スペシャル・フォトギャラリー
めろん畑a go go × The Grateful a MogAAAzスペシャル座談会のスペシャル・フォトギャラリー。ここでしか見られない写真たちをぜひ、存分にご堪能ください!
INTERVIEW : めろん畑a go go × The Grateful a MogAAAz
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めろん畑a go goとThe Grateful a MogAAAzというふたつのアイドルグループを兼任し、活躍してきたあみのころみ。レーベルの元気印的な存在であった彼女の存在は多くの人を笑顔にしてきただけに、先日の卒業発表は衝撃が大きかった。今回のメンバーを含めて話を訊くと、彼女がたくさん愛されていたこと、そして、卒業するということへの想いが十二分に伝わってきた。めろん畑a go goとThe Grateful a MogAAAzで輝いていた、あみのころみはきっとこれからも幸せであり続けるのだと思う。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 宇佐美亮
「あ、この子、プロ意識、高いんだな」って
──今回は、あみのころみさんのご卒業記念ということで、 めろんとモガーズの座談会です。まずは、みなさんにあみのさんとの思い出を振り返ってもらおうと思っています。
玖月琴美(以下、玖月) : 僕のデビューの日が、あみころの生誕ライヴの日だったんですよ。ちょうど2年前の8月5日。だから、あみころと自分の存在が気持ち的に全然切り離せなくて。そんな私があみころをグループを送りだすんだなあって思って、ちょっと感慨深いですね。
あみのころみ(以下、あみの) : 確かにそうだね。最初はこんなに兼任をずっとやるって思ってなかったんですよ。当時は、モガーズの割合が多いのかなって思ってたけど、しっかり半々くらいだった(笑)。
名波みやび(以下、名波) : 活動とは関係ないんですけど、あみころちゃんの家に遊びにいったりもしましたし。モガーズの初期から一緒に長い間過ごさせてもらいました。卒業が決まってからは、最近特にちょっと寂しくなっちゃって。
あみの : めろんとの兼任が決まったときに、名波が「兼任頑張ってね」みたいな手紙をくれた気がする。
キャンディ山内(以下、キャンディ) : 私はある程度、あみころさんとちよちゃんの兼任が落ち着いて、それなりに形になってから入ったんですよ。モガーズに入る前から、この形はすごく良いなと思って見てました。
あみの : 何でもありだもんね。
キャンディ : でも、あみころさんは、見た感じの通りの人ですね。ずっと明るいんですよ。
あみの : そうそう。めちゃくちゃポジティブ人間。
中村ソゼ(以下、中村) : 自分で言うんだ(笑)。
キャンディ : 一緒に活動していて、「その言葉が欲しかった! 」みたいなことを良いタイミングで言ってくれるし。そういう言葉をもらって、助けられたみたいな気持ちになることもありましたし。
皆野うさこ(以下、皆野) : あみころちゃんはいつも「うさこー! 肩揉んでー!」とか言うんですよ。これから卒業しても、肩を揉んでほしいときは、すぐマッサージしに行くんで!
琉陀瓶ルン(以下、琉陀瓶) : うさこは後輩レベルがすごいんですけど、これはあみころが育てたんだと思う。
知世千世(以下、知世) : でも最近、断ることを覚えてたんだよね。前は、「はい!」とか言っていろいろやってたんだけど、最近は「やりません!」って言うようになって(笑)。
キャンディ : だから、実は断れないタイプの私に回ってくるようになってきて。
皆野 : すみませんでしたー!!!(笑)
一同 : (笑)
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──めろんのみなさんは、あみのさんとの思い出はありますか?
琉陀瓶 : あみころがめろんに入ったのって、中村の生誕だったよね。
あみの : そうそう。いまでも覚えてる。お酒飲んでるときに電話がきて「はい!」って返事したんだけど、次の日よくよくちゃんと考えたら、お披露目まで2週間くらいしかなくて(笑)。
中村 : もともと、モガーズのメンバーにライヴ毎にランダムに入ってもらう予定だったんです。でも、コロナ禍の関係でその後のライヴが流れてしまって、必然的にあみちよのペアが入る事に。みんなのなかでもしっくり来てたので、そのまま5人になった! みたいな流れで。
知世 : 当時のモガーズのメンバーは一応、みんなめろんの曲を練習したんだけど、練習しただけの子もいる。
一同 : (笑)
中村 : 私は、あみころみたいな人に出会ったことがなかったし、めろんに入るまで、まともに話したこともなかったから、最初はすごく怖くて。
崎村ゆふぃ(以下、崎村) : 「うわ!ギャルがきた!」って思ったもんね。加入した頃って、日サロに行きまくってて、ガンガンに日焼けして真っ黒だった。メンバー的にもレーベル的にも新種だったんだよね。
琉陀瓶 : あみころは、めろんのことをそんなに知らないでゴリポップに入ってきたんですよ。だから、めろんのことをそんなに好きじゃなかったからどうしようって思ってた。
あみの : そうそう。私は、知り合いに声をかけられて入ったので、オーディションとかじゃないんですよね。最初は、めろんの事も全然知らなくて。
琉陀瓶 : 全然何も知らないから、「めろんとは、こうあるべき」みたいな固定概念がないし。新しいものをいっぱい入れてくれた。あと、足りない部分を全部補ってくれる。そこがあみころは良かったなって思いますね。
知世 : 私もめろんに入る予定でGPRに来た訳ではなくて。別々のことを話を持ってたらモガーズ入りませんかって言われたんですよ。本当に全然方向性が違う入口から入ったからこそ、そんなふたりで色々やれて良かったなって思います。
崎村 : あみころは、ギャルだけどたぶん一番人格者なんですよ。イベントの10分前には、必ず来てるし。
中村 : 「覚えてないよー」とか言いながら、振り付けは完璧だし。
──すごいですね。それはもともとの性格がそうなんですか?
あみの : もともとそうですね。心配性なんですよ。せっかちだし、計画どうりに行きたくて。それは悩みでもあります。結構気にしちゃうので。
中村 : モガーズは、めろんの歴代の衣装をカスタムしているんですけど、あみころだけ、なんかアレンジの質が違っていて。「この子はタダモンじゃねえな」というオーラが出てた(笑)。
崎村 : ひとりだけ星つけたりとかしててね(笑)。
あみの : 耳にエビフライの食品サンプルのピアスとかつけてて(笑)。
崎村 : でも、何回か練習しているうちに「あ、この子、プロ意識、高いんだな」と思ったんですよ。1ヶ月も経たないうちに、喋る内容もしっかりしてるし、ちゃんと練習してくるし遅刻しないし。多分相当プロ意識高いなって。
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