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INTERVIEW : ONE LOVE ONE HEART
ONE LOVE ONE HEARTの最新楽曲「僕らのロードムービー」の世界観をモチーフにしたショートドラマを見ていて、本当にグッときてしまった。ラブワンは本当に青春時代の甘酸っぱさや、葛藤を思い出させてくれるグループだと思う。これからグループとしても、さまざまな経験をしてどんどん大きくなっていくだろう。知っておくならば、いまだ。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : MANAMI
男女の垣根を越えられるところは、男女混成のラブワンならではの強み
──今年2024年の1月にセカンド・アルバム「愛せ、至極散々な僕らの日を」をリリースして以降、ラブワンがSNSを中心にじわじわと盛り上がっている気がしています。皆さんの実感としてはいかがですか?
洸瑛:ある日を境に、“愛せ、至極散々な僕らの日を”(以下、“愛せ”)の楽曲のTikTokの再生数が跳ね上がったんです。「注目されるってこんな感じなんだな」っていう、はじめての感情でした。こういうふうに広まったのもLOVEART(ラブワンファンの総称)のみなさんのおかげだと思うので、すごく感謝してます。
矢嶋由菜(以下、矢嶋):楽曲が大きく広まったことによって、個人のアカウントのSNSも本当に桁が違うくらい増えたんです。楽曲やグループだけじゃなくて、個人を気にしてくれる人も増えたんだなっていうのを感じました。この前、フリーイベントをやったんですけど“愛せ”が始まった瞬間に、「あれ? この曲知ってる! 」みたいな感じで足を止めてくれる人が結構いたんです。嬉しかったですね。
久昌歩夢(以下、久昌):僕らもびっくりしているところです。まあ「自惚れんなよ」って感じですけど、階段を1段上がった感じがしました。今まではその1段をどう上ろうかってずっと頑張ってたので、その努力が報われた感じがしましたね。
佐々木杏莉(以下、佐々木):イベントに出演するたびに、楽曲をきっかけに、私たちを知ってくださった方が増えているのを感じていて。「歌声を生で聴きたい」って言って、イベントに来てくださる方もかなりいらっしゃるので、すごく原動力になっています。嬉しい一歩ですね。
イーチ:私がSNSで見ていたアーティストさんが、“愛せ”を踊ってくださったんです。本当にいろんな人に届いているんだなって実感がありますね。あと同級生の友達から、「この曲最近聴いてるんだけど、これはイーチが歌ってたの? 」みたいなこともありましたね。
──すごいですね! 最近のライヴの反応についてはどうですか?
洸瑛:ライヴに来てくれる人が増えました。でも僕らがもっと上に行くためには、もっといいものを見せなきゃと思っています。ここから上に行けるかここで止まっちゃうのかは、自分たちの努力次第だと思うんです。でも、力が入りすぎちゃうと上手くいかないこともあるので、ライヴは毎回丁寧にやっていきたいですね。あと最近、ライヴのとき、めっちゃ緊張するようになっちゃったんですよ。だから出番までにはメンバーに背中とか叩いてもらって、気合いを入れています。
久昌:楽曲が広まったことで自信がつきみんなのパフォーマンス力が上がった感覚がありますね。どんどんレベルアップしてるんじゃないかなと思います。
イーチ:フリーイベントでは、撮影許可の時間があるんですけど、お客さんがSNSでアップしてくれてるのを私はしっかりチェックするんです。いろんなメンバーの動きを見ながら、「この人のここ良いな」とか新しい発見をしていますね。
矢嶋:お客さんが撮った動画は、客観的にみれるから自分のことも研究できるのがいいですね。
佐々木:たくさんの方々に見てもらえる今だからこそ、“愛せ”だけに留まらず私たちが今いただいている本当に素敵な楽曲をもっと聴いてほしいなと思っています。どんどんパフォーマンスを磨いていって、いろんな曲を好きになっていただけるように頑張りたいです。