グループの一員として、お姉さんメンバーと同じ立場でやらなきゃ
──加入してこれまで活動してみて、感触はいかがですか?
風見 : 頑張っているつもりなんですけど、まだまだ追いつけていないし、足を引っ張っているんじゃないかって思うことが多いです。お姉さんメンバーとはなにかが違っていて、それがなんなのか、まだ自分のなかでわかっていなくて、ずっと探しています。それがいまの課題ですね。お姉さんメンバーに負けないというより、お姉さんメンバーとひとつのグループだから、新メンバーが小さい踊りをしてエビ中のイメージを崩しちゃダメだと思っています。本当に頑張ってお姉さんメンバーに手が届くようにしたいです。
──そこまで自分で分析して、課題が見つけられているんですね。
風見 : 結構深く考えちゃうタイプなんですよ。先生とかにも「考えるんじゃなくて感じて!」っていわれてしまうこともあって。一回頭のなかで考えようとしちゃうから、「感じる」ということができなくて。歌でも、考えて答えを出してから、それを思いながら歌おうとしていて、それも課題です。
──なるほど。
風見 : でも、まだ新メンバーという立場でしかいられないんだなっていう感覚もあります。「新メンバーなのによく頑張ったね」ってメッセージももらいますし。でも、もうすぐで加入して1年経つから、グループの一員として、お姉さんメンバーと同じ立場でやっていなきゃいけないなと思います。そのなかで3人が対立することもあるかもしれないけど、でも仲が悪くなっちゃったらダメだなとも思っていて。だからいまのうちから意見はいい合うようにしています。あまり隠し事がないようにしようとは思ってます。
──ライヴについてはいかがですか?
風見 : 最初の有観客ライヴで〈@JAM EXPO 2020-2021〉というフェスに出させてもらったんですけど、横浜アリーナという本当に大きい会場でやらせてもらったんです。でも大きい会場でやるのは当たり前のことじゃないじゃないですか。それはお姉さんメンバーがいままで積み上げてきてくれたものと、沢山のファミリーの方たちがいるからだと思うんですよ。本当にお姉さんメンバーへの感謝というか、これが当たり前じゃないんだってことを絶対に忘れないようにしなきゃなって思います。
──これまでで印象的だったライヴはありますか?
風見 : 〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2021〉は野外ステージで、はじめてイヤモニもクリックもなしでライヴをやったんです。みんなに流す音源もアレンジしてもらったりして。ああいうイヤモニなしでのライブはこれからあると思うので、すごく良い経験になりました。
──〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2021〉では、キョンシーメイクで出演されていたのもおもしろかったです。
風見 : メイクで自分の顔がどんどん白くなっていくのをタイムラプスで撮りたいくらいおもしろくて。最後にほっぺに赤いチークみたいなのをつけてくれたんですけど、それがめっちゃパンダみたいだねっていわれました。でもすごく楽しかったですね、落とすの大変でしたけど(笑)。
──他にもフェスの思い出はありますか?
風見 : 〈「ミューコミプラス」presents スタプラアイドルフェスティバル ~今宵、2人目のシンデレラが決まる~ 〉で、スタプラの他のアイドルさんとはじめて会う機会があって、色んなグループのいいところが見つかりました。みなさんたくさん話しかけてくれたので、仲良くなった子もいて。私たちは入って間もないし、エビ中のお姉さんメンバーとは違いがあると思うんですけど、いろいろ教えてくれたりありがたかったです。
──これからやってみたいことはありますか?
風見 : もっとライヴをしたいです。いままでにも色々出演したんですけど、中止になっちゃった〈ファミえん〉とか、今度の春ツアーとか、経験したことのないことがまだたくさんあると思うので、色んな経験してもっと成長したいです。個人では、お芝居の仕事をやってみたいです。私はドラマを見るのが大好きで、なかでも『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』が大好きなんです。すごくおもしろいシーンもあれば、考えさせられるシーンもあって。主演の石原さとみさんが好きなんです。石原さとみさんが着てくる洋服が可愛くて、本当におしゃれで、それを見て以来、ずっと憧れです。石原さとみさんは、ドラマによって役が違うのに全部ハマっているのがすごいと思います。
──実際自分が演技するなら、どんな役をやってみたいですか?
風見 : 主人公の幼少期役とかもやってみたいんですけど、色々な出来事があるけどこうなったよみたいな学園ドラマをやってみたいなと思っています。こういうのってしっかり発信してかないとそういう仕事って来なかったりするので、これからはドラマ好きの部分だったり色々な所に発信して、見つけてもらえるようにしていけたらいいなと思います。

編集補助 : 津田結衣
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LIVE SCHEDULE
〈私立恵比寿中学10th Anniversary Tour 2022~drawer~〉
【公演日程】
4月16日(土) J:COMホール八王子
4月17日(日) TOKYO DOME CITY HALL
5月21日(土) ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール
6月10日(金) 川口総合文化センター・リリア メインホール
6月11日(土) 栃木県総合文化センター メインホール
6月18日(土) 市川市文化会館 大ホール
7月3日(日) カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
7月9日(土) LINE CUBE SHIBUYA
【詳しいライヴ情報はこちら】
https://www.shiritsuebichu.jp/official/pc/news/
私立恵比寿中学ディスコグラフィー
新→古
PROFILE : 私立恵比寿中学

2009年8月結成。2021年5月、新メンバー3名が加わった、「永遠に中学生」9人組グループ。 通称「エビ中」、初期活動イメージは「king of 学芸会」アリーナクラスのコンサートから夏の単独野外フェス・バラエティ・映画・舞台・モデルなど縦横無尽に活躍中。
2012年5月5日「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビュー以降、すべてのシングルがオリコントップ10入り。 翌年12月、初のアリーナ単独公演をさいたまスーパーアリーナで開催。日本人アーティスト史上デビュー最速記録(当時)を打ち立てる。 2017年には4th full Album『エビクラシー』を発売、自身初となるオリコンウィークリーチャート1位を獲得している。
結成10周年の2019年は『MUSiC』『playlist』という怒涛の2枚のオリジナルアルバムをリリース。オリコン、Billboard両チャートで見事に1位を獲得。
2021年5月には7年ぶりとなる新メンバーがオーディションにより加入。9月25、26日に行われる「ちゅうおん2021」で9人体制初のステージを飾った。
メジャーデビュー10周年となる2022年は、3月23日に7thフルアルバム『私立恵比寿中学』をリリースする。
【公式HP】
https://www.shiritsuebichu.jp/
【公式ツイッター】
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