんのライヴも見られてどうでしたか?
篠崎 : 乃木坂46さんや=LOVEさんだったり、本当にビッグネームな方々と同じ日に一緒に出させていただいたんですけど、本当にみんなで興奮して。
水城 : =LOVEさん観に行ったときに「本物だ!」って(笑)。「大谷 映美里ちゃんって本当に存在してんだ!」って(笑)。
是枝 : みんなで観に行きましたね。
篠崎 : ずっと「かわいい!」って言ってね(笑)。
──なるほど。他のグループといえば、昨年の合同オーディションのときに、JamsCollectionという同じプロダクション所属のグループができましたよね。
水城 : 結構対バン企画もしてるし、一緒に2グループでツアーを回ったり、ニコイチみたいな感じで活動してますね(笑)。
──楽屋でも喋ったりするんですか?
水城 : 私は、成瀬みるあちゃんと神楽胡音ちゃんは前から二人とは交流があったので、その新グループが出来た時には、「知ってる人いるじゃん!」みたいな感じでしたね。特にみるあとは、よく一緒にご飯に行ったりとかしてます。
篠崎 : 私は個人的に津代美月ちゃんが大好きなので、本当に同じ事務所になるって聞いたときは、「マジで!?」って驚きました。津代ちゃんがアキシブさんにいたときには、お客さんとして見ていてステージを眺める側だったので、そういうところでアイドルになって良かったなって思いましたね。
是枝 : 私は、ライヴが被った時にジャムズさんの曲が聴こえると、メンバーのあすかと一緒に踊ったりしてます(笑)。
篠崎 : ジャムズさんの曲はマイディアのなかでもめちゃくちゃ人気で。この間、ジャムズさんの曲がリリースされた時は、みんなでダウンロードして聴いてました。他にも、ジャムズさんが<TIF>の争奪戦に出たときは、マイディアは遠征の帰りの車だったんですけど、みんなでスマホで配信を見ながら「がんばれー!」って応援して。
水城 : 高速道路を走ってたんですけど、トンネルに入ったら電波がところどころ途切れるんですよ。
篠崎 : 勝ったときには、みんなで喜んだりしましたね。でも、私たちが<@JAM EXPO 2020-2021>の争奪戦に出たときは、ジャムズさんが応援に来てくださったりとか。お互いがお互いのファンみたいになってますね。
──愛を感じますね。MyDearDarlin'にとって、JamsCollectionはどんな存在ですか?
水城 : 戦友でもあり、ライバルでもあり、というか。でも、仲良くもしたい。ジャムズさんみたいな可愛いくて、ダンスもすごくて、曲も盛り上がるグループが身近にいるからこそ、「うちらもダンスすごいんだよ」とか、「もっとこうしよう、ああしよう」とか、そんな話がマイディアでも増えた気がします。かなり刺激をもらっていますね。