今はそれをしなきゃライヴできないくらい
──最初のお披露目ライヴの感想はどうでしたか?
津代 : みんな緊張してて、子鹿みたいに震えてました。「大丈夫だよ」って言ってたけど、美月も緊張してて。美月とはるちゃんは東京でアイドル経験があったので、ある程度前のグループからのファンの方が来てくれたりするじゃないですか。でもみんなははじめてだし、自分のファンがどれくらい来てるのかわからなくてめっちゃ不安だったと思うんです。その不安がある分、自分のことも考えないといけなかったから大変だっただろうなと思いますね。
──先輩っぽい感じは出せましたか?
津代 : 本当に出せなかったです。美月、こう見えても人見知りなので。誰か知ってる人がいないと新しい場所に行くのも本当にダメで。練習期間ですらあんまり気軽に話せなくて、最初のライブはまだメンバーといるのも緊張してました。
──それから壁がなくなっていったきっかけはなんだったんでしょう?
津代 : 徐々にも打ち解けていったのもあるんですけど、“smile×smile”のMVの撮影が泊まりだったんですよね。初めてお泊まりして、いろんな子と話すようになってから仲良くなったかな。ゴリゴリに寒かったんですよね。ジャムズは、ライヴの前に円陣を組むんですけど、その円陣が出来たのが撮影の時でした。そこでぎゅっと仲良くなりました。
──なるほど。どんな円陣なんですか?
津代 : 最初ははるちゃんが「今日も頑張りますか~?」みたいなことをその日のテンションで言っていって、最後に「ジャムズ~!」ってやるんです。最初はダサいねとか言ってたんですけど、今はそれをしなきゃライヴできないくらい大事なものになりましたね。
──先日7月26日には、JamsCollectionの楽曲が一挙8曲の配信でリリースされました。レコーディングの思い出はありますか?
津代 : “smile×smile”の曲中で英語があるんですけど、それが全然言えなくて、それに苦戦した覚えがあります。発音とか全然できなくて「あー。英語だめだ」って。めっちゃそこに時間かかりました。私、結構滑舌が悪くて。レコーディングでも苦戦するんですけど、最初はどの曲もテンポが早いから、自分が追いつけなくなっちゃって。今は大丈夫ですけど!
──好きな曲を1曲あげるとすれば、どの曲ですか?
津代 : “サマーポップ”かな。自分の歌割のなかで「ずっと続くといいな」という部分があって、そこはもうみんなと目を合わせるところなので、ファンの方との時間がずっと続くといいなと思って歌っています。あとは、最後に「好きだよ」ってひとりで言うところがあるんですけど、ライヴで披露したときに、「誰を見て言ったの?誰を差していってるの?」ってざわざわしちゃったんですよ。それが恥ずかしくて(笑)。でも、そこは注目ポイントですね。
──JamsCollectionは、ダンスも結構真似しやすい印象があります。
津代 : 割と真似できるような振り付けだから、その曲ごとにイメージつく曲が多いと思います。手振りだったり、ダンスのなかで「この曲はこれの振りだよね」っていう印象的な振りが多いのがジャムズは多いからそこは特徴なんじゃないかなと思います。
──好きな振り付けはありますか?
津代 : 好きな振り付けはかわいい寄りが好きなので、“恋とテストと缶ジュース”ですね。3人ずつで別れて踊るんですけど、そこではるちゃんのお尻を触るのが好きです(笑)。
──それは、元々そういう振りなんですか(笑)?
津代 : 違います(笑)。横に添えるだけなんですけど、触り心地が良いので、勝手に触ってます。