リア充のクラバーとオタクの趣味の交点 = EDM? ——MOtOLOiD特集第3弾 トラックメイカー、bakerの“悪”なEPを特典とともにハイレゾで!

2011年、突如コミケから生まれた謎のネット・レーベルMOtOLOiD。ニコニコ動画などのインターネット上で活躍するトラックメイカーやDJが所属する、仲間のたまり場のようなこのレーベルは、EDM、チップチューン、ロック・バンドなど、まさにごちゃ混ぜ。しかしアーティスト一人一人は、「今自分が好きなことをやってる!」という何事にも代え難い熱いエネルギーに満ちている。そんな“くだらないけどかっこいい”を感じさせるこのレーベルをぜひご紹介したく、11月からMOtOLOiD特集として、所属アーティストを特集! 第1、2弾のヒゲドライVANに続き、今回はクラブ・ミュージック系トラックメイカー、bakerをハイレゾで配信! baker本人が、「ダサかっこいい気がして何となく悪そう… 略してダサかっこ悪い」と表現する本作品は、はたしてどのような音なのか!? そして、OTOTOY限定特典として、bakerによる「M.A.D composer」の撮りおろしミュージック・ヴィデオをプレゼント! インタヴュー、ハイレゾとともに存分にお楽しみあれ!!
謎のネット・レーベルMOtOLOiDの過去特集はこちらから!!
>>MOtOLOiD特集第1弾 : ヒゲドライVAN
>>MOtOLOiD特集第2弾 : ヒゲドライVAN(インタヴュー篇)
baker / waru EP(24bit/48kHz)
【配信フォーマット / 価格】
ALAC / FLAC / WAV(24bit/48kHz) : 単曲 250円(税込) / まとめ購入 1,800円(税込)
【Track List】
01. M.A.D composer
02. M.A.D foods
03. Around the M
04. M.A.D referee
05. Around the A
06. M.A.D politician
07. Around the B
08. M.A.D girl
09. M.A.D president
10. M.A.D president(remix:KN)guest track
11. Worlds (music:zanio remix:baker)bonus track
12. bellyachebonus track
購入者特典としてbaker本人が暴れ回るミュージック・ヴィデオ「M.A.D composer」をプレゼント!!!
「M.A.D composer」ミュージック・ヴィデオ
INTERVIEW : baker
インターネットを中心に楽曲を発表し続け、ボカロPとして名前のあがることも多いミュージシャンbaker。その彼の新作は『waru EP』というなんとも悪そうなタイトルであり、最初から最後まで息も付かせずにダンス・トラックが鳴り続けるアルバムだ。しかし、bakerはただワルなだけではない。様々なところで様々なスタイルの楽曲を作り続ける彼には、いつも変わらない音楽への姿勢があるのだ。アルバムやレーベル、各地でのDJなどの活動について語ってもらったので、読んでほしい。
インタヴュー&文 : 滝沢時朗
ありそうなんだけど、なかったぐらいのところをいいなと感じる
——bakerさんのアルバムへのコメントで「ダサかっこいい気がして何となく悪そう… 略してダサかっこ悪いCD作りました」とありましたが、タイトルも『waru EP』で徹底してますね。
baker : とにかくコンセプトをわかりやすくして、まず最初に「何これ」って突っ込んでもらいたいと思って作りました。
——こういったコンセプトにしたきっかけはありますか?
baker : お仕事でこういった曲を作ることがあったんですけど、その時にうちのマネージャーから「こういうのいいじゃん。もっと突き抜けてやりなよ」って言われたからですね。まあ、やるならとことんわかりやすくやろうかなと思って最初にタイトルから考えました。何が悪いのか? って言われると、自分でもなんとなくとしか言えないんですけど(笑)。
——アルバムを通して聴いた印象だと、ダサくてかっこ悪いというところと、夜のクラブが持っている危険でダーティなイメージとしての悪いが混ざっているのかなと感じました。
baker : そうですね。そのあたりで考えてもらえると、最初に目標として考えていた着地点にすごく近いですね。
——ダーティな意味での悪いサウンドは、以前から作られていたんですか?
baker : やろうと思えばできたとは思うんですけど、あんまり自分がやることはないのかなとは思っていました。でも、やってると楽しいんですよ。地元の静岡でよくDJをやっていて、その時にアルバムの中では一番最初に作った「M.A.D president」をかけたんですけど、僕を全然知らないような人が中心のクラブの営業なのに、結構ウケがよかったんですよ。それと同時に秋葉系DJのイベントでやってもウケがよかった。なので、仲が良いとは言えない、いわゆるリア充のクラバーとオタクの趣味の交わる部分がEDMなのかなと。そこの溝を埋めることが、自分が常に目標としていることの一つでもあるので。

——『waru EP』とMOtOLOiDの“くだらないけどかっこいい”というコンセプトは共通する感覚がありますね。
baker : MOtOLOiDの前身レーベルであるLOiDの頃から、メインストリームやベタなものから外れたい人が集まっていました。悪く言うとへそ曲がりとか天邪鬼なんですけど(笑)。でも、それはそれでサブカルチャーの面白いところで、自分も含めてそっちの方がもともと好きな人が多いし、自然とそうなっちゃいますね。
——bakerさんは過去のインタヴューで「ボーカロイドの曲を作るにしてもキャラクター性を中心にはしていない」と言っていたり、昔から一貫していますね。
baker : とにかく誰かがやらないところに行きたくなっちゃうんですよね。キャラクターを打ち出したものは他の人がやっているし、自分よりもうまいと思うので、それだったらもっと違うところに行きたい。ただ、あまりにもニッチな方向に行き過ぎるっていうのも違和感があるので、ありそうなんだけど、なかったぐらいのところをいいなと感じることが多いです。
歌を前面に押し出したものを作るという考えはなかった
——アルバムは四つ打ちのEDMから始まって、「Around the M」などのAroundとタイトルに付く曲でビートが変わるという構成で、最初に少しダサいかも? と思っても聴いているうちにノってしまいますね。アルバムの構成はかなり練られたんでしょうか?
baker : 全体の流れは最初から構想していました。まずミックス音源ではないけど、つながっているように聞こえるアルバムを作りたかったので、全体を通して曲間を0秒にしています。でも、そこで四つ打ちだけだと僕自身が飽きてしまうので、ドラムンベースやダブステップなどのベース・ミュージックを混ぜていきました。その時にジャンルの間にあるBPMの壁を動かす曲として「Around the M」などを入れました。
——3曲目から5曲目ではビートがトラップになって、bakerさんとしては新機軸ですね。
baker : このアルバムを作り始めた時にトラップがマイ・ブームだったんですよ。正直、全曲トラップにしたいぐらいだったので、とにかくアルバムに入れたかったんです。
——EDMやトラップでも歌を入れるという選択肢もあったように思いますが、それは最初から考えていませんでしたか?
baker : あまり歌を前面に押し出したものを作るという考えはなかったですね。とにかくインストで、声はちょっとしたスパイスとして入れるぐらいのバランスです。ただ、その代わりに曲ごとのコンセプトはしっかりしようと思っていて、曲名に「M.A.D」がついている曲は、自分の中でモデルやテーマがちゃんとあるんですよ。
——4曲目の「M.A.D referee」はサッカー・ファンのbakerさんからすると含みのあるタイトルですよね。
baker : 個人名をあげるのは問題がありますけど、分かる人には分かるという感じです。今年ワールドカップでちょっと責められたあの人ですね。僕は元々清水エスパルスが好きなんですけど、エスパルスのサポーターが半分私怨みたいな感じで、恨んでいる人です(笑)。
——他の「M.A.D」がついている曲も具体的な誰かをイメージしているんですか?
baker : そうですね。ただ比較的わかりやすいとは思います。今年、自分の中で悪かったなっていう人のイメージですね。そういうところも考えて楽しんでもらえるとうれしいです。
——叫んだ人に関してはリミックスを作られていましたね。
baker : そのリミックスの叫び声を別のボイスに割り当てた曲まんまが入ってます(笑)。
——ゲスト・トラックとして10曲目で「M.A.D president」をリミックスしているKNさんはどういう方ですか?
baker : まず一番有名なところで言うと、ニコニコ動画でファミリーマートの入店音をKORGのelectribeで一番最初にリミックスをして火付け役になった人ですね。前から友達で、遊んだりクラブで会ったりしていたんですけど、最近、彼が静岡に仕事の関係で引っ越してきてよく遊ぶようになりました。そこでぜひ何かの作品で一緒にやってみたいなと思って、まず一番に声をかけました。
——KORG仲間でもあるんですか?
baker : そうですね。やっぱり、KORGがあったから知り合えたっていう仲なので。
——「M.A.D president(remix:KN)」もドラムンベースやダブステップのビートに展開しますが、bakerさんと聞いている音楽は近いんですか?
baker : 彼も静岡で一緒にDJをやったりするんですけど、やっぱり、ベース・ミュージックが好きみたいで、近いものがあります。今回のリミックスはすごく楽しんで聞けて、うれしかったですね。
——ゲスト・トラックの次のボーナス・トラックではbakerさんがZANIOさんの「Worlds」をリミックスされています。ZANIOさんとも以前から交流があるんでしょうか?
baker : ZANIOくんは友達というか悪友ですね。すごく雑に扱っても大丈夫な仲です。普通に「バーカ」とか言えます(笑)。その彼が〈beatport〉で配信していた『Worlds』を、去年の冬に『Worlds EP』という形でレコードにしてリリースして、その時にアナログ限定で入れたリミックスです。レコードを再生する環境がなくて聞けない人も多いので、ボーナス・トラックとして入れました。
——どういうコンセプトでリミックスしたんですか?
baker : 僕の思っているプログレッシブ・ハウスを目指しました。でも、今はbeatportでプログレッシブ・ハウスのチャートを見ても、EDMしかないんですよね(笑)。なので、5年ぐらい前のプログレッシブ・ハウスのイメージです。それから、レコードに入るっていうことで、レコードを回したときに出る音の感じをすごく意識して作りました。
——もう1曲のボーナス・トラックの「bellyache」はどのような経緯でできた曲ですか?
baker : Diverse Systemという同人サークルから出た『AD:DUBSTEP』っていうコンピレーションに参加した時の曲です。今はダブステップっていうと、スクリレックスみたいないわゆるブロステップになりがちですよね。なので、本来のダブステップのイメージに近い曲を作って、Diverse Systemの主催のYsK439さんにこう来るとは思わなかったって思わせるようなものを作りました。
[DVSP-0099]AD:Dubstep Crossfade(Soundcloud)
——ゲスト・トラックとボーナス・トラックでbakerさんの交流や本編には出てこない音楽性が見えるようになっていますね。
baker : 本編だけだとちょっと同じようなテイストの曲が多いので、食後のデザートみたいな感じですね。名前だけの話ですけど、ボーナス・トラックとかつけて本編とはコンセプトが違うんだよということを出しています。『AREPK』っていうボーカロイドのアルバムでは、タイトル通りのアルパカの曲は2曲しかなかったので、EPにして11曲をボーナス・トラックにしました。同人だからできることですね。なので、僕を以前から知っている人はボーナス・トラックがやたら多いというイメージでしょうけど、今回は少ないです(笑)。
DJをやる以上は行った先々でファンを作れなければダメだと思う
——普段は色々なイベントでDJをされていますが、『waru EP』に近いサウンドですか? それとも全然違いますか?
baker : 普段のDJだとわかりやすいネタやキャッチーな曲、歌モノもいっぱいかけます。でも、DJの流れやBPMの変わり方はほぼこんな感じですね。たまに違うこともやったりしますけど、基本的には四つ打ちから始まって、ドラムンベースやダブステップをやって、たまにグリッチホップとかレゲトンみたいなこともやりつつ、最終的に四つ打ちに戻っていくみたいな構成が多いですね。
——ダンス・ミュージックは全般的に好きなんですね。
baker : 四つ打ちが中心ではあるんですけど。クラブに行ってると色んなジャンルが聞けるので、あれもいいなこれもいいなってなっちゃいますね。
——DJとしてプレイする以外にもよくクラブに遊びに行くんですか?
baker : 友達とか気になるDJがいると行ったりします。自分が出てるときだけでも、結構な数は聞いているので、すごい勉強させてもらってます。
——DJとしてもお客さん側としても、フロアの反応は身体で覚えているということですね。
baker : そうですね。基本的には『waru EP』を作ってるときも、フロアのことを考えていました。どういう瞬間にどういう曲がかかったら、どうなるかとか。
——今年はインドネシアやベトナムへDJに行かれていますが、日本と違うところはありますか?
baker : クラブに行き始めだな、という感じのお客さんが多いですね。4、5年前のMOGRAを思い出します。ただ、最初は戸惑ってても、火がつくと爆発してノリがよくなります。日本人より照れがないですね。チリのお客さんは特に元気でした。
——ウケのいい曲は日本と違いますか?
baker : あんまり違いを感じたことはないですね。出演したイベントはオタク系が多かったので、そっち方面の曲は喜んでくれます。EDMのスタンダードな曲は、むしろ、日本より盛り上がりますよ。EDMは英語とスペイン語の曲が中心なので、聞いている人が多いみたいですね。チリでタクシーに乗ったときに運ちゃんがラジオをつけたら、いきなり僕やゆよゆっぺくんがよくDJでかけている「Booyah」っていうEDMの曲が流れてきて、こんなのラジオで流れるんだっていうこともありました。普段からこういう環境にいるから、EDMにのりやすいのかなと思います。
——日本のタクシーの運転手がEDMを聞いているところは想像しにくいですね。
baker : でも、その運ちゃんがEDMでノリノリになって、曲に合わせてブレーキを踏み出して車がガックンガックン揺れたりとか危険でした(笑)。怖かったですけど、日本では味わえないので楽しかったです。
——M.A.D taxi driverですね。
baker : そういう曲を作らないとダメですね(笑)。
——『waru EP』のサウンドは海外のラジオやフロアでもかかることを意識したものですか?
baker : 今回に限らず、世界中のどこに行っても通用するものを作らないといけないと思っています。それができないと自分も悔しいし。
——bakerさんの全編ダンス・ミュージックのアルバムは初ですが、一連の活動が形になったアルバムでもあるんですね。
baker : DJをやってそろそろ5年ぐらいなんですけど、やっと自分なりのアウトプットの仕方が分かってきた感じです。
——MOtOLOiDのレーベルとしての戦略も、イベントを積極的にやって現場でお客さんをつかんでいくという方向なんでしょうか?
baker : そうでうすね。作品が先になっちゃってる感じが多いですが、DJをやる以上は行った先々でファンを作れなければダメだと思うので。そういうところをちゃんとやっていけと社長からも言われています。今年は今までで一番色んなところをDJで回らせてもらっていて、その上で静岡をすごく大事にしてやれてきたと思います。去年までパスポートすら持っていなかったんですけどね。
結局、真面目なことを言ってしまいました(笑)
——OTOTOYのMOtOLOiD特集第2弾でインタヴューを受けられていたヒゲドライバーさんの『HIGE DANCE』もダンス・ミュージックのアルバムでしたが、レーベル全体でそういった方向を打ち出していこうというモードなんでしょうか?
baker : 元々はバンドから入ってきた人が多いんですけど、ゆよゆっぺくんが最初にDJ'TEKINA//SOMETHINGっていう名前でDJをやり始めて、今では全員がDJをやっています。それで、プレイしているとダンス・ミュージックの持ち曲があった方が強いなとみんな思うんですね。なので、自然にこういう雰囲気になっていきました。
——レーベル・メイト同士で影響を受けあったりしますか?
baker : 近いところにいるので、お互いに意識するし、負けたくないっていうのも大きいです。ただ、お互いにすごいなと思うところや、尊敬しているところがある上でそう思っています。
——音楽制作の技術的な面について話されたりしますか?
baker : あんまり積極的にそういう話をするわけではないんですけど、自分が今はこういう処理にハマっているとかマニアックな話をふとした瞬間にすることはあります。
——ロックのバンド・サウンドとダンス・ミュージックの作り方は離れているように思いますが、ダンス・ミュージックを作る上で苦労などありましたか?
baker : 今はどちらも打ち込みで先に作り始めることも多いですから、作業的にはそんなに変わらないですね。違いと言えばドラムから作るかどうかとか、メロディを一番たたせるかどうかなどです。ただ、なんとなく自分の中でモードが切り替わるという感じはあります。
——ダンス・ミュージックはドラムから作り始めるんですか?
baker : そうですね。キックから作ります。極端な話、キックさえ鳴ってればなんとかなるので。そこでいいキックができると行けるんじゃないかって、自分の中でテンションが上がって作業も早くなっていきます。
——アニメやゲームの楽曲も制作されていますが、今回のようにbakerとして作る曲とは別物という感じですか?
baker : 基本的には依頼された通りに作って、そこに若干自分の色も出せたらいいなというスタンスです。ただ、自分の中の普段やっている引き出しから出したほうが自然にいいものができると思うので、なるべく自分が楽しんでやれるように意識はしますね。
——そういった仕事の中で引き出しが増えることもありますか?
baker : もちろん。食わず嫌いだったり、やりたがらなかったようなこともやらなきゃいけない時もあるので。それはそれで楽しんで、自分の引き出しのひとつに加えていくっていうのはすごく勉強にもなるし、やっぱり、ただの食わず嫌いだったんだなと思うことも多いですね。声優さんの曲はあんまり聞いてこなかったんですけど、いざ自分が作るとなった時に、やっぱり、声でお仕事されている人の声ってすごく魅力的で、聞いておくべきだったなと思いました。
——今、はまっている音楽のジャンルはありますか?
baker : 制作に挑戦しようと思って勉強しているのは、トラップからの流れでトゥワーク(Twerk)です。分かりやすく言うと、トラップがBPM70あたりのところを100ぐらいにしたようなジャンルですね。でも、のり方やちょっとした部分の違いが難しいので、色んな曲を聞いて勉強してます。地元のDJさんとかにも色々とどんな感じで作ったらいいかって聞いたりしています。
——まさにクラブの悪い感じが詰まったジャンルを研究中なんですね。
baker : 今日はちょっと真面目なことを話しすぎましたね。
——今から悪いことを話しますか?
baker : いえ、悪い悪いとは言っても、悪いことはあんまりしちゃいけないよっていうメッセージもアルバムには込めてはいるので。結局、真面目なことを言ってしまいました(笑)。
MOtOLOiD作品はこちら
ヒゲドライVAN / Kiss me EP(24bit/48kHz)
チップチューンを得意とするミュージシャン「ヒゲドライバー」を中心に2013年に結成されたバンドプロジェクト。2013年、クラウドファンディング・サイト「CAMPFIRE」にてヒゲドライVANは、Kiss me EPに関する制作支援を募るプロジェクトを開始。開始後の反響・期待は大きく、瞬く間に目標金額である100万円を集め、最終的には目標金額を大きく上回る役150万円を集め、初のワンマン・ライヴはチケット・ソールドアウト。200名強のオーディエンスを集めた。
ヒゲドライVAN / Kiss me EP(Chiptune Remix)(24bit/48kHz)
上記アルバム『Kiss me EP』のチップチューン・リミックスがこちら。まさにヒゲドライバーの真骨頂! 特典音源としてしか入手出来なかったChiptuneのリミックス盤を、まさかのハイレゾにてOTOTOYのみで独占配信!
ヒゲドライバー / HIGE DANCE(24bit/48kHz)
「チップチューンとダンス・ミュージックの融合」をテーマにした、 ヒゲドライバー渾身のピコピコ系オリジナル・アルバム。EDMとチップチューンが合わさったオシャレでファニーな一枚。
>>ヒゲドライVAN特集はこちらから
PROFILE
MOtOLOiD

2011年2月より始まったイベントであり、たまり場。
2度目の開催からは現在渋谷PARCOにある2.5D(当時は池尻大橋)をホームとして活動。1年半の活動の中で、Ustream同時視聴者数ランキング第一位も獲得した。
出身のDJとしてはヒゲドライバー、DJ'TEKINA//SOMETHING、DJ Powerless等。ヒゲドライバーはニコファーレにおける初出演のDJとして、DJ'TEKINA//SOMETHINGはボカニコナイト第一回目において、実力で出演を勝ち取ったDJとしても活躍。
2012年12月には冬のコミックマーケットにてレーベルMOtOLOiD発足。2013年からはネットレーベルの始動も含め、新人の開発にも乗り出す。
母体は2008年より活動を開始し、2011年1月に活動を終了した、LOiDレーベル。(Wikipedia)
現在、第一線でも活躍中のクリエイターを数多く輩出した。
baker
静岡を拠点に活動しているトラックメイカー / DJ。 2000年頃より主にネット上にてKeisukeHattoriとして楽曲を発表し始める その後、baker名義で2007年より動画サイトにてボーカロイド楽曲等を発表。VOCALOIDシーン最重要アーティストのひとりと称され、2007年10月にニコニコ動画にて発表された楽曲「celluloid」は、当時としては初めての、キャラクターを一切映像上に表示させないPV作成手法で話題を呼び多くのリスペクトを集め、楽曲「カナリア」についてはVOCALOID開発者の剣持秀紀から「VOCALOIDの可能性を限界まで追求した楽曲」と推薦された。2009年にビクターエンタテインメントよりメジャー・デビュー。現在ではDJやギターでのライブ出演をこなしつつ、TVCM、TVアニメ、筐体音楽ゲーム、PS3用ゲーム「TOKYO JUNGLE」等の楽曲制作をこなす等、多方面へ活動の幅を広げている。