はじめて読んでほしいなって思えるようなリリック
──新しいEP『Something is likely to happen』、これはどのように着手しました?
Ryosei : とにかく曲ができすぎたので、絞って、まとめた。コロナ中に、2021年にシングルを6曲出してたんです、配信で。それでも、もっとあったんです、楽曲が。まず4曲連続で「DRAW IN A HEAD」「SHIVER」「SPIRITED AWAY」「SOUTH」って出したんですけど。自分らでミックス、マスタリングまでやって完成させる音源を、はじめて作ったのが、この4曲だったんですけど。この4曲をリリースして、リスナーがだいぶ増えたんですよ。再生回数の桁が増えた、ぐらいの感覚があって、そっからもう楽しくなっちゃって。時間も腐るほどあったし、とにかくいっぱい曲を作って、その中でよかった7曲です、このEPは。
Taito:今回は、コンセプトがあるとかいうわけじゃなくて。
Ryoma:あ、俺はでも、最初に聴いたとき、すごい景色というか、風景描写が──。
Ryosei:ああ、確かに。
Ryoma: コロナになって、Ryoseiが、自分の見た景色とか写真に撮ったり、話したりしてくれるようになった気がしてて。この曲はこういう景色だっていうことを、説明されたりはしないんですけど。でも普通にしゃべってるとき、「こういう景色を見た」みたいな話をしてて。あとから、曲を聴いてVJを考える時に、「ああ、あのとき、ああいうこと言ってたな」とか。
Taito : 俺が思うに、いまの時代とかいまの時期的なものが、ギュッと詰まってるかな、とは思います。いまやからできた曲やし、こういう世界やからできた曲やし、いまの景色ですね。
Ryosei : あと、日本語でめっちゃ曲書いたんですよ。いままですげえ英語を使ってて。理由としては、日本語だと表現がすごい直接的になっちゃうのが恥ずかしい、とか……日本人洋楽好きあるあるですけど。でも今回は、言いたいことがたくさん増えたので、日本語で。だから、はじめて、みんなに読んでほしいなって思えるようなリリックを、書けるようになってきた感じはあります。
──1月29日と2月12日には東京と大阪でリリース・ライヴがありますが。渋谷のWWWというのは、これまでだと大きめのハコですよね。
Ryosei:挑戦ですね。「大丈夫かなあ」っていうのがまずあるんですけど。楽しみです。
Taito:どれだけいま自分らができるかっていう、挑戦の意識も高いです。で、対バンに選んだgatoも油断するとボコボコにされるんで、そういう意味でも楽しみですね。
編集:梶野有希
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PROFILE : LIVE INFORMATION
“Something is likely to happen”Release Party
日時:2022年1月29日(土) | OPEN 18:00 / START 18:45
場所:SHIBUYA WWW
出演:the McFaddin/gat
日時:2022年2月12日(土) | OPEN 18:00 / START 18:45
場所:OSAKA ANIMA
出演:the McFaddin
詳細 : https://www.themcfaddin.com/post/%E3%80%90live-info%E3%80%91
PROFILE : the McFaddin
the McFaddin(ザ マクファーディン) フィジカルなバンドサウンドとDTMで作り上げるデジタルなアプローチを融合させた次世代のロックバンド。 ライブではVJによる視覚でのパフォーマンスにも定評がある。 共同生活を営みながら、京都を拠点に活動中。
■公式Twitter:https://twitter.com/the_mcfaddin
■公式HP:https://www.themcfaddin.com/