2020/08/25 18:00

高橋健太郎のOTO-TOY-LAB──ハイレゾ/PCオーディオ研究室【第18回】mora qualitasで楽しむ、高音質ストリーミング〜ワイヤレス環境

画面はmora qualitasのMac版アプリ

機材協力:ASUS JAPAN、Bluesound、iFi

多様化するストリーミング・サーヴィス

 聴きたい音楽をどのメディアで聴くか? 現代はその選択肢が多様化した。僕個人の音楽生活もまさしくそうで、OTOTOYでハイレゾの音楽配信を押し進めてきた人間だから、ファイルでしか音楽を聴かないかといえば、そんなことはない。アナログ・レコードで聴くことも、CDで聴くこともまだまだ多い。カセットでも聴くし、ラジオでも聴く。そして、昨今はストリーミング・サーヴィスでも聴く。方法が増え過ぎた気はするが、それぞれに良さがあるので、どれかを捨てるということは今のところ、考えられない。

 近年、大きく発達したストリーミング・サーヴィスについていえば、これまでに幾つもの海外のサーヴィスを使用してきた。Apple Music、Spotify(Premium)、Deezer、Tidal。最後のTidalは2016年にロスレスのストリーミング・サーヴィスとして始動し、2017年からはハイレゾのストリーミングに踏み出した先駆者だ。知り合いのオーディオ評論家には、2年くらい前からTidalとRoonというプレイヤー・アプリを組み合わせて使っている人が増えた。ただ、Tidalが日本では正式にサーヴィス開始していないし、Roonは年間の使用料が119ドルと高額なので、誰にでも薦められる環境とは言い難い。日本でも気軽に使えるハイレゾのストリーミング・サーヴィスの登場が待たれる状況だったが、2019年にAmazon Music HDが日本でもスタート。さらに、ソニーがmora qualitasというまったく新しいサーヴィスを始めた。そこで、僕も今年の春からmora qualitasを使うようになった。

高音質対応のストリーミング・サーヴィスの登場

 ストリーミング・サーヴィスにどれだけのオーディオ的なクォリティーを求めるかは人それぞれではあるだろう。実をいうと、僕も以前はさしてストリーミングの音質のことは重視していなかった。僕がストリーミング・サーヴィスに求めることの一番目は探している音源がすぐに聴けること。二番目がまだ知らない新しい音源をたくさん聴けることで、どちらかというと試聴機的なものと考えてきた。本当に気に入った音源ならば、その後に何らかのメディアで買って聴く。この姿勢は今でも基本的には変わりない。が、試聴とはいえ、圧縮音源で音楽を聴くことにはストレスがある。

 代表的なストリーミング・サーヴィスであるApple Musicの品質は256kbpsだとされている。対して、SpotifyはPremium契約をすれば320kbps、だが無料で使用する場合は半分の160kbpsになってしまう。それなりのDACを使いながら、160kbps品質の音を聴くというのはかなり残念な状況であり、さすがに僕は耐えられないので、SpotifyはPremium契約をして使っている。

 Apple MusicとSpotifyの聴ける曲数を比べてみると、2020年時点ではApple Musicが6000万曲、Spotifyは5000万曲とされているようだ。だが、実際使ってみると、Apple MusicにあってSpotifyにない、SpotifyにあってApple Musicにない曲も意外に多い。僕が複数のサーヴィスを使わなければならないのも、ひとつだけでは聴けない曲がしばしば出てくるということが理由になっている。

 mora qualitasでは聴ける音源はすべてロスレスおよびハイレゾなので、圧縮音源を聴くストレスはまったくない。この開放感は体験してもらわないと分らないかもしれない。自分はそこまでの音質をストリーミングに求めていないと考えている人も、30日間までは無料なので、是非、体験してみて欲しい。圧縮音源を聴くことで、無意識下にストレスを抱えていたと気づくかもしれない。

 mora qualitasで聴ける曲数は現時点では数百万曲(編集部注 : 7月現在で約700万曲)と言われる。Apple MusicやSpotifyと比べると1/10ほど。ただし、聴きたい曲にいかに素早くアクセスできるか、自分の好みの知らない曲をどれだけ見つけられるか、といった使い心地は単純にそのサーヴィスが持っている曲数だけでは比べられない。mora qualitasは日本のサーヴィスなので、日本の楽曲に関してはアドヴァンテージもありそう。洋楽に関しても、実際に使ってみて、欧米のサーヴィスとは違う感触を得た部分がある。

 というのも、僕は普段からブラジル音楽を多く聴く。ところが、欧米のストリーミング・サーヴィスでのブラジル音楽の扱いはかなり貧しいのだ。ブラジル音楽はジャンル的にはラテンに入るが、ラテンのジャンルの新譜をブラウズしても、出てくるのはスペイン語のラテン・ポップやサルサ、レゲトンなどで、ポルトガル語のブラジル音楽はよほどの大物アーティストでないと新作が出たことが分らない。

 ところが、mora qualitasの場合は入会時に選ぶ自分の好きなアーティストのリストの中に、アントニオ・カルロス・ジョビンなどブラジルのアーティストが幾つか出てくる。そこでブラジルのアーティストばかりを最初に選んでみると、ログイン後に「mora qualitas mix あなたが好きな…」というプレイリストが出来ていた。見てみると、ブラジルのアーティストばかりが並んでいる。これは好感触だった。ボサノヴァやMPBの人気の高い日本の音楽ファン向けのチューニングを感じた。

 プレイリストの中にカエターノ・ヴェローゾの曲があったので、そこからカエターノのアーティスト・ページに飛んでみる。カエターノに関しては、主要アルバムは揃っているのを確認。さらに驚いたのは、このアーティスト・ページには1500字くらいの日本語のカエターノのバイオグラフィーが掲載されている。これは嬉しい。ここまでのテキストを提供しているストリーミング・サーヴィスは少ないはずだ。

アーティスト・ページ、スクロールしていくと作品以外にも関連アーティストやバイオグラフィーが掲載されている

 前述のRoonというソフトウェアをTidalと組み合わせて使う人が多い理由のひとつは、Roonは独自のデータ・ベースを持つプレイヤー・アプリで、アーティストのバイオグラフィーやアルバム毎のデータを提供してくれるからだと思われる。音源を聴くだけなら、Tidalのアプリで聴けば良い訳だが、Roonを使うと、聴いているアーティストやアルバムについての読み物も提供されるのだ。 mora qualitasのアーティスト・ページはそれと似た質を備えていると言ってもいいかもしれない。

 ただし、カエターノ・ヴェローゾの関連アーティストとして表示された15人のアーティストのページを次々にブラウズしてみると、バイオグラフィーは必ずしも日本語ではなく、マリア・ベターニャの場合は英語、マイーザ・モンチの場合はポルトガル語だった。どういうデータベースが背景にあるのかは分らないが、日本語への翻訳が進むのなら、嬉しいところだ。

音質に影響を与える「排他モード」の存在

 mora qualitasでは24bit/96kHzまでのFLACがストリーミング再生される。では、24bit/96kHzを探そうと、トップページの「New Arrival 洋楽」のプレイリストを見ていくと、ジェイコブ・コリアーの「All I Need」が入っていた。この曲はOTOTOYで24bit/96kHzのファイルを購入済みだったが、mora qualitasでの再生も24bit/96kHz。気になるのは、データ量の大きいストリーミング再生にありがちな音切れだが、我が家ではそれはまったくなく、スムースに再生された。

ディスクトップのプレイリスト画面

 再生環境はというと、PCはMacBookAir、DACはMytekの「Brooklyn+」だ。mora qualitasのソフトウェアはMAC OSの場合、High Sierra以上に対応。このMacBookAirはちょうどHigh Sierraだった。

 ハイレゾのストリーミングもサーヴィスによって、音質が異なることは報告されている。ただし、これはユーザー側の環境や設定にも左右される。設定のひとつのポイントは、再生アプリの「排他モード」のオンオフで、Tidalはこの「排他モード」を以前から備えていたが、Amazon Music HDはこの4月まで備えていなかった。このため、「排他モード」による音質改善にこだわるオーディオ・ファイルからは、Amazon Music HDよりもTidalの方が音質的に有利だという声が聴かれていた。ただし、「排他モード」はオンにすると、他のソフトでは同じ再生環境が使えなくなる。ゆえに、切り替え時に煩雑な操作が必要になるし、そこでDACの奪い合い的なトラブルが起こることもある。

 mora qualitasはというと、やはりアプリは「排他モード」を備えている。が、面白いことにTidalでは「排他モード」のオン・オフでかなり音質が変わり、オンした方が輪郭がハッキリして、少しレベルが上がったようにも思われるのに対して、mora qualitasのアプリの「排他モード」はオン・オフだけでは、それほど音質に影響はないようだ。「排他モード」オフの状態でも、Tidalの「排他モード」オンの状態と遜色ないサウンドに思われる。これは我が家の環境だけのことかもしれないが、僕のようにPC内のファイルも再生するし、複数のストリーミング・サーヴィスも使い分ける、という聴取スタイルの人間には有り難いことだ。

接続したUSB-DACに音源のデータを忠実に転送するモード。OSのオーディオ・エンジンをバイパスすることで、他のアプリの影響を受けず、高音質の再生が可能に

 「New Arrival 洋楽」のプレイリストは明らかに日本のマーケットに向けた洋楽新譜のリストになっているようだ。端的にいうと、ヒップホップの比率が高くない。その一方で、イギリスやフランスのアーティストも入っている。ジェイコブ・コリアーに加え、リアン・ラ・ハヴァス、ジョルジャ・スミスの新作が入っているあたりは、僕としては有り難いラインナップだ。

 ジョルジャ・スミスと親交の深いポピー・アジューダの最新シングルも検索すると見つかった。ブルーノートと契約した第一弾で、ハービー・ハンコックの「Watermelon Man」をスペーシーな歌ものに作り替えている。こういうシングルをハイレゾ・ストリーミングで次々に聴けるというのは快適だ。ただ、ポピー・アジューダのアーティスト・ページに行っても、メジャー契約以前のインディー音源は1曲もないことが分った。このあたりはまだ数百万曲というスケールのサーヴィスである限界だろう。TuneCoreほかのインディー系ディストリビューターとも契約して、音源の質量が何倍にも増えることが望まれる。

ロスレス、ハイレゾ・ストリーミングをBGMに

 ところで、ストリーミングでも圧縮音源ではなくロスレスやハイレゾを聴けるという経験が日常的になると、僕がストリーミング・サーヴィスに求めるものにも変化が起きた。何か音源を探すために使うという職業的な必要性から使っていた側面が大きかったのが、好きな音楽をBGM的に流すという用途にも使いたくなってきた。

 僕の場合、BGM的に音楽を流すということは、あまり多くはない。何か工作や修理などの作業をする時には1、2時間、BGMを流したりするが、その場合のデヴァイスはポータブル・プレイヤーを使うことが多かった。愛用しているAster & Kernの「AK380」からのライン出力をリヴィング・ルームのオーディオ・セットに接続し、AK380内に作ってあるお気に入りのR&B、レゲエのプレイリストを流したりする訳だ。音質はもちろんロスレスもしくはハイレゾ。この環境があるのに、圧縮音源のストリーミング・サーヴィスでBGMを流すということは考えられなかった。

 だが、mora qualitasのようなハイレゾ対応のストリーミング・サーヴィスならば、BGMにも使いたくなる。そこでまずはmora qualitasのアプリをインストールしたiPhone SE2と愛用しているポータブルDAC、iFiの「xDSD」を使って、AK380に代わるBGMプレイヤーにしてみた。iPhone SE2とiFi 「xDSD」はアップル純正のLightning - USBカメラアダプタ で接続。これで先の「New Arrival 洋楽」のプレイリストを流してみる。何の問題もない。音質的にも極めて快適だ。

iFi xDSD

 屋内なのでiPhoneはWi-Fi接続だが、このセットはWi-Fiのない屋外で、ヘッドフォンでも使えそう。そこで、Wi-Fi接続を切って、モバイル環境でもどこまで動作するかも試してみた。mora qualitas アプリの設定で、ストリーミングの音質をモバイル環境でも「ハイレゾ+CD音質」にしてみる。これで4G接続のモバイル環境でもハイレゾ再生にトライできる。プレイリスト中でも24bit/44.1kHzの曲は再生に問題なさそうだ。24bit/96kHzのジェイコブ・コリアーの「All I Need」になると再生せず、止まってしまった?かと思ったが、何十秒か待つと再生が始まった。音切れはない。おお、モバイル環境でも24bit/96kHzの再生は不可能ではないようだ。ただ。そのまま何曲か続けて再生していたら、「ネットワークが低速です」という警告が出た。スマホのデータの使用量の上限もあることだし、ここはあまり欲張らない方が良いかもしれない。

iFi xDSDとiPhone SE2

 iPhone SE2とiFi「xDSD」のセットでは、まずまず快適なBGM環境が構築できた。R&Bをずっと流しておきたいと思ったら、mora qualitas内に幾つかの選択肢がすでにある。「Trending R&B」というプレイリストではR&Bのニューリリースがまとまっている。また、ラジオステーションもR&Bジャンルだけで8つある。70年代のソウル・ミュージックを中心とした「Classic Soul」ステーションなどは僕の嗜好にピタリ。いつままでも聴いていられそうだ。もちろん、これらのラジオステーションもすべてロスレスもしくはハイレゾで、過去のネットラジオの低い音質とは別次元だ。

mora qualitasアプリ(iOS)

 ただ、このセットアップには難点もある。iPhoneを有線接続してしまうので、スマホとして使いにくくなる。スマホはスマホで、手元に置いておきたい。そこでリヴィングのBGMシステム用に、一から別のオーディオ・セットを組んでみることにした。

Bluesound「POWERNODE 2i」とスマートフォンによるハイレゾ・ワイヤレス環境

 スピーカーにはBBCモニターから発した名機、ロジャース「LS3/5A」を使う。コレクションのために置いてあったローズウッド仕様のペアだ。アンプやDACはどうしよう?と考えていたら、オーディオ評論家の山本浩司さんから面白い機材を教えてもらった。Bluesoundの「POWERNODE 2i」という製品だ。

Bluesound「POWERNODE 2i」、上面のタッチパネルで操作を行う

 「POWERNODE 2i」は基本的にはDACプリとパワーアンプを一体化したシステムということになる。面白いことにボディにはツマミの類が一切ない。上面にヴォリューム代わりのタッチパネルがあるだけで、見た目には弁当箱のよう。だが、ストリーミング・サーヴィスへの対応を考え抜いた、新しいタイプのオーディオ・デヴァイスだという。

 この「POWERNODE 2i」を借りてきて、ロジャース「LS3/5A」でシステムを組んでみる。といっても、「POWERNODE 2i」と「LS3/5A」をスピーカー・ケーブルで繋ぐだけ。コントローラーとなるiPhoneは手元に。だが、ここでひとつ問題に気がついた。「POWERNODE 2i」はそれ自体がWi-Fi接続で、ストリーミング・サーヴィスから信号を受け取ることができる。その場合にはBluOSアプリを入れたiPhoneは純粋なコントローラーとなり、iPhoneを経由して信号が送られる訳ではない。

ロジャース「LS3/5A」スピーカーと「POWERNODE 2i」の構成

 ただし、すべてのストリーミング・サーヴィスでこの形が使える訳ではなかった。代表的なサーヴィスのひとつであるApple Musicでは使えない。これはアップルはサードパーティーにAPIを提供しないからだ。Spotifyの場合はPremium契約のみ使える。Deezer、Amazon Music HD、Tidalなどでは使えるし、使えるストリーミング・サーヴィスの場合は、BluOS上でストリーミング・サーヴィスの楽曲再生とPOWERNODE 2iの操作が一元管理できる。RoonとTidalの間の関係をより多くのストリーミング・サーヴィスとの間に築くことができるのがBluOSと言ってもいいかもしれない(編集部注 : Spotify Premiumの場合は操作はSpotifyアプリからとなる)。

 だが、mora qualitasの場合はまだBluOSとの連携はできていなかった。となると、この場合はiPhoneと「POWERNODE 2i」をBluetooth接続して、iPhone経由でmora qualitasの信号を送るしかない。ところが、iPhoneのBluetooth接続では送れるオーディオのコーデックはAACに限られる。AACの上限は320kbpsなので、それではmora qualitasのアドヴァンテージはなくなり、Apple MusicやSpotify Premiumと変わらない品質になってしまう。

 これは困ったとOTOTOYの河村編集長に相談したところ、Bluetoothでのオーディオ送信に優れたAndroid製品を紹介してくれた。ASUS JAPANが発売しているZenFone 6というモデルだ。これはBluetoothのLDACおよびaptX HDコーデックに対応している。「POWERNODE 2i」もaptX HDコーデックに対応しているの、この組み合わせならば、aptX HDの上限である24bit/48kHzまでのハイレゾ再生が可能だ。

ASUS「ZenFone 6 (ZS630KL)」、LDACやaptX HDなど、現在主流となっているハイレゾ大の音源の転送ができるBluetoothコーデックに対応したAndroid端末

 そこでZenFone 6をお借りして「POWERNODE 2i」とBluetooth接続してみると、これもアッという間に快適な環境になった。「POWERNODE 2i」は45w×2のD級アンプを搭載しているが、その数字から想像する以上に駆動力がある。「LS3/5A」はアンプを選ぶことで定評があり、非力なアンプだと低域がもたつきがちなのだが、きっちりと制動したサウンドを奏でるのに驚かされた。恐ろしくシンプルだが、魅力的なオーディオ・セットがリヴィングに加わったので、mora qualitas内で自分で選曲した2020年の夏用のプレイリストも作ってみた。「ZenFone 6」上のmora qualitasアプリで、好きな曲を検索してはプレイリストに放り込んでいく。これは楽しい。

 「POWERNODE 2i」は入力が豊富で、USB入力を使えば、PCを介さずとも、ハードディスクやフラッシュメモリーからオーディオ・ファイルを直接、読み出すネットワーク・プレイヤーとして機能するし、アナログ入力もあるので、その気になればCDプレイヤーやターンテーブルを繋ぐこともできる。この一台で様々なメディアを扱うオーディオ・システムが構築できるのだ。ただし、操作はBluOSアプリをインストールしたコントローラー(スマフォ、タブレットなど)に頼るため、ヴォリュームの設定などには若干の注意が必要だ。コントローラー上でのヴォリューム操作は少し遅れて本体に作用するため、ヴォリュームを上げたい、あれ上がらない?などして上げ過ぎると、突然の大音響に驚くことになる。

「POWERNODE 2i」背面、オプティカルやUSBなどデジタル出入力も多彩、サブウーファー用のアウトも

 今回は「ZenFone 6」とBluetooth接続してのストリーミング再生だったが、将来的にmora qualitasとも連携してくれれば、スマホは単なるコントローラーになり、「POWERNODE 2i」が直接、mora qualitasとWi-Fi接続できることになる。すると、24bit/96kHzのハイレゾ・ファイルもダイレクトにストリーミング再生される環境になる。mora qualitasに限らず、ハイレゾのストリーミング・サーヴィスはまだまだ多くの課題を抱えているとは思うが、ハード・メイカーとの連携でさらに楽しみ多いものになっていく可能性は高いだろう。ともかくは、一度、体験してみるのが良いと思う。多くの人が使うことで、サーヴィスというのはブラッシュアップされていくものでもある。

mora qualitasとは……


2019年10月24日に先行無料体験スタート、11月25日にサービスが本格スタートした定額制の音楽ストリーミング・サービス。スタート時の音源数は約500万曲で、音質はCDと同等のロスレス(16bit/44.1kHz)以上で、24bit/96kHzまでのハイレゾ音源も楽しめる(コーディングはFLACを採用)。月額1980円。デスクトップのアプリ(Windows/Mac)、もしくは2月に登場したiOS / Androidのアプリで再生ができる。デスクトップ・アプリでは音質に特化した「排他モード」を選択することで接続したUSB-DACへ忠実に音源データを転送できるほか、iOS+Lightning接続のUSB-DACの組み合わせでビット・パーフェクトの再生も可能となっている(Android版は非対応)。30日間の無料体験が可能。

mora qualitas公式サイト
https://mora-qualitas.com

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ハッとするほど簡単に高音質──さらば圧縮音源、mora qualitasでハイレゾ・ロスレス体験
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今回視聴環境に使用した主な機材

■さまざまなサーヴィスにも対応したストリーミング・アンプ
Bluesound「POWERNODE 2i」
スペックなどは下記メーカー公式ページへ
https://pdn.co.jp/bluesound/bs_powernode2i.html

■LDAC、aptX HDなど高音質Bluetoothコーデックに対応のAndroid端末
ASUS「ZenFone 6 (ZS630KL)」
スペックなどは下記メーカー公式ページへ
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-6-ZS630KL/

■USB / Bluetooth、どちらの接続にも対応した高機能ポータブル・アンプ / DAC
iFi xDSD
スペックなどは下記メーカー公式ページへ
http://ifi-audio.jp/xdsd.html

高橋健太郎のOTO-TOY-LAB アーカイヴス

第1回 iFi-Audio「nano iDSD」
第2回 AMI「MUSIK DS5」
第3回 Astell&Kern「AK240」(前編)
第4回 Astell&Kern「AK240」(後編)
第5回 KORG「AudioGate3」+「DS-DAC-100」
第6回 M2TECH「YOUNG DSD」
第7回 YAMAHA「A-S801」
第8回 OPPO Digital「HA-1」
第9回 Lynx Studio Technology「HILO」
第10回 exaSound「e-22」
第11回 M2TECH「JOPLIN MKII」
第12回 ASTELL & KERN「AK380」
第13回 OPPO Digital Sonica DAC
第14回 Lotoo PAW Pico
第15回 iFi audio xDSD
第16回 MYTEK Digital「Brooklyn DAC+」
第17回 FOCAL「Listen Professional」
番外編 Lynx「HILO」で聴く、ECMレコードの世界

この記事の筆者
高橋 健太郎 (Reviewed by Kentaro Takahashi)

本名:高橋健太郎 プロデューサー、ジャーナリスト、選曲家など。高橋健太郎 文筆家/音楽制作者 評論集「ポップミュージックのゆくえ〜音楽の未来に蘇るもの」がアルテスパブリッシングから発売中。http://tinyurl.com/2g72u5e twitterアカウントは@kentarotakahash

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この記事の編集者
河村 祐介

1981年生まれ。ビヨンセとは1日違いで時差的に多分ほぼ一緒。渋谷区幡ヶ谷出身。2004年~2009年『remix』編集部で丁稚から編集者へ、LIQUIDROOM勤務やのらりくらりとふらふらとフリーを経て、2013年よりOTOTOY編集部所属、現在編集長。テクノあたりとダブステップあたり、ルーツ・レゲエ〜ダブあたり(そのあたりでライナーノーツなど多数)、その他では酒あたりと本あたり。

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クラムボン、ミトが語るバンドの現在地──新作『添春編』、そして“ピリオド”の次へ

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